20190627

こうなるとは思てましたけど、またまたハミルトンが優勝。これで8戦中6勝。「ハミルトンすごい!」という段階はとうの昔に通り越し、最近はフェラーリの不甲斐なさに腹を立てていましたが、だんだんと怒りの矛先はボッタスに向いてきました。ファン心理としては良くない状態です。
シーズン序盤は「今年のボッタスは一味違う」と思わせる気合の入った走りを見せてくれていましたが、アゼルバイジャンを境に軌道修正。“これまでのボッタス”に戻ってしまい、タイトル争いの楽しみはほぼ消滅。

ただチームとしては、これほど理想的なかたちはありません。しっかりと勝利を持ち帰ってくれるエースがいて、エースの邪魔をせず確実に2位か3位をゲットするセカンドドライバーがいれば、間違いなくタイトルが獲れるわけですから。
チームメイト同士の力が拮抗しているとこうはいかないことは、すでにロズベルグが証明してくれています。ハミルトンとロズベルグの争いは結構ドロドロしていて気持ちは良くありませんでしたが、今の妙に平和な感じよりも見応えがありました。
メルセデスはハミルトンという絶対的エースがいる限り、波風立たせず自分のミッションを果たすボッタスを重宝するでしょう。ボッタスも本人は決してそんなつもりはないと言うでしょうけど、このところの予選や決勝でハミルトンに負けた時の表情を見ると、チームが望むポジションにハマっていることに満足してしまっている気がしてなりません。
ボクシングのタイトルマッチでは、試合前の記者会見で対戦相手に噛みつくシーンを見かけます。ショーとしてのパフォーマンス要素もあるでしょうが、殻を破って自分をもうひとつ上の次元に押し上げる効果もあるはず。ボッタスも表彰台でのインタビューで、「次はハミルトンをケチョンケチョンにぶっ潰す!」くらいのマイクパフォーマンスをして、もう一度シーズン序盤のチャレンジャーに戻ってほしいものです。