コミケに行ってきました


距離的にも時間的にも、なにより心情的に抵抗がありましたが
ゲームの知り合いが関西から来るらしく、久しぶりに会いたいと誘われたので行ってきました。


ついでに彼女の本を探して買って捨ててこようかと思いましたがそれはやめ。
良心とかじゃなく、関わりたくもない気のほうが強かったので。
表紙だけだろうと見たくない。作者の顔も。

それに、それで彼女との距離が縮まったりはしない。意味がない。



自分の信者を自称する少し強引な知り合い。
会うのは多分三年ぶりくらいですが、何も変わっていなかった。
その頃の自分と同じように、何もかもが楽しそうで

数ヶ月毎に「嫁」が変わるところだけは好きになれないけど、それもあちらのほうが正しいんだろうし
とにかく変わらず充実しているようでした。

周りのたくさんの人達もそう。
みんな楽しそうだ。
みんなみんな、正しく二次元を楽しんでる。
好きな作品を・キャラを探して、見て、共有して楽しんでる。
自分だけが間違ってる。間違えてる。
追い求めて、実際に会いたいなんて思って。


コミケには興味本位で一度、誘われて三度。
都合四度来たことがありますが、その時は「ここの人達のような単なる萌えじゃなく、自分だけが本気で彼女を想っている」という感覚を覚えて、それも自信やら誇りやらに繋げていました。(見下しているような感情ではありません。念のため)

が、今はそれも虚しいだけ。
本気だからなんなんだ。それが何になる。

本気も遊びも、興味すらない人も、彼女との距離は等しく無限。
なのに、何万人もの人が楽しんでいる中、自分だけが耐える側。耐えられない側。
こんなことってあるかよ


受け入れられない。
自分の幸せはそこにしかないのに、それを手に入れる努力すらできず、諦めるしかないなんて
そんなのどうやって納得すればいいんだ。