KITSCH de F1

F1徒然日記。

同門対決

6f2f3386.jpg来シーズンは久々にチームメイト同士の戦いが熱くなりそうな気配。
マクラーレンはライコネンvsモントーヤというキャラクターも走りも正反対のコンビ。個人的な印象でいうとキレ、安定性ともライコネンに軍配があがりそうですが、勢いに乗ればモントーヤがそのまま寄り切ることもあるかも。
ウィリアムズは今のところウェバーのチームメイトが確定していませんが、有力候補のハイドフェルド、ピッツォニアどちらになっても面白そう。純粋な走りとしてはハイドフェルドとの対決の方が見応えありそうですが、ピッツォニアとの仲悪コンビも一見の価値アリ。
トヨタのトゥルーリvsラルフも楽しみですね。ラルフって今までどのチームメイトとも上手くいっていないので、多分トゥルーリともシーズン途中で衝突するでしょう。
そして、ルノーのフィジケラvsアロンソ。実はここがいちばん熱い戦いを繰り広げるんじゃないでしょうか。フィジケラのファンとしては是非ともアロンソに打ち勝ってほしいところですが、相手は速さだけでなく巧さも兼ね備えているのでかなり手強い。
こんなワクワクする組み合わせがある中でドッチラケなのがフェラーリ。もういい加減、バリチェロに戦う権利をあげてもいいんじゃないの。せめて年に1,2度でいいから真剣勝負が見たいものです。

マシンの出来やいかに

43420531.jpgF1史上類を見ない近年のフェラーリ黄金期を支えてきたマシンデザイナー ローリー・バーンが、2005年のマシンは自分の作品ではないという爆弾発言した模様。2005年型のマシンはアルド・コスタという人がメインで手掛けるのだそうです。
ローリー・バーンは2007年までフェラーリとの契約があるにも関わらず早々に第一線から身を引くということは、もう心身共に疲労困憊しているのではないでしょうか。そんな状態でズルズルと仕事をするよりも、彼のようにスパッと若い人にバトンタッチする方がスマートですよね。
ニューウェイなんて明らかにモチベーション下がっているのに契約でガッチリ脇を固められ、薄い髪の毛がさらに寂しくなる可哀想な状態になっています。
ここ数年、テクニカル・ディレクターは若い世代へ移行する動きがみられますが、次にやって来る各チーム・オーナーの引き継ぎの問題って、どうなるんですかねぇ?
サー・フランクやロン・デンスなどF1の顔が消えるのは何とも寂しいですが、またそれに代わる強烈なキャラが登場することを期待します。

一人消えた…

38cd75a0.jpgこの日記でも書いた、ウィリアムズのシートをかけた争奪戦に加わる筈だったアニソニー・デビッドソンが急遽テストをキャンセルすることに。BARとウィリアムズとの間で、2006年のデビッドソンとの契約問題について合意に達しなかったというのが理由らしい。これじゃ、愛川欣也に「ハイ、消えた!」と机を叩かれることすら許されなかったかたちじゃないの。
シートを得るためには、走りだけじゃなくて政治的な問題もクリアしなければならないというのは分かるのですが、ちょっとかわいそうですね。彼、真面目そうな顔してるんでグレなきゃいいんですが…。そういえばハイドフェルドもウィリアムズの助っ人としてテストを受けるチャンスがあった時、ジョーダンに邪魔されてました。いやはや、何ともコワイ世界です。
これでウィリアムズのドライバー候補はハイドフェルドとピッツォニアに絞られました。とかいって、「なるほど・ザ・ワールド」のジャンピング・クイズのように、まったくノーマークだったマグヌッセンが三段とびでシートにおさまるなんてことはないでしょうね?!

気合い見せんかい!

853eb66a.jpg2004年シーズンを終え、引退に追い込まれているトップチーム在籍のドライバーがいます。その人の名はデビッド・クルサード。1995年、レギュラードライバーとしてデビューした時は熊倉氏曰く「プロストの再来」とまで謳われたのに、遂にその才能を開花させることはできなかったようです。
クルサードは毎年期待されながら、いつも「う〜ん、何だかなぁ」という成績で終わり、それでいてトップチームをクビにならない不思議な存在でした。
常にハッキネンの陰にかくれ、彼が引退してやっと主役になれるとか思ったら新鋭ライコネンにあっさり負けてしまう。彼の戦いぶりを見ると、ここぞという時に必ず力を出せないんですよね。人のことは言えませんが、いますようね、こういう人。
来シーズンはジャガーのドライバーとして内定していたようですが、チーム消滅でそれもご破算。何やら本人は「マクラーレンのテストドライバーになって再起を目指す」てなことを言っているようですが、そんな悠長な姿勢ではなく、もっとガツついてシートをもぎ取ってほしいものです。

結局、ネコのままでした

bf2c47e7.jpg2000年からF1に参戦していたジャガーが2004年シーズン終了とともに撤退。先日、オーストリアの飲料メーカー「レッドブル」にドナドナ(買収)されました。日本ではプロ野球がえらい騒ぎになってますが、F1も負けじとかなりヤバい状態になっています。
ジャガーが参戦した時は、そのネームバリューとなかなか美意識のあるマシン、そしてアーバインというヤンチャなドライバーが乗るということで期待していたのですが結果は散々。
敗因は、いいクルマを一度もつくることが出来なかったという一言に尽きます。チームのトップはドライバーよりコロコロ代わるし、もうメチャメチャ。こんな状態でいい成績が残せる訳がありません。
結局、跳ね馬に噛みつくジャガーどころか、甘えたの子ネコで終わってしまいました。

GOOD BYE フライングフィン

68e031ad.jpg来シーズンに向けてのプールリーグで目玉になっていたハッキネン復活の噂。
「メルセデスとロン・デニスが他チームからの復帰にOKを出した」「バトンの後釜としてBARのシートに座る」「いやいやウィリアムズとの交渉が最終段階に入った」など様々な情報が飛び交った結果、来期はDTMシリーズに参戦と正式発表。これによりハッキネンのF1復帰の望みは完全に絶たれることになりました。
シーズン後半1年ぶりにカムバックしたヴィルヌーブの苦戦ぶりを見ても、この選択は賢明なものだと思いますが、ファンとしては寂しい限り。そもそもやめ方が「とりあえず1年休業」からそのまま引退という中途半端なかたちで、年齢的にもまだまだ頑張れる歳だったので、ついつい色々な期待をしてしまいがちでしたが、それもこれでおしまいという訳です。(今のところシーズンを通してシューマッハとガップリ四つで戦ったドライバーって、彼だけだと思っています)
しかし、同世代のライバルたちが次々に引退する中、まったくドライビング&モチベーションの衰えを感じさせないシューマッハというのは一体何者なんでしょうか?
ストーンズのチャーリー・ワッツがゼンマイ仕掛けという話がありますが、案外シューマッハもコンピュータ制御で動いているのかも知れません。

バンザ〜イ!

ad6ec039.jpg現役ドライバーの中で一番のご贔屓、フィジケラがついにルノーでシート合わせ。嗚呼、この時をどれだけ待ったことか…。類い希なる才能を持ちながら落ち目のチームを渡り歩いた悲運の天才。それがいよいよトップチーム(?)ルノーに。わたしゃホント、涙が出ます。
でも、ウカウカしてられません。チームメイトは今伸びざかりのアロンソで、かなり手強い!そして何よりもブリアトーレが曲者。ベネトン時代は彼に粗末な扱いをされたし、今も明らかにアロンソ中心の発言が目立つ。このオッサン、スゴ腕かも知れないけどゼッタイ性格悪いでっせぇ。
さらに悪い予感は続きまして、ガスコインのトヨタ移籍の影響か、スタッフの流出が止まりましぇん!これってやっぱり、フィジケラが行くチームは下降線を辿るという法則のあらわれでしょうか。
派手に喜んだものの、いざシーズンはじまったら「バンザ〜イなしよ」なんてことにならないよう、ホント頼みます。

三つ巴の戦い

c5f995f7.jpg今年のプールリーグは近年にない激しいものでしたが、まだまだ熱い戦いは終わっていません。バトンの移籍騒動でポッカリ空いたウィリアムズのシートを巡って、ハイドフェルド、デビッドソン、ピッツォニアの3人によるタランティーノばりの三つ巴の戦いがはじまります。
しかしこの3人、見事なほど地味。それぞれそれなりに評価され、それなりの仕事をしているのですが、「これで、どうじゃ!!」という結果を残せていないのも事実。ハイドフェルドなんてライコネンやマッサのチームメイトとして彼らを上回る成績を出していながら、今やジョーダンでドライヴする哀れな境遇。
11月下旬から12月上旬にかけて3人別々にテストをするそうですが、結果はいかに?!
個人的には今までのF1でのキャリア、ウェバーとの対決という楽しみにおいてもハイドフェルドに頑張ってほしいと思っています。

ゆる〜く、スタート

182ce59f.jpgどうも、はじめましてOKUMRAという者でございます。
今までフリーペーパー『KITSCH-PAPER』のWEB版でちょこちょこF1ネタを書いていたのですが、この度「立ち上げブーム」に便乗し、F1専用サイトをスタートすることにしました。
あっ、断っておきますが吾輩、F1の大ファンではありますがこれといった知識もなく、やんわり楽しんでいる小市民ですので、どこぞやらのサイトでよく見かける何かに取り憑かれたようなコワイいコメントはご遠慮しておりますので、ヨロシクお願いします。
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