20190712

マクラーレンがライバルチームに先駆け、2020年もサインツ&ノリスのラインナップ継続を発表しました。
2人のこれまでの戦いぶりをみると至極真っ当な判断。2人はこれまでのマクラーレンのラインナップと比べると実績的には圧倒的に物足りないものの(2人とも表彰台経験がないコンビって1980年代からなかったんじゃないでしょう)、確かな腕をもっている良いコンビ。中堅になりつつあるサインツは速さに安定感が加わってきたし、ノリスはイキがいい走りで見ていて楽しい。若くてフレッシュな雰囲気も、名門復活に向けて生まれ変わろうとしている今のマクラーレンにフィットしています。

昨シーズンのマクラーレンは中盤から壊滅的なズタボロ状態で、このままウィリアムズのようになってしまうのかと寂しい思いでしたが、よくここまで立て直してきたものです。早い時期から開発のウェイトを今シーズン用のマシンにシフトしたことも躍進の大きな要因といえるでしょう。これからジェームス・キーとアンドレアス・ザイドルが加入した効果も出てくると思うので期待がもてます。ザイドルさんの発言をみると、すごく論理的で的を得ていて“デキる男”感が漂ってますよね。根っからのレース屋然とした佇まいもグッド。前にいらっしゃったポッチャリさんと比べると余計に引き立ちます。
もうひとりのポッチャリさん、ザク・ブラウンは一部の人たちから「元広告屋に何ができるんだ」「全然役に立ってないぞ!」「アロンソのまわりをウロウロしてるだけ」「そんなに太って健康の方は大丈夫ですか?」と叩かれたり心配されたりしていますが、この体制をつくったことに関しては素直に良い仕事をしたと思います。

とはいってもトップ3との間にとてつもなく大きなギャップがあるのが現実。今のF1でカスタマーチームがどこまで戦えるのかはわかりませんが、新レギュレーションが導入される2021年に攻勢をかけられるようなチームづくりをしてほしいものです。ハッキネンやライコネンが在籍していた頃のマクラーレンファンとして、名門の復活を応援してます!