ゲルブ・アル・リッシャ ●謎のうずまき●

アフリカ北西部、中央モーリタニアのサハラ砂漠西端に存在する同心円状の不思議な地形です。
同心円の直径は50kmほどにもなり、周りにくらべて200mほど窪んだ地形となっています。
その形状から「サハラの目」「アフリカの目」などと呼ぶ人もいます。
元々は隕石でできたクレーターだとか、死火山の火口跡ではないかと考えられていました。
しかし、隕石の衝突でできたクレーターにしては岩石が存在しない、火山跡だとしても火山岩が
見つからない、などでこの説は違うようです。
この地形がどのようにしてできたのかは正確にはまだ解明されていませんが、土地の隆起に
より古生代の珪岩が地表に露出して、侵食によりやわらかい岩石が除かれた結果として、
このような地形になったのではないかと考えられています。
アベコベガエル ●ビッグベビー●
アフリカマイマイ ●世界最大のカタツムリ●
アフリカマイマイは、腹足綱柄眼目アフリカマイマイ科に分類される巻貝で、成貝の殻径が7~8cm、殻高が20cm近くに達する世界最大級のカタツムリです。
のろいカタツムリのイメージとは異なり、移動速度はかなり速く、一晩で50m以上も移動します。
雑食性で広汎な食性を有し、ほぼあらゆる植物の芽、葉、茎、果実、種子を食べます。
それ以外にも落ち葉や動物の死骸、菌類など、とにかく何でも食べます。
アフリカマイマイは、有害な寄生虫(広東住血線虫)の中間宿主であり、人間に寄生した場合、好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、場合によっては死に至ります。
アフリカマイマイに触っただけでも、這った跡に触れるだけでも、この寄生虫に寄生される危険があり、世界の侵略的外来種ワースト100にランキングされているほどの危険な生き物なのです。
のろいカタツムリのイメージとは異なり、移動速度はかなり速く、一晩で50m以上も移動します。
雑食性で広汎な食性を有し、ほぼあらゆる植物の芽、葉、茎、果実、種子を食べます。
それ以外にも落ち葉や動物の死骸、菌類など、とにかく何でも食べます。
アフリカマイマイは、有害な寄生虫(広東住血線虫)の中間宿主であり、人間に寄生した場合、好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、場合によっては死に至ります。
アフリカマイマイに触っただけでも、這った跡に触れるだけでも、この寄生虫に寄生される危険があり、世界の侵略的外来種ワースト100にランキングされているほどの危険な生き物なのです。
シロワニ ●子宮内共食い●

シロワニは、海面に浮上して空気を吸い込む唯一のサメとして知られています。
水中で動かずに獲物を捜すことができるように、胃の中に空気を貯めるのです。
ネズミザメ目には、母親の胎内にいる間に、受精していない卵を食べる行動は他にも数種で確認されていますが、孵化後の兄弟が共食いする行動は、シロワニにだけ見られる珍しいものです。
この行動は子宮内共食いと呼ばれています。
55mmで孵化し、未受精卵や他の胎仔を食べるようになります。
17cmになると機能歯が生え揃い、摂食を行います。
サメには子宮が2つあり、それぞれに1尾の胎仔が生き残ります。
そのため産仔数は最大で2尾。妊娠期間は9~12ヶ月、産まれてくる子どもの大きさは約1mです。