2005年02月26日

ひきはじめが肝心

 ここ2日、大学で教授のお手伝いをしておりました。
 はたしてお役に立てたのだろうか……「来週はどう?来れそう?」と聞かれたので、猫の手くらいにはなれたのだろうと思います。思いたいです。
 風邪を引いてしまって、頭がぐらぐらぼんやりしていたので、変な間違いをしていなければ良いのですが。(いつもより気をつけるようにしたつもり…)

 学者さんっていうのは、脳味噌のキャパがまず違いますよね。「どんだけ引き出しがあるんや」って、お話したり、その人がつくったものを見るにつけ思います。しかもその膨大な引き出しは、無駄なく整理されている。
 研究室はお世辞にも綺麗とは言えなくて、資料や書物が摩天楼もかくやというくらいに積み上がっているし、シャツにはアイロンかかってないし、コーヒーカップは「そろそろハイターしろよ…」って具合に変色したまま使っているけれども、頭の中は美しく整然としている。今更ながらすごいひとに教わっていたんだなあと思いました。

 春からは教わった事をあまり生かせないであろう職に就くので、余計にこんなことを思うのかなあ。

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