笏谷石(しゃくだにいし)雑記帳

 『笏谷石を訪ねて』の HPを管理する
  稲葉デザインルームの笏谷石(しゃくだにいし)雑記帳です。
  笏谷石を通して見えてくる歴史や文化、
  そして福井市の“まちづくり”についていろいろ書いてます。

笏谷石の井戸枠

笏谷石の井戸枠(5)四ツ井

まちづくり福井株式会社さんが2010年7月21日に発行した
「まちあるきとっておきスポット100選 ふくいまちあるきMAP」
をご覧になりましたか?

インターネット上でもご覧にならます。
→ふくいまちあるきMAP
まちづくり福井株式会社「ふくいまちあるきMAP」のホームページ
→まちなかとっておきスポット「まち歩きマップ」完成
まちづくり福井株式会社「まちあるき(歩くざふくい)」のホームページ

このMAPは、
まちづくり福井さんが市民の皆さんに、
「あなたがおすすめする まちのとっておきスポット100選」として
とっておきのスポットを募集し、
集まった情報をもとに作られたマップだそうです。

そのマップのスポットの一つに
「笏谷石(しゃくだにいし)でできた井戸」という項目があります。

28番「笏谷石(しゃくだにいし)でできた井戸」です。

私は、この井戸について知らなかったので
是非、見てみようと行って参りました。

印のある付近を「笏谷石(しゃくだにいし)でできた井戸」を求めて
探していたのですが、見当たらず、ぐるぐると回ってしまい、
少し不審者だったかもしれません

分からなかったので、近くにあるお店のご主人に井戸の場所を尋ねて、
ようやく見つかりました。
場所は、民家とマンションの間…
予想もしていなかった場所だったので、気づきませんでした
場所を教えてくださったお店のご主人、ありがとうございました。

ようやくたどり着いた場所にあった
「笏谷石(しゃくだにいし)でできた井戸」がこの写真です。
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「ふくいまちあるきMAP」には
「江戸時代に日之出御門そばにあった井戸。
福井城下の4つの井戸として福の井とともに現存する最後の二つ。」
と説明がありました。
その他にも、四ツ井についての説明をしている記事がありました。

「四ツ井(四ツ居)町の由来は諸説あるが、その1つに福井城付近に「福の井」をはじめ、
良い水の出る井戸が4つあり、4番目の井戸がその地にあったとの説がある。
一方、四ツ井は元は福井城近くの地名で、近辺に4つの井戸があり四ツ井と呼んでいたが、
築城の際、住民を移住させることになり、移った先が今の四ツ井(四ツ居)町になった
ともいわれる。」
という話が「福井新聞」のホームページの福井トリビアのページに載っていました。
→福井トリビア「四ツ井のゆかり」福井新聞のホームページ

また、「四ツ井のおこり」というタイトルで、
「福井市に四ツ井(四ッ居)という町があります。市の中心部から少し離れていますが、
元は市の中心、福井城の近くにありました。
福井城には、よい水がたくさん出る福の井という井戸が四つありました。
この四つの井戸のあたりを「四ツ井」と呼んでいました。
ここへ福井城をつくることになったので、ここの住民を別の場所に移しましたが、
それが今の四ツ井(四ッ居)町となったということです。」
という昔話が福井市松本地区青年会「夢∞松」のホームページの「民話の部屋」という
ページに載っていました。
→民話の部屋「四ツ井のおこり」
福井市松本地区青年会「夢∞松」のホームページ(おまけのお部屋)

この話に出てくる井戸と今回撮影した「笏谷石(しゃくだにいし)でできた井戸」は
関係があるのでしょうか?


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笏谷石の井戸枠(4)橋本左内の「初湯の井」

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2010年9月1日に行きました、橋本左内先生の生誕の地(春山2丁目)には、
笏谷石(しゃくだにいし)の啓発録の石碑以外に
「左内先生 初湯の井」と言われている
    「常盤井」
という井戸が石碑の近くにあります。
この「初湯の井」の井戸枠も笏谷石(しゃくだにいし)で作られています。
※春山2丁目あたりは、当時常盤町と呼ばれていました。

朝倉氏遺跡の井戸と形は少し異なり、
上部に井の字をした井桁がない形をしています。


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笏谷石の井戸枠(3)朝倉氏遺跡

古くから、井戸枠に笏谷石(しゃくだにいし)が使われていた遺構としては、
やはり、朝倉氏遺跡でしょう。
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町家や寺院のあった赤淵・奥間野地区の何もない発掘跡に、一軒に一つはあったと言われる井戸跡に整然と笏谷石(しゃくだにいし)の井戸枠が並んでいる姿は印象的です。
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また、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の中庭に展示されている井戸屋形は、当時、室町時代(朝倉氏の時代)の井戸枠を復元したものです。
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笏谷石の井戸枠(2)福井市水道記念館

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福井市水道記念館(福井市足羽1丁目)の正面広場に
「つるべ井戸」と「手押しポンプ井戸」が置かれています。
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水は汲めませんが、縄と桶を引いたり
ポンプを押す体験が出来ます。
どちらの井戸も、井戸枠に笏谷石(しゃくだにいし)が使われています。
「つるべ井戸」の笏谷石(しゃくだにいし)は、福井城跡発掘の時
福井市日之出1丁目付近から発掘され、
「手押しポンプ井戸」の笏谷石(しゃくだにいし)は、福井城跡発掘の時
福井市日之出1丁目、宝永3丁目付近から発掘された
と書かれていました。

いつ行われた福井城跡発掘なのかは、
まだ調べきれていませんが、
気になるところです。

これは、説明書きです。
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水道記念館のすぐ横には
笏谷石(しゃくだにいし)が使われている百坂もあります。
水の歴史とともに
笏谷石(しゃくだにいし)にも
興味を持ってもらえたらと思います。


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笏谷石の井戸枠(1)福の井

4月12日の、「福井城での笏谷石の利用について(1)」でもご紹介しましたが、
これは、福井の地名の由来となったとされる「福の井」です。
笏谷石(しゃくだにいし)製の井戸枠としては、最大のもので、天端は井桁になっています。
サイズは、約288cm角に高さ約72cmです。
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昭和23年に福井市が建てた福井城天守閣跡の石碑には、「ここにある井戸は福の井と稱せられ當城の改築以前からここに存し 名井としてしられていた 寛永元年(紀元一六二四年)當地の名稱北ノ庄が福井に改稱されたが その由来はこの福の井の何因んだものと傅えられている」と書かれています。但し、福井の地名の由来としての確証はないらしく、他の説があるそうです。
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