販促の知恵袋

売れない時代に、“売れる”方法を探り出すのが、私の仕事です。
世の中の動きや事例を紹介しながら、その中に隠されているヒントをお届けします。

2007年05月

言葉で壁を取り払う5

「キャッシング」「タトゥー」という言葉は、
ダークな世界を明るく見せかけ、
人びとを誘い入れました。

本来は、「借金」「入れ墨」という、
後ろめたさのある言葉なのですが、
カタカナ語を遣うことで、
暗いイメージを払拭しています。

「ニート」「フリーター」は、
あまり暗さを感じさせず、まるで職業のようです。

これらは、言葉を変えることで、
本来持つ意味さえも変えてしまっているようです。

このように、悪いイメージを良いことのように
見せかけるのは、よくありません。

しかし、高級・高額のもの、手の届かないものを
言い換えることで、
身近なものとして感じさせることは、
ビジネスにおいては、有効なのではないでしょうか。

「プチ整形」「プチリタイア」「おねえキャラ」
「ちょいワル」など、
言葉によって、親しみやすくなるものが、
たくさんあります。

「整形はちょっと……」だけど、「プチ整形」なら。
「悪くはなれない」けど、「ちょいワル」なら。

と、受け入れやすくなります。

お金をもらって、働いてもらう5

・間伐や下草刈りを手伝う「林業体験ツアー」
・田植えから稲刈りを手伝う「米づくり体験」
・ログハウス建築を勉強する「ログビルダー教室」

エコライフ、スローライフを体験するツアーが人気です。
もちろん、参加者がお金を払って、
体験させてもらいます。

よく考えると、逆にアルバイトとして、
お金を払ってもいい“仕事”なのです。


里山の整備には、間伐や下草刈りが必要ですが、
人手不足で困っています。

田んぼは、放っておくと、雑草だらけになって、
使えなくなるので、米づくりは、
大切な土地の保全・整備です。

ログハウスづくりは、力仕事なので、
人手が必要です。


本来なら、人を雇うところですが、
発想を転換して、『体験ツアー』にしています。
しかも、有料です。

まわりを見渡してみてください。
体験になるものがあるはずです。

カスタム・メイドで、わがまま対応5

女性ひとりひとりの注文に合わせて、
調合する化粧品があります。

肌の色や性質、髪や目の色などを分析して、
その人に合った成分と
色合いの化粧品を調合してくれます。

価格は多少高めですが、さほど時間もかからず、
自分に最適な化粧品が手に入るので、好評です。

最近の化粧品は、ひとつのブランドでも
20色30色と微妙な色違いを揃えていますが、
それが逆に、消費者の選択を混乱させています。

自分だけのカスタム・メイドなら、
迷うこともなく、
“この化粧品は合わないわ”
という失敗もありません。


お客さまひとりひとりへの対応は、
究極の販売戦略なのです。

固定観念でターゲットを決めない5

高齢者に、スキーはできないのでしょうか?

いいえ、アメリカには、
高齢者向けのスキーツアーがあります。

子ども向けのビジネスセミナーは?

日本でも、小学生に商売を教えている組織があります。

女性野球選手?

リトルリーグ、社会人には、すでに存在しています。
いずれ、日本のプロ野球にも、出てくるでしょう。

男性向けメイクアップ教室?

実際にあります。


このように、古い考え方、固い頭では
あり得なかったことが、
どんどん現実のものとなってきています。

固定観念でものごとを捉えていると、
眼の前のビジネスチャンスは、逃げてしまいます。

“あり得ない”ターゲットを想定してみては?

「カンタン・シンプル」が、売りになる5

通話に限定した携帯電話が売れています。

ワンセグはもちろん、メールもできません。
機能は、固定電話と同じ。

複雑な機能は使いこなせない、
メールなど使わない、
という高齢者向けに開発されました。


二層式洗濯機が、いまも売られています。

従来の全自動や最近のドラム式は、
便利ですが、無駄な機能がたくさんついています。

また、意外に細かな設定ができず、
使い勝手が悪いこともあります。

こうした問題から、使い慣れた二層式を買う人が、
まだまだいるのです。


ハードディスク内蔵型DVDレコーダなどが、
高機能化する反面、単純に、
DVDを再生するだけのプレーヤーも売れています。

やはり、高機能を必要としないお客さまがいるからです。


世の中が便利になっていくのは良いことですが、
複雑過ぎて、使い方がわからない人たちが、
たくさんいることも忘れてはいけません。

そういう人たち向けの商品・サービスを
提供することもビジネスチャンスなのです。

お客さまのお手伝いをする5

ある茶舗&海苔店では、
葬儀用のお返し品を買っていただいた場合、
その葬儀の受付をお手伝いしたり、
お返し品を手渡す係りを無料で派遣しています。

葬儀の際の人手不足というのは、結構あるようで、
経験豊富なベテラン販売員を派遣する、
このサービスは、大変感謝されています。

他の業種でも、
お客さまが商品を買い求める背景を考えれば、
こうしたサービスは、思いつくはずです。

健康&ダイエットで集客する5

中高年以上は「健康でありたい」
女性は「ダイエットしたい」

文明が続く限り、このテーマは永遠です。
多少、ブームによって波はありますが、
お客さまの関心が無くなることはありません。

このテーマを使って、集客方法を考えてみましょう。

飲食店なら、
「雑穀ごはんと有機野菜定食」
「ビタミンたっぷり美肌みそ汁」

ファッション関係なら、
「元気に歩ける、フィットパンツ」
「ポッコリお腹矯正下着」

美容室なら、
「健康な笑顔に見せる、とっておきスタイル」
「ほっそり顔変身ヘア」

旅館・ホテルなら、
「健康スポーツ体験宿」
「食べて痩せる、エクササイズプラン」

アイデアとしては、特に珍しいものではありませんが、
これを徹底してやることで、
“このお店には、○○がある”
と、お客さまに認知していただけます。

もちろん、斬新なアイデアなら、なお良いのですが。
また、PRも大切です。

健康とダイエットに関心の無い人は少ないので、
認知されれば、必ず集客につながります。
コラム

マーケティングコラムを
書いています。



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