20200223

今年もプレシーズンテストがはじまりました!
ある意味、いちばん楽しい時です。
テスト前半の情報をざっくりと見たところ、やっぱり今年もメルセデスが強そう・・・。またまたまた圧倒してしまうんじゃないかとい危惧しております。
メルセデスは毎年三味線を弾くのがお約束ですが、今年は正攻法。普通に速く、普通に壊れない。さらに、DASなんていうビックリ兵器も持ち込む始末。ホンマこのチームは、こっちが思てるさらに上に来よるわ。
初日からまっとうにテストをしているのはテストの日数が減ったこともあるんでしょうけど、ライバルたちに自分たちの速さを見せつけて、今シーズンのマシン開発に注力させて、来シーズンの開発を鈍らせる魂胆もあるんじゃないでしょうか。彼らならそんなことくらいサラッとするでしょ。逆にいつもどおりに三味線弾いて今の状態だったら、他のチームはもうどうしようもありません。

メルセデスと対照的なのがフェラーリ。こちらは、いつもテストでは速いのに今年は下位をうろうろしている状態。おまけにビノットさんは「うちの今年のマシンはメルセデスやレッドブルほど速くない」と、白旗を上げたようなことを言っている。
これがトトさんなら「またまたそんなこと言っちゃって、どうせ速いんでしょ」と思うのですが、ビノットさんが言うと本気で心配になります。どうも今年も期待できなさそう。

一方、レッドブル・ホンダは快調。粛々とプログラムを消化しているところが頼もしい。ドライバーやチーム首脳陣のコメントもポジティブだし、やってくれそうな気配が漂っています。
何よりもレッドブルとホンダがひとつのチームとしてステップアップしていることがこっちまで伝わってくるのが良い!
あくまでホンダのPUが順調に進化しているからなんでしょうけど、レッドブルはルノーとのいざこざから、横柄な態度をとっても得することはないと学んだんじゃないでしょうか。
それはマクラーレンに同じ。一時は裸の王様状態でしたが、ザイドルさんがチームに加わってから雰囲気が大きく変わり、応援したくなってきました。

テスト前半は、ピンク・メルセデスといわれるレーシング・ポイントのマシンが大きな話題に。去年のメルセデスのほぼ完コピをしたこのチームはかなりの速さを見せており、おそらく中団のトップ争いに絡んでくるでしょう。「チームの独自開発とか、そんな辛気臭いことはどうでもええ。要するに速けりゃええんやろ」というストロールパパの徹頭徹尾ビジネスライクな姿勢に圧倒されると同時に、「何としても息子をF1ドライバーとして成功させてやる」という愛情を超えた狂気を感じます。
個人的には、それぞれのチームがオリジナルのマシンを開発するF1のイズムを守ってほしいとは思いますが、それで周回遅れのマシンが続出するよりも、同じようなマシンがいっぱい現れてレースがおもしろくなる方が100倍いいです。