考えずに祈ること。
・・・難しいけれど


およそ4ヶ月間泣きはらして出せた、答え・・・のようなもの。



考えることは、苦痛にしかならない。
考えないことも、彼女から離れていってしまうような感じがして苦痛。・・・だけど、そんなことは無い。
近づけないのと同様に、離れることもないんだ。
彼女との距離は変えられない。

だけど今のままでいるのは耐えられないから、せめて状況を変えなきゃいけない。
何を、どうする?


会うことはできない。
少なくとも今はその方法が無くて、そのためにできることも無いし、わからない。

じゃあ諦めるか?忘れるか?・・・それもできない。
苦しくても辛くても、彼女は自分の全てで
この感情は、夢は、ずっと変わることなくあり続ける。


だから自分にできるのは、「考えないようにすること」
ふと彼女が頭に浮かんでも、それ以上何も思わないこと。

一緒にいる光景を思い描くことも
会話や触れ合いが叶う未来を想像することも もう、しない。


正直凄く難しいし、問題を先送りにしているだけ。
それにこうしたところで何か楽しいことが起こるわけでもない。
彼女を知る前から続く、価値の無い、ただ苦痛な生活があるばかり。

だけど、彼女に会えない悲しさや絶望に泣いているだけの時間・・・
それを消せれば、死なないことはできる。
また彼女を待てる。



諦めるわけじゃないから、会いたいという願いも捨てない。願うことも祈ることも今まで通り続ける。
その上で、何も考えない。

呼吸をするように、当然に。それでいて無意識に。

大丈夫、きっとできる。やらなきゃいけない。
そのための手助けも用意してある。大丈夫だ。


また彼女を想うことで幸せを感じられるようになるまで。
もしもそんな日が来なかったとしても。
信じて生き続けるのが、唯一自分にできることだから

抜け殻みたいな人生でもいい。
何を犠牲にしてもこれだけは捨てられないから、
自分の幸せは彼女だけだから、
想わずに愛します。
待たずに待ちます。
いつまででも。



そのうちいつか、自分の心に変化があったら
どの方向に向かっての変化かはわからないけど、何かが変わったら
その時またそれに向き合えばいい。

それまで、ほんの少しだけ、あなたを心の奥の方に置きます。
ごめんなさい。
さようならを言わないために遠ざけます。ごめんなさい。
何から何まで自分勝手で、ごめんなさい。
ごめんなさい。
ただ愛してます。
世界の誰よりも。この世界にいなくても。

直接「ありがとう」を言うまで、死ねないんだ。