まずはじめに、Assetストアの使い方について説明します。


①Asset Storeとは

Assetとは、「資産」という意味です。

ゲームを制作するにあたって、必要な素材をすべて自作するのはとても大変…。

それらを売っているのが、 Asset Storeです。
Unityの公式サイトに付属しているので、安心して利用できます。

Asset Storeの魅力を説明したページはこちら↓
アセットストアが選ばれる5つの特徴

脱出ゲームで使用する、家具などの3Dモデルはもちろん、
Materialと呼ばれる、表面修飾用の素材もたくさん置いてあります。

有料のものが多いですが、無料のものも結構あるので、
どんどん活用していきましょう。


Asset Store以外にも、3Dモデル等をダウンロードできるサイトはいくつかあります。

いずれも便利で、紹介記事も沢山ありますが、利用に制限があるサイトもあるので、
最新の利用規約をチェックして正しく使うようにしましょう。


UnityからAssetをダウンロード・インポートする

手始めに、脱出ゲームでよく使うと思われる、
家具の3DモデルをUnityにダウンロードしてみましょう。

(1)左上メニューのWindow > Asset Storeをクリックする。
Asset Storeの開き方

(2) カテゴリ選択
「カテゴリ」ボタンを押すことで、カテゴリを選択できます。
今回は、3Dモデル > 小道具 > 家具を選択します。
Asset Store_カテゴリ選択

(3)検索条件の設定
Filterボタンを押すと、その他の検索条件が設定できます。
今回は、無料のAssetのみを検索します。
Asset Store_フィルター選択

(3)Assetの選択
もう一度「Filter」を押すか、下にスクロールすると、
検索条件に該当するAssetのサムネイルリストが出てきます。
Asset Store_サムネ

窓が小さいので、いろんなAssetを見比べたいときは、
右上のメニューから「Maximize」を選んでAsset Storeウィンドウを最大化しましょう。
Asset Store_最大化



この中から、好きなものを選んで選択するのですが…
ここで一つ注意点。

キャビネットや机など、引き出しやドアのついている家具を選ぶときは、
ドアがちゃんと開閉するかどうかチェックしましょう。


Assetの中には、外観のみで中身が動かせないものもあります。
インテリアのモデルではそれで充分ですが、脱出ゲームでは、引き出しを開閉する必要がありますよね。

Asset詳細を見たときに、ドアが開閉している画像があるものは、開閉可能と考えて良いでしょう。
(最悪、インポートして見たらわかりますw)

テーブルや椅子等、家具の内部を特に動かす必要がないものは見た目で選んで大丈夫です。


好きなAssetを選んだら、ダウンロードボタンをクリック!
Asset Store_ダウンロード

少し待つと、「ダウンロード」ボタンが「インポート」ボタンに変わるので、
続けてインポートボタンをクリック。

こんな感じ↓のポップアップが出るので、
全選択のまま、「Import」ボタンをクリックしてOKです。
(不要なものは後から消すことが出来ます。)
Asset Store_インポート


最後に、Projectタブの[Assets]にインポートしたAssetが追加されていることを確認してください。

これで、インポートは完了です。
自分のプロジェクトに、ダウンロードした家具を使用することが出来ます。