20240426


5年ぶりの開催となった中国GPは、レッドブル〜フェルスタッペンの余裕のポール・トゥ・ウィンで幕を閉じました、以上。
・・・・メルセデス〜ハミルトン時代と同じくレッドブル〜フェルスタッペンの独走状態が続いているため、最近はレースを観戦していても何も感じなくなってきました。不感症です。あっち方面なら趣向を変えてあんなこと、こんなことを試すのでしょうけど、F1の場合はライバルのみなさんに頑張ってもらうしかありません。が、現実的には2026年のレギュレーション変更まで状況は変わりそうにないので、何か楽しみ方があるようでしたらご教示いただけると幸いです。

そんな中、数少ないお楽しみ要素となってくれているのがアロンソです。今回も魅せてくれました。決勝での老獪な走りだけでなく、予選でも上位に食い込んでくるのは驚異的という他ありません。今回はマシン性能の差やタイヤ戦略もありレースでは順位が下がる展開になったものの、コース全体の特性や対戦相手との力関係を考えた攻守は、まさにSS級。しかも、あのファイティングスピリッツ! 一体、何を食べて生活しているのでしょうか。

その他で光ったのはノリス。新鋭として脚光を浴びているピアストリに対してしっかりと勝ち、表彰台をゲットしているのはお見事。以前は予選では速いけれど決勝は・・・・という若手によくある課題を抱えていましたが、今では克服してひとつ上のステージに上がったといえるでしょう。次はいよいよ表彰台の真ん中! これって近いようで遠いんですよね。でも、彼なら近いうちに実現できると思っています。