2012年12月

2012年12月30日

年末のご挨拶 ’12

大宝館 729

 事務所は、今日から 年明け六日まで、お休みを いただきます。
今年も お世話に なりました。 来年も、また、よろしくです。

igayoshiyuki at 21:21|PermalinkComments(0) 私的人生 

2012年12月29日

歌舞伎座

歌舞伎座 733歌舞伎座 734
 
 そうです。 歌舞伎座。 名作足場写真集 大物の登場です。
足場写真と云っても、建物が半分は見えてますけどね、なんて思っていたけれど。
日没後に通りかかると、なんと、マグロの解体ショーならぬ、鬼瓦の解体ショーを公開中。

歌舞伎座 737歌舞伎座 735
歌舞伎座 736

ライトアップされていて、演劇を観ているようで、ナカナカイイ。
クレーンのワイヤーで玉掛けされ、作業員さんたちに とり付かれております。
普段は、あまり気に ならない鬼瓦が、作業員さんたちに囲まれると、ものすごく大きいことに気づきます。
作業員さんたちは、ものすごく大きいウンチに くっついた、フンコロガシの群れのようです。
その表面を右に左に、上に下に、せわしなく動いています。 がんばれ。働く フンコロガシたち!


igayoshiyuki at 12:58|PermalinkComments(0) 名作足場写真集 

2012年12月28日

東急プラザ 表参道原宿

東急 054
東急 052東急 060

 中村拓志さんの 東急プラザ 行きました。
 単体で見ると、大柄で大胆な凹凹も、表参道には しっかりとマッチで、コレしかない と云う溶け込みようです。
 ワタクシたちは、まるで、千切れたティッシュペーパーに なって、掃除機に吸い込まれるように、引力のあるエントランスに吸い上げられて行きました。 万華鏡の中を移動すると、何か、はるか以前にも感じた、何かの感覚を思い出します。 子供の頃に、母に手を引かれて、はじめて都会のデパートに入った時か、 上京して、先輩の後にくっついて盛り場に入った時か、 判りませんが。。。

東急 058東急 057

 年末で、店内は大賑わいの人だかり。 熱気も凄く、 普段は、こんなところに来ても、ただ見ているだけのワタクシも、つい家族のために無駄遣いを。。。 そんなわけで、冷静さを欠いた事と、情報不足のせいで、ココの注目ポイントの 緑化された屋上 に上がることなく、帰って来てしまいました。 トップライトを見上げたり、外部からも、凹の上にニョキニョキと生えているのを眺めていたりしたのですが。。。 ピンと こなかったワタクシ。 ニブイ。 鈍感。 反省。 そのうち また、行ってみますか。



igayoshiyuki at 12:31|PermalinkComments(0) 我以外皆師也 

2012年12月27日

東京中央郵便局のこと

〒 829

 東京駅の すぐ隣の郵便局です。 数年前に、取り壊すとか、いやいや、残すべきだ、とか、結構な騒ぎに なって、 その時、テレビに映っていた、鳩山弟さんの顔を思い出しながら、 結局、残されて、キレイに化粧直しをされたファサードを眺めて居りました。

 大論争の後、結論が出て、ファサードが残された形で高層階が取り付く計画が立てられ、その工事が終わり、 あんなに大騒ぎした割には、それが、『 良かった 』 とか 『 ダメだった 』 とか、何だとか、 今に なったら、まったく取り上げられないのは、不思議。 みんな、どう思っているのだろ?
 ワタクシと しては、とてもキレイな建物で 、『 残してくれて、ありがとう 』 と 言いたい気持ち なのですが。

igayoshiyuki at 12:38|PermalinkComments(0) 我以外皆師也 

2012年12月26日

東京駅復原のこと

 新しくなった東京駅に来ました。 とてもキレイに出来上がっております。
( あ。おととしの春の、足場が掛けてあった時の写真は、名作足場写真集カテゴリー に移動しておきますので、見てちょうだい)。

東京駅 699東京駅 700

 元の東京駅が、開業したのは、大正3(1914)年、( 設計は辰野金吾さま )、 皇居に向かい合い、国家の威信を賭けて造ったで あろう建築。 その形が焼失したのは、昭和20(1945)年の大空襲。と云うことで、復元工事は、平成18(2006)年から今年まで。 つまり、元の建物の、詳しい資料が揃わない状態で、計画をして、 6年かけて工事を続けてきたもの。
 新築時と、復元時の両方の、このプロジェクトに携わった多くの人たちの、苦労の跡が、にじんでいるなあ。 そんな情熱が、建物から染み出てくるわけで、そのパワーが、今、東京一番の名所に なっているのだなあ。

東京駅 666東京駅 698

 北口、南口の、ドーム天井を見上げます。 周りの人たちも、口を開けて、カメラをかまえています。 北口の2階部分に出てくる人たちが見えて、うらやましく思えて、そこに行くために、ステーションギャラリーに入りました。 そのおかげで、復原工事完成記念展 「 始発電車を待ちながら 」 で、クワクボリョウタ さん の 作品を発見。 ヤリマス。 ヤマガミユキヒロ さん も ヤリマス。

東京駅 674東京駅 685

東京駅 071 今月28日までは、イルミネーション 「 東京ミチテラス 」 を やっていて、夕方は、尚更、モノスゴイ人だかり です。 スゴ過ぎて、この日は、1回だけで中止に なってしまいました。 駅の周辺は観覧客で埋め尽くされて身動き とれず、 車道にも人が あふれ、 オシクラマンジュウ みたいに なって、非常に危険で御座いました。 それにしても スゴイ集客です。 桁違いのパワーを感じます。 って云うか、感じながら撮った写真 ← をご覧ください。


igayoshiyuki at 12:34|PermalinkComments(0) 我以外皆師也 

2012年12月24日

鶴岡市文化会館設計ワークショップ ―2

DSCN7136 ものすごく 楽しみに していたのですが、 どうしても外せない用事と かぶってしまい、 なんと ワタクシ、 欠場 です。 ああ。 どうなったのかしら? 週明けに、参加したはずのメンバーから、詳しく 様子を訊かないと。。。

 ああ。 残念 です。

igayoshiyuki at 21:21|PermalinkComments(0) 建築的人生 

2012年12月22日

室内は 野外なイエ

画像 727 鶴岡駅前通りの このイエ。 
← 真っ正面から見ると こんなふう。
車庫の左側は、水回り でしょうか。

ですが、このイエ。横から見ると ↓
あれれっ。 
奥行50cmくらいで、切れてます。

室内が、野外? 意外な、室内!
( 解体中では ありませんよ )
まるで、
舞台のセットのようなイエなのです。


画像 725


igayoshiyuki at 01:01|PermalinkComments(0) 路上観察 | ナイス建築

2012年12月20日

柿酢づくり のこと ’13

♪ 〜食べつくす柿 柿 柿 また柿よ〜 我が家には 七つの 柿を食うとか〜 さわし柿 干し柿 柿酢 ・・・・・〜 ♪
( 津軽恋女の替え歌でお願いします  えっ。イマイチ?。。。 スミマセン )。 と云うわけで。

柿 046柿 047
  その後、ペースト完熟 オン ヨーグルトを試しているうちに、干し柿の第1陣が出来上がってきた、我が家の 柿食。
 今日は、早起きして、雪の中、熟しきった柿を もいで参りました。

柿 043柿 045

 あれほど頑張って もぎまくっても、まだまだ たくさんの柿が、木に ぶら下がって、熟しています。 もったいないのです。 何とかコレも、食糧に しようと云うわけで。。。  そうです。 昨シーズンは失敗に終わった 柿酢づくり に、再チャレンジです。
 去年とは作戦を変えてみます。 今日の ところは、かるく水で汚れを流して、ザルの上で乾かすところまで。
今度は うまくいくのか? やっぱりダメか?

igayoshiyuki at 18:34|PermalinkComments(0) 庭の食材 

2012年12月18日

嵐の慰労会

ごちそう 042 先日は、わが社 建築部門の慰労会がありました。
途中から、会社の役員さまが、飛び入り参加されました。

 どこかで、業界の集まりがあったらしく、開会から1時間ほど過ぎからの参加です。
宴 タケナワのころに登場され、みんなに拍手で迎えられ、
『 普段 思っていること、会社に 要望とか、色々あれば、何でも言ってくれ。 俺が聴くから 』
と、男らしく、かつ、おおらかに、言い放ちました。

 普段、口も きけない立場の 若手社員たちは、役員さまの やさしいお言葉に大喜び。
『 それでは、申し上げます 』
と、ひとりが口を開くと、セキを切ったように次々と、様々な提案が述べられていきました。

 若手に引きずられて、中堅社員もそれに加わり、 提案、要望、苦情、うっ憤が、次々と噴き出して、 重なり合い、高め合い、途切れることなく続きました。

 やがて役員さまは 社員たちに取り囲まれ、 経営陣に対する、苦情、不満、恨み、憤り、は 益々巨大化し、 噴火し、 降り注ぎ、 集中砲火し、 なだれうち、 まったく納まらないまま 時は過ぎ、 ついに中締めの時間に。。。

『 オメがだっ! そげ言うなだば、会社 辞めれっ! 』 
( おまえたち!そんなこと言うなら、会社 辞めろ!)
 
 登場の時に見せた、紳士のような姿は、すっかりサマ変わりしてしまい、 目をくぼませ、汗を滴らせ、顔を赤らめ、髪をふり乱した 役員さまは、そう怒鳴りながら、フラフラと 帰って行かれました。

≪ 解散! ≫




igayoshiyuki at 12:51|PermalinkComments(0) 小説 

2012年12月14日

つつみ家 レッツダイニング- 完

みどり町 101

 先週末は 予想を上回る来場者により、充分に 説明を出来なかった方も 出てしまいました。スミマセン。
などと、去年も同じようなことを 書いたような 気も致しますが、やはり反省は せず、去年と同じか、むしろ少ない人員で 対応しようとする わが事務所 の営業姿勢が問われるありさまです。
 そんなわけで、またまた 今週末も、同じか、もっとひどい体制で、一般公開を 行ないます。 どうせ 人数を増やしても、説明できる人が 増えるわけではありませんので、仕方ない と言えば そういうことですが 。。。 というわけで、お楽しみに。

 ここに 来れない人や、説明不足の人のために、このイエの中心に当たる 食卓テーブル の写真を載せます。

みどり町 238みどり町 221

 結局、コストダウンさせるために、キッチン全てを作るのをやめて、既成のシステムキッチンと B D K T 天板の 組み合わせ作戦を 採用しました。 キッチンメーカーから 詳細図を取り寄せたり、ショールームに 現物システムを見に行ったりも しながら、板の、正確な位置出し、加工、補強、合体 をしていただきました。 活躍してくれたのは、ジョーム監督、寝る間も惜しんで 頑張って頂きました。感謝感謝。 おかげで、寸分の狂いもない 見事な 食卓テーブル が組み上がりました。
 ただ一つ、悔やむべくは コノ1本脚。 デザインセンスに 難がありました。 トホホ。 あまりにも お任せしすぎて、ワタクシが 楽をしてしまった報いが、こんなところに。。。 まあ、公開中、コレを見て、顔をしかめる方も、舌を鳴らす方も いらっしゃらなかったので、一般の方にとっては、とるに足らない事 なのでしょうが。。。ハハハ。

みどり町 240 あ。 昨日は、何かの取材班が来ておられました。
何枚か イエの写真を撮られ、 そのあと、小型マイクを 突きつけられました。
ドキドキしました。 シドロモドロに なっているところを、また写真に撮られました。
そのうち、何かのメディアに載るのか と思います。 

igayoshiyuki at 12:41|PermalinkComments(0) 住宅 

2012年12月12日

玉置浩二さま

♪ 生きていく〜んだ それでいい〜んだ な〜みにま〜きこまれ か〜ぜにと〜ばされて それでもその目をつぶら〜ないで 僕がいる〜んだ みんないる〜んだ そ〜してき〜みがいる 他に何ができる〜 ♪ ( 田園;玉置浩二さま 1996年)

柿 724 父が死んで、柿をあげる相手も 減ってしまったのですが、父の親友の 玉置浩二 さんが、以前と変わらず 柿をもぎに来てくれて、みんなでさわした柿が 意外にあって、家族全員で 毎日食べても まだ残っています。
 そんなわけで、かなり 柔らかくなってしまった柿でも、無駄にしないで 食べれるように、最近、妻が、あれやこれやと 工夫をしております。 例えばコレが、柿ゼリー。 こいつは、夏だったら ナカナカ イイ かも。  あ。そうか 冷凍保存か?



igayoshiyuki at 12:21|PermalinkComments(0) 庭の食材 

2012年12月10日

続 【主】による地鎮祭

 建て主であれば、業者に まかせっきりにせずに、地鎮祭を 仕切りたいものです。
欲を 言えば、神主さんに まかせっきりにせずに、自由な時間に、工事の無事と、家内の安全を、 祈りたいものです。

そんな訳で、 自分で地鎮祭  の例を、以前、ココで 紹介したことが ありました。
が、やはり、神主さんを 呼ばずに 神事を行なうことには、強い抵抗が あるものです。


『 触らぬ神に祟り無し 』 そんな言葉が頭をよぎる。


 全てをオミトオシ の神様にかかっては、自分の心の中まで 覘かれるわけで。
 実は 信心が無く、冷やかしで、どこかで疑い、少しオチョクリ、
面白半分に からかうところが 、チョットだけでも あるのが バレるんじゃないか?。
 普段、神棚に 手を合わせることもない 自分が、神事を 仕切っちゃって、
その所作が、神を 冒とくする行為に 当たらないだろうか?、神に誤解され、
『 このヤロ、ワシをバカにしとるな、懲らしめてやるぞ 』
なんてことになって、そのあと、ひどい目に 遭わされたり しないだろうか?、心配になってしまう。
それを 考えると、
『 お お お お お お お 〜 っ!』
などと、降神の儀なんて、恐ろしくって 出来やしない。

多分、みんな、そんな風に思って、実行を 躊躇する。
 神主さんを呼んで、祝詞をあげてもらっている間、
『 あ〜あ。長いな。早く終わんねーかな 』 
なんて思ってるくせに。
その神主さんは、
ホントは、ご祝儀を 横取りするのが目的で、神様なんか 信じていないかも 知れないのに。
もしくは、祝詞を あげながら、ものすごく エッチ なことを考えているかも 知れないのに。
そっちは 疑いもせず、自分のことは 信じられないワタクシたち。 とほほ。

ホントは、ともに 神に背きながら、
神主さん の方は、
『 バチが当たるのは 建て主の方だから、自分にゃ 関係ないわい 』
建て主さん の方は、
『 神主さんがいる限り、自分たちに 災いは 及ぶまい 』
そう考えて、安心しているだけ なんじゃないのかしら。
『 い つ も そ う だ し 』  『 み ん な そ う し て る し 』

 だけど、みんなが、自分たちだけで やっている 神事 がある。
クリスマスパーティーだ。
神父さんを 呼んでやってるウチなんて、聞いたことが無い。
多分、だれも 不安を感じないだろうし、それで ひどい目に遭ったってことは 聞いたことが無い。
ってことは。 大丈夫 なんだ。
自分たちだけでも。 大丈夫 なんだ。 
きっと。 大丈夫 なんだ。

大黒 720Xマス 722


igayoshiyuki at 12:24|PermalinkComments(0) 建築的人生 

2012年12月08日

つつみ家 一般公開

みどり町 228みどり町 209
みどり町 044みどり町 232

 約束通り、今日から一般公開です。 そんなわけで、ワタクシも今日は、そこで店番をすることになりました。  遊びに来て ちょうだい。

みどり町 249みどり町 246

 鶴岡市 みどり食堂さんの前あたり。 10時から開けています。


igayoshiyuki at 01:01|PermalinkComments(0) 住宅 

2012年12月06日

つつみ家 完成間近

 急ピッチで工事は進み、やっと今日、大掃除中です。
なんてったって、今週末には 一般公開 する約束なんですから。

みどり町 181みどり町 172みどり町 177
みどり町 391みどり町 087みどり町 395
みどり町 154みどり町 117みどり町 167
みどり町 163みどり町 137みどり町 613
みどり町 465みどり町 168みどり町 962


igayoshiyuki at 12:26|PermalinkComments(0) 住宅 

2012年12月04日

パンドラの壺のこと

≪ もう一つ、パンドラの壺とともに私の心に昇って来るのは―まことに突飛な連想にはちがいないのだが―衆議院解散の風景だ。
 議事堂の大会議場で解散が宣言され、金バッジの先生たちは、いっせいに全国の選挙区に飛び散る。
 皮肉な見かたをすれば、あれこそ現代の ” パンドラの壺 ” ではないのか。
 選挙運動の最中に、幾多の密約が交わされ、利権のからんだ取引きが闇から闇へと飛ぶ。諸悪の根源がばら撒かれ、私たち選挙民に残されるのは、かろうじて ” 少しはよくなるのじゃあるまいか ” という希望だけ。違うだろうか。 ≫
 阿刀田高さまが、ある随筆集の中で語ったモノだけど。 それから 30年もたって、壺の底にあったはずの希望は、もっと小さくなってしまい、今じゃあ、あるのかどうかさえ わからない状況になっちまったようです。

画像 709

 選挙は、国民の意思を問うもの、とか、国民の権利だ、とか、責任だ、とか、言われるけれど。
いったい、誰を選べば良いんでしょ? どの党を信じれば良いんでしょ? って感じで。  もうそろそろ、こんな仕組みで 国家を動かすってコト自体が、限界に来ているんじゃないか と思えてくる今日この頃。
 こういう方々を あてにせずに、されずに、 利用もせずに、されずに、 左右されずに 生きていければ イイのになあ、と思います。 できれば自分の力で、正しいと思うことをして、人の役に立つことをして、喜ばして、喜んで、楽しませて、楽しんで、いければ イイ なあ。


igayoshiyuki at 12:34|PermalinkComments(0) 独り言 | 読書感想文

2012年12月02日

マーロンさん オ〜ノ〜ッ!

12月 710 悪魔を憐れむ歌 の鼻歌と ともに、新しい斧を背負った マーロンさんが 事務所に やって来られました。

マーロンさんが、斧を片手に

『 これも 買いな 』

と言うので、ついでに エコファン なるものも買うことに なりました。

早速、ふたつとも試してみます。  

『 ありがとね マーロンさん 』




斧 717エコファン 718


igayoshiyuki at 01:01|PermalinkComments(0) 私的人生