2009年12月12日
セレネース
【抗精神病薬（ブチロフェノン系メジャートランキライザー）】
高力価抗精神病薬
一般名：ハロペリドール
セレネース錠0.75mg
識別コード：P312
セレネース錠1mg
識別コード：P317
セレネース錠1.5mg
識別コード：P313
セレネース錠3mg
識別コード：P318
【作用】
脳内の神経伝達物質（ドパミン等）の働きを整えることにより、強い不安や緊張感をやわらげ、気分を安定させます。また、抑えることのできない興奮状態や行動を抑えます。統合失調症の治療薬として多く用いられているものの一つです。統合失調症以外に、躁うつ病、せん妄、ジスキネジア、ハンチントン病、トゥレット障害などにも使用されます。
【副作用】
錐体外路症状：パーキンソン症候群（振戦、固縮、小刻み歩行など）、急性および遅発性ジストニア、急性および遅発性ジスキネジア、悪性症候群。高プロラクチン血症などがあります。
光線過敏症、食欲不振などの胃腸症状、筋肉のこり、よだれ、発汗、動悸、不安で落ちつかなくなる、うつ症状などが起こることがあります。ときに心電図の異常、血圧低下、頻脈、筋肉の強剛による嚥下障害のために嚥下性肺炎を起こすこともあるので注意してください。
【使用上の注意】
＜セレネース錠＞
成人は主成分として1日0.75〜2.25mgから服用を開始し、徐々に増量します。維持量は1日3〜6mg服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
＜セレネース細粒1%＞
成人は主成分として1日75〜225mg（主成分として0.75〜2.25mg）から服用を開始し、徐々に増量します。維持量は1日300〜600mg（3〜6mg）服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
＜セレネース内服液0.2%＞
成人は1日0.375〜1.125mL（主成分として0.75〜2.25mg）から服用を開始し、徐々に増量します。維持量は1日1.5〜3mL（3〜6mg）服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
★処方箋・保険調剤のきらり調剤薬局（茨城県水戸市）
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