静岡にある「枡形(ますがた)」という食堂は、
豚汁が美味しいことで有名です。

豚汁目当てに、全国からお客さまがやって来ます。

失礼ながら、どこにでもある食堂です。
豚汁が美味しいというだけで、
なぜそこまで人気があるのでしょうか。

そこには、“美味しい豚汁”の域を超えた、
こだわりがあるからです。

作り方を聞くと、もはや豚汁ではありません。

常識を覆す作り方に、驚くしかありません。

豚骨や鶏ガラ、煮干しなどの魚介系で
出汁を取るところから始まります。

一般的な豚汁で、豚骨や鶏ガラを使うことなど
ありませんから、味も想像できません。

作り方は秘密ですが、
出汁を取るだけで、3日間掛けています。

食堂のやることではありません。

それほど手間の掛かった豚汁に
魅了される人が続出するのも納得です。

広告を打たなくても、当然口コミで広がります。

いまはネットで拡散されるので、
全国から人びとが集まってきます。

たかが豚汁に、手間ひまを掛けて、丁寧に丁寧に、
こだわりを持って、作り上げていくのです。

そのこだわりが、人びとを惹きつけるのです。

小手先のPRなど、まったく不要だと言えるでしょう。



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