2018年02月14日

コテの再就職

 アスファルトプラントの事務所棟を、建て替えておりました。 既存棟は筑後56年、長く使いこまれ、時代に合わせて改造を繰り返し、かなり華奢で、隙間が目立っておりました。  安全で快適に作業できるように、思い切って 建て替えよう、と云うことに なったのでした。 所長も副所長も大らかなカタで、機能上の問題が無ければ、『 イガヨシくんに任せっぜ! 』 と言ってくださいます。

アスファルトコテ 34アスファルトコテ 33

 倉庫に、使い込んだコテが在りました。
 施工会社ごとに少しずつカタチが違うのだそうですが、アスファルト舗装の工事現場で、熱したアスファルトを押さえつけて、細部を平らに仕上げるための道具です。 鉄で出来ていて、とても重くて頑丈なのですが、ずっと使っているうちに、次第に磨り減って、薄くなったり歪んだりするもので。 そうなると回収して鍛冶屋さんに持って行ってメンテナンス、柄は再利用し、コテの部分のみを作り直してもらうのだそうで。
 倉庫に在ったのは、メンテナンスに出されるのを待っていた古いコテだったわけで。
 
アスファルトコテ 92アスファルトコテ 91

 この度は、その古コテを頂きました ( 正しくは、メンテナンス作業をヤラセテくれるよう、頼んだわけで )。
 ワタクシが代わりに、鍛冶屋さんに持ち込んで、先ッチョをもぎ取って、新しいのに作り替えて もらって、不要に なった古びたコテを再利用、と 云うことです。 古コテの第2の人生、活躍の場は、エントランスから2階の監理事務所に上がって行く階段、と致しました。 皆の眼に触れる、重要な場所です。
 鍛冶屋さんに工事現場に来て貰って、現物をあてがって、細部を測って もらって、角度とか、出っ張りとか、色々と試しながら決めて、接続部分の加工を御願いします。

 その後、取付け作業は意外に難しく、微妙に長さが合わなかったり、手摺が歪んじゃったりで、タイヘンだったそうですが ( モウシワケナイ。ワタクシ、そんな場面には立ち会わず、苦労知らずで御座いますが )、ようやく 完成の はこび。
 所長と副所長は大らかだし、工事の途中で見に来た関係者たちにも 概ね大ウケ、なのですが。

アスファルトコテ 36

 さて、いよいよ明日、正式な御引渡しの時が参ります。 経営者さんが現場に やって来ます。
 どうだ? ウケるか? それとも 怒るか?  そもそも シャレが通じるのか?・・・・・
 
 ワタクシ、少し、心配に なって参りました。

igayoshiyuki at 12:28│Comments(0)商店建築 

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