タイ語、ときどきタイ料理

勉強すればするほど奥が深いと感じるタイ語。そんなタイ語についてのワタシ的考察を綴っていきたいと思います。 ときどき、タイ料理やタイ食材のことについても。 旧ブログ名『タイ語のあれこれ』より、タイトル変更しました。

以前アップした『シーロム(sǐilom/สีลม)という名称の由来』の動画を、現在中級レッスンを受講されている生徒さんにリスニング課題として挑戦してもらったのですが、この話題に関連し、「ทองหล่อ(thɔɔŋ lɔ̀ɔ/トンロー)という名称も、シーロムのように由来があるんですか?」とご質問いただきました。

何かあったような気がしたのですが、思い出せなかったので、調べてみることにしました。


<ทองหล่อ(thɔɔŋ lɔ̀ɔ/トンロー)という地名の由来>


quote
ซอยทองหล่อソイ・トンロー

ไม่มีโรงหล่อทอง หล่อเงินอะไร
金や銀を鋳造する工場は特になかった。

ตอนตัดซอยใหม่ ๆ แถวนั้นยังเป็นทุ่งนามีแต่ควายกับวัว
ソイを新たに建設した際、そのあたりは田んぼで、水牛と牛しかいなかった。

ทองหล่อเป็นชื่อเดิมของ พลเรือโท ทหาร ขำหิรัญ
トンローは、タハーン・チャーヒラン海軍中将の以前の名前である。
(※wikipediaによると、以前の名前は「ทองหล่อ ขำหิรัญ/トンロー・チャーヒラン」)

อดีตสมาชิกคณะราษฎร์ ผู้เปลี่ยนแปลงการปกครองเมื่อ พ.ศ. 2475
同氏は、仏暦2475年(西暦1932年)の立憲革命時の人民党メンバーであった。

unquote

出所:https://th-th.facebook.com/Ghostthaistory/posts/1498136583580614

その他参照:https://th.wikipedia.org/wiki/ทหาร_ขำหิรัญ




ทองหล่อ(thɔɔŋ lɔ̀ɔ/トンロー)という単語は、二つの単語に分解することができますが、
・ทอง(thɔɔŋ/トーン):金
・หล่อ(lɔ̀ɔ/ロー):ハンサムな
こちらが、ぱっと思いつく意味かと思います。

ただ、「หล่อ(lɔ̀ɔ/ロー)」には「鋳造する、型に流し込む」という意味があるので、 ทองหล่อ(thɔɔŋ lɔ̀ɔ/トンロー)という名称の由来として、「金の鋳造工場があった」という説があるようですが、上に挙げた文章によると、そうではなく、あくまで人物の名前から来ているとのことでした。


この件に関連して、「หล่อ(lɔ̀ɔ/ロー)」という単語が「ハンサムな」という意味を持つようになった理由についても、気になって調べてみました。

そちらは次のブログでご紹介したいと思います。


タイを拠点とする航空会社4社の2017年の収支が掲載されていましたので、翻訳してみました。 

info1_plane
出所:https://positioningmag.com/1159079(2018年2月27日付)


【日本語訳に置き換え】
info1_plane(日本語追記用)
出所:https://positioningmag.com/1159079(2018年2月27日付)



上記の表を以下の通り整理してみました。


2017年 各航空会社 売上高

1位:タイ航空 1,919億4,600万バーツ
2位:Air Asia   372億8,230万バーツ(*)
3位:Bangkok Airways 293億3,092万バーツ
4位:Nok Air 203億7,670万バーツ



2017年 各航空会社 損益

1位:Air Asia 14億7,750万バーツ(利益)(*)
2位:Bangkok Airways 7億8,790万バーツ(利益)
3位:Nok Air △18億5,430万バーツ(損失)
4位:タイ航空 △20億7,200万バーツ(損失)



(*)Air Asiaの数値は、公式ホームページで公表されているアジア・アビエーション(AAV)社(タイ・エアアジアの大株主)の数値とほぼ同じであることから、タイ・エアアジア社の数値と思われる(※売上高の数値の若干の違いについては不明)。   

<公式ホームページで公表されている 2017年AAVの売上高・収益>
  年間売上高:359億3,160万バーツ
  当期利益:14億7,750万バーツ

参照:https://www.airasia.com/th/th/press-releases/aav-announces-2017-operational-results.page



タイ航空が赤字なのはよく話題に上っていますし(**)、Bangkok Airwaysは手堅いイメージがあるので、数値を見ても特に違和感はありませんでしたが、タイ・エアアジアが黒字なのに対し、同じLCCのNok Airが赤字なのが個人的には気になりました(就航路線、またはブランドイメージの違いでしょうか...?)。


(**)2018年2月27日付 日本経済新聞 『タイ航空の前期、赤字転落

動詞『ปิด(pìt)』は、「閉まる/閉める」や「止める」という意味を持つ、お馴染みの単語かと思いますが、先日こんな表現が出てきました。

"ปิดประกาศpìt prakàat)"


ประกาศ(prakàat)は、「発表する、告示する、通知する」といった動詞、または「公表された事項(告示・通知など)」などの名詞として使われる単語ですが、このようにปิด(pìt)と用いた場合に、どのような意味になるのかが分かりませんでした。

最初は、

"閉める+告示" → "告示を閉める" → "告示を止める"

という意味かな、と勝手に推測したりしてみたのですが、最終的に友人に質問したところ、以下の通り教えてもらいました。
(教えてもらった後に辞書を確認したところ、きちんと書いてありました...)

ปิดpìt):貼る貼り付ける = ติด(tìt)

【ปิด(pìt)を「貼る」の意で用いる例】
 ・ปิดประกาศpìt prakàat):告示を貼り出す

 ・ปิดคำสั่งpìt kham sàŋ):(裁判所からの)命令を貼り出す
  =เอาคำสั่งศาสไปแปะไว้ที่หน้าตึกนั้น เพื่อให้ทราบโดยทั่วกัน(ในกรณีที่ไม่มีผู้ครอบครอง)
   ʔaw kham sàŋ sǎan pay pæ̀ wáy thîi nâa tɨ̀k nán phɨ̂a hây sâap dooy thûa kan(nay karanii thîi mây mii phûu khrɔ̂ɔp khrɔɔŋ) 
    :裁判所の命令を告示するために、該当する建物に貼る。
     (所有者がいない場合)

 ・ปิดทองpìt thɔɔŋ):金箔を(仏像に)貼る

  <慣用句>
   ปิดทองหลังพระpìt thɔɔŋ lǎŋ phrá
   :人知れず善事をなす(←仏像の背中に金箔を貼る)
    =ทำความดีโดยไม่มีใครเห็น ไม่ต้องประกาศให้ใครรู้
    (tham khwaamdii dooy mây mii khray hěn mây tɔ̂ɔŋ prakàat hây khray rúu)
    :誰も見ていない所で良いことを行う。誰かに知らせる必要がない。




ปิด(pìt)を「貼る」の意味で用いるのは、上記の表現などの限られた表現のみのようです。

また一つ勉強になりました。

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