販促の知恵袋

売れない時代に、“売れる”方法を探り出すのが、私の仕事です。
世の中の動きや事例を紹介しながら、その中に隠されているヒントをお届けします。

2009年03月

ご当地をテーマに、想い出を売れ。5

演歌歌手の水森かおりをご存知でしょうか。

おそらく、「名前は聞いたことがある」
という人が多いと思います。

しかし、演歌ファンでなければ、
どんな歌を唄っているのか、どんな顔なのかは、
あまり知らないはずです。

そんな彼女ですが、
日本レコード大賞や日本有線大賞などの受賞歴も多く、
CD・カセットの売り上げも、
オリコンチャートの上位に登場するくらいなのです。

決してメジャーとまでは言えない存在なのに、
“売れている”のには、理由があります。

元来、演歌ファンは、たとえ無名でも、
一生懸命に応援しようとします。

自分たちの手で、
メジャーにしてあげたいと思っています。

その熱さが、歌手を支えているのです。


そして、水森かおりは、巧みな『戦略』で、
さらにファンを増やし続けています。

1999年から、ほぼ毎年のように、
地方都市をテーマにした歌を出し続けています。

1999年 竜飛岬
2000年 尾道水道
2002年 東尋坊
2003年 鳥取砂丘
2004年 釧路湿原
2005年 五能線
2006年 熊野古道
2007年 ひとり薩摩路
2008年 輪島朝市
2009年 安芸の宮島

言わば、ご当地ソングです。

これなら、従来のファンはもとより、
歌のテーマとなった“ご当地”の人たちが興味を示し、
買ってくれるようになります。

また、ご当地出身の人、
旅行などで行ったことのある人も、
買う可能性が高くなります。

たくさんの人が、その土地に想い出を持っているので、
曲のタイトルを聞くと、敏感に反応することは、
間違いありません。

この戦略を今後も続けるなら、
日本中の人が彼女のファンになるかもしれません。


“ご当地”をテーマにすれば、
住民、出身者、訪問者に、興味を持ってもらえます。


▼ブログランキングに参加しています。
 1クリックをお願いします。

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ

お客さまを納得させる、B級品の売り方。5

「ワケあり商品」が売れています。

脚の取れた蟹、曲がった野菜などが、
通販で人気となっています。

これまでは、
見栄えの良いモノでないと売れない、とか、
B級品を安く売るとA級品が売れない、
という理由で、B級品は一般には出まわりませんでした。

しかし、不景気となって、質さえ良ければ買う、
というお客さまが増えてきました。


昔から小さな商店では、売り方を工夫して、
B級品を売っていました。

鮮魚店では、売れ残った魚を焼き魚にしたり、
粕漬けにしたりしていました。

八百屋では、残った野菜を漬け物にしたり、
総菜にして販売。

果物屋では、カットフルーツやジュース用として、
売りました。

これはセコいことをしているのではなく、
モノを大切にする気持ちからです。

商売人としては当然のことです。


「呉服のB反市」も良いことだと思います。

ちょっとしたシミがあっても、
内側だったり、帯で見えなくなる場所だということを
お客さまにお教えして、
納得の上で買っていただくのです。

破格値なので、お客さまも喜んでいます。


欠点を正直に話し、その欠点をカバーしてあげれば、
B級品も確実に売れるようになるのです。


あるお茶屋では、茎がたくさん混じっている二番茶を
「茶柱の立つお茶」として販売し、
お客さまに喜ばれています。

お見事です。


▼ブログランキングに参加しています。
 1クリックをお願いします。

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ

日常のすべてが、ビジネスになる。5

炊事・洗濯・掃除。

生活していれば、当然しなければならない
“用事”は、たくさんあります。

これらはとても面倒なことで、
誰かがやってくれないかなぁ〜、と思ってしまいます。

そんな思いは次々とビジネスになり、
いまや何でも人に頼むことができるようになりました。


“他にはどんなものがあるだろう?”

と考えると、
そこに新たなビジネスチャンスが生まれます。


自宅で日常的にやっていることの
アウトソーシングを考えてみると……


「ソファに座って、テレビを観る」

もっと快適にテレビを観ることができる
空間があったら…。

「ゆっくり風呂に入る」

もう少し大きな浴槽で、
映画を観ながら入ることができたら…。

「ぐっすり眠る」

空調の効いた部屋で、ウォーターベッドに横たわり、
朝を迎えることができたら…。

「好きな音楽を聴く」

隣近所を気にせず、
大音量で好きな音楽を
聴くことができる部屋があったら…。


こうした欲求は、
サービスとして提供できるのではないでしょうか。

人はいま、“モノ”を欲しがらず、
自身を満足させる“コト”に、お金を遣います。


▼ブログランキングに参加しています。
 1クリックをお願いします。

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ

人は、“有名”に興味を示す。5

家具のイケアは、
オバマ氏のアメリカ大統領就任式に合わせ、
ワシントンDCのユニオン駅に、
実物そっくりの大統領執務室を作りました。

家具は、すべてイケアのもので。

販促キャンペーンの一貫ですが、
かなりの注目を集め、大成功でした。

自宅に執務室を作った人もいるかもしれません。

人びとは、“有名”な人やモノに弱い、
と言わざるを得ません。


以前、
「ピーター・F・ドラッカー先生のご自宅を参考にした、
 95歳までのナレッジワークをするための
 書斎つきマンション」
というアイデアが話題になったことがありますが、
これなども、“有名”な人への憧れです。

他にも、オバマ大統領が飼う犬が話題になったり、
ファーストレディが着ていた服が売れたり、
皇族の子どもが遊んでいる玩具なども
売り切れたりします。

ごく最近では、家電芸人が奨める製品が、
バカ売れしているようです。


このような、有名人絡みの商品を
いち早く取り扱うのも、戦術としてはあります。


▼ブログランキングに参加しています。
 1クリックをお願いします。

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ
コラム

マーケティングコラムを
書いています。



人気ランキング
▼ブログランキングに
 参加しています。
 1クリックを
 お願いします。

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ


おすすめ情報




佐藤きよあきの書籍