2010年04月05日

事業仕分け第二弾の「内部告発募集」ってどうなったの?

2010年の1月か2月だったと思うけど、枝野氏が事業仕分け第二弾のために内部告発を募集するというニュースが一瞬だけ流れた。 大きな扱いにはなっていなかったと思う。

このニュースを聞いたときには、ダメダメな部分の方が圧倒的に目立つ民主党政権の下で、日本に良い方向へのバイアスを強力にかける数少ない政策がスタートすると期待していた。 そもそもの民主党への期待の主なものは、経済政策や構造改革や富の再配分や国家観ではなくって膿出しだろう。 内部告発募集という案は的を射ている。 これをやるのは小泉・竹中コンビよりも民主党のほうが適任だろう。 そんな期待をしていたんだけど、続報を全く聞かない。 Googleのニュース検索では「枝野 内部告発」では何もひっかからない。 ウェブのキャッシュをたどってみると、 ハトミミというサイトを活用する方針だったそうな。 何てやる気の無さそうなサイトなんだろう......。

ここによると、
 行政刷新会議によると、無駄削減につながる提言などを募集する「ハトミミ・職員の声」に寄せられた 情報は、昨年12月から今年1月までの2カ月間に705件。内訳は「予算使い切り」に関し23件、 「独立行政法人や公益法人の仕事ぶり」について172件だった。
何て少ないんだ。

役所や政府系法人の内部の正式な情報伝達ルートでは政府が内部告発を募集していることなんて伝わらない。 内部告発されるべき組織で伝わるわけなかろう。 マスコミを使うのが最も普通で妥当な案だろう。 民主党の場合には労働組合という強力な支持基盤を有効活用するという手段もあっただろう。 なのに、この扱いは何だったんだ? マスコミが意図的か反射的にかしらないけど扱いを小さくしたのか? それとも民主党内部で大反対にあったのか? 労働組合のうち民主党の支持基盤になっているのは、本来の労働組合の意義から外れた組織が多いのか? 「由紀夫くんが税金ごまかしてまーす」ってのが多かったとか? 情報がないんで邪推しかできん。

国家公務員じゃなくったって、出入り業者や僕みたいな元国家公務員でもけっこうなネタは持ってるんじゃないか? 横領とか談合とか収賄とか、天下り関係とか、人事評価のポイントが国益ではなくって省益だとか、上司は定時勤務なのに下っ端は月に100時間のサービス残業やら休日勤務が当り前だとか、裁量労働のはずなのに勤務時間を実質的に管理されているとか、パワハラとかセクハラとか、不正が表に出やすいシステムの導入に強く反対しているとか、文書偽造とか。 逮捕が怖いから僕に似たチキンの場合にはなかなか出せない。 現役バリバリの人や公僕としての意識のために閑職になっている人は色々知っていても家族のことを考えて踏み出せない。 今の公益通報者保護法は「内部告発は許さん」って法律のようだから、政府の中枢の人間の後押しは強烈な武器だと思って期待していたんだけどなー。

いったいどうなったんだ?

ichonan at 23:29│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!時事・ニュース | as 民主主義社会の市民

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