2018年04月19日

雨の日は野球の絵を描こう

花見ダイナシ

野球下絵
 先週末は生憎の雨と風で、せっかくの満開の公園のサクラがダイナシでした。


 この時期は、天気が良ければ最高なので、色んな計画が立てられているわけですが。 最近は週末ごとに雨が降って、色んな予定が狂ってしまって困るのです。

『 その度にガッカリして、途方に暮れてばかりじゃツマラナイなあ 』 なんて思い、雨の日に備えて、新しいキャンバスを買ってきました。 『 今度、雨が降ったなら、息子と一緒にコレに色を付けよう 』 と、下絵を描きました。
 以前に第2子が、画用紙に鉛筆で描いていた 野球の試合中 のようすの絵を基に、画面に合わせてテキトーに配置したヤツに、ふたりで何やら描き加えた下絵です。

 さて、続きは今度の雨の日に。。。
 どうなりますやら?

igayoshiyuki at 12:27|PermalinkComments(0) 工作活動 

2018年04月17日

【 解夏 】 のこと

解夏 以前から気に なっていた本を読みました。 まさか、これ程とは知りませんでした。

 表題作の 【 解夏 】 が目当てでした。 映画化された時に大きな話題に なったけれど、その当時のワタクシは映画なんて行ける状況では無くて、その基に なった小説に関しては、『 どうせ、芸能人の副業でしょ。話題には なるだろうけれど。。。 』 と、先日も何処かで聞いたふうな固定観念で、相手に しなかったわけで。 ただ、作品中のセリフ ≪ ・・・失明した瞬間に 『 失明するという恐怖 』 から解放される ・・・ ≫ を、誰かが引用していたのを聞いて、ずっと 気に なっていて、 それでも 『 どうせ・・・』 の方が強くて、結局、長い間、本を手に することは有りませんでした。
 映画化されたのは 2004年だそうで、本の刊行は 2002年のことなのだそうで、ああ、思い込みは出会いを 14年も遅らせたのだなあ。



 【 解夏 】 前出のように、徐々に視力を失う主人公の心を描いているわけで。 失明は、死と置き換えても良いような、そう云う絶望的な決定事項に向かっていく物語で。 既に失明を経験したひとのセリフ ≪ 光が見えるから暗闇が見えるんだ。暗闇というものはねえ、光が見えない者には存在しないものなんですよ ≫ にも、病気の症状 ≪ 奇妙な病気なんだ。失明したとたんに ( 口内炎も、陰部潰瘍も、湿疹も ) 病気が消えてなくなるんだ。綺麗さっぱり、ね ≫ にも、死が窺がえます。 本人の ≪ もうすぐ見えなくなるはずの自分の眼に、一体最後は何を見せたいのか ≫ と云うところも。 つまり全般に。 だけど、死と全く違うところは、解夏の後も、周囲との繋がりが続く、と云うところで。 と云うことは、この場合の 失明は、死と云うよりも、ハゲ、とか、インポ、とか、落第、とか、ソレに近いのかも知れない。 ・・・ ハゲきった瞬間に 『 ハゲるという恐怖 』 から解放される ・・・ うん。しっくりくる。
 だけれども、この物語の主人公には、恋人がいる。 友人もいて、愛する母がいて。 優しさに包まれていて。 もしかしたら、彼よりもずっと絶望的な健常者が、沢山いるかも知れないなあ、なんて思ったのです。 幸福と感じれる人生に必要なのは、能力よりも、周りのひとたちとの関係ってことか、などと、少し、主題とズレているかと思えるところでも感じたりするわけで。

igayoshiyuki at 12:23|PermalinkComments(0) 読書感想文 

2018年04月15日

梅田換気塔のこと

 お好み焼きを大急ぎで食べて、駅前のバス停に走る途中で、歩道橋の上から撮った写真を載せます。 この十年余りで次々と新しいビルに建て替えられて、すっかりクールに垢抜けした大都会を見ながら、気に なっていた 村野藤吾さまの梅田換気塔を見つけたからです。 意匠的には55年経った現在でも全くカタオクレを感じないのですが、さすがに周りが巨大化した分だけスケール感が合わなくなっているわけで。

 ちなみに取り囲んでいる建物たちを調べてみました。
 当事者の梅田換気塔が出来上がったのが 1966年で、その当時の周囲は、1964年に出来た富国生命ビル、1929年からの9階ビルに増築を繰り返していた梅田阪急ビル、1945年からの4階+PHビルに1963年まで増築を繰り返していた阪神ビル8階+PH、JR大阪駅は1940年からの3代目、1929年から在る曽根崎警察署。 警察署の南は梅田第一ビル9階が1967年完成だから工事中。
 梅田第一ビルの南に旭屋書店8階が1969年に出来て、梅田阪急ビルは1977年まで増築工事を繰り返していて、JR大阪駅は1979年に4代目に建て替え。 曽根崎警察署が1973年で11階に建替えで現在のカタチ。
 そして、2010年に富国生命ビルが28階に変身。 同年に梅田阪急ビルも超高層41階に変身。 JR大阪駅は2011年に現在の5代目に変身。 梅田第一ビルと旭屋書店が一緒になって2015年に清和梅田ビル21階。 阪神ビルは2015年から2018年で1期工事建替えで、これから2期工事。

梅田 077
梅田 075梅田 074


 ん。 ココまで書いたところで、改めて写真を見ながら考えてみると、咄嗟に感じたスケール感の違いだけじゃなくて、もっと影響しているのは、周りのキラキラさのような気が して参りました。 大きな壁面を皆、ガラス張りにして、煌々と様々な色の入った照明で四方八方に主張しているから かも知れません。 大きくても静かで穏やかなデザインだったら こうでは無かったかも、と 思えてきました。

 音響実験機が発想の基とか、云われているのを何かで見たけれど、何のことか判らない。 どっちかって云うとユーフォニアムかチューバの変態と感じるのだけれど。 近い将来に再来して、確かめたいところ。 交差点の中央の三角地帯に在って、わざわざ近づかないと近づけない位置と思われるけれど、恐らく この構造物の良さは、ガッチリと撫でるくらいに近づいて、ソコから見上げないと感じないのだと思われます。 つまり、野球観戦の ついでにチラ見する程度の、軽いノリの男には、応えてくれないシロモノのようす。 今度はキチンと感じに来たい。 どんな経緯で こうなったのか判りませんが、地下街の換気塔の外観を、キチンと造形させる機会を作った当時のカタガタと、ソレに応えた藤吾さまに敬意を払って。  
 
梅田換気塔  村野藤吾 村野・森建築事務所   1963年竣工



ああ。 『 そんなに いつまでも待ってやしないぞ 』 って声が聞こえてくる気もして。。。 焦る。

igayoshiyuki at 12:21|PermalinkComments(0) 我以外皆師也 

2018年04月13日

【 美大生図鑑 】

 地元の本屋さんに置いていない類イの本で。 だけど出来るだけ、地元の本屋さんから買いたいと思うので。
 ワタクシの職場の近くには、八文字屋エビスヤ店が在って、住まいの近くには、戸田書店三川店が在ります。
 この度は まず、職場の近くの八文字屋さんに行きました。 コノ本の注文をしようとしたら店員さんに 『 あ〜。取り寄せに なって。コノ本は日数が掛かります。もしかしたら入らないかも知れません。急ぎますか? 他の書店に行ってください 』 と、言われてしまいました。
 不安に思いながら、住まいの近くの戸田書店に行きました。 店員さんは 『 はい。判りました。 入りましたら連絡します 』 と、言いました。

美大生図鑑 そんなわけで、2.3日待って、コノ本が手に入ったわけで。 確かに、多く売れる本じゃない。 この辺りじゃ たぶん、1冊も売れないと思われます。

 ディズニーランドに否定的、芸能人のアートを認めず、人と同じがイヤで変わり者でOK、オリジナルしか興味無し。 オジサンに なったワタクシでも少し共感するわけで。

 絵が好きで、そんな仕事が したいらしく、美大を目指したい、と言い出している娘に、コノ本を渡します。 じつはワタクシも、同じ年頃に そう思っていて、だけど周囲の意見を聞いて、少し似ている建築設計に進んだわけで。 けれど娘には、その時にワタクシが言われた 『 やめとけ。アートじゃ食えない 』 とは、言わないでおこう、と 思っています。

【 美大生図鑑 】  
ヨシムラヒロム 絵・文  飛鳥新書

igayoshiyuki at 12:34|PermalinkComments(0) デザイン | 読書感想文

2018年04月11日

はしもとみお木彫りの世界展 のこと

はしもとみお-3はしもとみお-2

 先週末は雨でした。 せっかく仕事が休みなのに予定が狂ってしまい、狂いついでに娘と酒田市美術館に行きました。 久しぶりの訪問です。 目当ては はしもとみおさんの個展です。 閉店時間が5時と云うのに4時頃の到着に なってしまいましたが。 1時間 集中して、ジックリと拝見いたしました。
 楠を彫って着色した動物の像と、丁寧に仕上げられたデッサンが展示されておりました。 一点を完成させるのにもカナリの歳月が掛かると思われる大型の彫刻が、多く展示されておりました。 と云うことは、並べてある作品には新旧の年代差が有る筈なのですが、この展示会のために一気に作ったように錯覚するほど、安定した作風で、手法も確立されています。 作者は1980年生まれと云うから未だ38歳で、多くの作品は他の人のもとに渡っている筈だから更に多くをつくっている筈で、見てて、彫刻に打ち込んでいる時間の厚みを感じます。 そして、実物に忠実と云うよりも恐らく少し愛らしく、つまり彼女がモデルに見い出した魅力が上乗せされているようで。 作者は、明らかに動物好きで、明らかに優しいひと、と感じます。

【 どうぶつたちの棲む森 はしもとみお木彫りの世界展 】
4月22日まで 酒田市美術館

はしもとみお


 あれ? 以前にテレビで観た何かのモデルに なっているひとか? このひと? と、だいぶ あとに なって ワタクシ、うっすらと思いだそうとしています。

igayoshiyuki at 12:33|PermalinkComments(0) デザイン