和歌山ラーメンのお店では、
各テーブルに「早寿司(はやずし)」と呼ばれる、
アセという葉でくるんだ“なれ寿司”が置かれています。

お客さまは、これを勝手に取って食べることができます。
と言っても無料ではなく、
後で自己申告してお金を払います。

この早寿司は、ラーメン屋さんが作っているのではなく、
別のお店が作っているものを仕入れています。

ラーメンとお寿司とは珍しい組み合わせですが、
和歌山ではこれが定番となっています。

元々は、屋台のラーメン屋さんに、
お寿司屋さんが売り込んだものだと言われています。

屋台では、ごはんものを出したいと思いながらも、
その場で作るにはスペースが無く、
作り置きすると傷んでしまいます。

そこに眼をつけたのがお寿司屋さん。

お寿司なら腐りにくく、場所も取りません。

しかも、一つずつ葉っぱにくるまれているので、
片手で食べられます。

大きさも値段も手頃なことから、
定着していったのです。

同じ食べ物屋、つまり競合であるはずの
ラーメン屋さんに売り込んだお寿司屋さんに、
“お見事”と言うしかありません。

普通なら、食料品店やスーパーに
売り込むことを考えそうなものですが、
ラーメン屋さんを選ぶとは、柔軟な発想ですね。



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