笏谷石(しゃくだにいし)雑記帳

 『笏谷石を訪ねて』の HPを管理する
  稲葉デザインルームの笏谷石(しゃくだにいし)雑記帳です。
  笏谷石を通して見えてくる歴史や文化、
  そして福井市の“まちづくり”についていろいろ書いてます。

2010年12月

モニュメント・ミュージアム 来待ストーンの館長さんのブログ

福井市在住の笏谷石(しゃくだにいし)研究家、三井紀生氏から
「モニュメント・ミュージアム 来待ストーン」の館長さんの
「来待ストーン四方山話」のブログについての情報を頂きました。

ブログでは、「笏谷石(しゃくだにいし)の狛犬」について取り上げて下さっています。

ぜひ、ご覧下さい。
笏谷石製狛犬(白山狛犬)「来待ストーン四方山話」のブログ

私たちもおかっぱ頭の笏谷石製越前狛犬(白山狛犬)については、とても興味があります。
まだまだ勉強不足で、今後、狛犬についてや
白山信仰との関わりについても調べていきたいと思っています。


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「笏谷石を訪ねて」
〜1500年の歴史と文化を再発見〜

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【予告】“青のキセキ”「笏谷石(しゃくだにいし)」写真展 開催

          青のキセキ
     「笏谷石(しゃくだにいし)」写真展



青く美しい「笏谷石(しゃくだにいし)」の産地は、福井市の足羽山です。
この地に、この青石が生まれた奇跡(キセキ)は、今から約1,700万年前、
日本列島を形成した激しい火山活動によるものです。

火山礫凝灰岩である「笏谷石」は、
やわらかくきみが細かいことで加工しやすく、
古墳時代から現代ににおいて、さまざまな用途に使用されてきました。

この奇石(キセキ)「笏谷石」の1500年の歴史と文化の軌跡(キセキ)をたどりながら、
現代に残された景観や文化遺産の貴蹟(キセキ)を写真にて、ご紹介いたします。



期 間 :平成23年1月7日(金)〜1月13日(木)
     午前9時〜午後10時
    ※但し、初 日/1月 7日(金)は、 昼12時より
        最終日/1月13日(木)は、午後 1時まで

ところ :アオッサ5階 ギャラリー

主 催 :市民まちづくりゼミナール「福井の文化を学ぼう」部会
     福井市 総務部 政策調整室 TEL:0776-37-4055

後 援 : ふくい笏谷石の会    ※お問合せはTEL:0776-37-4055

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福井城の石垣のゆくえ(5)足羽川の堤防

以前、神明神社の鬼瓦や棟石、
玉垣を再利用した壁の記事があったことを覚えていますか?

その記事を、鬼石や棟石、玉垣の再利用の工事に携わった
村上大理石の方が見てくださいました。
そして、笏谷石(しゃくだにいし)に関する情報をいただきました。
ありがとうございました。
神明神社(福井市)の神楽殿の棟石と鬼瓦「笏谷石雑記帳ブログ」
神明神社(福井市)の玉垣石「笏谷石雑記帳ブログ」
村上大理石株式會社「村上大理石株式會社」公式ホームページ

また、村上大理石さんは
笏谷石(しゃくだにいし)の石灯篭も製作されています。(2009年)
その石燈籠がある場所は、
足羽川の堤防で桜橋から幸橋の間です。(「リバーサイドすづや」さんがある側)
笏谷石(しゃくだにいし)の石灯篭と別畑石(福井の石)の石灯篭の
二種類の石灯篭が並んでいます。
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上の写真の手前にある石灯篭が笏谷石(しゃくだにいし)で
遠くに見える茶色い石燈籠が別畑石(福井の石)です。
この灯篭に使われた笏谷石(しゃくだにいし)は
地下駐車場建設時に出てきた、福井城の石垣を再利用したものだそうです。


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九十九橋のゆくえ(4)啓蒙小学校

「九十九橋のゆくえ」第4弾は
福井市の啓蒙小学校のシンボル、「不朽の柱」です。
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現在、啓蒙小学校にある橋脚は1本ですが、
説明文によりますと、
橋脚が購入された当時は2本あり、校門として再利用されていたそうです。
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説明文:
「九十九橋の脚柱
天正6年(1578)柴田勝家は足羽川に半石半木の
橋をかけその長さが99間で、九十九橋と名づけら
れた。この豪胆な石柱はその時の橋脚であったが、
明治42年改築の時校下の有志が、この偉容を永久
保存するために、2柱だけ購入され本校の校門とし
て寄贈された。しかし昭和30年福井市の要請によ
り1柱を郷土歴史館に譲渡した。
昭和50年啓蒙小学校開校を記念して、この石柱
を「不朽の柱」と命名!本校のシンボルとした。」

説明文にあるように、
もう片方の橋脚は郷土歴史館(現在は福井市立郷土歴史博物館)に寄贈されました。
福井市立郷土歴史博物館の常設展示で見て触ることができます。
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ぜひ、笏谷石(しゃくだにいし)に触れてみてください。

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