皆さんどうもごきげんよう!
いちらく院長でございます。
本格的に寒くなってきましたね、布団から出るのが難しくなってきました。
元々が寝坊助な分、寒い時期は本当に厄介です……。
さて、当院を利用してくださるお客様には本当に多くの悩みがあります。
一般的な肩こりや腰痛を始め、頭痛に顎関節症、テニス肘、ギックリ腰、ヘルニア、坐骨神経痛、挙げればキリがありません。
中でも群を抜いて多いのが肩こり関連のお悩み。
日ごろの疲れの蓄積からか慢性的な肩こりになってしまったという方がかなり多くいます。
なので施術が終わったら、簡単にできるちょっとしたストレッチなんかを教えてみたりしているんですけどね、これが案外好評だったりします。
今回は自宅でできるちょっとした方のストレッチのご紹介です!
★場所は選ばない!
やり方はものすごく簡単ですよ!
バンザイが出来る程度のスペースがあればどこでもできちゃいます。
お風呂で湯船につかりながら行えますし、何ならシャワーを浴びながらでもできます。
ストレッチと聞いたらそれなりなスペースが必要になったりもしますけど、今回は肩に焦点を当ててやりますのでそこまでのスペースは必要にはならないのです。
★事前準備と基本姿勢
立ってる状態なら「気を付け」の姿勢、座っている状態なら両手はだらりと下におろしている状態が理想ですね。
いずれにしても背筋が伸びている状態を意識してください。
これが基本姿勢になります。
ここからちょっとした動作を行いますので忘れないでくださいね!
★実際やってみよう!Part1
基本姿勢、出来てますか?
ではまずは深呼吸プラスちょっとした動作です。
基本姿勢のまま、大きくゆっくりと息を吸いながら肩だけを上げていきましょう。
息を吸いきる頃に肩が上がり切ったらベストなのですが、先に肩が上がりきっちゃったよという方は上がり切った状態をキープしたまま息を吸ってください。
息を吸いきったら、今後はゆっくりと息を吐きながら肩を下ろしてください。
先に肩が降りきってもそのまま息を吐き切りましょう!
この時、背中が前に曲がらないように気を付けてくださいね。
あくまで『基本姿勢をキープすること』が大事です。
まずはこの動作を3~5セットやることをお勧めします。
実際お店に来て下さった方には5セットで一緒にやっています。
★実際やってみよう!Part2
Part1をした方は次の動作、基本姿勢のまま『バンザイ』をしてみましょう。
腕が上がらないという方は上がるところまでで構いません。
無理してあげると痛い思いをするだけですからね!
さて、そのバンザイの姿勢である事を前提で書いていきますが、バンザイのままPart1と同じことをやります。
最初はちょっと難しいかもしれませんが、バンザイしたまま肩を上にあげる動作ですね。
大きくゆっくり息を吸いながら肩を上げて、ゆっくり吐きながら肩を下げる。
肩を下げた時に腕まで下におろさないようにしてくださいね!
Part2は基本姿勢プラスバンザイの姿で行っています。
これまた3~5セット程やってみると良いでしょう。
気をつけなければいけないのは、『無理に肩を上げすぎない事』です。
痛みを感じるようならその手前で上げるのを止めてくださいね、そこを限界の点にすれば良いワケです。
★実際やってみよう!Part3
ここでは、Part1とPart2の動作を少しスピーディーにやってみるだけです。
最初の二つのパートは『深呼吸しながら』行っていましたが、Part3はそのスピードを少し上げて同じ動作をします。
どれだけのスピードかと言えば、子供の時のお風呂を思い出してみてください。
湯船につかって10まで数えたら湯船から出る、そんな経験無いですか?
あの、「い~~ち、に~~い、さ~~ん、……」というくらいのスピードです。
実際試してもらいたいのですが、基本姿勢のまま「い~~ち」の「い」の部分で肩を上げれるところまで上げる、「い~~ち」の「ち」の部分で脱力して肩を下ろす、といった具合です。
これを「ご~~お」まで行うわけです。
基本姿勢、基本姿勢プラスバンザイ、この両方で行うと良いでしょう。
ここでもあえて書いておきますが、どのような状況でも背筋は伸ばした状態がベストです。
じゃないと効果は薄くなってしまいます。
というワケで、いかがでしたでしょうか?
一連の動作をフルで行っても数分でできますが、終わる頃には肩がちょっとスッキリしているのを実感してもらえると思います。
仕事とかのちょっとした時にリフレッシュがてらやりたい、という方はPart1とPart2をスルーしてPart3だけやってみても、それなりな効果はあるはずです。
改めて書きますが、背筋を伸ばした状態を意識することが重要です。
これをスルーしてしまうと効果なんてあったもんじゃありません。
そして、これはあくまでちょっとした処置であり、肩こりの完全な改善には至らないということも併せてご理解いただきたいです。
肩と肩甲骨周辺の筋肉を軽くほぐす、そういったちょっとしたストレッチです。
慢性的な肩こりであったり、頭痛を伴う肩こりにはしっかりとした施術が必要になります。
本格的な施術が必要な場合は、いつでもご相談いただければ嬉しく思います。
ではでは!!