071022
86年のピケ、マンセル、プロスト以来となる、三つ巴決戦。
歴史は繰り返すといいますが、まさかこんなドラマが繰り広げられるとは誰が想像したでしょう。ハミルトンが予選でフロントローを獲った時点で、タイトルは彼のものと思っていただけにブッたまげました。
スタートでライコネンとアロンソにさされても、それもご愛敬と思った刹那、ハミルトンが強引にアロンソを抜きにかかりコースアウト!
何でそんなことするの?!ポジションキープでタイトル獲得やのに。
‘攻めの気持ちが大切’という解釈でその後の成り行きを見守っていると、攻めているのではなく焦っていることがヒシヒシと伝わってくる。ハイドフェルドを抜こうと、コーナー毎に無理な突っ込みをして挙動を乱している。いつスピン、コースアウトしてもおかしくない走り。これはもしかして?!なんて思っていたら、ギアボックスのトラブルが発生し、約40秒スロー走行。これでハミルトンのタイトル獲得は絶望的。
チャンスが舞い込んできたのは、今まで絶望的と思われていたライコネン。マッサに譲られてのタイトル獲得っていうのはシラけるなぁと思っていたのですが、マッサが2回目のピットインをした時のライコネンの走りを見て、そんな思いも消えました。猛アタックをしかけた時のオンボード映像、シビれました。
アロンソはどうもマシンがフィットしていなかったようで、終始待ちのレース。結局3位フィニッシュで、ドライバーズタイトルも3位。
というわけで、タイトルはライコネンの手に。シーズン中盤までは本来の走りができませんでしたが、ドライビングスタイルに合ったセットアップを見つけてからの追い上げは流石でした。(でも、正直もっと速いと思ってました)
ハミルトンはタイトルを逃しましたが、ルーキーイヤーでワールドチャンピオンを上回る走りをしたのだから驚きです。
来シーズンは、ライコネンとハミルトンの戦いになりそうな予感がします。