販促の知恵袋

売れない時代に、“売れる”方法を探り出すのが、私の仕事です。
世の中の動きや事例を紹介しながら、その中に隠されているヒントをお届けします。

2008年06月

プレミアムで高付加価値を5

「アクアトリートメント」
「超美白(ホワイトニング加工)」

ヘアメイクや美容を思わせる言葉ですが、
実はクリーニング屋さんの新しいサービスです。

『プレミアムクリーニング』と称し、
高付加価値で注目されています。

Yシャツ1枚通常320円が、プレミアム1260円〜。
メンズスーツ(3P)通常2280円が、
プレミアム6300円〜。

と、数倍の価格となっています。

「1日限定10着」
「経験10年以上のディレクターがお手入れします」

というフレーズで、差別化を図り、
集客に成功しています。

「プレミアム」という言葉は、
若干古くなりかけていますが、
安売り競争とは逆の、
高額商品で勝負するという戦略は、正しい判断です。

後は、お客さまがどれだけ、その価値を感じるかです。

極端なものは注目される5

ヘルシー志向の世の中にあって、
メガマックやメガ牛丼、デカ盛りが
流行のごとく注目され、定着しています。

これは、「ヘルシー」という志向があれば、
必ずその対極を欲する人たちが出てくることを
ウマく捉えた結果です。

少し前には、激辛が流行り、いまだ残っています。

世の中には、極端なものに注目する傾向があります。


『YOKOHAMA XPA』

これは、苦さが通常の約2倍というビールです。
アメリカ軍人のペリーが、
日本に持ち込んだとされるビールを再現したものです。

長い航海や熱さに耐えられるように、
防腐効果のあるホップを大量に使用したことが、
苦さのもとになっているようです。

ビール党の中には、苦さをこよなく愛する層がいます。
次々に出てくる中途半端なビールに
嘆いている人には、嬉しい新商品です。

「苦さ2倍」には、インパクトがあります。
しかも、「ペリーが持ち込んだ」という
話題性もプラスされて、注目されることでしょう。

極端なものは、宣伝しやすく、売りやすいと言えます。

「イエナカ消費」に対応する5

自宅に居ることを好む人が増えています。

外出せず、男性は趣味の世界を楽しみ、
女性はインテリアにこだわり、親しい友人を呼んで、
おしゃべりすることが多くなっています。

これによって、
買い物はネットやカタログショッピングとなり、
外食は中食・内食へと変わってきています。

これらは「イエナカ消費」と呼ばれ、
今後増える傾向にあります。

これでは、商店経営が厳しくなります。

「イエナカ消費」に、
どう対応するかが問題となってきます。

飲食店は、“出前”を考えなければいけませんし、
小売店は、“ご用聞き”が必要かもしれません。

昔の商売のやり方に戻るのです。

商売の原点回帰。
三河屋のさぶちゃんは、
お客さまのことを知り尽くしていますよね。

ネーミングで変わる価格5

・ペンション「ファミーユ」
 B&B(ベッド&ブレックファスト)6800円

・元湯・山中旅館(一泊朝食つき)7800円

・片泊まりの宿・旅亭藤山 12000円

あなたなら、どこに泊まりたいですか?

好みの問題でもありますが、
余程強い意志が無い限り、
「片泊まりの宿」を選ぶ方が多いはずです。

これは、まったくイメージだけの問題で、
どの施設が満足するのかは、わかりません。

しかし、「B&B」では欧米式の軽い朝食が出てきそうです。

「一泊朝食つき」は、観光重視やビジネス利用を
イメージしてしまい、朝食に期待ができません。

「片泊まりの宿」は、どうでしょう。

知らない方は、その言葉に興味を持ち、
調べようとします。

京都に多く、一泊朝食つきの風情ある旅館であることを
知っている方は、多少高くても、ここを選びます。

テレビや雑誌でも数多く紹介され、
その朝食はヘタな旅館の夕食よりも豪華なものです。

「片泊まりの宿」という、聞き慣れない言葉、
小粋な言葉が、お客さまを惹きつけるのです。

すべての施設が、
一泊朝食つきであることに変わりはありません。

なのに、ネーミングだけの違いで、
見聞きした人のイメージの膨らみ方まで、
変わってくるのです。

良いネーミングなら、多少高くても、
お客さまはそちらを選ぶのです。
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マーケティングコラム
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