販促の知恵袋

売れない時代に、“売れる”方法を探り出すのが、私の仕事です。
世の中の動きや事例を紹介しながら、その中に隠されているヒントをお届けします。

2011年12月

柔軟な発想で、競合に売り込む。

和歌山ラーメンのお店では、
各テーブルに「早寿司(はやずし)」と呼ばれる、
アセという葉でくるんだ“なれ寿司”が置かれています。

お客さまは、これを勝手に取って食べることができます。
と言っても無料ではなく、
後で自己申告してお金を払います。

この早寿司は、ラーメン屋さんが作っているのではなく、
別のお店が作っているものを仕入れています。

ラーメンとお寿司とは珍しい組み合わせですが、
和歌山ではこれが定番となっています。

元々は、屋台のラーメン屋さんに、
お寿司屋さんが売り込んだものだと言われています。

屋台では、ごはんものを出したいと思いながらも、
その場で作るにはスペースが無く、
作り置きすると傷んでしまいます。

そこに眼をつけたのがお寿司屋さん。

お寿司なら腐りにくく、場所も取りません。

しかも、一つずつ葉っぱにくるまれているので、
片手で食べられます。

大きさも値段も手頃なことから、
定着していったのです。

同じ食べ物屋、つまり競合であるはずの
ラーメン屋さんに売り込んだお寿司屋さんに、
“お見事”と言うしかありません。

普通なら、食料品店やスーパーに
売り込むことを考えそうなものですが、
ラーメン屋さんを選ぶとは、柔軟な発想ですね。



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「特別扱い」にお客さまは弱い。

私は、車を購入する時は中古車と決めています。

車に興味が無いことと、投資対効果を考えると、
断然中古車の方が得だからです。

それはさておき、購入する際は販売店が決まっています。

なぜなら、そのお店は
私を“特別扱い”してくれるからです。

これまで3台購入していますが、
担当者が代わっても私のデータは受け継がれ、
常にお得意さまとして扱われます。

キャンペーン以外でも
キャンペーンの特典を適用してくれたり、
“ここだけの話”“上司には内緒”“今回だけ”
と言って、あれこれサービスしてくれます。

もちろん、私にだけのサービスではないことは
わかっていますが、そう思わせてくれ、
気分良く購入できるのです。

中古車販売店というと、
愛想良く迎え入れてくれるところはあまりありません。

しかし、このお店はまったく違います。

まるで高級車を販売するディーラーのように、
お客さまを大切にしてくれます。

他店と比べると、
価格そのものは多少高いかもしれませんが、
私に“得をした”と思わせるテクニックを持っています。

素晴らしい営業力だと言えます。


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競合店コラボで、PRの機会を増やす。

埼玉県草加市の特産品として有名な「草加せんべい」。

全国的に知られていますが、“通”でもない限り、
「あのお店の○○が美味しい」
と、知人に推奨するまでには至りません。

そこで、各お店では独自のアピールを試み、
名前を知られるように努力しています。

そのアピールのひとつとして、8店が協力し合い、
各店のせんべいを詰め合わせた、
「食べくらべセット」を販売しています。

消費者には非常に嬉しい商品です。

いろんなお店をまわって、
たくさん買う手間と時間とお金が節約できますから。

また、味くらべが安くできてしまいます。

さらに、それぞれの特徴がわかりやすく、
好みの味が選択しやすくなります。

一度この商品を買えば、
次回からは決まったお店に足を運ぶようになります。

お店としては、
味に自信が無ければできない手法ですが、
自信があるなら、
常連さんを増やす絶好のチャンスとなります。

いつ来てくれるかわからないお客さまを待つより、
より効率的なPR手法だと言えます。


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