イナバチャンネル

質の良い空間 肩のこらない空気感をデザインしています。

アリの大発生

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昨日道をあるいていたらおぞましい光景に遭遇しました。わかりますか?これ、アリの大発生です。普通のお宅のヨウヘキ(コンクリートの壁)の隙間に大発生です。むかし映画でこんな気持ちの悪い映画を見た記憶ありますよね。
この時期になるとよく羽アリをみかけますが、この大群も羽アリでここからぶんぶん飛んでいっていました。この羽アリはシロアリと思われがちですが、黒アリです。シロアリは胴長でくびれがなく羽の形も若干ちがうそうです。黒アリは頭、胴、体の3部に分かれています。おそらくこれが家の土台を食うアリにはなりませんが家の中に入ってきて甘いものに列をなしたりすることはあるのかもしれません。
 今はアリの婚姻シーズンにあたるため羽をつけて新天地をもとめて繁殖していくわけです。しかし、話に聞いたことはありますが、結構きもちがわるいものでおどろいてしまいました。だったら写真にとらなきゃいいのに、怖いもの見たさでつい撮ってしまいました…。

タタミの表替(おもてかえ)

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みてください、この気合の入った擦り切れ具合。これはとある知り合いのお住まいにて遭遇したシロモノ。よくぞここまでつかいこんだものです。このほどリフォームの見積を出す際にこのタタミも一緒に取り替えてくださいと業者さんにおねがいしたところ、
「タタミごとかえなくてもござを取り替えるだけで十分ですよ。」とアドバイスされました。
ここまで痛んでいたらちょっと無理では?と思っていましたが
安いに越したことはないので表だけを替えることにしました。こうして古いものも手を入れながら新しくしていける。いいことですよね。
 ちなみに、私はタタミの表替というのはタタミを裏返すものだと思い込んでいましたが、ちがうようで、表面のござをはがしてひっくり返してまた縫い付ける作業のことを表替というそうです。写真にあるようなシロモノは別として標準的には5年から10年でとりかえる、衣服にござの擦り切れたものがついたりし始めたら替えたほうがよいそうです。表を裏返す場合すでに日に焼けているので新品のイグサのあの青々した色とにおいはありません。
お宅のタタミ、どうですか?

成功するリフォームの秘訣

 S邸リビング
昨日はリフォーム事例として公開させていただいたSさんのおたくにお邪魔しました。
いつも楽しくお付き合いさせていただいているお友達もたくさん見に来てくださりその全容をご披露しました。みなさん感心してくださったようで私もお仕事が出来て本当によかった…と感慨ひとしおでした。
工事中はほこりにまみれていたリビングにも今は人が和やかに集って、まるでテレビのビフォーアフターのラストシーンみたい。…というか「なぁんということでしょう〜」というアナウンスが頭の中で流れて一人で悦に入っていました。
 
ひとえにこのリフォームがうまくいった秘訣は
 
仝絏をのこさず徹底的にやる。(お施主様の決断)
¬別な計画をたてる。(設計者の手腕)
よい工務店にめぐまれた。(丁寧で親切な工務店の工事)
ではないかな、と思います。
 
ちなみにこの工事の工務店は川崎の(有)高石建設さん。とても親切な責任感のつよい社長さんです。大工さんや各職人さんたちもよい方ばかり。お施主様、工務店、設計者だれが欠けてもできない工事でした。
 
 

日野 甲州街道の街並み

筆者の住む、東京都日野市は甲州街道を中心に発展した町です。もとは八王子の手前の宿場町として栄えました。
昨年は大河ドラマ「新選組!」のイケメン副長 土方歳三のふるさととしてちょっと有名になりました。今はガソリンスタンド、マンション、コンビニなどが立ち並ぶどこにでもある町の風景になってしまいましたが、それでも昔の宿場町を感じさせる建物がポツリ,ポツリとのこっています。そんな面影をあつめてみました。日野甲州街道日野宿本陣        
日野宿本陣
立派な建物。これは町の財産。昔はお蕎麦屋さんでした。偉い方のお泊りに使用される建物
 
 
 
 
 
立派な民家…かなり古い。日野甲州街道立派な家
いづれここも建替わってフツーのマンションになってしまうのかな…。 
 
 

 

日野甲州街道かわいい蔵

蔵美容院なんとも愛らしい蔵・・・昔は全て大谷石で覆われた味のある蔵でした。ぜひ残してほしい。右は蔵をリノベーションして美容院として利用している。

      日野甲州街道図書館        

 

 

 

日野図書館 古いいかにも公民館風の建物を新選組ブームにのってか武骨な格子をまわしてリノベーションしたもの。

こうした意匠をとりいれることで町の独自性が高まっていい街並みが形成されていくと思う。ぜひ行政指導で民間の建物にも取り入れていってほしい例だとおもう。

S邸リフォーム工事(左側がビフォー、右がアフター)

 S邸旧S邸外観

 

 

 

もとは工業化住宅だったものをお施主さんが7年前に購入され、その時点で大規模に増築。しかし意匠的にもちぐはぐな点があったり、構造的にも無理をかけてしまっていたりと気になる点について相談をうけたことからスタS邸旧2S邸車庫ートしたリフォーム。

 

 

 

 

屋根は今回の工事ですべて新しく葺き替え。外壁は吹付けタイルから防水紙を張り替えてモルタル下地の上漆喰こてぬりです。 日本古来の白さがオレンジ色の屋根にマッチしています。S邸旧吹抜S邸吹抜

 

 

 

駐車場も庇を伸ばし、建物の顔として表情をくわえました。構造的な補強も行っています。 2階の窓は全てとってやり替え、吹抜けの小さな窓にはステンドグラスが入っています。 廊下、玄関ホールはすべて漆喰コテ塗にし、手摺や壁のかど面も丸く面取りして厚みのある風合いにしました。階段手摺には特注でロートアイアンの手摺をデザインし、華やかな印象を加えました。S邸旧階段 S邸階段

 

 

 

 

漆喰は呼吸するため湿気を調湿する働きがあり健康素材として見直されています。リビングはテラコッタ調タイルを斜めに張ったので空間に広がりが生まれました。その他夫婦の寝室、子供部屋の防音化など住まいの機能もめいっぱいグレードアップさせました。少ない予算で新築の満足がえられたとお施主様には満足していただいています。

S邸リビング

S邸階段2

Profile
イナバチャンネル
自分の感性をいかして設計活動をしています。
一級建築士です。

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