2021年06月

2021年06月30日

作業中画像をアップしたかったけど…。

ギターに絶対必要な物に、シールド・コードがあります。
ワイヤレスの場合でも、その送信機まではシールドで繋ぎます。

これは、直接音に影響します。
アメリカのBeldelが超定番ですが、日本でも、KAMINARIやEx-pro、他にもたくさんのメーカーが頑張っています。
Fenderブランドでも、生産国が中国だったりするのもありますが、全体的に昔のよりかなり向上しています。
(あ、ギターのオマケに付いてくるのは、現代のもあまり良くないかな。)

で、僕は、ほとんどのシーンでカール・コードを使っていますが、
ライブ・ハウスでは、whirlwindのを使っています。
1990年頃の製品で、ポール・マッカートニーさんがオーダーしたそうですが、
使ったのは、デビット・ボウイさんのバンド、Tin Machineで、それと同じものです。
20m以上の長さですが、音の変化はほとんど感じません。
製造工場は、BELDENと同じだと思うのですが…、どうだか。
結構高価でしたね。¥15,000-くらいでしたかね。
3本買って、1本は半分にカットして、ライブ・ハウスで使っています。
残りの半分と、1本は、HAREにあげました。(たぶん、彼は値段を知らないと思うけど。)
で、1本は、未使用のまま保管しています。
ただ、保管中の1本は、カールの直径がちょっと小さくて、やや迫力に欠けるんですよね。

で、現在のK.B.では、奥田民生君が大推奨&使用中のカール・コード、Vital Audioのを使っています。
それだけだと短いので、NEUTRIKの3ピン・プラグを使ってBELDENの10mのストレートと繋いでいます。
Vital Audioが、若干ジャキっとした音になるのを、10mのストレートで、落ち着かせている感じです。
因みに、カール・コードの予備は、Fenderのジミヘン・モデルです。

自宅には、予備の予備で、どちらも1本ずつあります。


と、いろいろ書いてきましたが、伝えたかったのは、プラグからケーブルが出ている部分の、耐久性についてなんですよね。
1本のギターに繋いだままだったら、ほぼ傷まないだろうけど、何本もギターをチェンジして、
プラグを刺す角度がいろいろだったりしたら、それなりに負荷が掛かりますから、中の断線も考えられます。
ですから、この二年半使用したケーブルの、中味をチェックしました。

また、報告いたしますね。


swplug左は、Fenderジミヘン・モデル。
右は、Vital Audio。

どちらも、スイッチクラフトのスイッチ付きプラグに交換しています。
Fenderは、これと同じくらい太いプラグでしたので、写真のような収縮チューブとゴムのリングで、曲がるのを補強しています。
Vital Audioには、敢えてこの処理をしませんでした。

さて、処理無しの経過はどうだったでしょう?

ichirokit at 21:05|PermalinkComments(1)