独学、予備校、自宅浪人を経験した医学部再受験成功記

        社会人経験後、3年間の受験勉強の末、2014年春国公立医学部に合格致しました。
        予備校(駿台市ヶ谷)と自宅浪人(Z会、スタディサプリ)の比較や各科目の勉強方法を書きたいと思います。
        模試やセンター直前期の成績推移は現役生も役に立つと思います。


はじめまして。このブログは高卒後社会人を経て3年間の受験勉強の末、
国公立医学部医学科に合格した私の体験談をつづったブログです。

私はほぼ知識ゼロから医学部再受験をスタートし、
最後までA判定が出ないまま志望校に合格いたしました。

決して頭が良い訳ではありません。
だからこそ、独学や予備校(駿台)、自宅浪人(スタディサプリ、Z会)を転々として、
3年もの歳月をかけて合格することが出来ました。

もちろん努力はしたつもりです。ですが同じくらい回り道もしてしまったと思います。
もっとうまく勉強していれば3年間も受験に費やすことはなかったと思います。
私の思う自宅浪人と予備校のメリット、デメリット、
そして模試の成績や自宅浪人時の勉強方法などを参考に、
読者の皆様自身でよりよい勉強法を模索していただければ幸いです。

最終更新2016/08/02

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模試成績推移



プロフィール
HN:雲
年齢:アラサー
性別:男性

たくさんの方にメールを頂いておりますが、
なかなか個別にお返事できない状況が続いております。
大変申し訳ございません。
模試の成績の結果や受験結果など励みになるメールもたくさん頂いており、
1件1件読ませていただいております。
後日、まとめて返信させていただくか、
ご質問内容によってはブログ内でお答えさせていただきます。


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目次
■はじめに
■一番最初にするべきこと 
■精神面について
■受験に必要な道具 
■生物か物理か
■国立か私立か
■次にやるべきこと

筆者プロフィール
HN:雲(アラサー再受験生)
2014年前期試験 国立医学部合格

■はじめに

医学部受験に頭の良さは必要ありません。

国立医学部を受験するのに必要な科目は、(生物、倫政選択の場合)
数学、英語、化学、生物、国語、倫理・政治経済です。

数学以外のほとんどは暗記科目で、暗記は努力でなんとかなります。
(東大医学部卒で受験評論家の和田秀樹氏は数学すらも暗記だと断言しています。)

確かに医学部受験では膨大な量の暗記が求められますが、
努力してその暗記を乗り越えることが出来れば、
必ず医学部に合格することは出来ます。

宇宙飛行士や総理大臣になろうとしているわけではありません。
毎年5000人が国公立医学部に入学するわけですから、
大学を選ばなければ医学部に入学する程度の壁は決して越えられない壁ではありません。

一生に一度の人生で、医師を目指すというのは本当に大きな決断だと思います。
一人ひとり胸に秘めた大きな想いがあるのだと思います。

特に浪人生の場合には、医学部でなければ受かっている大学、
それも世間では優秀だといわれている大学がたくさんあったと思います。

それでも人生の大切な期間を受験勉強にささげて、
医師を目指す皆さんは本当に立派だと思います。

医学部を目指した時点で、今までろくに努力したこともない人たちから、
たくさんの批判を受けてきた人もいることでしょう。

そんな批判に耳を貸す必要はありません。

医学部受験はとても厳しいものですが、
言い訳をせず、自分に厳しく努力し続ければ必ず合格できます。 

出来ることは全てやって悔いのない受験生活を送り、合格してください。


■一番最初にするべきこと 

まず大学やセンターの過去問を買う、
というアドバイスをよく見ますが私はやめた方が良いと思います。

ある程度勉強が進んだ方なら良いですが、
まだ勉強していない分野がある場合、現実以上に過去問が難しく見えてしまい、
尻込みしてしまう可能性があるからです。

なにか苦手科目がある場合、2週間くらいまずはそれだけを集中して勉強するのが良いと思います。
私の場合は英語がとにかく苦手でしたので最初の2週間は英語を重点的に勉強しました。
正しい方法で英語を学んだことで、英語の基礎を掴み、
英語に対する苦手意識がなくなり、受験も乗り切れるのではと思い始めました。
どの科目についても参考書であれば東進の『はじめからていねいに』シリーズが入門としては良いと思います。

私が受験を始めた当時はまだありませんでしたが、
受験3年目の自宅浪人時に多用したリクルートの映像講座、受験サプリ(現 スタディサプリ)を利用するのも良いと思います。

受験サプリは月額料金が参考書1冊と変わらない値段ですべての授業が受けられます。
各科目、受験サプリのスタンダードレベルを受講して、
まずは1科目基礎固めをして、受験を乗り切れるのではないか、という自信を持つことが大切だと思います。

詳しくは
スタディサプリ(旧 受験サプリ)を1年間受講してみて(受験3年目)
をご覧ください。

>>スタディサプリ(受験サプリ)のホームページ

長いスパンでの勉強計画などは、
自宅浪人を1年間してみて(受験3年目)
の記事に書いてあります。


■精神面について

初めはとにかく楽観的でいると良いと思います。
医学部入試なんて超えられない壁ではありません。

勉強すれば必ず受かる、希望を持って必死で勉強してください。

ただし、自分に厳しくする必要はあると思います。
こんなもんで良いだろうという思考は絶対にNGです。
合格するために出来る事は全てしてください。勉強に対して絶対に妥協はしないで下さい。

自分に厳しく、でもいつかは受かるという楽観的な思考が大切です。
そうしないと途中で挫折してしまいます。

医学部受験は長い道のりですから、
諦めずに勉強を続けていくことが重要になります。


■受験に必要な道具 

私が思う医学部受験の必須アイテムは、参考書や筆記用具を別にすると、
パソコンとコピーが出来るプリンターです。

パソコンは受験サプリなど映像講座の視聴、
過去問のダウンロードに使います。

プリンターは印刷はもちろんですが、コピーを多用します。
センター直前期になるとセンターの予想問題集を大量に解くことになりますが、
数学が苦手な私は、一度解いて解けなかった問題があるページ、復習したいページに付箋を貼り、
何度もコピーして復習しました。

他にも用途がたくさんありますので、
すぐ近所にコンビニがある場合は別ですが、
コピーが出来るプリンターは必ず用意してください。
 
 
■生物か物理か

※私は高校で物理選択で医学部受験では生物選択でした。
ただし高校卒業から10年近く経っていたため物理の知識は完全に忘れていました。

医学部受験では物理が有利で生物が不利だと聞きます。

確かに一時期私が候補に入れていた大学、
山梨大学、岐阜大学、広島大学などは過去問を解きましたが、
圧倒的に生物が不利だと思います。

ただし全ての大学が生物不利なわけではありません。
同じくらいの難易度か、特に新潟大学など生物の方が簡単な大学もあります。

私の大学でも生物選択は比較的多く、(学年の45%くらい)
特に生物が不利という印象はありません。

確かに生物選択だと志望大学の選択肢は狭くなりますが、
それでも生物選択であることのメリットはたくさんあります。

まず1つ目に生物では医学部1~2年生で習うような内容を多く含んでいます。
医学部志望の方は少なからず医学に興味がある方々が多いと思います。
実際、私自身生物が一番勉強していて楽しかったですし、
それだけ勉強したので成績も良かったです。

2つ目にほぼ暗記科目だということです。
減数分裂や浸透圧など人から教わった方が良い分野もありますが、
基本的には暗記科目なので、参考書を読んでインプット→問題集を解いてアウトプットを繰り返すだけで、
受験のほぼ全ての範囲を終えることが出来ます。

また物理と違って、参考書を一周してしまえばもう受験の問題を解くことが出来ます。
物理では基礎レベル→標準レベル→入試レベルといった具合でステップアップが必要ですが、
生物では入試ですら覚えたことがそのまま聞かれます。

そして肝心の暗記についてもそれほど暗記することは多いとは思いません。
受験で繰り返し出題される範囲については細かく暗記する必要がありますが、
滅多に出題されない範囲については覚える必要がないからです。
個人的には化学の方が暗記する内容が多いと思います。

3つ目に、これは医学部受験とは関係ありませんが生物選択者は医学部に入った後が圧倒的に楽です。
医学部1年の教養科目ではそんなに得しないかもしれませんが、
基礎科目である生理学、生化学、免疫学、発生学には生物の知識をそのまま使います。
生物選択者は受験で使った知識に新たにちょっと足していくだけですが、
物理選択者は高校の生物に遡って勉強しないといけないためかなり苦労しているようです。 

生物選択のデメリットは満点が取りにくいことだとよく言われます。
ただ、私のように数学が苦手な受験生にとっては、
そもそも物理で満点取るのは到底不可能なので、
生物で満点が取れないことは大きなデメリットではないと思います。

生物か物理か、結局のところ私のアドバイスとしては好きな方を選択すると良いと思います。
どちらが有利か不利かを考える必要はありません。
自分が好きな科目を選んでください。

好きな勉強であればそれだけ勉強します。
勉強すればその時間に比例して成績も上がります。

個人的には、私自身が生物選択で合格しましたので、
これから勉強を始める方には生物をお勧めしますが、
最終的にはご自分で両方勉強されて好きな方を選択すると良いと思います。

>>2016年度も国立医学部合格者多数!成績が上がらなければ全額返金


■国立か私立か

可能な限り私立医学部も併願して受験した方が良いと思います。
5年前と比べても私立医学部の学費はかなり下がっていますし、
学費は今は払えなくても、医師になってから払えない金額では決してありません。

日本学生支援機構の奨学金制度を使えば最大6年間で1500万円のお金を借りることが出来ます。
それに加えて各私立大学が提携している銀行の教育ローン、もしくは各県の奨学金を受けて、
学費2000万円台の大学であれば、家族の援助なし通うのは無理な話ではありません。
教育ローンは学生本人名義で契約することが出来ます。

銀行によっては実家を担保にする必要があるので、
家族に一切迷惑をかけないというのは無理かもしれませんが、
国立一本か私立も受験できるかでは大きな違いがあります。

他にも入学後に各県の奨学金の貸与を受けるという選択肢もあります。
東北など医師が少ない県では月30万円の貸与を学生に行っているところもあり、
貸与を受けた年数の1倍もしくは1.5倍の期間指定された病院で働けば奨学金の返還は免除されます。
また入学支度金として数百万円を一度に貸与してくれる自治体もあります。

国公立、私立問わず自治体の奨学金への推薦枠があるはずなので、
各志望大学に問い合わせて、
県の奨学金事情についても聞いてみると良いと思います。

人それぞれ現在の環境が違いますから一概には言えませんが、
可能な限り全ての情報を集め、医師になる道を模索することをお薦めします。

もちろんまだ勉強を始めて間もない方はすぐに私立の奨学金情報について調べる必要はありません。
こういう選択肢もある、という程度に知っておいていただけたらと思います。


■次にやるべきこと

医学部受験をするうえでまずすべきことは苦手科目を重点的に勉強することだと前述しました。
しかし、医学部受験には継続的な学習が必要です。

継続的に学習をするのに必要なのは正しい勉強方法と、勉強の計画です。

私が合格した年に多用したスタディサプリについては、
スタディサプリ(旧 受験サプリ)を1年間受講してみて(受験3年目)

勉強計画については
自宅浪人を1年間してみて(受験3年目)

をご覧ください。

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面接について

センター試験直前期の得点推移

センター翌日から二次試験までの過ごし方 

●勉強開始前の実力

何も知らない状況で模試を受けてもあまり意味がないと思ったので勉強開始前は模試を受けてません。

偏差値55前後の公立高校卒業。

英語 SVってなんだか分からない。高校受験でも全く英文が読めないまま挑んだ。
数学 解の公式すら覚えていない。高校ではⅢは未履修。
生物 高校では未履修。
化学 高校時代、一番苦手だった科目。なにも知らない。
政治経済 池上彰さんの番組をよく見ていたので割と初めから解けた。
倫理 高校では未履修。倫理ってなに勉強するのか知らない。受験2年目から勉強開始。


●合格までの軌跡

2011年4月頃 医学部受験を意識し始める

2011年10月頃 会社を退職し受験勉強に専念する
           (退職といっても正社員ではありませんでした)

2011年11月頃 全科目一通り高校で学習する範囲を終える
           (参考書をなぞっただけで全然理解できていない分野も多くありました)

2012年1月 センター試験

国語 120
数学① 85 
数学②  56
英語(筆記)  158
リスニング  30
化学  84
生物  86
政治経済  84

703/950 73.0%

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2012年4月 駿台予備学校市ヶ谷校舎入学

2013年1月 センター試験

国語 161
数学① 57 
数学②  58
英語(筆記)  171
リスニング  40
化学  86
生物  97
倫理・政治経済  80

750/950 78.9%

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2013年2月 国立大学前期試験 2次試験不合格
           同後期試験 1次試験不合格(足切り)

2013年4月 自宅浪人を開始(参考書、スタディサプリ、Z会を併用)

自宅浪人時の勉強方法は
スタディサプリ(旧 受験サプリ)を1年間受講してみて(受験3年目)

勉強計画は
自宅浪人を1年間してみて(受験3年目)
をご覧ください。

2014年1月 センター試験

国語 143
数学① 88
数学②  93 実際は自己採点誤差-2
英語(筆記)  176
リスニング  44
化学  100
生物  81
倫理・政治経済  91

816/950 85.9% 

center2014
 

2014年2月 国公立大学前期試験 2次試験合格
           同後期試験 1次試験合格(受験せず)


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