ちょっとしたノウハウのカテゴリーでも作るか竹中平蔵の凄いところ

2009年10月28日

急にアクセスが増えたので神戸市長選挙の結果を調べてみた

元は2009/10/27。2009/10/28に件のサンプロの残りを見た後で末尾に大塚耕平というお爺ちゃんのことを追記。

2009年10月25日と26日に急激にアクセスが増えたのでログを見てみると、どうやら これへのアクセスが集中していたようだ。 そういえば25日が投票日だったのね。 アクセスが急に増えて少し嬉しかったので少々調べてみた。

神戸市長選挙で現職の矢田立郎氏が3選、無所属の新人の樫野孝人氏は善戦したけど負けた。 共産党の候補は全国どこでも似たようなものだろうけど、一定の票を得て落選。 詳細は神戸市選挙管理委員会を参照。

日本共産党、松田たかひこ、61,765票。 無所属、矢田たつお、164,030票。 無所属、かしのたかひと、156,178票。 決選投票を行う制度だったら確実に樫野氏が当選したであろう結果。 僕は首長選挙は決選投票を行うなり、第3希望まで書かせて簡易決選投票をやるなりした方が民意が反映されると思っている。 大統領選挙でも首班指名投票でも同じ。 共産党はこれでよかったと思っているんだろうか。 各区別に見ると、灘、東灘、中央、須磨のような、金持ちや若い人や文化を担っている人が多そうな地区では樫野氏が勝っている。 単に演説場所としてどこを選んだかの違いかもしれないけど。

このページ上部のリンクのエントリーを書いたときにはこの選挙に興味を持っていた。 でも、民主党が地方分権とか言いながら矢田氏を支援したり、首長連合がほのめかしながら結局は樫野氏を(たぶん)支持しなかったり、マスコミがほぼスルーしたりという理由で、矢田氏が圧勝するんじゃないかと予想して興味を少し失っていた。 保守的というか役人が支持される地盤、テレビ局がまともに取り上げないから現職が実質的な選挙運動の量で圧倒的に有利、民主党も首長連合もあの体たらく。 投票率は言うまでも無く低め。

そんで、蓋を開けてみてビックリ。 メディアがちゃんと取り上げていたりネットでの選挙運動が許可されていたりしたら樫野氏が確実に当選したと思える票の差ではないか。 いくら現職市長がダメでも、神戸という保守的な土地で、今の選挙制度で、現職がバブル的な人気の乗っている民主党の支援を受けているのに僅差ではないか。

何でワンサイドゲームじゃなかったのか。少し理由を考えてみる。 なるほど、直前に日本郵政の西川社長がクビになって渡りの役人が社長に内定したってニュースが出てましたね。 要するに、「天下り根絶」ってのは大嘘か亀井静香の機嫌をとるためなら曲げてもよい程度のもので、財政投融資という税金の無駄遣いの温床を強化する方針のようで、国が100%の株式を持っていようとも一応は株式会社になった日本郵政のガバナンスの仕組みを無視するのも平気で、鳩山総理の意向なんてどうでもよく小沢一郎の言いなりだというニュース。 民主党のインチキ具合を表に出すニュース(自公政権が続いた方がよかったという意味ではない)。

録画しただけでちょっとしか見ていないけど、投票日の25日の朝のサンデープロジェクトで民主党の大塚耕平っていう人がこの件に関して馬鹿なこと言って竹中平蔵と榊原英資と田原総一郎に馬鹿扱いされていましたね。 竹中平蔵は大塚に自由にしゃべらせれば視聴者は大塚の主張が支離滅裂だということに簡単に気付くという判断だったのだろう。 事実関係で大塚が間違いを言ったときと重要な点を隠したときぐらいしか突っ込みを入れていなかった。 榊原英資にいたっては竹中よりもわかりやすく、最初は弁護していたのに途中から愛想を尽かしたという感じ。 竹中は民営化しようという主張、榊原は国営化がよいという主張。 大塚は、竹中の質問に答えず、弁護してくれている榊原の話を遮り、あまつさえ、発言の内容が支離滅裂で要約が難しいんだけど、「民主党は郵政のマトモな民営化をやる。民主党が言う民営化とは国有化のことだ。」「天下り根絶を謳いながら渡りの役人を選ぶことは大した問題ではない」と理解できる主張をしていた。 サンプロだけで大きな影響があるとは思わないけど、他の番組にもこの人が出て色々しゃべっていたら、民主党の支援を受けている候補者の印象を悪くする効果は結構大きかっただろう。

なるほど、これらが選挙結果に影響したのか。

民主党は分かっているんだろか。 下手したら次の参院選負けるよ。 自民党やみんなの党や特捜検察に負けるんじゃなくって、自爆で負けるよ。

(2009年10月28日に追記)
徹夜でドタ作業をやりながらサンプロの残りを何となく見る。 郵政関係の残り部分の感想。 大塚耕平があきれるを通り越して面白すぎる。

竹中「あなたの言っていることは事実ではありませんよ。」
大塚「事実ですよ。さっきのグラフを出してください。」
 竹中が口頭で説明している間にグラフが書かれたボードを田原が取り出す。
一同「(おいおい、竹中の言う通りじゃないか)」
大塚「私の言った通りじゃないですか」
一同「(ぽかーん)」
 榊原が慌てて遮って話を終わらせようとする。

竹中「密室で行われたのが大問題だ」
大塚「密室じゃありませんよ」
竹中「議事録公開してないだろ」
大塚「...........」

正確な字面までは確認せずに書いているけど、大体はこんな感じだった。 たぶんYoutubeなどの動画投稿サイトに上がっているだろう。 知識不足な上に思考の訓練もできていない人が自分の無知に気付かないとこんなことになるという典型的な事例。 加藤紘一がVTR映像に向かって、”VTRの中の相手が目の前にいるかのような感じで”反論を始めたとき以来の衝撃を受けた。 「大塚耕平」、僕の嫌いな政治家リストに追加。 民主党の場合は野党時代から表に出ていたわけじゃない部分が表に出て人材不足が露呈するのは予想していたが、ここまでの逸材がいたとは想定外だった。 全盛期(議員をやめるちょっと前)の永田寿康を思い出してしまった。

榊原さんってどうなんかね。 普通にアホって人とは違うのはわかるが、あの程度なら僕のほうが知識はたぶん上だろう。 原田泰氏の本で批判されている、法廷弁護士のような真似をする経済学者ってところなんだろうか。 そうならば、実際には詳しいという可能性は残る。 決して立派な態度だとは思えないけど。

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ichonan at 04:48│Comments(0)TrackBack(2) 時事・ニュース | as 民主主義社会の市民

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