~案内チラシより~

 市民の皆さん。7月26日から名古屋市の図書館の在り方に根本的な
変更をもたらす「アクティブ・ライブラリー構想」についてパブリック
コメントが始まりました。6月5日、この構想について議論した図書館協議会
は、なんと「この構想案が公になると市民に混乱をもたらす」との理由
から非公開で開催されました。それもそのはず、もしこの構想案が「正式
決定されてしまったら、大多数の図書館が蔵書数を大幅に減らされるだけで
なく、民間委託されてしまう恐れがあり、また「効率的運営」の名の下に
司書図書館は廃止されてしまうかもしれないという内容だったからです。
 市はこの構想案について市民に対する説明会抜きにパブコメ募集を始めて
しまい、10月にも正式決定するつもりです。
 これを受け、「名古屋市の図書館を考える市民の会」は「パブコメを実施
する前に21館ある市内すべての図書館で「説明会」を開催するよう文書で
要請しました。市は「前例がない」との理由から事前の説明会を行わず
パブコメを開始したものの、一部要望に応えパブコメ締切り1週間前に鶴舞
中央図書館で説明会を開催することになりました。(※内容については
一昨日の当ブログ参照)
 3週間も待っていられないので、以下の要領で「名古屋市の図書館の現在
と未来を考える集い」を開催します。パブコメの提出を考えている人、また
今まで図書館に関心をお持ちでない方も含め、皆さん是非ご参加ください。

  日時: 8月13日(日)午前10時~12時
  会場: コープあいち本山生活文化会館4階会議室
  内容:・アクティブ・ライブラリー構想とは
     ・既に提出されたパブリックコメントの紹介
     ・名古屋の図書館の現状について自由な話し合い
    助言者: 山本昭和氏 (椙山女学園教授)
  参加費:300円(会場費・資料代)
  主催: 名古屋市の図書館を考える市民の会
     問合せ: 五十嵐(事務局)090-5633-5154

   今日アクティブ・ライブラリー構想について質問するため天白図書館を
訪れた「市民の会」の会員の方からのメールによると職員は以下のように
答えたそうです。
「この構想は施設の老朽化、サービス強化、司書職制度を維持するために
策定された。現在は各館に3名の司書がいるが、構想ではAタイプに司書を
集約するのでサービスが向上する(Aタイプ以外の図書館には司書がいなく
なってしまい、これでは全体としてサービス水準が低下してしまうのでは) 
1区1館制はこの構想が承認された時点で消滅する。BCタイプは民間活力の
活用を検討するとしているが、実際にどうなるかは未定。具体的には予算が
つかなければ話が進まないので、現時点ではなんとも言えない」

 この説明ではパブコメの書きようがないですね。図書館運営において、司書が
果している役割については「千種図書館を考える会」が8月3日(午前10時~12時
会場は同じくコープあいち本山生活文化会館)に図書館司書による「市政出前トーク」
を企画しているので、制度につ司書職制度について聞きたいことがある方は是非参加
してパブコメ提出の一助としましょう。

~27日付中日新聞より~

  千種区に15万冊規模の図書館新設 名古屋市が再編構想

 名古屋市教育委員会は、市立図書館の再編を目的とした「なごや
アクティブ・ライブラリー構想案」を示した。現行施設を活用する
一方で、10年以内に千種区内に蔵書15万冊規模の図書館を新設する
考えを明らかにしている。設置場所は星ヶ丘を候補に検討を進める。
 構想案は新たな需要の取り込みと、人口減少社会に対応した施設の
効率化を目的に作成。2050年度までの市立図書館の在り方を示して
いる。それによると、鶴舞中央図書館周辺の中区、昭和区を除いた
14区を5ブロックに分割、各ブロックで1ヵ所ずつ、蔵書15万冊を置いた
上で郷土資料なども収集する施設を設置する方針。この5施設は現在の
直営を維持する。それ以外はゆったりとした空間を備えた「5万~7万冊」
のタイプと、駅周辺など交通の便の良い場所に位置する「1万冊」の
施設に再編する。指定管理者制度など民間活力の導入も進める。現在は
鶴舞を除き、すべて7万~10万冊規模という。
 老朽化施設の目立つ北東部を優先させるため、千種区での整備を先行
同じブロックにある守山、名東図書館も民間施設内に移転するといった
手法を検討すると定めた。
 構想案の冊子は各区役所や市立図書館などに置かれ、8月25日まで
市民の意見を受け付ける。

         ◆「図書館を知る勉強会」のお知らせ
  知っているようで知らない図書館の基本的役割や機能、司書の仕事を知り
 アクティブ・ライブラリー構想を理解する手助けにしましょう。
   日時: 8月4日(金)午前10時~12時
   会場: コープあいち上社店(名東区上社1丁目301-1)
      地下鉄東山線「上社」駅1番出口より徒歩5分
   参加費: 200円(資料代)
   主催:図書館を考える名東有志の会
    連絡先:toshokann-meito@yahoo.co.jp

 今日から「アクティブ・ライブラリー構想案」に関するパブリック
コメントの募集が始まりました。市はパブコメ募集開始の今日になって、
ようやく「アクティブ・ライブラリー構想案」についてを説明会を
開催するとHP上で告知しました。(案内チラシは図書館カウンターに
「アクティブ・ライブラリー構想案」に関する資料とともに置いてあります)

~案内チラシより~
  名古屋市図書館では、図書館を取り巻く社会情勢や市民ニーズを踏まえた
 新しい図書館の実現を目指し、なごやアクティブ・ライブラリー構想案を
 作成しました。この構想案について説明会を次のとおり開催しますので、
 ご参加ください。
   日時:8月19日(土)午前10時半~12時
   会場:鶴舞中央図書館 第1集会室
   内容:「なごやアクティブ・ライブラリー構想案」の概要についての説明
   定員: 50名程度(事前申し込み不要)
    問合せ 庶務係 052-741-3133

 遅きに失したとはいえ、前例がないからと開催を渋っていた図書館が説明会
開催に踏み切ったことは良しとせねばなりませんが、パブコメ開始後3週間も
経ってから(パブコメ〆切1週間前)開催とはどうにも納得いくものではあり
ません(「名古屋市の図書館を考える市民の会」は、今月5日にパブコメ開始前に
すべての図書館で説明会を開催するよう文書で要望していました)この点に関し
 今日、鶴舞図書館で行われた「市民の会」と鶴舞中央図書館との話し合いの中で
「パブコメ実施開始の3週間後では遅すぎる。日程をずらせないのであればパブコメ
実施期間を延長すべきだ。鶴舞図書館1ヵ所では数が少なすぎる。他の図書館
でも説明会を実施すべき」との「市民の会」の要望に対し図書館側からは
「検討して今週中に返事をしたい」との回答を得ました。
また第1回図書館協議会を開催通知をHP上で行った際、会議の開催方法については
協議委員の合議事項であるにも関わらず、事務局が委員の了承を得ないまま非公開で
開催すると告知したことはルール違反との指摘に対しては、会長である千田氏に
その旨申し伝えるという事でした。1区1館体制からブロック制に移行する理由に
ついては財政事情の厳しさと、司書採用がストップしている下で、図書館としての
機能を低下させないための措置であること、ブロック体制に移行するための工程表
策定については、まずは第1ブロックのAタイプ図書館となる新図書館(星が丘に建設
予定の新図書館は千種図書館の移転ではなくAタイプ図書館の先駆的施設となる?)
を完成させた後、その運用状況をみて判断したいとのことでした。
 
 ※今日、HPにアップされたパブリックコメントの提出方法に関しては「電話
 またはお越しいただいての、口頭でのご意見はお受けできませんのでご了承
 ください。皆様からのご意見に対し個別に回答しません」と書かれています。
  この点について、今日の説明では「口頭でのご意見はお受けできない」とは
 口頭による市民の意見を聞かないという意味ではなく「パブリックコメント」と
 してはカウントしないという意味であること、「個別に回答しない」とは
 「アクティブ・ライブラリー構想案」に対する「意見」には、個別には回答しない
 が「質問」には当然「お答えする」という事でした。
 (「市民の会」としては、市民から寄せられた質問についてはパブコメ実施期間中、
 次期を区切って、図書館の掲示板、図書館のHP上などを通じて適宜回答内容を
 告知するよう要請、またパブコメ終了後、何らかの形で「パブコメ報告会」を開催し、
 市民と意見交換の場を作ることも合わせて要望しました)

                      ◆ 「まちづくり読書会」のお知らせ
  毎月1回、自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を
 読む中で自由に話し合う「まちづくり読書会」 今回は瑞穂公園内に
 建設が予定されている新体育館に関する「市政出前トーク」という形で
 開催します。またアクティブ・ライブラリー構想案についても議論します。
  その他何か話し合いたいテーマをお持ちの方、是非参加して話し合い
 に加わって下さい。

   日時: 7月30日(日) 午後1時半~4時半
   場所: 瑞穂図書館集会室
   参加費:無料
   主催:まちづくり読書会実行委員会
    住民と自治をお読みでない方も参加自由です。
      問合せ: 五十嵐 090-5633-5154


 
 
 

 ◆ 一昨日の当ブログで26日に鶴舞図書館で「アクティブ・ライブラリー
構想案」に対するパブコメ開始について説明を受けるとお知らせしましたが
市側に説明を求める主な項目は以下の点に通りです。
 ・アクティブ・ライブラリー構想案は未だ検討中の情報であり、それが
  公になると不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれがあるので、図書館
  協議会を非公開で開催したとしているが、なぜ構想案を公開すると市民の
  間に混乱を生じさせると考えたのか説明を求めていきます。
 ・構想案では、この間資料費を減らし続けてきたこと、司書の採用をストップ
  してきたことについて何も触れられていません。この問題について今後
  どうしていくつもりなのか方針を明らかにすべきでは。
 ・図書館の平等利用の観点から一区一館制をとってきたはずなのに、今回
  なぜブロック体制に移行するのかについての説明がなされていないのは
  どうしてか。
 ・B,Cタイプ図書館は民間活力を検討と書かれているが、現在指定管理者と
  なっている三者(ホーメックス、ヴィアックス、TRC)に対し、アクティブ・
  ライブラリー構想案」についてどのように説明を行っているのか。

 ・パブコメ開始後、市民からの問い合わせについては各図書館長、係長が対応
  するとしているが、指定管理図書館長にも説明権限をもたせるのか。

 今日行われた加計学園をめぐる衆議院閉会中審査の国会中継を
見ていたところ、加計学園問題でも昨年11月から12月にかけて
内閣府がパブリックコメントを実施していたことを初めて知りました。
 ネットで検索すると、976件の意見が寄せられ獣医学部設置に反対との
意見が75%を占めたそうです。しかしパブコメ締切りの12月17日から
僅か2週間後の2017年1月4日、パブコメの多数意見など、まるでなかった
かのように2018年国家戦略特区として獣医学部新設可能というありえない
条件の下、わずか1週間というこれまたありえない短期の応募期間で実施主体の
応募開始、結局加計学園1校のみが応募し1月12日に早々と加計学園が
実施主体となることに決定。しかも加計学園は「2018年開学」が公表される
前なのに、事業者による現地ボーリング調査を申請、同日調査が決定されて
います。これだけ見ても「出来レース」であることは疑いありません。
 今日の質疑の中で安倍首相は加計理事長から個人的に加計理事長から
獣医学部新設に関し依頼を受けたことは一切ないと述べていましたが
「国有地低額譲渡の真相を求める弁護士・研究者の会」のHP にアップ
されている、加計学園に関する年表を見たとき、それを信ずる人は誰も
いないと思います。
※以下は2016年度安倍首相と、加計理事長の親密さを示す記録です。

 3月18日  安倍首相と加計理事長が会食
 7月21日  同じく2人が山梨県富士河口町の焼き肉店で会食
 7月22日  同じく2人がゴルフ
 8月10日  阿部首相の別荘がある山梨県の居酒屋で両者が秘書官を
       交えて会食
 8月11日  山梨県山中湖村のゴルフ場で両者がゴルフ
 10月2日  東京・宇田川町の焼き肉店で明恵夫人も交え両者が会食
 12月24日 東京・丸の内のラウンジで会食。この時も明恵夫人が同席。

   今日の国会審議の中で安倍首相は加計学園の獣医学部新設計画について
国家戦略特区諮問会議で同学園が事業者と認められた今年1月20日まで
知らなかったとの答弁を行いました。ありえない話です。

 
  
 

  「アクティブ・ライブラリー構想案」の内容については当ブログでも
紹介しましたが、パブコメを求められても、いま一つ内容がよくわからない
との意見が多数寄せられています。そこでパブコメ募集が始まる今月26日、
鶴舞図書館で担当職員の説明を受けることになりました。もし一緒に説明を
聞きたい方がいらっしゃいましたら、当日9時45分に鶴舞図書館玄関入口
附近にお集まりください。 

◆ どう考えても怪しい!アジア大会名古屋合同準備会が「選手村後利用基本
 構想策定業務委託契約を「三菱UFJリサーチ&コンサルテイング」と締結
(委託費:1169万円)
 
  6月県議会でアジア大会の準備状況に関し、県が選手村の設置に関し大手
シンクタンクに計画案策定を依頼しているとの答弁を聞き、一体どんな契約を
結んでいるのか情報公開請求したところ、委託先が「三菱UFJリサーチ&
コンサルティング」であること、委託内容が「選手村後利用基本構想策定業務」
であることが判明しました。業務委託特記仕様書には「業務目的」として
以下のことが書かれています。

「アジア競技大会を開催するにあたり、選手村は、選手始め大会関係者約1万
5千人を収容できるように整備されることとされている。また大会後の後利用
を見据えたうえで、まちづくりに資する事業計画とすることが必要である。
 そこで、選手村が大会後も、レガシー(遺産)として有効活用されるための
選手村の後利用に係る基本構想の策定を行うものである」
「後利用の目的や果たすべき役割、後利用を核としたまちづくりの方向性を
検討し、選手村の後利用のコンセプトを提案する」
 
 大手ゼネコン・商社・金融会社からの出向社員が主な構成メンバーとなっている
と言われる「シンクタンク」にまちづくりの方向性まで考えさせたら、福祉、環境
防災など住民本位のまちづくりではなく、大企業にとって最も利益の出るプランが
提案されるであろうことは誰が見ても明らかです。そもそも何故アジア大会合同
準備会が何故、大会終了後、選手村閉村後のまちづくり構想まで考えなければ
いけないのでしょうか。
 ちなみに東京オリンピックの選手村跡地の活用については大手ゼネコン10社
余りが頼まれもしないのに「研究会」なるものを合同で立ち上げ、高層分譲
マンション建設を核とする跡地開発計画を東京都に提案、概ねその計画通り
ことが進み、なんと相場の十分の土地価格で都の土地が大手デベロッパーに
払い下げられました。アジア大会の場合は大手シンクタンクに1000万円を
超えるお金を払って構想案を策定してもらうというのですから随分気前のいい
話です。そもそもアジア大会構想案作成も電通に委託されていました。
何もかも大手民間会社におんぶに抱っこの状態でよいのでしょうか。
 疑問は深まるばかりです。

        ◆ 「まちづくり読書会」のお知らせ
  毎月1回、自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を
 読む中で自由に話し合う「まちづくり読書会」 今回は瑞穂公園内に
 建設が予定されている新体育館に関する「市政出前トーク」という形で
 開催します。またアクティブ・ライブラリー構想案についても議論します。
  その他何か話し合いたいテーマをお持ちの方、是非参加して話し合い
 に加わって下さい。

   日時: 7月30日(日) 午後1時半~4時半
   場所: 瑞穂図書館集会室
   参加費:無料
   主催:まちづくり読書会実行委員会
    住民と自治をお読みでない方も参加自由です。
      問合せ: 五十嵐 090-5633-5154


 現在「名古屋市の図書館を考える市民の会」「千種図書館を考える会」
さらには日本共産党市議団が、市に対し「なごやアクティブ・ライブラリー
構想案」策定に関しパブリックコメント募集の前に市民に十分な説明な機会を
つくるべきとの要望に対し、教育委員会は回答を引き伸ばし続けていますが
どうも説明会を開催せず26日にパブコメ実施を強行する気配です。というのは
「市民の会」「考える会」の両者に対し、いずれも26日をめどに回答したい
との返事を寄せており、なおかつパブコメは予定通り実施すると通告している
ことからして、「一部の市民に対し説明を行うことは行政の平等性を欠く事に
なる」として説明抜きのパブコメ実施に持ち込む算段が見て取れます。あえて
お盆の時機をはさみ、運動が困難になる時期を見越したうえで実施しようとする
意図が丸見えで、よくもここまで「悪知恵」が働くものだと感心?せざるを
得ません。

 

 「アクティブ・ライブラリー構想案」に対する市民説明会を頑なに
拒否する名古屋市に「助っ人」が現れました。それは安倍総理が
国民に熟読をすすめる「読売新聞」です。20日付同紙は地方版トップ
記事として「アクティブ・ライブラリー構想案」を紹介する記事を掲載
しました。鶴舞中央図書館も安倍首相にならって、「アクティブ・ライブ
ラリー構想案」について知りたかったら「読売新聞をお読みください」と
いうつもりのようです。読売新聞の記事は以下の通りです。

 名古屋市教育委員会は効率的な図書館運営を図るため、2026年度までの
10年間に取り組む構想案をまとめた。鶴舞中央図書館を核に市内を5ブロック
に分け、図書館ごとの特色を明確化するとともに、千種区内には星が丘を
第1候補地として、象徴となる新図書館を整備する方針だ。市立図書館は現在
21.このうち千種、名東、守山、緑の4施設は築年数が40年を経過。16年度
は年間654万人が利用したが、年間1点以上資料を借りた市民は11,7%と
9人に1人に留まっている。
 サービス向上を主眼とした、構想案では、人口や利用状況を踏まえ、中央
図書館を除き5つにブロック化。さらに各図書館を①専門図書を揃え、課題解決
に役立つ②人気の図書、雑誌を揃え、気軽に来館、滞在できる③駅周辺など
便利な場所で貸出返却ができる、の3つのタイプに分けて再配置することを
盛り込んだ。特に古い施設が多い第1ブロックを先行して整備。北東部の交通
結節点である星が丘に、サービスを受けられ、ゆとり空間もあるモデル館と
なる新図書館の整備を進めたいという。一方今年度から5つの図書館で指定管理者
制度を導入。検証した上で、民間活力についても検討を進める。今月下旬から
来月までパブリックコメントを行い10月に策定したい考えだ。

  「アクティブ・ライブラリー構想案」について知りたかったら読売新聞を読め
と言われても、名古屋市民の大多数は読売新聞を購読していません。また読売
によれば、今回の構想案は「効率的な図書館運営を図るため」「サービス向上を
主眼として」まとめたとしていますが、21ある図書館を5ブロックに分ける
ことが何故「効率的運営」と言えるのか、現在各区にある分館図書館の多くが
蔵書数の半減化を強いられる計画が何故「サービス向上策」となるのか、全く
説明されておらず、よくわからない構想に意見を述べよと言われてもできない
相談です。


 


 今日、「千種区の図書館を考える会」の会員の方から以下の様な
メールが届きました。
 「千種区の会」としてアクティブ・ライブラリー構想について、
よくわからないことが多々あるので市政出前トークを申請した件に関し、
鶴舞図書館と以下のようなやり取りとなったそうです。

 昨日、鶴舞中央図書館から連絡(出前トークの件)が来ました。
「ご希望日の2日か3日にできるかと思うが、出前トークでは「図書館の
使い方」という事でのお話になるので、ご希望のアクティブ・ライブラリー
構想についてはお応えできない」とつれない返事。
 「図書館の現状という出前トークの項目もあるし、何よりパブコメを書くに
しても中身がよくわからないので教えて欲しいのです。出前トークという
形をとれないのだったらどこで説明をしてもらえますか?」と問うと
「検討して来週25日か26日に返事をします」とのことでした。25,6日と
いえばパブコメがその時点で応募受付が始まっているかもしれない時期です。

 図書館との交渉?について「ともかく、内緒のことではないのですから
市として、説明責任はあると思います」とのコメントが最後に記されていました。

 名古屋市のHPによれば市政出前トークとは「市民が市政で知りたいこと
疑問に思うことについて職員が皆さんのところにお伺いしてお話を
させていただくもの」だそうです。確かに申込パンフレットには出前トークの
テーマとして多岐にわたる項目が列記されていますが、あくまでそれは
例示にすぎません。出前トークの趣旨は、行政が市民に伝えたいことを
説明するのではなく、市民が「知りたいこと、疑問に思うこと」について
市の職員が説明することなのですから、「図書館としてお話することは
図書館の使い方だけであって、その他の疑問にお答えする機会を作る気は
ありません」等いうのは全く出前トークの趣旨をはき違えてるとしか思え
ません。市は「名古屋市の図書館を考える市民の会」が要望した「アクティブ
・ライブラリー構想案策定に関し、パブコメ募集を始める前に説明会を開催して
欲しい」との要望に対し、半月ほど経過するも、未だ「検討中」であるとして
千種の方に対する対応と同様「25,6日まで回答を待ってほしい」など、不誠実
極まる態度を取り続けています。そう言っておきながら、パブコメに関しては
実施時期をHPで公表してしまったので、今月下旬から募集を始めたいと言い放つ
始末。確かにHP上にはアクティブ・ライブラリー構想案についてのパブコメを
7月から8月にかけて実施すると書かれているものの、「実施時期については
変更する場合もある」とも書かれています。とにかく今回図書館側が取っている
対応は市民に対し、自らが立案した施策について、市民の理解と納得を得る
気などさらさらないことを如実に示すものとなっています。



 「アクティブ・ライブラリー構想案」公表を受け、主として名東区の
市民の方を中心に発足した市民組織「未来の図書館ネットワーク」が
「図書館を知る勉強会」を開催します。

 ~案内チラシより~

    図書館の未来が変わる
      名古屋市がアクティブ・ライブラリー構想案を発表 
         7月末からパブリックコメントを募集

 あなたは図書館をどんな風に使っていますか。ゆったり読書、ネット予約
して駐車場代がかからない範囲で急いで帰る、子どもとゆっくり絵本をみる
お話会に参加して赤ちゃんと楽しむ、子どもの調べ学習に、塾代わりに学習
場所として活用、調べ事は司書の専門知識を頼る、近所に来る移動図書館を
待つ等、みんなの図書館の使い方は十人十色。
 ところで、名古屋市は先月29日市議会教育こども委員会の場で「アクティブ・
ライブラリー構想案」を公表、それによると現在、鶴舞中央図書館を核とした
1区1館体制を根本的に見直し、中央館以外の20館を5ブロックに分け、専門
サービスを担うAタイプ図書館を各ブロックに1館設置。ブロック内その他の
図書館を基礎サービスを担うBタイプ、簡易サービスのCタイプに再編成。古い
施設が多い第1ブロック(千種、東、守山、志段味、名東)の整備を優先、その
他のブロックは社会情勢の変化をふまえ、順次定めるとしています。直営と民間
活力を組み合わせてサービスの選択と集中と選択をしていく方針です。専門職の
司書を集約させるAタイプには、耐震性がなく早急な対策が必要な千種図書館が
選ばれ、星ヶ丘に移転する予定。守山・名東図書館は施設の複合化や民間
施設の借り上げ、売却などによる保有資産量の適正化を見据えた整備手法を検討。
 市はこの案について7月末からパブリックコメントを募集し10月にも正式決定
する予定です。そこで今回の案について以下の要領で学習会を開催します。

   日時: 8月4日(金)午前10時~12時
   場所:コープあいち上社店 大会議室(名東区上社1丁目301-1)
                 参加費: 200円程度(会場費・資料代)
     地下鉄東山線「上社」駅1番出口より徒歩約2分
     問合せ:tosyokan-meito@yahoo.co.jp
          ※ 専門家をお招きして、知ってるようで知らない図書館の基本的機能や
   司書の仕事を知り、アクティブ・ライブラリー構想を理解する助けに
   しましょう。
 (パブリックコメントとは)
   市が計画などを策定する場合、あらかじめ市の案に対する市民の意見を
  聴いた上、これを考慮して意思決定する手続きのことです。市の広報や
  ホームページで告知されます。

     昨年度名古屋市が実施したパブリックコメントの実施件数は20件、提出者数
の合計は1123人、ちなみにベスト1は「市立幼稚園の在り方に関する基本
方針案」についてで707人でした。コメントの多くは「公立幼稚園の数を減らさ
ない欲しい」というものでしたが、市はこうした市民の声を全く意に介さず
2022年までに市内3か所の公立幼稚園の廃止を公表しています。この案作成に
先立って開催されたとされる「市立幼稚園の在り方に関する懇談会」は図書館
協議会同様「これが公表されると市民の間に混乱を引き起こす恐れがある」
「委員の自由な発言が損なわれる」として非公開開催でした。


  ◆「なごやの学校給食をよりよくする会」から講演会のお知らせ
~チラシより~
  大切にしたいよね子どもの食事
     私の学校給食への思い  ~すべては子どもたちのために~
     日時:7月22日(土)午後2時~4時
     会場:イーブルなごや・3階大研修室
     講演:佐々木十美さん(「給食の母」管理栄養士)
  名古屋市では1昨年から民間事業者への委託が一部の学校で始まり
 ました。利益優先の給食に変わってしまう心配が生じています。
  全国で「給食の母」として親しまれている佐々木十美さんを
 お招きして、名古屋市の学校給食のこと、食育のこと、食の安全の
 ことをご一緒に考えてみませんか。
 
    

 山本昭和氏(椙山女学園大学 文化情報学部)から「アクティブ・ライブラリー
構想案」についてコメントが寄せられましたので以下概略を紹介します。

1、構想とは言いつつ、具体的な提案はブロック化だけである。
 (1)ブロック化が何故サービス向上につながるのかわからない。
    (示されていない)
 (2)本の流通・配送については、ブロック化よりも、中央館を核にした
    ネットワークの方が効率的である。
 (3)地域コミュニティー等との連携については、ブロック館(Aタイプ5館)
    よりも、現行の地域間(20館)の方が、きめ細かい連携ができる。
2、ブロック化の目的は、正規職員(司書)の削減である。
 (1)現在の正規職員数(中央+直営館15) 126名(内司書96名)
 (2)ブロック化後の正規職員数(中央+Aタイプ館5) 80名(内司書64名)
  ※中央の職員数55(44)、Aタイプ館の職員数5(4)として計算
 (3)差し引き46名(内司書32名)の正規職員の削減となる。
 (4)この削減によってサービスの質が全体として低下する。
3、Cタイプ館(蔵書1万)の設置によって、現行よりもサービスが向上する
 ように見えるが、これはブロック化によらなくても実現可能である。

  ◆ 「名古屋市の図書館を考える市民の会」第2回世話人会を開催しました

  本日の世話人会の中心議題は言うまでもなく市が6月29日市議会教育子ども
 委員会で公表した「アクティブ・ライブラリー構想案」に対し「市民の会」
 としてこの構想案をどう評価し、今後どのように取り組んでいくのかという
 ことでした。市民の会は今月5日、市に対し「パブコメを実施する前に
 アクティブ・ライブラリー構想案に関する説明会の開催を求める」要望書を
 提出していますが、市は「検討中」を理由に未だ回答していません。
  会議の中では、アクティブ・ライブラリー構想について協議?した今年度
 第1回「図書館協議会」が非公開で開催されたことも含め、市の対応に疑問を
 呈する意見が続出、市からの返事を待つのではなく、今週中にも鶴舞中央図書館
 に出向き、説明会を直ちに開催するよう交渉することを決めました。
  また市が一方的に予定通り?パブコメ募集を始めることも想定し、当面
 市内全域で自主的「説明会」・学習会を開催し、一人でも多くの市民に
 パブコメを提出するよう呼びかける運動を進めることを確認しました。
  パブコメ終了後、10月にもアクティブ・ライブラリー構想案を正式決定する
 とされていることから、次回世話人会では9月議会に向け請願書の提出など、議会
 への働きかけについて話し合うこととしました。
  ※ 本日の会合では「緑区東部まちづくりの会」及び「中村図書館利用者の会」
  が取り組んだ指定管理業者との懇談の内容についても報告があり、議論が交わ
  されました。いずれも懇談の中で、何か「合意」したものはなかったとのこと
  ですが「懇談会の継続」に関し、ヴィアックスが前向きの姿勢を示した一方
  ホーメックスは「今後特定の団体とはなしあうつもりはない」との意向を
  表明、両社の姿勢の違いが明らかになってきました。未だ懇談の要請に無回答の
  TRCへの対応も含め、「市民の会」として指定管理業者とどう向き合っていく
  のか、議論を深めていく必要があります。
  
 
 
 
 

 昨日金山の名古屋市民会館会議室で「野党は共闘 市民アクション愛知4区」
結成総会が開催され、約130名が出席しました。

 以下は当日採択された「結成宣言」です

 安倍政権は国会における3分の2の議席を盾に、国民の願いに反する
政治を強行し続けています。安倍政権は、民主主義を危うくし日本を戦争に
引きずり込む非ミンツ保護法と安保法制を国民多数の反対にも拘わらず
強行採決しました。格差と貧困を拡大する「アベノミクス」を続け、原発の
再稼働を行い、残業代ゼロ法案や年金カット法、非正規雇用野放しなど
市民生活を破壊する政治を続けています。また、現代の「治安維持法」と
言われ「内心の自由」を奪う共謀罪を、多くの人の反対を無視して、委員会
採決を行わず直接本会議で強行採決しました。
 森友学園や加計学園疑惑では」、安倍総理の政治力を「腹心の友」などの
利益のために行使する「行政の私物化」が明らかになりましたが、国会での
野党の追及にまともに答えず、傲慢・不遜で国民の声を無視する態度を取り
続け、言い逃れに終始し、国民の疑問に蓋をしています。さらに安倍政権は
世界に誇れる憲法第9条を改悪し、9条3項に自衛隊の存在をを認める規定を
入れるなど、年内に衆参両議院の憲法審査会に自民党改定案を提出しようと
しています。
 私たちはこんな政治を許すことは出来ません。もうこれ以上黙って見過ごす
ことは出来ません。先の参議院選挙では1人区のすべてで野党共闘が成立し
11の区で野党が勝利し、自民1強の下でも野党が共闘すれば勝てることが
明らかになりました。野党共闘こそ安倍政権を退陣に追い込む道です。来る
総選挙で安倍内閣退陣を求め、与党の3分の2の議席を減らし、国民の
願いをかなえてくれる野党の議席を大幅に増やすことこそが政治を変える早道
です。そのためには野党がバラバラでなく、市民と野党が協力し合ってこそ
勝利は可能です。
 愛知4区(熱田区、瑞穂区、港区、南区)の市民は、主に「安保関連法
廃止」「立憲主義回復」「個人の尊厳を守れ」「原発0」を掲げ、総選挙
小選挙区で候補者の1本化等選挙協力、政策協定などを進めるため、多くの
賛同者とともに、今日ここに「野党は共闘!市民アクション愛知4区」を結成
しました。立憲野党の統一候補を実現し、来る総選挙に勝利しましょう。

 ◆ 当面、関連する各種集会・学習会を紹介します
 ・7月22日(土)午後1時半~ 名古屋市教育館
    あいち9条の会学習交流会(講師:愛敬浩二 名大教授)
 ・7月25日(火)午後6時半~ ウイルあいち大会議室
    講演会「共謀罪ーひるむな、委縮するな、今こそ憲法を武器に使おう!」
      講師:中谷雄二弁護士
 ・7月30日(日)午前10時~ 呼続温泉脱衣場
     ママの会「牧さんと気楽にお話し会」
 ・8月9日(水)午後6時~ イーブルなごや
     市民と野党をつなぐ会@1区&4区合同、座間宮ガレイ「選挙」勉強会
 ・8月15日(火)午後6時半~ イーブルなごや
    平和を語る8月名古屋集会「日本会議とは何か~憲法の敵とどう戦うか」
      講師:上杉聰(近代研究者)

 本日、小牧市公民館に於いて「小牧市の図書館を考える会」が
山下市長の暴走をストップさせる集会を開催、約40名ほどが参加
しました。まず4月9日の集会以降の新小牧図書館をめぐる動きの
報告が行われた後、平野弁護士からツタヤ図書館建設の是非を問う
住民投票に関し、市が開催した「説明会」及び「広報小牧」の内容が
「投票案件に対する賛成意見及び反対意見を公平かつ中立に扱うよう
に留意しなければならない」とした住民投票条例に違反するとして
山下市長に296万円の損害賠償を請求した訴訟について、6月8日の
1審で「棄却」の判決が下ったことを受け6月23日に高裁に控訴した
ことについての説明が行われました。
 ※澤田小牧市議会議長が昨年審議会途中に於いて内野会長が突如辞意
表明したことに対し、慰留するため市長・教育長に随行し、「考える会が
行った内野会長に審議会の慎重審議を求める署名運動は遺憾」との趣旨の
共産党を除く各会派の連名文書を持参した行為は行政と議会の二元代表制
から逸脱した行為であるとして旅費の返還を求める訴訟については現在も
係争中です。
 その後、参加者による意見交換に移り、「どうして市長・議会がこれほど
までに強引にことを進めようとするのか理解できない。何か市長と建設業界
の間で密約があるとしか思えない」「空床が生ずるラピオに子ども未来館を
入居させると言うが、中身についての議論がないまま調査費が計上されたこと
に納得がいかない」「ツタヤ図書館設計経費として日建設計に4200万円も
払った上に、今回また新たにほぼ同額の設計費用を議決する事は税金の
無駄使いという他なく、設計業者に対し、企業の社会的責任を果す意味でも
入札に応じないことを求める活動も必要」等、山下市長の行政運営、またそれに
追随する市議会の動きに批判的意見が相次ぎました。
 最後に会事務局の福本さんより今後の取り組みについて、6月議会で
A街区に新図書館を建設するための設計予算が可決されてしまったが、
その執行をストップさせるべく、引き続き宣伝活動を強化し、毎月2000名分の
署名を集めることを目標とすることが提案され了承されました。
 

 

毎月1回、自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を読みあう中で自由に話し合う「まちづくり読書会」、今回は二つのテーマを中心に話し合います。

 一つは瑞穂運動公園内に建設が予定されている新体育館について、市政出前トークの形で行います。この施設については既に設計業者も決まり、設計作業が始まっています。

先日市議会教育こども委員会で所管事務調査が行われましたが、地元市民に対する説明は区制協力委員長会議で簡単な報告がなされたのみでこれからという状況です。今回計画されている新体育館は2026年に開催が予定されているアジア大会の会場候補地にもなっています。どのようなものを建てようとしているのか、市の説明を聞くことにします。

二つ目は、今まで11館で運営されてきた名古屋市の図書館ネットワークの根本的見直しとなるアクティブ・ライブラリー構想について議論します。この構想案については

これまた市議会教育こども委員会で市会議員に対する説明はなされたものの市民に対する説明は全く行われていません。それなのに市は今月下旬にもパブリックコメントを募集し

10月には正式決定しようとしています。「名古屋市の図書館を考える市民の会」は名古屋の図書館の大半を民間委託にしてしまうだけでなく、全体として図書館サービスの大幅削減につながりかねない構想案を、市民に対しまともな説明もないままパブコメを実施することには反対の立場から、全図書館での説明会の開催を求めています。当日は市が作成した「アクティブ・ライブラリー構想(案)」についての資料を基にその内容、問題点、今後の取り組みについて話し合います。皆さんの参加をお待ちしています。

    

日時: 730日(日) 午後1時半~4

    場所: 瑞穂図書館集会室

    主催:まちづくり読書会実行委員会

      問合せ: 五十嵐  Tel: 090-5633-5154

  「住民と自治」を読まれていない方も参加自由です。

 

 6月5日、アクティブ・ライブラリー構想(案)を議論する今年度
「第1回名古屋市図書館協議会」が開催されましたが、何とこの会議
非公開で開催されたことが、情報公開請求で公開された議事録から
判明しました。普段は開催2週間ほど前に開催告知がHPにアップされるの
ですがそれもありませんでした。どう見ても「掟破り」です。
 非公開とされた理由については以下のように書かれています。
「協議事項の内容が、市の内部に於いて検討途中の情報であり、それが
公になることで、不当に市民の間に混乱を生じさせる恐れがある、また
委員の率直な意見交換が損なわれる恐れがある事を理由に非公開とする
ことを決定した」
 「アクティブ・ライブラリー構想」については未だ(案)の段階で
あることはわかりきった話で、「それが公になることで、不当に市民の
間に混乱を生じさせる恐れがある」というのならば、なぜそんな「生煮え」
状態のものを公表してパブコメを求めるのでしょうか。

 実際どんな議論が行われたのか?以下は議事録の概要です。
  ※ 発言者名は伏せられています。
Q:貸出返却ポイントと協働運営ポイントの蔵書はどのようになっていますか。
A: 貸出返却ポイントに蔵書はありません。協働運営ポイントにも蔵書はあり
 ませんが、協働運営していただく施設に図書館の資料の貸出を行いますので
 常時その施設に行けば本は見ることができます。
Q:このようなモデル(ブロック体制)は他の政令市にありますか。
A: 現在把握している情報の中にはないです。
Q:  イメージとしては既存の館にメリハリをつけるという事だと思いますが
 場合によっては数自体もという事になるのでしょうか。
A: 施設にメリハリをつけるタイミングは、施設の更新時期が基本です。
  例えば、第1ブロックを優先するのも、千種図書館は耐震性がなく整備が
  必要であるからです。また守山図書館、名東図書館については改修の
  時期をとらえ、今後どうしていくか考えたいと思っています。
Q: 1ブロック5館という想定になっていますが、4館や6館になったりという
  可能性も含んでいるという事なのでしょうか。
A: はい
Q: これはまだ議会に諮っていないと思いますが、実現の可能性はどの
   くらいでしょう。
A: 図書館協議会の委員の皆さまにご意見をいただいた後、市教育委員会で
   ご意見をいただきます。その後、市議会という事になります。
   ※教育委員会の議論は教育委員会定例会(公開)では議論されず6月8日に
   「協議会?」の場で議論されたそうですが、これも非公開、議事録も
   ないとのことです。
Q: この構想は、まさにアクティブで非常に大胆な計画だと思います。です
   ので、もう少しじっくり時間をかけてもいいのではないでしょうか。
   名古屋市全体としてはいいと思うが、現在利用している図書館がBタイプ
   Cタイプになった場合、蔵書が減ってしまいます。利用者の方たちは
   そこに抵抗がああるだろうし、残念な思いをすることになる。全体的に
   計画に反対しないが、もう少し時間をかけた方がより良い計画になる
   のではないでしょうか。
A: 床面積の広さ、叢書数については重々わかります。しかし人口減少などの
  社会情勢も踏まえて、機能を重視していきたいと考えています。蔵書について
  は図書費も減ってきており、古い資料も多くなってきています。それは利用
  者にとっては魅力がない。そういった資料は整理して、閲覧スペースなどを
  拡大したいと考えています。
Q:隣接する自治体の公共図書館や、大学図書館との連携や住み分けについては
  議論がなされましたか。
A: 今後、Aタイプ図書館を作る際には、大学図書館などとの連携が深化するよう
  検討していきたいと思います。
Q: ブロック内の1タイプを大学図書館にになってもらうという考えはありますか。
A: 今のところ考えていません。ただ多様化する市民の方々の要望にお応えする
  ためにも、今回「まるはち横断検索」で大学図書館とも連携を強化しています。
  現在分館には司書が3人しかおらず、目の前の仕事で精一杯です。この構想で
  Aタイプに司書を集約して、連携も密にしていきたいと考えています。
Q: 今回の計画は機能重視という事で、リピーターの利便性は向上するようですが
  新規利用者を取り込む力が弱いように感じました。このままいくと図書館が先細り
  していくような寂しい印象を受けます。残念ながら名古屋市は学校図書館の情勢が
  余り活発ではない、。そういう中で、新しい利用者を広げて活性化していくこと
  は非常に大事な事だと思います。
A: 市民が日常生活圏で図書館のサービスを受けることができれば、利用率が上がる
  ことが考えられますので、機能を細かく分け、身近なところにサービスポイントを
  おいて、新規利用者を取り込んでいきます。
Q:夜間開館はできないのでしょうか。
A: 市民ニーズ調査では3分の2の方が今のままでいいという結果でした。今後指定
  管理者制度を試行導入している中村・富田図書館が開館時間を延長することに
  しているので、その利用状況をみてどうするか考えていきたいです。
Q: 地域リサーチを徹底的におこなって、慎重に考えていってもらいたいと思い
  ます。理由付けをハッキリしてもらうと市民の方も納得できると思います。
A:この構想は全体の方針として纏めました。実際に作っていく中で、改めて
  地域のニーズをしっかり調査して作っていきたいと考えています。

    議事録を読む限り、協議委員の中でも、「アクティブ・ライブラリー構想(案)」
に関する理解と合意が得られているとは、とても言えない状況であることがよく
分かります。
  

 先週土曜日に開催された「アジア競技大会を考える愛知県民の会」
に出席された市民の方から「感想」がメールで送られてきましたので
以下紹介します。

 アジア大会について深く知ろうとしていなかったことを恥ずかしく
思います。「また利権屋のいつもの手口か」というあきらめにも似た
気持ちにとらわれていたことも事実です。全国各地で繰り返される
大型公共事業の在り方をみるとき、また事故後のまともな処理も
できないまま原発を再稼働させる国に未来はありません。一部良心的
議員が存在していたとしても、全体として議会としてまともに機能して
いない現実を前にして「一般」市民にできることは何なのでしょう。
 「反対、反対」と叫んでいるだけでは状況を動かすことにはつながり
ません。「議会」を本当に市民の手に取り戻す必要性を痛感しています。
 これは単なる願望ではなく市民自身がなさねばならないことです。
 現実をみれば地方議会も自治体も自治権の行使には程遠く、国の
下請け機関に成り下がっているのが現状ではないでしょうか。議員や
行政が市民の方を向いていなければ、いくら「慎重審議、情報公開」を
叫んでも徒労に終わると思います。しかし、冷めた気持ちを持ちつつも
黙って見過ごすわけにはいかないとの思いから息も絶え絶えになりながら
声なき声を上げている自分がいます。
 一つ一つの課題を追及しながらも、誰がこの国を、この世界をなんの
ために動かしているのかを知らなければ、日本は遅かれ早かれ消滅の
危機にあると言っても過言ではありません。それが分かっているのならば
議員報酬、公務員給与引き上げなどが課題となる名古屋市であるはずもなく
恥ずかしい限りです。もう、うそや隠し事はやめてもらいたい。こういう
ことを思いながら、遅ればせながら勉強会に参加させてもらいました。
 有難うございました。

◆ 「野党は共闘!市民アクション愛知4区 結成総会」のお知らせ
~案内チラシより~
  私たちは、「安保関連法(戦争法)廃止、立憲主義回復、個人の
 尊厳を守れ、原発0」を基本に皆さんとともに野党共闘の運動に
 立ち上がります。来るべき総選挙で安倍自公民政権を辞めさせる
 ため愛知4区の野党共闘を実 現しましょう!

   日時: 7月16日(日)午後1時半~
   会場: 名古屋市民会館第1会議室
   内容 
     第一部 記念講演
          「市民と野党の共闘の力ー参院選三重の経験から」
         講師:高山 進氏(三重大学名誉教授・市民連合みえ)
       ・愛知4区市民からの発言  
        水谷暎子さん(安保関連法廃止 戦争させない瑞穂区の会)
        田巻紘子さん(弁護士 名古屋市南部法律事務所)
        藤井克彦さん(市民と野党をつなぐ会@愛知4区)
       ・会場からの発言
       ・政党代表からの発言
        民進党、共産党、自由党、社民党を予定
     第二部  結成総会
       連絡先:藤井さん 052-651-6537
        

 毎月瑞穂図書館で開催している「まちづくり読書会」に参加されている
市民の方から「なごやアクティブ・ライブラリー構想(案)に関する
コメントが寄せられましたので以下紹介します。

~「なごやアクティブ・ライブラリー構想案」を読んだ感想~

 30年先を見据えた長期的展望の基に策定したとされていますが、名古屋市
全体の図書館の在り方についての理念が欠如しています。あるのは「効率」と
「サービス向上」という言葉だけであり、安上がりの図書館をめざしたもの
としか思えません。財政状況の厳しさが強調されているものの、それを
もたらした原因については言及がなされていません。
1、構想策定の趣旨として「更なる市民サービスの向上を追求するため」とされて
  いるが、図書館の使命は「サービス向上」という観点からだけで語られる
  ものではないはず。また「保存資料の適正化」を「老朽化対策」の文脈で
  論ずることは不適切です。
2、利便性の向上のみが市民ニーズではありません。
3、図書館の「めざす姿」が「貸本屋」的施設と受け止められかねない表現に
  なっています。
4、地域館のうちBCタイプは民間委託が前提となっており、賛成できない。
5、耐震性確保を目的とする千種図書館の建て替え問題と5ブロックに図書館
 を再編し、千種図書館をAタイプ図書館とする構想をリンクさせることに
 違和感を感じます。建て替え問題を理由に構想案策定を急ぐことは議論の
 進め方として問題です。
6、今後のスケジュールに関し、7月~8月にパブリックコメントを実施、
  10月構想案正式決定とあるが、本当に30年先を見据えた構想である
  ならばパブリックコメントの募集という事ではなく、市民参加の
  協議会を設置して時間をかけて議論、合意を得ることが大切である。
   構想案について市民に対し説明することなく、パブリックコメントを
  実施することは、行政として形式的に市民の声を聞いたというアリバイ
  づくりになってしまうことを危惧します。

     「アクティブ・ライブラリー構想(案)」を読むと、あたかも千種図書館の
 建て替えが構想推進の出発点であるかのような記述がなされています。耐震性
 に不安がある老朽化施設を建てなおしてほしいという住民要求を逆手にとって、
 名古屋市全体の図書館サービス低下につながることが懸念される構想案を、市民が
 知らないうちに確定させてしまうことを目論む市の「策略」を許してはなりません。

~「田口かずと(共産党市議団長)のブログ」より~
 日本共産党名古屋市議団は11日、名古屋市教育委員会に対して市立図書館
の在り方を大改変する「なごやアクティブ・ライブラリー構想(案)」に
関する申し入れを行いました。同構想案は今月末にもパブリックコメントを
開始し、10月には策定するとされていますが、市民・図書館利用者には何も
説明されていないことから、申し入れでは「パブリックコメントの実施を
見合わせ、すべての図書館で利用者に対して説明会を開催することを求め
ました。 
 これまで名古屋市の図書館は1区1館方式で運営されてきましたが、同構想は
これを大きく改変する構想です。図書館ごとにサービスや蔵書数の格差を
生じさせるものであり、市民の平等利用の精神が損なわれる恐れがあります。
 こんな重大な構想にも関わらず、市民が知らないうちにパブコメに付すのは
問題です。

 ※ 「なごやアクティブ・ライブラリー構想」に関しては「名古屋市の図書館を
考える市民の会」も、5日付で鶴舞中央図書館に対しパブリックコメントの実施する
前に市内全図書館で説明会を開催することを求める要望書を提出しています。
(要望書については7月4日付当ブログで紹介しています)

 ◆図書館に「育児コンシェルジェ」を配置? 茨城県筑西市立図書館で
~東京新聞より~
 筑西市(茨城県)は市立図書館の中央、明野の両図書館に「育児
コンシェルジェ」を配置、育児の悩み相談などに応じる子育て支援
サービスを開始した。図書館側は「ママ友が集う、子育て支援の
発信拠点にしたい」と話している。
 相談業務のほか、お母さんたちに育児関連の書籍を案内したり、
子供向けの絵本を紹介したりする。育児コンシェルジェとして派遣された
のは、子育て経験が豊富な30代、40代の女性3人。いずれも保育士、幼稚園
教諭の資格を持っている。おそろいの黄色いエプロン姿で、図書館を利用
するお母さんらに応対する。
 市立図書館では、これまで子育て支援策として週1回「ブックスタート
クラブ」を開き、ボランティアや図書館スタッフらによる本の読み聞かせ
や紙芝居などに取り組んできた。今後もブックスタートクラブは継続し
育児コンシェルジェと両輪で子育て支援を充実させる。
 育児コンシェルジェを務め、自身も3人の子育て中の諸江寛子さんは
「子育ての悩みやストレスを和らげて、ここにくれば気持ちが安らぐような
場にしたい。気軽に立ち寄って」と利用を呼びかけている。塚田哲也館長は
「おばあちゃんなど今は子育てについて相談できる相手が周囲に少なく
なっている。図書館を入口に、地域でママ友の輪が広がれば」と話す。
 派遣日は中央図書館が週3日、明野図書館が週2日、時間はいずれも
午前10時~午後2時半

  記事では「筑西市」が新たな子育て支援サービスを開始したと紹介
 されていますが、正確には指定管理者であるTRCが「民間のノウハウを
 活用した独自サービス?」として始めたものです。同じくTRCが
 指定管理している名古屋市守山区志段味図書館では今年度から乳幼児
 預かりサービス(ただし1回20分間のみ)を月2回はじめました。
  もちろん市内他区の直営図書館では予算不足を理由に?実施していません。
 また同じTRCが指定管理してもサービス内容が大きく異なるのはどういう
 理由からなのでしょう。理解に苦しむことだらけです。


 住民投票で駅前A街区に「ツタヤ図書館」建設計画が白紙と
なったにも関わらず、「審議会答申」を盾にとって再び同地区に
建設するための設計予算が可決されてしまった小牧市。しかし
「小牧の図書館を考える会」はこうした動きにひるむことなく
新図書館建設計画の見直しを求める署名運動を粘り強く続けて
います。こうした運動の現状についてについて「しんぶん赤旗」は
「クローズアップ」欄で以下のように報じました。

 小牧市では2015年、レンタル大手ツタヤの親会社(CCC) が運営する
ツタヤ図書館計画が住民投票で否決されました。これを受け新図書館の
あり方を議論してきた新図書館建設審議会は今年2月に建設方針を市長に
答申。管理運営については「市が主体的に運営すること」と明記され
ました。一方建設場所については小牧駅西のA街区に新築との意見が多数
だったとして、現図書館の改修、ラピオビル内への移転などの意見が併記
されたにもかかわらず、市は市民の意見を聞くことなく駅前に新築する
方針を発表。それによれば市の試算で41億~46億円の建設費がかかり、維持
管理費、周辺整備費も含めれば市民に多大な税負担を強いるものとなって
います。そんな折、答申直後ラピオビルのキーテナントであった平和堂が
突如撤退を表明、1万㎡を超える広大な空床が生まれる事態となりました。
 「小牧の図書館を考える会」が呼びかけたA街区新築中止の署名は急速に
広がっています。6月25日には市内のスーパー前で買い物客らが次々に署名し
1時間で」104名分が寄せられました。
 6月議会で新図書館の基本設計予算4300万円が可決されてしまいまし
たが、「小牧の図書館を考える会」は、そのことに屈することなくラピオ
ビル内に図書館を移転させればA街区に新築の4分の1の 予算で回収できると
して6月27日第1次分として3000人分の署名を市長宛てに提出、7月16日には
午後1時半から小牧市市民会館学習室で市民集会を開催し、更なる運動の
広がりを作り出すことにしています。
   ※ 「小牧図書館を考える会」のHPには、署名活動の様子が写真と
  ともにアップされてます。
 
 管理運営については「市が主体的に運営する」と明記されたことから、
新図書館は「直営」で運営されることになったと報道したマスコミも
ありますが、一部業務委託と言いながら、TRCが事実上の図書館運営を担って
いる現状からすれば運営がどうなるか予断は許されない状況です。
 今年4月から指定管理者制度が導入された豊田市では「図書館の根幹的
業務は図書館管理課が担うことになる」として市の主体性を強調していました。

  ◆ 読書会「葦の会」からのお知らせ
  6月16日付ブログで読書会「葦の会」は原則、第2水曜日午前と案内しま
  したが、今回は午後1時から開催します。(会場:瑞穂図書館集会室)
  課題本はカズオ・イシグロ著「忘れられた巨人」です。
  ※この本を読まれていない方も参加自由です。今NHK「百分で名著」では
  ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」が取り上げられています。イギリス
  文学に関心のある方是非ご参加ください。


 今月7日、人類史上初めて核兵器を違法化する核兵器禁止条約が
ニューヨークの国連本部で開かれていた「交渉会議」で122か国の
圧倒的多数で採択されました。これを受けここ愛知でも「ヒバクシャ
国際署名をすすめる愛知県民の会」を設立すことになりました。

~案内チラシより~
    ヒバクシャ国際署名をすすめる愛知県民の会・設立の集い

 原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が「被爆者は核兵器廃絶を
心から求めます」への賛同国際署名を提唱し、2016年4月「被爆者国際
署名」活動がスタートしました。この提唱を愛知県の被爆者団体として
愛友会が受け止め、平和を愛し核兵器の廃絶を願う県内で活動する団体・
個人の皆さんと協同して署名推進を図るための会として「愛知県民の会」
を提唱し、多くの呼びかけ人を募り、今回「会」の設立に至ることに
なりました。

  日時: 7月30日(日) 午後1時~3時
  会場: イーブルなごや(名古屋女性会館)3階ホール
  内容: ◆ 経過報告
        ~「愛知県民の会」呼びかけ人から
      ◆ 国連会議報告
        ~ニューヨーク行動に参加した代表より~
      ◆ お話
        ~中央の署名推進連絡会:キャンペーンリーダー
                    林田 光弘さん
       ※ こうした「会」が設立されることは本日、あいち民主会館で開催
   された「あいち平和委員会定例総会」の場で配布された資料で初めて
   知りました。あいにく、この日は「まちづくり読書会」の日程(午後1時~
   瑞穂図書館集会室)を入れてしまっており、参加できないことが残念
   です。
  
  ※ 「原水爆禁止日本協議会」が核兵器禁止条約の採択を受けて
    公表した「声明」を紹介します。

1、核兵器禁止条約を交渉する国連会議は7月7日、全ての日程を終え、核兵器
 禁止条約を賛成122、反対1(オランダ)、棄権1(シンガポール)の圧倒的
 多数で採択した。条約はその前文で核兵器の非人道性を告発し、核兵器に
 よる惨害を防ぐ唯一の確実な道として核兵器の廃絶を明確にした。そのうえで
 第一条において核兵器の「開発、実験、生産、製造、取得、貯蔵」、「使用と
 使用の威嚇、「譲渡」支配地域内での「設置や配備」を含むすべての行為を
 禁止した画期的なものである。日本原水協は、創立以来、広島・長崎の被爆者
 とともに核戦争の阻止、、核兵器の全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯を基本
 目標に掲げ、実現を求めてきた団体として、この達成を心から喜び、国連、
 関係諸国、市民社会のすべての皆さんに敬意を表する。
2、条約はこの採択をもって、9月20日に調印がオープンにされ、次のステージ
  として,全ての国連加盟国政府のこの問題に対する態度が問われることに
  なる。会議の中でも強調されたように、核兵器の禁止・廃絶は単なる軍備
  縮小の問題にとどまらず、人類の生存に関わる死活問題である。我々は
  核保有国、非保有国を問わず、全ての国の政府に対して、この条約を支持し、
  調印し、また批准の手続きを進め、速やかな発効のために行動するよう
  心から要請する。とりわけ、唯一の被爆国である日本の政府に対し、条約に
  調印することは勿論、核保有国を含むすべての国に調印を促し、核兵器の
  ない世界の速やかな実現のために行動するよう強く要求する。
3、核兵器を禁止し、廃絶のために行動することは、政府とともに市民社会に
  対して意思を表明し、行動することが求められる重要な課題である。
  我々は、核兵器のない世界の実現を願うすべての国の人々に、核兵器禁止
  廃絶の「ヒバクシャ国際署名」の呼びかけに賛同・署名し行動に加わるよう
  呼びかける。
       
                        ◆ 「気軽に憲法カフェ」のお知らせ
            主催: 市民と野党をつなぐ会@愛知4区
      日時: 7月11日(火) 午後7時~8時半
      場所: イーブルなごや 第1研修室
      参加費: 300円
       お話: 飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)
    5月3日の憲法記念日に安倍首相は「自衛隊の存在は多くの人が認めて
   いるが憲法学者の多くは自衛隊の存在を意見と考えている。このねじれを
   解消するために、憲法第9条3項に自衛隊の存在を認める規定を入れたら
   どうか」という趣旨の発言を行いました。あなたはどう考えますか。
   名古屋学院大学の飯島さんを招いて、気軽にこの問題を考えます。
    ぶらっと来てください。
  
    

    
 

 先月出版された「読みたい心に火をつけろ:学校図書館活用術」
(岩波ジュニア新書)の著者、木下通子さんについて毎日新聞が
 学校司書として働く彼女の活動ぶりを紹介する記事を掲載しま
 した。 
 
      木下通子さん=学校図書館での実践術を出版した埼玉県春日部
                            女子高司書
 
   勤め先の女子高図書館の蔵書は書店に引けを取らない。女性ファッション
誌の最新号もあれば、全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」の上位作品も並ぶ。
 手作りのポップを立てたり、書評会を開いたり、様々な手法で生徒に
アプローチする。このほど司書としての実践術をまとめた「読みたい心に
火をつけろ」(岩波ジュニア新書)を出版した。
 図書館は「頑張らない子でも気軽に立ち寄れる場所」だと言う。人間関係
に悩み部活をやめようとした1年生がいた。相談に乗るうちにアスリートの
本に興味を示したためサッカー日本代表主将を務めた長谷場選手が書いた
「心を整える」を薦めた。するとその子は読んだ本で心に残った言葉を
ノートに書き留めるなど本好きに成長。図書委員長を経験して卒業した。
 学校司書は2015年施行の改正学校図書館法で配置が努力義務化された。
だが小中学を中心に未配置の地域が残り、配置済みでも低賃金の非正規雇用が
多い。「本の専門家である常勤の司書がいてこそ、子どもたちに本を読む
意義を伝えられる」と力説する。
 2010年からは司書仲間と共に「埼玉県の高校図書館が選んだイチ押し本」を
企画し良書を順位付けして発表。今春は同県内の約60書店がコーナーを設けて
PRし、公共図書館でもパンフレットが配られた。「学校の外にも攻めていか
なければいけない」 書店員らも巻き込みながら子どもの読書欲を引き出し
ている。

 学校司書に関しては「高校図書館デイズ(生徒と司書の本をめぐる語らい)」
(成田康子著:ちくまプリマー新書」も先月発売され、ちょっとした出版ブーム
 となっています。
  記事では「小中を中心に(学校司書が)未配置の地域が残る」とされて
 いますが、名古屋では「未配置の学校が残る」どころか今年ようやく小中
 約400校中、わずか16校で配置が始まったばかり、待遇に関しても「低賃金
 の非正規雇用が多い」どころか、全て低賃金で非正規雇用です。今のままの待遇が
 続くようではとても木下さんのような実践は期待できません。
  ※ 本書は単なる木下さんの個人的実践記録ではなく、長年にわたり
   粘り強く勧められた埼玉の学校司書の待遇改善運動に関してもかなり
   詳しく紹介されており今後運動を進めるうえでとても参考になる貴重な
   内容となっています。

   ◆ 本日「新日本スポーツ連盟愛知県連盟」の会議室で第9回「アジア競技
  大会を考える県民の会」が開催され、市会議員、建築家、市民ら10名が
  参加しました。会議では、県議会では100名近くの県議が、市議会に続き
  「アジア大会推進議員 連盟」を設立、6月定例市議会では「アジア競技
  大会の推進に関する決議」を採択、また6月6日には県下市町村職員などを
  対象とした「研修会」も行われるなど、準備活動が粛々と進行している
  ことが報告されました。議論の中では9月25日にも調印が予定されている
  開催都市契約について疑問の声が多く出される中、県議会委員会審議の中で
  行政側が契約の中身を公開できるようOCAと交渉中という新たな状況を
  受け、「会」として現在合同準備会が進めている準備活動に関する「出前
  トーク」の開催を県に申請することを確認しました。
   ※瑞穂運動公園内に建設が予定されている体育館に関しても、設計会社が
   決まり、基本設計が始まっていることから、30日のまちづくり読書会で
   「市政出前トーク」を開催することが報告されました。
   (会場は瑞穂図書館集会室 午後1時半開会の予定)
   
 

 今月末からパブリックコメントを募集するとしている「なごや
アクティブ・ライブラリー構想(案)に関して、3日開催された
「名古屋市の図書館を考える市民の会」の会合に参加された名東区
の市民の方から以下のコメントが送られて来ましたので紹介します。

 正規の公務員司書の採用を停止し、カウンター委託の民間非正規職員と
仕事をさせる中で、やりにくさを実感させたうえで、今回提案されている
Aタイプ図書館(直営)に司書を集約することにより労働組合の合意を
取付け、その他大半のBCタイプ図書館を民間委託にしてしまうやり方は
給食調理員の民間業務委託と全く同様の手口に思えます。
 労働者と利用者は、目先の利害関係に於いて既に分断されているので、
両者が共同して運動することは極めて困難な状況となっています。
 社会的不平等にはある意味慣らされてしまっている現実とはいえ、何に
しても千種区の住民が優遇される土地柄という事を痛感させられます。
 千種区は医者、学者などインテリ層が多いので、給食調理員の民間委託
からも外されていますし、学校の保護者のへの対応も差があると、私たちは
認識しています。図書館においてもなぜか千種区だけAタイプ図書館となる
ことが明記されています。反発されたら面倒な知識層は冷遇しないという
市の姿勢が透けて見え、こうした市の行政手法には感心するほかありません。

 かなり辛辣なコメントと言えますが、同じブロック内の一つの図書館のみ
新築移転し、蔵書数も50%増とした上で正規の公務員司書主体で運営する
一方、その他の図書館は民間委託にして経費を削減するだけでなく、蔵書数も
逆に5割近く減らすと言われれば「どうして同じ名古屋市民なのにこれだけ
差別するのだ」と言いたくなる気持ちも理解できるというものです。


 
 

 以下は「名古屋市の図書館を考える市民の会」が先日開催した「アクティブ・
ライブラリー構想」に関する会合に参加した「千種図書館を考える会」の
会員の方が疑問に感じた点について鶴舞図書館に問い合わせた際のQ&Aです

 Q:  パブコメをいつから始めるのですか。
 A:  「名古屋市広報」8月号でお知らせします。パブコメは7月下旬から
   8月下旬の1ヶ月で集めます。
 Q:広報に「アクティブ・ライブラリー構想(案)が掲載されるのですか。
 A:広報には載せません。区役所、図書館、生涯学習センター等に冊子を
   置く予定です。インターネットでもアップします。「ご意見シート」
   も置く予定です。
 Q:広報をみてわからないことがある場合はどこに聞けばよいのですか。
 A:図書館までお問合せ下さい。
 Q:1ヶ月間でパブコメを集め、10月に市の考えを示すという事ですが
   修正もありえますか。
 A:もちろんです。
 Q:有識者の方にも意見を求めるのですか。
 A:10月策定までは市の責任で作成し、その後、有識者のご意見を伺う
   ことを予定しています。

  「アクティブ・ライブラリー構想(案)」については7月1日付当ブログで
詳しく紹介しています。不明な点は鶴舞図書館にどんどん質問していき
ましょう。 鶴舞図書館:Tel  052-741-9839(庶務課:小崎さん)



 「神戸図書館ネットワーク」が発行している機関紙23号に掲載
された「神戸市図書館協議会傍聴記」によると、市図書館がJR駅
構内(灘・谷上・舞子公園)に設置している返却ボックスについて
ここ3年間の利用が伸びていないこと、回収コスト(運送業者に委託)
が嵩んでいることなどを理由に、廃止することになったそうです。
 利用者にとっては、ないよりはあった方がよいサービスには違いない
でしょうが、本を借りるためには図書館まで出かけなければならない
のですから、取り立ててありがたみを実感させるサービスでないことは
確かです。名古屋市においても、志段味図書館の新たなサービスとして
TRCが今年4月からイオン及び志段味地区会館で返却ポストを設置しま
したが、1日当たりの返却冊数は2か所あわせても10冊前後と極めて
少ない利用状況となっています。中村・緑図書館でも返却ボックスの
設置を検討しているようですが、敢えてコストをかけて実施しなければ
ならないサービスなのか再検討が必要です。返却ボックスを維持する
ためにはそれなりの経費がかかりますが、その財源は指定管理料です。
 効果の見込まれないサービスに経費をかけるぐらいなら、その分劣悪な
労働条件で働いている職員の人件費に回した方がましではないでしょうか。
  神戸市は市中央図書館が返却ボックスの設置を決めたのですが、名古屋
の場合は指定管理業者が自ら提案したことなので、途中で「撤退」する
ことはまずできないでしょう。こうしたことからも指定管理者制度の
「風通しの悪さ」が浮き彫りになっています。
 


 ◆ 「2026年 アジア競技大会を考える会の集い」開催のお知らせ
    日時: 7月8日(土) 午後6時~8時
    場所: 新日本スポーツ連盟愛知県連盟事務所ビル4階

    

    

 

 「名古屋市の図書館を考える市民の会」は昨日開催した「アクティブ・
ライブラリー構想に関する意見交換会」の結果を受け、以下の要望書を
鶴舞中央図書館に提出することになりました。

 日頃は名古屋の図書館発展の為、ご尽力をいただきありがとう
ございます。
 去る6月29日、名古屋市議会教育こども委員会に於いて「なごやアクティブ・
ライブラリー構想」に関する所管事務調査が行われました。当日配布された
資料には、この構想案について今月末にもパブリックコメントを募集し、10月
には正式決定したいとの説明がありました。その内容は今まで一区一館方式で
運営されてきた名古屋市の図書館ネットワークを、中央館を核とする5ブロック
体制にするとの提案がなされるなど、これまでの運営体制を根本的に見直す
ものとなっています。7月3日に開催した「市民の会」の会合に出席された市民の
皆さんからは、今回提案された構想案に関して「なぜ5ブロック体制にするのか」
「地域館をA,B,Cタイプに分けるとしているが具体的イメージがわかない」「住ん
でいる地域によってサービスに差がある図書館を作ることは平等利用の精神に
反するのでは」等、その内容がよく理解できないとの疑問の声が多数上がりました。
 そして構想案について市民・図書館利用者に十分な説明のないまま今月末から
パブリックコメントの募集を始め10月には正式決定したいとの日程には余りに
性急すぎ、納得できないとの意見が大半でした。つきましてはパブリックコメント
の募集を急ぐのではなく、まずは「アクティブ・ライブラリー構想」に関する
市民向け説明会を市内全21図書館で開催し、構想案の内容を丁寧に説明すると
ともに、市民の意見を聞く機会を作っていただくことを切に要望致します。

  ※ 構想案ではブロック内にAタイプ図書館は1館設置するとし、第1ブロック
  では千種図書館がAタイプ図書館となることが想定されています。だとすれば
  東・守山・名東図書館はBタイプ、若しくはCタイプ図書館という事になり
  現在の蔵書数がおよそ半分に減らされることになります。また「様々な
  場所でサービスを提供できるよう、ブロック内で施設の再配置を行う」
  とも書かれていることから現在の図書館の整理・統廃合を行うとも
  読める内容となっており、それぞれの地域の住民にとって多大な
  影響を及ぼすことが予想されます。場合によっては現在利用して
  いる図書館がなくなってしまう可能性もあるのですから、図書館
  利用者を対象とした説明会をすべての図書館で開催し、あわせて
  市民の意見を聞くことは、説明責任を有する行政として、当然なす
  べき責務と言わねばなりません。

 名古屋市が今月末にも「アクティブ・ライブラリー構想」(案)に
関するパブコメ募集を開始するとの動きに対応するため、「名古屋市の
図書館を考える市民の会」が呼びかけた集会には緊急の呼びかけにも
関わらず15人が参加しました。
 まず事務局から先日、市議会教育こども委員会で配布された「アクティブ・
ライブラリー構想」(案)に関する資料について説明を行った後、感想及び
疑問点等について忌憚のない話し合いが行われました。
~当日出された主な意見・感想~
 ・今まで市議会で、何度も新千種図書館の建設を要望する請願に対し
  「保留」が続いてきたので、今回、市から早期建設の方針が出された
  ことは歓迎すべきことだが、「星ヶ丘」という名は出たものの、
  どのような形で、いつから計画が動き出すのか示されていないことに
  疑問を感ずる。
 ・ 一区一館方式で運営されてきた名古屋市図書館を、なぜ5ブロックに
  分け、しかもA,B,Cの3タイプ別に編成し直す意味が分からない。
 ・ Bタイプ図書館は蔵書5~7万冊とするとあるが、それでは今の分館の
  蔵書冊数に比べ大幅に減らされることになる。図書館の平等利用という
  点からみて納得できない。
 ・B、Cタイプ図書館の運営は民間活力を検討と書かれているが、もしそう
  なると名古屋の大半の図書館は民間委託とされてしまうことになり、
  図書館の劣化が加速化することが懸念される。
 ・名古屋市はこの間専門職として司書の採用を停止していることから
  このままで直営で運営するとされているAタイプ図書館すら直営を維持
  できなくなってしまうのではないか。
 ・一昨年この構想案が浮上した際は、「シンポジウム」を開催したのに
  構想案が固まったからといって市議会に15分足らず説明しただけで、
  いきなりパブコメを募集し、その2ヶ月後には正式決定とは手続き的に
  みても拙速に過ぎる。

 いずれにしても、資料を読んだだけはよくわからない「構想案」なるものを
市民に対する説明の場を設定することなくパブコメを募集し、ろくに議論を
おこなわないまま正式決定してしまおうとする市の態度には納得できないとの
声が大半でした。話し合いの結果、パブリックコメントを実施する前に、
「アクティブ・ライブラリー構想(案)」について、市民・図書館利用者に
対する「説明会」を開催することを「市民の会」として鶴舞中央図書館側に
申し入れることで意見が一致、また市側の提案に対し反論、疑問を提起する
だけでなく市民サイドからの「めざすべき図書館像」を明らかにしていく
ことについても今後の課題として議論していくことを確認しました。
 ※千種図書館の建て替えについては「星が丘」に他の施設と合築という
 方向性が提起されたことから「千種の図書館を考える会」として市側に
 具体的説明の場を設けるよう要望していくことになりました。

    
  
 

 ◆ 午後8時時点の予想獲得議席
~NHK~
  自民 13~39
  都民ファースト  48~50
  公明  21~23
  共産  10~23
  民進  2~9
   国政選挙と比べるとかなりの幅がありますね。ただ自民が13に
  なるかもしれないとはサプライズです。
~テレビ東京~
  自民 22~35
  都民ファースト  47~50
  公明 20~23
  共産 15~20
  民進 1~5
   こちらは民進党にかなり厳しい数字が出ています。
~フジ~
  自民  29
  都民ファースト  49
  公明  23
  共産  16
  民進   3

 ◆ 最終結果 ( )は改選前議席
   自民 23 (57)
   都民ファースト 49 (6)
   公明 23 (22)
   共産 19 (17)
   民進  5 (7)

 この結果から言えることは今回の都議選が安倍政権の「終わりの始まり」
 となったことは間違いないようです。

 ■ 「建通新聞電子版」は、6月議会で新図書館基本設計予算を可決した
  小牧市が7月上旬にもプロポーザル方式で設計会社に基本設計を委託する
  ことになったと報じました。前回はCCCと設計段階からアドバイザー
  契約を結び「ツタヤ図書館」建設を画策しましたが、今回は恐らく
  水面下で現在図書館運営の実務を委託されているTRCが「TRC仕様図書館」
  にすべく、市側と「話し合い」?を進めていることは間違いないと思います。
   プロポーザル方式で設計会社を選ぶと言っているのですから、業者選定
  のプロセスを公開で行うよう求めていく必要があると思います。
   設計に応募する企業が「新小牧図書館建設審議会」答申の内容をどう
  具体化しようとしているのか、設計業者を選考する過程で市民に明らかに
  させることは市として当然行うべき手続きです。
   

 6月19日の市議会教育こども委員会で鶴舞中央図書館が説明した
「アクティブ・ライブラリー構想」に関しては、当日2種類の文書が
配布されました。19日付ブログでは概要版?を紹介しましたが、今日は
詳細版?を紹介します。

    なごやアクティブ・ライブラリー構想(案)
(策定の趣旨)
  名古屋市図書館は資料約327万冊を擁し、鶴舞中央図書館と分館、
 自動車図書館のネットワークを構築して、年間延べ327万人に約1173万点
 に上る貸し出しを実施しています。貸し出し以外にも行事参加や調査
 研究のための来館者も多く、年間約654万人に利用されています。
  しかしながら、その利用状況を詳しくみると、年間1点以上資料を借りた
 市民は11,7%にとどまるなど、乳幼児からシニアまですべての市民を
 対象に図書館サービスを展開しているにもかかわらず、利用層が広がって
 いない状況にあります。新しいニーズを取り入れ、市民が図書館をもっと
 気軽に利用でき、地域や市民に役に立つ図書館が求められていると言え
 ます。その一方で、人口減少社会の到来や、厳しい財政状況の下での
 サービスの集中と選択、アセットマネージメントといった行政課題への
 対応が求められています。本構想は、時代に即した市民サービスを提供し
 更なる市民サービスの向上を追求しながら効果的・効率的な図書館運営を
 図るため、図書館の運営について長期的な方向性と取り組みを示すものです。
(期間)
  30年先を見据えた長期的展望に立った本市図書館の目指す姿を明らかに
 した上で、その新しい図書館の実現に向けた今後10年の取り組みを示す
 ものです。
(運営形態等)
  ア 中央館  
    昭和59年に改築された地下1階地上3階の敷地面積8800㎡、延べ床
   面積11285㎡の建物で、蔵書は約130万冊。1階は一般雑誌や小説、
   実用書が配架された趣味教養のフロアーと児童フロアー、点字文庫が
   配置されています。2階は調査研究のフロアーとして主題別に専門資料
   が配架されています。3階は100万冊の収容が可能な積層式の2層書庫、
   地下には328席を擁する読書室や児童書を中心に保管する書庫が配置
   されています。
  イ 分館 
   ・区分館は中区と昭和区を除く14区に設置されています。延床平均
    面積約1500㎡、蔵書冊数は平均約10万冊です。うち9館が文化小劇場
    やスポーツセンター、賃貸住宅などとの合築施設です。
   ・6つの司書館内に設置された分館は、延床面積約800㎡、蔵書冊数平均
    約7万冊を中心とする、比較的コンパクトな施設です。
  ウ 自動車図書館
    南図書館を基地に、積載冊数3500冊と2800冊の2台の大型車両で市内
   全域を巡回していますが。建物館から1.5キロメートル以遠の小学校区に
   概ね1ヵ所、個人貸出中心の地域駐車場111ヵ所を設置し、約1か月半に
   1回の周期で定期巡回を実施しています。その他、団体貸出を中心とする
   施設駐車場7カ所にも巡回しています。
(本市における今後の施設整備のあり方)
  平成27年度9月に「市設建築物再編整備の方針」が策定され、施設の長寿命
  化を図るとともに、老朽化した施設の更新に当たっては、保有資産量の
  削減を図りつつ、市民サービスの向上を目指す「縮充」の精神で、施設の
  再編整備に取り組むことなどが定められています。
(本市図書館の利用状況)
 ・入館者数  
   650万人の人数でほぼ横ばいで推移し、平成28年度は約654万人です。
 ・登録者数
   この10年間緩やかな減少傾向にあり平成28年度は約47万人です。
 ・貸出者数
   ほぼ横ばいで推移し、平成28年度は約325万人です。
 ・貸出点数
   ほぼ横ばいで推移し、平成28年度は約1173万点です。
 ・資料を借りた市民の割合
   年間に1点以上資料を借りた市民  約11.7%
(本市図書館の課題)
  ・施設の老朽化への対応
    サービスを低下させることなく、運営体制のさらなる効率化を図る
   とともに、保有資産量を適正化し、施設の老朽化対策を実施する必要が
   あります。
  ・市民ニーズなどをふまえた利便性の向上や快適な空間づくり
    入館者数などの利用状況は横ばいで推移しており、月1回以上の定期的な
    利用者も2割程度であることから、更なるサービス向上に努め、より
    多くの市民に利用していただく必要があります。
   ~例えば~
   ア 便利な場所で本の貸出・返却ができること
   イ 図書館に行かなくてもサービスが利用できること
   ウ デジタル資料やインターネット環境が利用できること
   エ 飲食しながら過ごせるスペースを確保したり、カフェを併設したり
     することにより、くつろげる環境を整備すること。
(本市図書館がめざす姿)
  ・資料と専門性を活かし、地域や市民の役に立つ図書館。
   例: 郷土資料の収集・活用・提供
      市民・行政機関などとの課題解決支援
  ・様々な場市でサービスを利用でき、便利で快適な図書館。
   例:駅などでの貸出・返却サービス
     地域の福祉施設などに出向く出張サービス
     市民が集える、居心地の良いスペース
  ・時代の変化に対応できる、持続可能な図書館
   例: 施設運営の効率化   
      既存施設の長寿命化
      社会的ニーズの変化に対応した施設の再配置
(サービス網の再構築)
  3つのめざす姿を実現するため、中央館のほかに市域を5つのブロックに
  分け、様々な場所でサービスを提供できるよう、ブロック内で施設の再配置
  を行います。
  ブロック内に地域サービス網を構築
         ・Aタイプ図書館:直営 15万冊
            専門資料を揃え、市民や行政の課題解決
                  に役立ちます
         ・Bタイプ: 民間活力の活用を検討 5~7万冊  
                ポピュラーな雑誌や図書を揃えます。気楽に
               来館でき、ゆったり滞在ができる図書館です
         ・Cタイプ: 民間活力の活用を検討 1万冊  
               駅周辺などの便利な場所で、本を選ぶことや
               貸出・返却をすることができます
         ・貸出・返却ポイント
           予約した本の受け取りが可能な貸出カウンターや返却
           ポストを場所やニーズに応じて、駅や商業施設など
           利用しやすい場所に設置します。
         ・協働運営ポイント
           市民に身近な公共施設などで、施設管理者と協働で本の
           貸出や読書イベントを実施します。
         ・自動車図書館
           保育所や福祉施設への出張サービスなど、様々な場所に
           図書館サービスを届けられる効率的で柔軟な運航体制を
           構築します

   ※ 第1  千種・東・守山・志段味・名東
     第2  瑞穂・緑・徳重・天白
     第3  熱田・港・南陽・南
     第4  中村・中川・富田
     第5  北・楠・西・山田
(今後10年の取り組み)
 1、管理運営
   直営と民間活力を組み合わせて効率化を図りながら、順次ブロックの
  運用を開始します。中央館及び地域サービス館Aタイプに専門職である
  司書を集約して郷土資料の収集・活用や専門的な課題解決、学校との
  連携など専門的サービスの機能を強化します、
   ※平成34年度からブロック運用開始
     指定管理図書館の検証に5年間をかける
 2、施設整備
   建築年次の古い施設が多い第1ブロックを優先します。
   特に千種図書館は耐震性を満たしておらず、施設整備の検討を早急に
   進めます。守山・名東については改修等の時期を捉え、図書館機能の
   あり方を検討しながら施設の複合化や民間施設の借り上げ、売却など
   による保有資産量の適正化を見据えた整備手法を検討します。
 3、地域サービス館Aタイプの設置方針
   地域サービス館Aタイプを各ブロックに1館設置します。第1ブロックでは
  千種内に置き、モデル館として整備します。その他のブロックでは今後の
  社会状況の変化などをふまえ、順次定めます。

   ◆ 「アクティブ・ライブラリー構想(案)の公表を受け、「名古屋市の
  図書館を考える市民の会」は明日午後1時半から「コープあいち本山
  生活文化会館:2階会議室2」で緊急の会議を開催します。会員でなく
  ても参加自由です。是非ご参加ください。
      
          
  


 6月28日付当ブログでも紹介したところですが、「アクティブ・
ライブラリー構想」を公表した名古屋市は、今月下旬にもパブリック
コメントの募集を開始するとしています。急な呼びかけとなりますが
来週月曜日(7月3日)午後1時半より「コープあいち 本山生活文化会館」
2階「会議室2」で「図書館を考える会」の名で「会合」を持つことに
なりました。
 「名古屋市の図書館を考える市民の会」世話人会は18日開催を予定して
いますが、それを待っていては対応が遅れるとの判断から、とりあえず
集まれる人で「アクティブ・ライブラリー構想」に関する情報を共有し
今後の取り組みについて意見交換することを目的として開催することと
しました。「市民の会」の会員でなくても、名古屋市の図書館の在り方に
ついて関心のある方、是非お集まりください。
     問合せ: 五十嵐  090-5633-5154
 ※ 先日市議会教育こども委員会で配布された「アクティブ・ライブラリー
構想」に関する資料によれば千種図書館について「施設整備を早急に進める、
第1ブロックのモデル館として整備する。その他のブロックでは今後の社会
状況の変化などをふまえ、順次定める」と記述されていることから、「千種
図書館考える会」が中心となって呼びかけることとしました。
 先日公表された構想案は一読して理解できるものではなく、市民、利用者に
対し中身に関する説明会を開催することなく、いきなり今月下旬からパブコメを
募集するというのは乱暴すぎます。

 本日付中日新聞は昨日愛知県議会振興環境委員会で県側が
アジア競技大会開催都市契約に関する高木議員(民進)の質問に
対する答弁に注目した記事を掲載しました。

  開催契約を公開へ  アジア大会で県が明かす

 県は28日、2026年アジア競技大会の運営などに関し、アジアオリンピック
評議会と結ぶ「開催都市契約」の内容を公開することを明らかにした。
 契約書は県とOCA、日本オリンピック委員会が大会運営や選手の宿泊などを
巡る負担や役割分担を決め、9月までに締結する。28日の県議会振興環境委員会で
県の担当者は「契約書には秘密保護条項が入っている」として原則は非公開で
あることを指摘しつつ「公開できるよう交渉を進めている」と述べた。開催都市
契約を巡っては東京都と国際オリンピック委員会が結んだ東京5輪の契約書が
非公開だったことに「不透明」と批判が噴出、小池知事は5月に公開を決めた。

 この記事では県が「開催都市契約の内容を公開することを明らかにした」と
書かれているものの、契約が締結されてから公表するのか、交渉過程も公開
するのか読み取れない内容となっています。契約が締結されてしまってから
公開されたのでは意味ありません。昨日の審議ではその点が詰め切れていません
でしたので、合同準備会に対し、交渉過程の公開を求めていくことが必要です。

 ※「住民と自治」7月号のコラム「豆の木」は5輪選手村予定地(都有地)の
 価格が相場の10分の1(実質1000億円の値引き!)で民間大手デベロッパーに
 払い下げられたとし、その理由として東京都が「オリンピック仕様で広めの
 廊下にしなければならず、費用回収に時間がかかるため」と釈明していること
 に疑念を表明しています。要するに、オリンピック終了後に選手村として使用
 したマンションの価格を抑えるため、土地の値段を値引きせざるを得なかった
 というのです。東京オリンピック開催都市契約には「(オリンピックの選手村
 の宿泊施設は)選手村に関するテクニカルマニュアルで示される条件および
 条項に従い、組織委員会が提供するものとする」との条項が明記されています。
 開催都市契約が疑惑の取引を生む「温床」になっていたのです。もしアジア大会
 の開催都市契約を秘密契約としてしまったら、契約締結後設置される組織委員会
 の議論の中身も非公開となってしまいます。こんなことになったら開催経費が
 妥当なものであるかどうか市民が公正な判断を下すことなどできなくなって
 しまいます。アジア大会を市民の理解と協力を得て成功させようと思うのならば
 開催都市契約に関し、交渉過程からオープンな形で行うことが必須条件です。

      ◆ 「2026年 アジア競技大会を考える会の集い」開催のお知らせ
    日時: 7月8日(土) 午後6時~8時
    場所: 新日本スポーツ連盟愛知県連盟事務所ビル4階
   2026年といえば遥か遠い先のことと思われがちですが、未来に生きる
  子どもたちに、負の遺産を残さない思いで取り組んでいきたいと考えて
  います。愛知県民・名古屋市民の生活に与える影響も視野に入れて皆で
  考え運動していきましょう。

 ◆ 本日小牧市議会6月議会の最終日、駅前A街区に新図書館について
  設計予算が賛成多数で可決されてしまいました。
  「小牧図書館を考える会」のHPによれば「会」として27日に
  駅前A新街区に新図書館を建設することに反対する市長宛て
  署名3000名分を提出したとのこと。議決はされたものの引きつづき
  署名活動を続けるそうです。
   ※ 「小牧の図書館を考える会」は7月16日午後1時半から
   小牧市公民館で「山下市長の暴走をストップさせる集会」を
   開催します。
  
 

 ※ 以下はその概要です。

・趣旨
 近年、新しいニーズを取り入れ、市民が図書館をもっと気軽に利用でき
地域や市民に役立つ図書館が求められている。その一方で、人口減少社会の
到来、少子化・高齢化の進行による人口構造の変化などに伴う社会的ニーズの
変化や、厳しい財政状況の下でのサービスの集中と選択、アセットマネージ
メントといった行政課題への対応が求められている。本構想は時代に即した
市民サービスを展開し、更なる市民サービスの向上を追求しながら効果的
効率的な図書館運営を図るため、策定するものである。
・期間
 30年先を見据えた長期的展望にたった本市図書館の目指す姿を明らかにした
上で、その新しい図書館の実現に向けた今後10年の取り組みを示すものとする。
・課題
 (1)施設の老朽化への対応
    サービスを低下させることなく、運営体制のさらなる効率化を図ると
   ともに、保有資産量の適正化を見据えた老朽化対策を実施する必要が
   ある。
 (2)市民ニーズを踏まえた利便性の向上や快適な空間づくり
    入館者数の利用状況は横ばいで推移しており、月1回以上の定期的な
   利用者も2割程度であることから、更なるサービス向上に努め、より
   多くの市民に利用していただく必要がある。
   ア 便利な場所で本の貸出・返却ができる事
   イ 図書館へ行かなくてもサービスが利用できること
   ウ デジタル資料やインターネット環境が利用できること
   エ 飲食しながら過ごせるスペースを確保したり、カフェを併設したり
     することにより、くつろげる環境を整備すること。
・長期的展望にたった図書館像
 (1) めざす姿
    ア 資料と専門性を生かし、地域や市民の役に立つ図書館
    イ 様々な場所でサービスを利用でき、便利で快適な図書館
    ウ 時代の変化に対応できる、持続可能な図書館
 (2)サービスの再構築
   3つの目指す姿を実現するため、中央館のほかに市域を5ブロックに
   分け、様々な場所でサービスを提供できるよう、ブロック内で施設の
   再配置を行う。
    ア ブロック図
     第1 千種・東・守山・志段味・名東
     第2 瑞穂・緑・徳重・天白
     第3 熱田・港・南陽・南
     第4 中村・中川・富田
     第5 北・楠・西・山田
    イ サービス網のイメージ
      中央館 豊富な郷土資料を備え、より高度な調査研究が可能な
          館として全体を統括(鶴舞中央図書館)
      地域サービス館  
        Aタイプ  専門資料を揃え、市民や行政の課題解決に役立ちます
        Bタイプ  ポピュラーな図書や雑誌を揃えます。気軽に来館でき
             ゆったり滞在ができる身近な図書館です。
        Cタイプ  駅周辺など便利な場所で、本を選ぶことや、貸出・
             返却をすることができます。
       ※Aタイプ 直営 各ブロックに1館設置する  
        B、Cタイプ 民間活力を検討
        蔵書数 Aタイプ 15万 Bタイプ 5~7万  Cタイプ 1万
・今後10年の取り組み  
  直営と民間活力を君あわせて効率化を図りながら、順次ブロックの運営を
  開始する。中央館及び地域サービス館Aタイプに、専門職である司書を
  集約して、郷土資料の収集・活用や専門的な課題解決支援、学校との
  連携など専門サービスの機能を強化する。
   建築年次の古い施設が多い第1ブロックの整備を優先する。特に千種
  図書館は耐震性を満たしておらず、施設整備の検討を早急に進める。
  ※ 千種図書館の建設場所については、星ヶ丘近辺の名前が上がっています。
    理由としては、交通結節点であること、星ヶ丘テラスの存在など多くの
    市民の利用が期待できる、近隣に大学などの教育施設が点在していること
    などが挙げられています。
   守山・名東図書館については改修等の時期を捉え、図書館機能の在り方を
   検証しながら施設の複合化や民間施設の借り上げ、売却などによる保有
   資産量の適正化を見据えた整備手法を検討する。

 今後のスケジュール 
  平成29年7月~8月 パブリックコメントの実施
      10月  構想策定

  この構想は名古屋の図書館ネットワークの在り方の大転換を目指すもの
 であるにも関わらず、あまりにも内容が漠然としており、分かりにくいこと
 この上もないものになっています。中央図書館はともかく、地域サービス館
 をA,B,Cタイプに分けると言われても、それぞれのタイプの図書館を具体的に
 イメージすることは困難です。専門職としての司書の採用を停止している現状
 には何も触れず、Aタイプ図書館に司書を集約し直営で運営すると言われても
 このまま司書の補充を行わなければ、いずれAタイプ図書館も直営で運営する
 ことはできなくなることは目に見えています。「30年先を見据えた
 長期的展望にたった本市図書館の目指す姿を明らか」にすると豪語?して
 いますが、この構想を読む限り30年先の名古屋の図書館の姿は全く見えて
 来ません。来月にはパブコメを求めるとしていますが、その前に21館すべての
 図書館で市民向け説明会を開催し、今なぜ「アクティブ・ライブラリー構想」
 なのかを丁寧に説明することが先決課題であり、お座なりのパブコメを実施
 して10月に構想決定などとんでもないことです。

 ◆ 本日午後から愛知県議会振興環境委員会が開催され、瑞穂区選出の高木議員が
  アジア競技大会に関し、準備状況について行政サイドの取り組みを質すとともに
  今年9月にも締結が予定されている開催都市契約が秘密交渉で行われていること
  に懸念を表明しました。これに対し当局は交渉内容は秘密で行うことをOCAと
  合意していると答弁したものの、高木議員からアジア大会の開催経費積算に
  大きな影響を及ぼす開催都市契約交渉はできるだけオープンにすべき
  との指摘に抗しきれず?情報をできるだけ開示したいとの見解を表明しま
  した。東京オリンピック開催都市契約については契約締結当時ほとんど
  議論されなかったことが、その後開催経費の膨張を招く大きな要因となった
  ことからみて、契約締結前に県議会で開催都市契約交渉の進め方について
  議論されたことは意義深いことでした。
 
 
  
   

 明日開催される市議会教育こども委員会でアクティブ・ライブラリー構想
に関する所管事務調査が行われるそうです。この構想の骨子(案)は2015年
12月14日の教育こども委員会で報告されましたが、その後1年半近くたって、
ようやく成案が出来上がったとのこと。どんなものが出てくるか注目です。
 ※参考までに2015年に報告された骨子案の概要を紹介しておきます。
(1)  基本方針
    名古屋市図書館では、21館のネットワークと自動車図書館による
サービスを提供しているが、新たなニーズを踏まえて、「名古屋アクティブ・
ライブラリー構想(仮称)」を策定する。下記の3つの観点からより利用しやすい
「市民に役立つ図書館」をめざす。
   ア:  すべての市民を対象とした、より開かれた図書館
         例:  交通結節点や商業施設などでのサービスポイントの設置
         地域の福祉施設や児童施設などに出向く図書サービスの提供
    イ:  利用しやすさと付加価値を追求し、資料を生かす図書館
          例:  地域資料の作成・提供
                他機関との連携による資料の活用及び課題解決支援の促進
     ウ:  機能を拡充し、地域や市民の活力を生み出す図書館
          例:  学生や市民の活動スペースの確保などによる居場所づくり
              インターネットなどのIT環境を備えたモデル図書館の整備
(2)  組織・運営体制
    構想実現のために、中央館を除く分間をブロック化し、運営費をはじめ
   とした経費の削減を図りながら、組織・運営体制の強化を図る。
    ア:  中央館
          図書館の運営統括・総合調整機能及びシンクタンク機能を担うため、
        直営とする
    イ:  拠点館
           地域に根差したよりきめ細かなサービスを実施するため、ブロック単位
         で事業調整を図る。職員を集中化し、ブロック内の主導的役割を果たす
         ため、直営とする。
    ウ:  なごやかアクティブ・ライブラリー・スクエア(仮称)
         指定管理制度を導入するなど民間事業者のノウハウやアイデアを活用
       しながら、基礎的サービスを行うとともにサービスポイントの運営を行う。
        徐々にに分館機能を細分化し、より地域に身近で新しい図書館ネット
        ワークの拡充を目指す。
(3)  財源の確保
      ネーミングライツなどの広告料や施設の貸付による使用料などの
    歳入増加に努める。また民間業者による管理運営(窓口業務委託、
    指定管理制度)や保有資産の圧縮(施設の複合化、民間施設の借り上げなど)
    の観点を踏まえ、サービスを低下させることなく経費を節減し、新たなサービス
    の財源を確保する。
       
  この骨子案では中央館と拠点館は直営と書かれていますが、その他の分館・
支所館に ついては何も書かれていません。ただ文脈からすると指定管理者制度の
下で運営することが想定されているようです。このあたり成案では、もう少し
踏み込んだ表現になるかもしてません。成案の公表が想定より半年余りも遅れた
ことからすると、ひょっとして方向転換し、中央館以外の図書館をすべて指定
管理図書館にする方向性が示されるかもしれません。

 

 毎月、「まちづくり懇談会」を開催し、名古屋市政に関する懇談を
重ねている「名古屋市民議会」(代表:近藤靖治氏)が名古屋市議会
議長宛てに以下の請願書を提出しました。

 政府に対し「組織的犯罪処罰法」(テロ等準備罪)を廃止するよう
 名古屋市議会として意見書を提出することを求める請願書

(請願趣旨)
  政府は2020年開催予定の東京オリンピックに関し、テロ防止の対策が
 必要として「組織的犯罪処罰法」を今国会で成立させました。
  しかしこの法律については次の3点について不安があります。私たち
 住民と共に日本に暮らす市民に最も近い名古屋市議会の皆様に、まず
 この法律の中身を政府に代わって市民に説明いただき、そして中身に
 ついて塾考の上、意見書を提出していただきたいと思います。

 不安に思われる点は次の3点です。
 1、政府の十分な説明のないまま国会で議決されてしまい、これほどまで
   急ぐ理由が何なのか。
 2、法律の中身に不安があること。国民の自由な言論、表現など、基本的
   人権が犯されるのではないか、政府のいう事に反対の声をあげること
   さえできなくなれば、どのような世の中になってしまうのか、これまで
   のように自由で安心して暮らしていけるのかどうか。
 3、法務省は「諸懸念について」HPで国民に向けて説明しているものの
   「テロ等準備罪」の「等」が何を指すのか明記されていないことから、
   罪の対象が無制限に広がるのではないか。また逮捕された際、「秘密
   保護法」で逮捕の理由も知らされないのではないか。
   以上の趣旨から次の事項について政府に意見書を提出下さるよう
   請願します。
               記
  1、政府に対し「組織的犯罪処罰法」(テロ等準備罪)を廃止することを
   求める意見書を提出すること

 ◆ 本日付「朝日新聞」は社説でオリンピック開催に関し以下の趣旨の
  「社説」を掲載しました。
 「IOCは先日の理事会で次回のみならず次々回の開催地も一括して選ぶ
  方向を明らかにしたが、背景には巨大化した五輪への強烈な逆風が
  ある。今や限られた巨大都市しか五輪を引き受けられないのが現実
  であり、果たしてこの世界最大の祭典をこのまま続けていけるのか。
   大会規模の抑制と経費の削減は至上命令だ。施設の新設や改修に
  あたっても大会後の利用見直しについて、これまで以上に冷徹な評価が
  求められる」

 以上の指摘はアジア競技大会にもそのまま当てはまります。地域はアジア
となっているものの選手団の規模はオリンピックとほぼ同じです。2026年
アジア大会に立候補したのは愛知・名古屋だけでした。何度も繰り返す様
ですが、開催予算を膨らませる要因となりかねない開催都市契約を秘密交渉で
行うことは絶対に避けなければなりません。

    ※ 6月28日、市議会教育こども委員会で「アクティブ・ライブラリー構想」
  に関する所管事務調査が行われます(午前10時半)
   是非傍聴に出かけましょう。
  

 毎月1回、自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を
読みあう中で、自由に話し合う「まちづくり読者会」、今回は瑞穂
図書館(文化小劇場)外壁ヒビワレ問題、瑞穂公園内に建設が予定
されている体育館について、そして2026年に開催が予定されている
アジア競技大会の開催都市契約の問題点について議論しました。

・ 瑞穂図書館(文化小劇場)外壁問題
  先日(5月11日)市が開催した説明会(業者も同席)に参加された
 建築家の方が、この問題は「コンクリート打設に関し、関係者の見識
 不足により生じたトラブル」すなわち発注者(現場管理者・市役所)
 工事管理者・下請け請負業者・材料納入業者それぞれの認識不足による
 施工ミスであるとの見方を示しました。今後の対応に関し、説明会では
 市・施工業者双方が台風シーズンが過ぎるのを待って最終判断したいと
 している事から、引き続き問題をウヤムヤにすることなく、事態の推移を
 見守ることになりました。
・ 新体育館建設について
  既に基本設計・実施設計予算が議決されていることから、今後は設計
 段階から利用団体・市民の意見を聞く機会を作るよう市側に求めていく
 ことを確認しました。
・ アジア大会開催都市契約について
  大会開催まで10年近くあるのに、大会開催予算に大きな影響を与える
 契約を、組織委員会もまだできていない段階で秘密裏に締結しようと
 していることに疑問の声が集中しました。市民が契約の開催都市の中身に
 ついて何も知らされないまま、行政側の一存でことを進めようとしている
 ことは余りにも拙速すぎると言わねばなりません。来月開催が予定されて
 いる「アジア大会を考える県民の会」の会議の場にこの問題を提起し「会」
 として秘密交渉に待ったをかけるべく、何らかの具体的対応を取るよう
 提案していくことになりました。

 ◆ 「2026年 アジア競技大会を考える会の集い」開催のお知らせ
    日時: 7月8日(土) 午後6時~8時
    場所: 新日本スポーツ連盟愛知県連盟事務所ビル4階
   2026年といえば遥か遠い先のことと思われがちですが、未来に生きる
  子どもたちに、負の遺産を残さない思いで取り組んでいきたいと考えて
  います。愛知県民・名古屋市民の生活に与える影響も視野に入れて皆で
  考え運動していきましょう。
  
  
 
 
 
  

 昨年5月14日、愛知で初めて「子ども食堂」を開設したNPO法人
「楽歩」(長久手)が「あいち子ども食堂フォーラム」を開催して
から一年余、「子ども食堂」はここ愛知でも急拡大、中京大学成元哲学
研究室(あいち子ども食堂ネットワーク事務局)の調査によれば現在
県下で40団体が「子ども食堂」(名称は様々)を開いているそうです。
 こうした状況の下、相互の連携を強め、「子ども食堂」の活動をより
広範囲な地域に広めようと、本日「あいち子ども食堂ネットワーク」
創立総会が中京大学名古屋キャンパス清明ホールで開催され、ホールが
ほぼ満席となる300人余が参加しました。以下当日配布された資料を基に
「あいち子ども食堂」について紹介します。

(あいち子ども食堂ネットワークとは)
 愛知県に子ども食堂が産声を上げてから2年ほどで40ヵ所近く開設されました。
しかし、その数は十分とはいえないものであり、また開設した後の運営に様々な
課題を抱えているのが現状です。そこで、この度、子ども食堂に心を寄せる
方々が一堂に会し、情報交換、学校・地域社会・行政・企業との連携を目的に
「あいち子ども食堂ネットワーク」を立ち上げることになりました。
(ネットワーク創立の目的)
1、子ども食堂運営者の交流・情報交換を通じて、子ども食堂の輪を広げる
2、行政、企業、NPO、社会などへの広報、働きかけ、助成寄付金の窓口と
  なる
3、学校、行政、社会福祉協議会、企業、地域社会などとの連携
(ネットワーク設立までの経過)
 愛知県では2015年7月に長久手市に子ども食堂(NPO法人楽歩:長久手市立
図書館喫茶コーナー)が誕生し、名古屋市北区と千種区へと続きました。
 2016年には県内約30カ所に子ども食堂が新たに開設されました。いずれの
食堂も子どもから高齢者まで多様な世代が関わり、みんなにとって安心できる
居場所、食を媒介にした新しいコミュニティとなっています。子ども食堂は
開設のハードルは低いが継続するのが大変と言われています。子ども食堂
運営者が孤独に陥らないよう励まし合い、相談できる、緩やかなつながり作り
が大切です。交流や情報交換を行うことは勿論ですが、子ども食堂をより安全に
運営していくための学習や、子どもの問題を学ぶ機会を作っていく必要があり
ます。また「子ども食堂を始めたい」「子ども食堂を見学したい」など様々な
照会があることから、それらの窓口が必要になってきました。今年1月に開催
された「わいわい子ども食堂」の学習会には幅広い分野から150人の参加が
あり、関心の高さを痛感しました。この事がネットワークづくりの足掛かり
となり、4月に創立準備委員会発足となり、本日を迎えることになりました。
(今後の活動方針)
 ・子ども食堂運営者の学習交流及び情報提供の場を作り、子ども食堂の
  広がりをめざします。
 ・子ども食堂の存在を知らせ、その活動を広げるためにSNSの活用や各種
  メデイア等への働きかけを行います。
 ・各種団体等の学習会・講演会等へ講師紹介・派遣を行います。
 ・行政機関・学校・社会福祉協議会等との連携を深め、要請や意見交換
  の機会を作るように目指します。

 今日の創立総会には来賓としのて愛知県副知事、名古屋市子ども青年局副局長
が出席、記念講演を「NHKスペシャル」などを手掛けたNHKのプロデューサー:
板垣淑子氏が行うなど従来の「市民運動」の枠を超える新たな運動の広がりを
予感させるものとなりました。
 ※ 自ら製作した番組の映像を紹介しながら行われた板垣氏の講演は、
 「子ども食堂」が広がっている社会的背景(子どもたちの親たちの多くが
  ワーキングプアとなっている現実)について思いを巡らせる必要性を
    聴衆に実感させるものでした。
 「あいち図書館ユニオン準備会」の会合場所となっている瑞穂区「Myはうす」
でも毎月1回「みずほ みんなの食堂」が開かれています。(毎月第3、若しくは
第4日曜日 午前11時~午後4時:毎回絵本の読み聞かせも行っています)

 

 今日告示された東京都議会選挙。日本共産党は都議選に向け
「東京の図書館を元気に 日本共産党の5つの提案」と題する
以下の図書館政策を公表しました。
 ※ 自民・都民ファースト・民進・公明の各党は今回の都議選に
  ついて、独自の「図書館政策」を出していません。

 (危機に瀕する東京の図書館)
 かつて全国の図書館をリードする役割を果たしてきた東京の図書館は
石原、猪瀬、舛添と三代続いた、くらし・福祉・教育に冷たい都政の結果
危機的な状況です。その間、都立図書館の予算は7割に、都民一人当たりの
資料費は6割に減らされてしまいました。正規職員が削られ続け、東京の
図書館サービスの中心は、いまや委託企業のスタッフや非常勤職員が担って
います。区立図書館は、その半数に営利企業などが運営する指定管理者制度を
導入するという全国にない事態です。老朽化を理由に廃館の動きもあります。
このままでは、知の遺産と図書館文化の継承が危ぶまれる状況と言わなければ
なりません。日本共産党はこの図書館の危機を打開するため5つの提案を行い
ます。最大のカギは税金の使い方を大開発中心から教育・福祉中心に改革し
図書館予算を石原都政以前の規模に戻し、拡充することです。これは都の予算の
僅か0.0016%で実行できます。
 ① 図書館予算を1.5倍に。石原都政以前に戻します
  現在の約3億円の資料費を石原都政以前の約5億円の水準まで拡充し、後世の
  利用に資する豊かなコレクションも形成できるようにします。予算全体も
  同じく1999年度の水準(約36.4億円)に戻します。10年間司書を新規採用
  しなかったことを繰り返させず、司書が中核となって図書館事業を行う
  体制を構築します。東京には23区との間に財政調整の仕組み、市町村への
  交付金制度があります。市区町村立図書館の資料費削減が進まないよう
  それらの増額を求めます。
 ② 安心して働き続けられる図書館に
   専門職として時間単価を2000円以上に引き上げるとともに、雇止めを
  止めて安定雇用を保障します。さらに常勤採用に切り替えることを目指し
  ます。こうした措置が市区町村立図書館にも波及するようにします。
   自治体と企業が契約する際に条件を課し、少なくとも非常勤並みの
  待遇改善とともに雇用の安定継続を市区町村に求めます。
 ③ 直営と住民参加で図書館サービスの向上を
   管理運営を丸ごと民間企業に代行させる指定管理者制度は、国も認める
  ように図書館には適さず各地で問題が噴出しています。都として窓口業務
  委託も含め指定管理者制度を容認しない姿勢をはっきり示し図書館サービス
  を向上させる公立公営の図書館に戻していきます。
   都立図書館の図書館協議会委員の都民公募と市区町村の図書館長委嘱が
  廃止されました。いずれも元に戻し、開かれた協議会に改革します。
 ④ 東京の図書館の未来構想をつくる
   子どもや年配の方々が日常的に利用できるよう中学校区に一館を目安に
  した図書館配置、まだ図書館のない5村への設置など、東京全体の図書館
  整備計画を市区村町吐とともにつくります。都民の資料要求に応える
  豊かなコレクション形成へ都立図書館のイニシアティブで図書館相互の
  連携を発展させます。
 ⑤ 学校図書館に学校司書を 子どもに豊かな読書を
   学校図書館は子どもが本の世界と出会い、学びを探求する場です。授業の
  ための資料の提供や子どもたちの居場所としても大切です。そのためには
  いつも専任の人がいることがカギで、専任・専門・正規の学校司書の配置が
  急務です。都は退職した都立高校の学校司書を補充せず、業務委託を続けて
  います。教師と進めてきた生徒の読書の支援、生徒の自主活動の援助や
  居場所としての役割が困難となっています。常勤の学校司書に戻します。
   国は5年間で学校司書を1.5校に1人配置するため交付税措置を始めま
  した。23区の財政措置もそれに準じています。市区町村がきちんと配置
  するよう、都も支援します。
   都や市区町村の読書推進計画は、肝心の条件整備が欠落しています。
  子どもに読書を強いるような読書冊数などの目標ではなく、学校司書の
  配置、資料の充実など条件整備に徹した計画に切り替えます。

   ◆ 「まちづくり読書会」のお知らせ

 自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を読みあう
中で、自由に話し合う「まちづくり読書会」。先月は東海自治体学校
が開催されたため、お休みしましたが今月は通常通り25日(日)に開催
します。今回は瑞穂図書館(文化小劇場)の外壁ヒビワレ問題、瑞穂
運動公園内に計画されている新体育館建設の進捗状況と今後の取り組み、
秘密交渉で行われているアジア大会開催都市契約をめぐる問題点を中心に
話し合います。

  日時: 6月25日(日)午後1時半~3時半
  会場: 瑞穂図書館集会室
  主催: まちづくり読書会実行委員会
  参加費: 無料  「住民と自治」を読まれていない方も参加自由です。
     問合せ:五十嵐 090-5633-5154

~チラシより~
     東山動植物園・千種図書館コラボレーション企画
  (お子様向け)  植物園で図書館!

 植物が登場する本を展示するよ。どんな植物が出てくるかな?
  本を読んで身につけてみよう!
     その植物はどんな植物かな? 実際に見てみよう!  
  図書館の司書さんが絵本を読み聞かせしてくれるイベントもあるよ。
     ぜひ来てくださいね!

  日時: 6月20日~25日  午前9時~午後4時30分
            ※25日のみ午後4時まで
  場所:東山植物園 植物会館展示室
  「植物が登場する本」にスポットを当て、本と植物の両方に親しんで
  いただける展示会です。皆さんのお越しをお待ちしております。

 ・本の展示
   植物が出てくる物語、植物について調べ物ができる本を展示します。
 ・植物の展示
   本に出てくる植物などを展示します。
 ・読書コーナー
   展示されている本を読むことができます。
 ・くつろぎマットコーナー
   靴を脱いでゆったり本を読んでいただけます。
 ・ポップコーナー
   気に入った本の紹介カード(ポップ)を会ていただけます。
   書いたポップは会場内のモニュメントに飾ることができます。
 ・千種図書館紹介コーナー
   千種図書館司書さんによる絵本の読み聞かせ
     日時:6月24日 午後2時~2時20分
      ※ 同日午後3時より東山動植物応援隊の読み聞かせもあります。
 
 ◆ この企画に関しては昨日付「中日新聞」が以下のように紹介しました。
  千種区の東山植物園で植物が登場する本を紹介する企画展「植物園で
 図書館!」が開かれている。植物園が図書館から借りた小説や童話、絵本
 図鑑、計130冊を展示。本に出てくる植物のうち、20種類は実物の鉢も
 置いた。童話「みどりのゆび」にはバラ科の多年草「ダイコンソウ」や、
 矢車の花が咲く「ヤグルマキク」が登場、会場の鉢で実物が見られる。
 鉢以外の植物も36種類は園内で鑑賞でき地図を用意した。
  企画展には区内の子どもたちによる「東山動植物園応援隊」が協力、
 24日午後3時から小学6年のメンバーが絵本を朗読する。それに先立って
 午後2時からは千種図書館司書による読み聞かせがある。同園指導園芸係の
 早瀬さんは「物語の世界に思いをはせながら園内を散策してみては」と
 話した。

    千種図書館はまだ指定管理図書館になっていません。直営図書館でも
これくらい?のことは出来るんです。しかし残念ながら今回の企画は植物園
職員の発案とのこと。「より少ない経費で民間のノウハウを生かした効率的
サービス」をうたい文句に指定管理者制度を導入した以上、間違っても
直営館が指定管理図書館より市民にとってより良い図書館になることは
許されません。直営館の館長は劣等生?を演じなくてはならないのですから
心中忸怩たるものがあると思われます。他方、指定管理図書館の館長も
対前年度比較で利用者数、貸出数が直営館を下回ることなどあっては
ならず、また他の指定管理ライバル企業とも競わなければならないの
ですから、そのストレスたるや尋常なものではないはずです。
 名古屋市はなんとも罪作りな仕組みを考え出したものです。





 
   

 2026年に開催が決まったアジア競技大会開催に向け愛知県・
名古屋市は合同準備会を組織し、現在は開催都市契約の締結に
向け秘密交渉(OCA憲章の規程により交渉期限は9月25日)を
行っています。その内容については折に触れ当ブログでも問題視
してきたところです。確かに規約上開催都市契約は基本契約
締結後1年以内に契約を結ぶことにはなっていますが、今年2月に
札幌で開催された冬季アジア大会の際は開催都市契約を結んでいま
せんでした。札幌市の担当者によれば札幌の場合、立候補したのではなく
JOCから要請されて開催を引き受けたので例外として開催都市契約を
結ばなかったとのことです。その結果、東京オリンピックの開催都市契約
でもそうなっているように、例えば、通常選手役員の渡航費用は原則開催地
負担となるのですが札幌の場合海外選手団・役員の渡航費用は派遣する側
の国が負担することになったそうです。愛知・名古屋の場合も他に立候補
するところがなく、インビテーション方式で札幌同様、大会開催を要請
される形で開催することになったのですから、開催都市契約についても憲章で
決められているから結ばなくてならないなどとの慣習?にとらわれなくても
よいはずです。しかし現実は憲章の規定通り交渉が秘密裏に粛々と行われて
います。これはほっておいてよい話ではありません。
 25日のまちづくり読書会ではこの問題についても議論する予定です。

                  ◆ 「まちづくり読書会」のお知らせ

 自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を読みあう
中で、自由に話し合う「まちづくり読書会」。先月は東海自治体学校
が開催されたため、お休みしましたが今月は通常通り25日(日)に開催
します。今回は瑞穂図書館(文化小劇場)の外壁ヒビワレ問題、瑞穂
運動公園内に計画されている新体育館建設の進捗状況と今後の取り組み、
秘密交渉で行われているアジア大会開催都市契約をめぐる問題点を中心に
話し合います。

  日時: 6月25日(日)午後1時半~3時半
  会場: 瑞穂図書館集会室
  主催: まちづくり読書会実行委員会
  参加費: 無料  「住民と自治」を読まれていない方も参加自由です。
     問合せ:五十嵐 090-5633-5154





 今年度4月から新たに指定管理図書館となった中村図書館では
指定管理者制度導入に関する説明会に参加した有志で「中村図書館
利用者の会」を結成し、指定管理者(ホーメックス)に対し「懇談会」
開催を申し入れていました。このことに関し、業者側が前向きの姿勢を
示したため、6月10日付で懇談会で話し合う内容に関し、「会」として
懇談会で質問、提案、要望したい事を文書で通知しました。
 以下はその内容です。
1、夏休みは全日開館するとのことですが、館内整理はいつ行うのですか。
2、秋以降実施予定の新しいサービスについて
  ・何月から実施するのか
  ・返却ポストは中村公園駅(地下鉄)のどこに設置するのか
  ・セキュリティー対策をどう考えているのか
  ・学生に開放するとしている集会室は、一般利用とどう調整するのか
  ・開館日の増加や開館時間の延長で光熱費が増えるが大丈夫か
  ・大幅なサービス拡大で人員は大丈夫か
3、利用者や利用についての提案
  文化小劇場が発行している「赤鳥居通信」のように、行事や新着図書
  の紹介記事や、今問題になっている学校史の寄贈依頼などを図書館通信
  を発行して、区内町内会に回覧できるようにならないか。「広報なごや」
  だけでは不十分。
4、地域の特性を生かしたサービスや地域との連携事業の具体的内容について
  中村図書館に行けば「秀吉や清正の資料がすべてわかる」ようになると
  よいですが利用促進をどうするのか。区民祭りとか文化小劇場との連携
  事業とは具体的に何か。
5、富田図書館と中村図書館でのサービス計画の内容の違いは何か
6、利用者懇談会開催について
  ・文化小劇場では会場を利用している団体と指定管理者である名古屋市
   文化振興事業団が呼びかけて利用者懇談会を開催している。図書館でも
   図書館でも利用しているグループに呼びかけて、利用の拡大や改善に
   ついて懇談会を開催してはどうか
  ・中村図書館利用者の会と年2~3回懇談できないか
      ざっくばらんに懇談でできれば幸いである
    ※ 「中村図書館利用者の会」とホーメックスの懇談は7月14日に
  行われることになったそうです。6月23日は「緑区東部まちづくりの
  会」とヴィアックスとの懇談も予定されており、次回「名古屋市の
  図書館を考える市民の会」世話人会の場でその内容の評価と今後の
  取り組みについて話し合うことになっています。

   4年前、志段味図書館でTRCによる指定管理が始まったとき、TRCに
 懇談を要請するという発想はありませんでした。指定管理者制度に反対
 しながら民間業者と交渉することはそもそも筋違いとの意見が大半でした。
  また業者側が交渉に応ずるわけがないとの思いがあったことも確かです。
 しかし民間企業が管理運営の責任者と言っても、市の図書館であることに
 変わりはなく問題点があれば指摘するのは当然であり、ただ批判するだけで
 なく運営上改善すべき点があれば是正させる行動が必要になってくるのも
 ある意味当然のことです。今回徳重・中村での懇談がどのような内容に
 なるのか予測しがたいものがありますが、「指定管理者制度も運用次第
 では捨てたものではない」との見方を広げるような結果にならないよう
 の懇談の推移を注意深く見守りたいと思います。

 ※ ホーメックスが実施するとしている図書館サービスについては名古屋市の
 HP上にアップされています。
 ~HPより~
 ・第2,4,5月曜日、第3金曜日(市内全図書館休館日)を新たに開館
  するとともに日曜・祝日の利用時間を午後7時まで延長。
 ・地下鉄「中村駅」構内に返却ポスト設置。
 ・富田図書館で児童館、学童保育所などで「読み聞かせ」実施。
 ・参加型ワークショップの実施。
 ・テイーンズ対象に集会室を活用し、サークル活動、調べ物などの活動が
  できるようにする。
 ・ロビーコンサート、図書館寄席の実施(富田図書館)
 ・館内見学ツアー、職場体験学習の積極的受け入れ。
 ・区民祭りへの参加、中村文化小劇場との連携。
 ・保健所にてブックスタート事業(富田図書館)
 ・中村及び富田図書館における双方のボランティアの交流・意見交換を
  図るためボランティア懇親会の開催。
 ・ボランティア養成のための研修実施。
 ・市はもとよりホーメックス独自のHP,SNSを活用してイベント等を告知
 
 

 6月4日の総会以降初となる「名古屋市の図書館を考える市民の会」
世話人会を「ほっと平針」で開催しました。
 今日、話し合った概要は以下の通りです。
~総会以降の活動について~
  6月17日  緑区東部まちづくりの会総会
    18日  あいち図書館応援団交流会+新安城図書館見学会
        「市民の会」から5名が参加
 (他地域の活動)
  6月10日  江南あおむおしの会講演会
    11日  豊田市の図書館を考える会総会
         名古屋から3名参加
   ・小牧の図書館を考える会が取り組んでいる図書館建設に関する
    署名運動に協力
~本日議論したこと~
 ・アクティブ・ライブラリー構想の進捗状況と今後の取り組みについて
   先日、鶴舞中央図書館との話し合いの中で構想の公表は今しばらく
  時間がかかると言われたが、会として公表を待つのではなく市民サイド
  から名古屋の図書館ビジョンを提起していく必要があるとの認識で一致。
 ・名古屋市に対し予算要求も含め図書館運営全般に関する要望書を作成する
  方向を確認。
 ・指定管理図書館との懇談会の内容に関し議論
   今のところ、ヴィアックスとは6月23日に、またホーメックスとは日程は
  決まってはいないものの開催で合意ができています。
       ※中村図書館利用者の会はホーメックスに対し、7項目にわたって質問
     (ホーメックスが行うとしている新サービスについて)提案(利用拡大
  について、図書館通信の配布方法など)要望(利用者懇談会の開催など)を
  文書にして提出しています。
 ・市議会に対する新図書館建設の請願が4回連続して「保留」となってしまって
  いる状況の下、千種図書館」建設運動をどう進めていくか話し合い、来月の
  世話人会で具体的運動方向を決めていくこととしました。

 総会後、余り間をおかず世話人会を開催したため、いささか具体性に欠ける
内容となってしまいましたが、直面する課題について活発な議論が交わされ
ました。

  ※ 本日付中日新聞「三河総合版」は昨日安城で開催された「あいち図書館
 応援団交流会」について以下のように報じました。※「CHUNICHI Web」
 でも紹介されています。

      図書館政策考えよう  県内各市の団体 意見交換
  地域の公立図書館の在り方を考える県内の市民団体の交流会が18日
 安城市の商工会議所会議室であり、各団体の会員ら約30人が参加した。
  指定管理者制度を導入するなど、行政が図書館の運営を民間に委託する
 動きが出ていることから団体間で情報や意見を交換しようと日進市の団体
 「にっしん図書館サポーターズ」が開催した。小牧、豊田、名古屋市の
 各団体の会員がそれぞれの活動を発表した。「小牧の図書館を考える会」の
 渡辺さんはレンタル大手ツタヤの運営会社が図書館運営に加わるとした小牧
 の図書館計画が住民投票で白紙になり、その後市が直営する方針を示した
 経緯を説明した。「豊田市の図書館を考える市民の会」の杉本さんは同市
 中央図書館で4月に指定管理者制度が導入されたことを踏まえ「導入後の
 中央図書館の状況を検証し、市の図書館政策についても考えたい」と話した。
  参加者は6月に開館した安城市直営の市図書情報館も見学した。
   ※ 新安城図書情報館を「安城市直営」と書いてくれたのは良かったと思い
  ますが、図書館の特徴について全く触れられていないのが残念です。

              ◆ 「まちづくり読書会」を開催します

 自治体問題研究所が発行している月刊誌「住民と自治」を読みあう
中で、自由に話し合う「まちづくり読書会」。先月は東海自治体学校
が開催されたため、お休みしましたが今月は通常通り25日(日)に開催
します。今回は瑞穂図書館(文化小劇場)の外壁ヒビワレ問題、瑞穂
運動公園内に計画されている新体育館建設の進捗状況と今後の取り組み、
秘密交渉で行われているアジア大会開催都市契約をめぐる問題点を中心に
話し合います。

  日時: 6月25日(日)午後1時半~3時半
  会場: 瑞穂図書館集会室
  主催: まちづくり読書会実行委員会
  参加費: 無料  「住民と自治」を読まれていない方も参加自由です。

 ※ 今年5月9日、契約締結後4年もたってから公表された「東京オリンピック
  開催都市契約」は大会参加選手団・役員の交通費・宿泊費は全額開催地負担
  となっているなど地元に過大な負担を強いる内容となっており、もしアジア
  大会でも同様な契約が結ばれてしまうと開催経費がとんでもなく膨らんで
  しまうことが危惧されます。問題はそれだけではありません。開催都市
  契約交渉のアドバイザー役を務める愛智法律事務所のHPには「国際取引
  契約における様々なリーガルサポートを行っています」と書かれていること
  からもわかるように、この法律事務所は世界を相手に商売をしている
  多くの民間企業と顧問契約を結んでいるはずです。中にはJTB,HISなど大手
  旅行業者も含まれているかもしれません。それら業者にとって開催都市
  契約の中身は最大関心事のハズ。弁護士事務所と顧問契約を結んでいる
  業者とは親密な間柄なのですから、何らかの形で本来秘密とされている
  交渉情報が流れ出さないとは言い切れません。こうしたことから考えても、
  また、あらぬ疑いをもたれないためにも開催都市契約交渉を非公開で行う
  ことは絶対に避けなければなりません。

   6月1日にオープンした安城図書情報館(アンフォーレ)の見学会を
兼ねて開催された「あいち図書館応援団交流会」には、小牧、豊田
日進、名古屋、一宮、長久手、碧南など各地の「考える会」「友の会」
から約30名が参加しました。
 商工会議所会議室で開かれた交流会では小牧、豊田、名古屋から
活動報告を受けた後、それぞれの地域での取り組みに関し意見交流が
おこなわれました。短時間で交流するには時間不足を感じましたが
会議終了後行われた図書館見学では、岡田館長の意欲溢れる案内に皆さん
とても満足した様子でした。この日は定期テスト直前の日曜日という事
から、館内は勉強する中高生で満杯状態、岡田館長の話ではこの日午後3時
の時点で6000人の入館者があったのこと、とにかくどのフロアーも若者、
親子連れで大賑わいでした。豊田の前川館長(TRC)は新聞のインタビュー
で、土日の入館者が直営時代に比べ3000人から4000人に増えたと言って
自慢?していましたが、安城はその倍近くになっているのですから凄い
としか言いようがありません。またTRCが継続して指定管理者となった
志段味図書館がイオンの店内に返却ボックㇲを設置したことがニュースと
なっていましたが、安城ではJR安城駅構内にある観光案内所のカウンター
で本の返却だけでなく予約した本の貸出もするサービスを始めたとのこと。
民間だからこそできる新サービスなどとるに足らないものであることが良く
分かります。見学を終えた後行われた質疑応答の纏めの中で岡田館長は
「短期間の契約のために管理者が交代してしまうかもしれない指定管理者
制度の下では図書館を継続的に発展させることは出来ない。私の目の黒い
内は直営を守っていく」と力強く決意表明、参加された皆さんの共感の拍手に
包まれました。
 

 今日、徳重コミュニティーセンターで開催された総会には約30人が
出席しました。以下その内容の概略を紹介します。

~活動のまとめ~
 緑区東部まちづくりの会は、2004年結成から13年間、緑区東部に
住む人々との、触れ合いと文化を育むまちづくり、ふるさとづくりを
進めることを目的に活動してきました。
 主な活動を挙げると①地域の人の交流の場として地域の要望に沿った
複合施設「ユメリア徳重」が実現、②図書館の休館日を通常の月曜から
火曜日に変更する請願が実現したことで利便性が増大③地区会館の利用
申し込みを1ヶ月間から3ヶ月前に変更、④扇川沿いの散策路にいつでも
利用できるベンチの設置を要望5ヵ所増設、⑤白土中央公園に桜を増やす
植樹や公園内にトイレの増設を地元区政協力委員と共に要望して実現、⑥
東部地区の防災スピーカー4か所新設と拡充の予算実現で災害に強い街づくり
を一歩前進させる、など地域要望を一つ一つ実現させてきました。
 東部地域住民の教育文化的ニーズの大きさは図書館統計からも判ります。
徳重図書館の利用者は年間23万人を超え名古屋市内でもトップクラスです。
 しかし司書館との位置づけのため館内は狭く、蔵書数も不足、利用者から
多くの問題点が指摘されています。緑区は人口比で図書館が不足しているため
3館目の図書館建設を求める要望書を2014年11月、市長に対し提出しました。
 ところがこともあろうに河村市長は市民の要求にこたえるどころか、市民の
根強い反対の声を顧みることなく徳重図書館に指定管理者制度を導入して
しまいました。
~2017年度 活動方針~
 ・徳重図書館はヴィアックスの指定管理図書館となってしまいましたが、
  今後とも委託業者との懇談会を開催するなど、区民にとって利用しやすい
  図書館になるよう活動を進めます。また「名古屋市の図書館を考える会」と
  連携し、民間委託試行中止の運動に取り組みます。なお引き続き緑区に
  3番目の図書館建設を要求していきます。
 ・扇川沿いの散策路のベンチの増設、雨天に時歩行が困難となる緑道の整備
  などについて土木事務所と協議していきます。
 ・防災スピーカーの効果的運用がなされるよう調査を行ないます。
 ・東部地域は子どもの数が急増していることから11万人に相応しい児童館
  の設置を要望していきます。
 ・障害者施設の授産品販売に引き続き協力していきます。

 緑区まち東部まちづくりの会は、かつて市内6館の支所図書館が一気に
指定管理図書館にされそうになった時、反対運動の先頭に立ち、6館一斉導入を
阻止する原動力の役割を果たしてくれました。また「ユメリア」建設の
際はワークショップ開催を主導するなど常に運動のけん引役として他地域の
活動を励ましてきました。今後のさらなる活動の発展が期待されるところ
です。

           

 一昨年7月に瑞穂運動公園内に新築移転された瑞穂図書館集会室を
使って、読書会「蘆の会」は原則毎月第2水曜日の午前中「読書会」を
開催しています。構成メンバーは13名(女性10名 男性3名)、毎月
課題本を決めて(名古屋市図書館に所蔵されている本を主として使用)
感想交流を行っています。課題本は日本文学、海外文学、ノンフィクション
の各ジャンルから会員が推薦した本に対し、「投票」で年間課題本を決定
しています。
 ※ 今年度の課題本は以下の通りです。会員制ですが「会員」にならなく
ても興味のある本が課題本になったとき、参加は自由です。
                問合せ: 五十嵐  090-5633-5154

   平成29年度
    6月  異類婚姻譚  本谷有希子 (終了)
    7月  忘れられた巨人  カズオ・イシグロ
    8月  影法師    百田直樹
    9月  漱石の孫  夏目房之介
    10月  村のクリスマス物語  ミス・リード
    11月  舶来屋  幸田真音
    12月  キャスターという仕事  国谷裕子
   平成30年度
    1月   誰か  宮部みゆき
    2月   リセット 北村薫
    3月   時の娘  ジョセフィン・テイ
    4月   応仁の乱  呉座勇一
    5月   沈黙   遠藤周作
 
     一昨日行われた今月例会の課題本は芥川賞を受賞した「異類婚姻譚」
 でした。この作品については「本谷さんがどうしてこんな変な作品を
 書いたのかわからない」「内容が軽くつまらなかった」「作者がこの作品
 を通じて何を主張したいのか理解できない」などの否定的評価が続き、
 果ては「本谷さんには発達障害があるのでは。芸術家にはそうした人が多い」
「このような作品がどうして芥川賞なのか。審査員の見識を疑う」などの発言も
 飛び出しました。
  ただ読書会の中では自らの感想を出し合うだけでなく、なぜそう感じたのか
 ついて活発なやり取りが行われます。「言いっぱなし」「聞きっぱなし」では
 なく、お互い遠慮なく熱い?議論を交わせるところが読書会の魅力です。

       

 先月24日、毎日新聞がTRCが指定管理する愛知県「大府図書館」の
貸し出し数が人口が同規模の全国の自治体の中でトップに立ったことが
分かったとする記事が掲載されたことを紹介しましたが、本日付朝日新聞
でも同趣旨の記事を「愛知版」のトップ記事(写真入り、4段)で大きく報じ
ました。先日は豊田市中央図書館の前川館長のインタビュー記事が掲載
されたばかりです。

 まず冒頭のリードで
 「おおぶ文化交流の杜図書館の2015年度の貸し出し数が同規模の全国
 180自治体で第一位となった。人口一人当たりも第一位となるなど
 背景には使いやすい図書館を追求する様々な工夫があるようだ」と切り
 出し、続いて本文で「大府図書館は14年7月旧中央図書館が移転改築して
 開館。全国で500以上の公共図書館を運営する図書館流通センター
(TRC)が指定管理者となっている」とTRCをPR。さらに記事は以下の
 ように続きます。
 高齢者や障碍者、子どもが使いやすいように書棚は低めで、車いすでも
移動できるように通路は広く設定。「子育て支援」「パソコン」など
テーマ別の書棚も用意し、利用者目線を徹底した。蔵書は33万冊と決して
多くはないが、貸し出し数は1日平均3600冊、その95%で自動貸し出し機が
使われる。約30人の職員はイベントを企画するなどより手厚い対応ができる
ようになった。15年度の来館者数は旧中央図書館の12年度に比べ1、8倍
貸し出し数は2,4倍と急増。蔵書も年に2万5000冊増やしている。
 そして記事の最後の部分では「本が探しやすくなった。ソファで座って
本が読める。親子で本を読める機会が増えました」と締めくくられて
います。TRCからすればまさに「してやったり」と言いたくなるような
礼讃記事です。
 ところで同じTRCが指定管理者となっている志段味図書館の現実は
どうだったんでしょう。何回も繰り返すようですがTRCが指定管理を始めると
いきなり3年連続赤字を計上、また初年度は利用者数、貸出冊数いずれも
直営時代を下回る数字でスタートするという「実績」?を残しています。
しかしなぜかマスコミはこのTRCにとって「不都合な真実」は黙殺しま
した。図書館を民間企業が指定管理することは「ツタヤ図書館」の例を
取ってみても様々な問題点があることはマスコミも十分承知しているはず
なのに、ただひたすらTRCの「宣伝媒体」の役割しか果たしていない
現在のマスコミの報道姿勢には違和感しか持てません。


 昨日は東京都荒川区の学校司書の募集条件を紹介しましたが、今日からは
愛知県内各市町村の学校司書の配置状況、待遇などについて順次報告していく
ことにします。まずは県内でも学校司書の活動が活発とされている西尾市に
ついて紹介します。
~西尾市HPより~ ※ HPで不明な点は担当部局から聞き取った情報を
            アップしています。
  ・学校司書臨時職員の登録について
    西尾市教育委員会では、現在の市内の小中学校で勤務していただく
   学校司書を次の通り募集しています。ご希望の方は、西尾市教育委員会
   学校教育課で連絡をお願いします。
    ※ 現在西尾市では小学校26校、中学校10校に17名の学校司書が
     配置されており、今のところ欠員はないそうです。学校司書に
     なりたい人はとりあえず登録してもらい、欠員が出次第、随時採用
     していくとのことです。。「学校図書館を考える会豊橋」のHPに
                 アップされた西尾市の学校司書の方の報告によると、西尾市では
                 2003年度に小・中学校に各1名・2名の学校司書の配置が始まり
              (拠点校と呼ばれています)2008年には6名になったとのことですから
     合併により学校数が増えたとはいえ約3倍になったことになります。
  ・応募資格  司書の資格を有する方
  ・勤務について
    1、勤務日 週5日程度とし、別に学校が定めた日
    2、勤務時間:1日7時間程度
    3、休日: 土・日 その他休校日など
    4、勤務内容  司書教諭との打ち合わせ、図書ボランティアへの
           指導・助言、市立図書館との連絡調整、本の整理など
    5、賃金
       時給 930円  経験年数により昇給あり
    6、雇用期間
       契約は半年ごと、原則任期は1年 更新回数の上限規定は
       ありません。
    ※ 毎月学校司書が集まり交流会を開催、また年間一回研修を
     行っています。

 西尾市でも司書の全校配置は道半ばです。専門職であるにも関わらず
時給930円というのはどう考えても安すぎます。他の自治体でもそうですが
市の臨時職員とのバランスから、さしたる根拠のないまま、横並びで、最低
賃金水準に留め置かれているようです。安城も時給930円と言われているので
西三河地域では時給930円が相場となってしまっているようです。

          ■「緑区東部まちづくりの会 第13回総会」のお知らせ
  ~チラシより~
    私たち緑区東部まちづくりの会は、13年間にわたり、様々な活動に
   取り組んできました。特に住民が利用しやすい施設づくりとしてユメリア
   徳重の建設提案・運営はじめ、図書館問題、障害者問題、子育て支援と
   青少年の居場所問題、自然環境問題など様々な課題に挑戦しております。
   「まちづくり」に関心のある方のご参加をお待ちしております。
     
     日時: 6月17日(土) 午後2時~4時
     会場: 徳重コミセン
        第1部  基調講演「まちづくりは人づくり」
                                       ~緑区東部まちづくりの会 13年の活動から~
            講師: 新海英行氏(名古屋大学名誉教授)
        第2部  総会
   ※ 「東部まちづくりの会」は結成13周年を記念し、過去12年間の
     活動記録誌を近日発刊の予定です。
   

   

 

 先日、江南市で講演した柳田邦夫氏は講演の中で、東京都荒川区の
絵本を通した読書推進活動について詳しく触れらしましたが、学校司書の
の件に関しても、全校配置はもちろんのこと複数の担当者が配置されて
いることにより大きな成果を上げていると指摘していました。そこで
荒川区のHPを検索したところ、学校司書の募集条件だけ見ただけでも
名古屋市とは雲泥の差があることがハッキリしました。

~荒川区HPより~
 ◆ 平成29年度学校司書(非常勤職員)の募集について
 ・募集対象
   児童・生徒対象の図書等に関する広範な知識と、子どもの発達段階に
  応じた図書の選択に関する知識及び子どもの図書館運営に関する知識と
  技術を要する司書・司書教諭の資格をお持ちの方、または平成28年度中に
  同資格取得見込みの方。
 ・勤務内容
   1、日常的な学校図書館の運営
      図書資料の選択、収集、整理、推薦図書の紹介
      保護者や地域人材等のボランティアとの連携・協力
   2、図書担当教諭と連携をとった図書館活用の支援
   3、公立図書館との連携
 ・勤務場所
    区内小・中学校(勤務校1校に専任として配属されます)
 ・雇用期間
    平成29年4月1日から平成30年3月31日まで
       成績良好の場合、更新有
 ・勤務時間
    1日 6時間  月20日勤務
 ・報酬
    178800円(予定) 交通費は別途支給
     この金額には所得税・社会保険料を含みます。
 ・年次有給休暇
    初年度は10日間、その他慶弔休暇、夏季休暇、妊娠出産休暇有

 ◆ 学校図書館補助員の募集について(一部省略)
   ※ 荒川区では小学校24校、中学校10校に専任の学校司書が配置
    されているだけでなく、生徒数の多い小学校7校に学校図書館
    補助員を配置しています。
  ・応募資格
    区内小学校に於い学校図書館の職の経験やボランティアの経験が
    ある方、または教員の普通免許、司書、司書資格をお持ちの方
  ・勤務内容
    学校図書館利用・学習に関わる図書館活用における補助等
    学校司書及び図書館主任(学校図書館担当者)の補助
  ・雇用期間
    勤務開始から6ヶ月(勤務日数合計120日以内)
     1ヶ月の勤務日数は20日間を限度とする
  ・勤務時間
    午前8時30分から午後5時15分まで(1日7時間45分)
  ・賃金
     日額7340円

 荒川区では平成19年度から学校司書の全校配置が始まりました。配置前
と比較すると生徒一人当たりの貸し出し数は3~4倍に達しているとのことです。
 募集条件を読むと学校司書の賃金は時間給換算で約1500円、(名古屋市の
1060円と比べ5割増し、また更新は名古屋は2回までとなっていますが、その
ような制限はありません。また昇給についても主任学校司書、上級学校司書
上級主任学校司書(いずれも昇進試験あり)になれば職責に応じた賃金が
支給されるとのこと。名古屋の学校司書の待遇は荒川区で言えば学校図書館
補助員とほぼ同じであり、「学校司書」と名がつくものの、その待遇差は
歴然としています。「お家の事情が違うから」などと言っている場合では
ありません。
 

 

 ~案内チラシより~

  集え! 図書館応援団の皆さん
       あいち図書館応援団交流会を開催します

 今回の企画は、昨年岡崎リブラ(岡崎市立図書館)で開催した
「図書館友の会愛知ネットワーク交流会」の続きです。
 会を設立するより、交流会をしたいとの皆さんの意見で、今回も
交流会として計画しました。図書館をめぐる状況はますます悪くなって
います。お互い情報を交換し合い、協力し合って、利用者にとって使い
やすく、便利な図書館にしていきましょう。皆さんのご出席をお願いします。

  日時: 6月18日(日) 午後1時半~5時
       午後4時より安城市図書情報館(アンフォーレ)見学
  場所: 安城商工会議所5階大会議室
        安城市桜町16-1 JR安城駅西口より徒歩5分
  内容: 小牧市、豊田市、名古屋市の図書館をめぐる状況報告
      各地の図書館について情報交流と意見交換
       終了後、安城図書館長の案内で安城市図書情報館を見学予定
  主催: にっしん図書館サポーターズ
        問合せ: 酒井さん 052-804-6945

  ◆ 新刊情報
  「高校図書館デイズ 生徒と司書の本をめぐる語らい」
        成田康子 (ちくまプリマー新書)
  ~キャッチコピー~
   見晴らしのいい窓、世界の別な感触
    それを求めて手探りする高校生と保健師のような司書さん
      図書館は元来、<対話>の場所だった (鷲田清一)
    北海道・札幌南高校の図書館  ここを訪れる生徒たちは、本を介して
               司書の先生に自分のことを語りだす。
            生徒たちの数だけある、彼らの青春と本に
            まつわるかけがえのない話。
 ~著者のこの本への思い~(「おわりに」より)
  自分の読んだ本のことなど、誰にも話す必要はなく、ましてや
 強制など無意味なことかもしれません。個人的なことはそっと
 しておく方がいいという考え方もあるでしょう。でも、これまで
 私に話してくれた生徒たちは、その本の中に自分が自分であるという
 かけがえのない存在理由を見出しているようにも、私には思えます。
 だから話したくなるのだと思います。

  この本は、かつて高校の学校司書だった成田さんが図書局員として
 活動する生徒、図書館活動に協力するサポーターの生徒、そして
 図書館を利用する生徒一人ひとりの話をもとに、彼女なりに解釈して
 書き留めたものだそうです。この本を読み進めるにつれ、生徒たちの
「語り」を通して学校図書館の果たす役割、学校司書の存在意義を
 実感として読者に理解してもらおうという著者の思いがヒシヒシと
 伝わってきます。例えば
  ~162頁~
  もともと本は好きだったので高校では図書局に入った。図書局であれば
 さほど忙しくはないだろうと思ってのことだ。何よりも図書館に行けば
 本を手に取れる。しばらくは目についたものを借りて読んでいたのだが、
 脈絡のない選び方にそのうち行き詰ってきた。そこで司書の先生に聞いた
 のだ。「今まで読んだ本の中でどんな本が好きだった」といつものように
 笑顔で応えてくれる。「日本のものを読んでる?それとも外国のものが多い?」
 「たいていは日本のものですね」それなら、と言って文庫の並んでいる回る
 本棚に案内され「古典の新訳シリーズがあるのだけれど、ここから選んで
 読むのもいいかもしれないね」とすすめられた。
 ~176頁~
  図書局入局については決断と言うよりは気づいたら入っていた。と言う方が
 正しい。まるでホウ酸団子に引き寄せられるゴキブリの如く図書館の魔女
 (司書の先生)の策略にはまり?気づいたときには図書館報の記事を書いて
 いたのである。とはいえ、図書局の入局は、今まで手に取らなかったような本と
 僕を引き合わせ、僕の読書アイデンティティを確立させてくれたのであるから
 自分の決断に微塵の後悔もない。

    ■「緑区東部まちづくりの会 第13回総会」のお知らせ
     日時: 6月17日(土) 午後2時~4時
     会場: 徳重コミセン
        第1部  基調講演「まちづくりは人づくり」
            講師: 新海英行氏(名古屋大学名誉教授)
        第2部  総会

 豊田市では、今年4月から市民の根強い反対の声に逆らう形で
中央図書館に指定管理者制度(TRC)が導入されてしまいました。
そんな中、指定管理者制度導入の方針が明らかになった時点から
一貫して反対運動の中心を担ってきた「豊田市の図書館を考える会」
は、本日午後市民活動センター会議室で第2回総会を開催し約30名が
出席しました。当日配布された活動報告によれば指定管理者制度導入が
公表された3月以降4月、5月、6月と3ヶ月連続で講演会を企画、街頭での
宣伝ビラ配布、8000筆を超えた署名活動、8月にはシンポジウム開催
9月議会に向けては「指定管理者制度導入計画の凍結」を求める請願書
提出、中央図書館長宛て図書館運営に関する質問状提出、さらに指定
管理者制度導入を盛り込んだ図書館条例可決後も指定管理者選定委員会に
対し情報公開請求、また指定管理者図書館情報交換会を名古屋市で開催、
選考された指定管理者を承認する12月議会に対して「指定管理者の承認を
行わないないことを求める陳情書」の提出、市内配達の朝日新聞6000部に
チラシ折込など、文字通り獅子奮迅の活動を展開してきました。こうした
豊田の動きは一昨年小牧市の住民投票でツタヤ図書館計画を白紙撤回に
追い込んだ運動と共に全国の注目を集めました。同じく指定管理者制度導入
図書館の拡大を強行した名古屋市が、結局2期目も「試行導入」と言わざるを
得なくなり、また指定管理導入図書館で説明会・懇談会開催を余儀なくされた
ことは名古屋での運動もさることながら、小牧、豊田の運動が大きな影響を
与えたことは疑いのないところです。
 
◆ 総会で確認された2017年度活動方針は以下の通りです。
 ・ 月1回の定例会議の開催
 ・ 指定管理者制度導入までの市民のまとめ記録集の作成。
 ・ 指定管理者制度導入後の豊田市中央図書館の状況を見つめ検証する。
 ・ 豊田市全体の図書館政策について考える。
 ・ 講演会・勉強会・見学会などの開催。
 ・ 市民の会の活動を、会外に向けて広報する。
 ・ 全国の図書館の状況を知るとともに他市の図書館を考える会や図書館
   友の会全国連絡会との交流を図る。




 昨年、「絵本の里」として知られる北海道剣持町を舞台に制作
された映画「じんじん」の上映会を(600名が鑑賞)成功させた
「江南あおむしの会」が、今年はノンフィクション作家として知ら
れる柳田邦夫さんを講師に「人生を支える絵本の力」と題する講演会を
開催しました。会場となった「永正寺」本堂には、超満員となる約200名が
集まりました。
 いきなり講演に入るのではなく「江南ジャズオーケストラ」有志による
ミニライブからスタート、コンサート最後の曲はジブリアニメ「天空の
ラピュタの主題歌」が演奏され、講演内容とリンクさせるという、粋な選曲
に主催者側の工夫が感じられました。そして柳田さんが登場すると昨日が
81歳の誕生日という事から、ジャズバンドの伴奏で参加者全員が手拍子と
共に「ハッピーバースデイ」の大合唱、柳田さんも予定時間を30分以上を
超える2時間以上にわたって、絵本の持つ力について熱く語りました。

 ※柳田さんと「絵本」のかかわりについてはネットで簡潔にまとめた
 記事を見つけたので以下紹介します。(今日の講演内容の要約と
 言えるものです)
~YOMIURI  ONLINEより~
         おとなこそ絵本を
 ノンフィクション作家として事故や、災害、終末期医療など生死に
関わる問題を追いかけてきた柳田邦夫さんは、講演やエッセイで「大人
こそ本を読もう」と呼びかけている。人生後半になって絵本の魅力に
気付き、座右に置くようになったのがきっかけだ。1993年、25歳だった
次男が自ら命を絶った。喪失感に苛まれる中、ふらりと立ち寄った書店の
児童書コーナーで「よだかの星」(宮沢賢治)という絵本を買った。
みにくい外見のため、周囲の鳥からいじめられるよだかが、太陽目指して
とんでいくという童話を基にした作品だ。子どもの頃に読んだことがあり
懐かしさから手に取ったが、かつてと受け止め方が違った。孤独や人間の
生き方が語られていて気持ちが徐々に癒されていった。「子どもにもわかる
優しい言葉遣いと絵の世界に何万語も費やす小説に劣らないメッセージが
込められている」 絵本の力を実感した。
 「絵本は人生で3度楽しめる」と主張する。幼いころ、子育て中、そして
人生後半になってから。子どもの頃は、物語の主人公に自分を重ね、親に
なってからは、子への読み聞かせを楽しんだ。近年は絵本を一人でゆっくりと
声に出して読むことを日課にしている。子どもから大人まで一人でも多く、
優れた本と出合ってほしいと思う。「年齢を重ねて、人生の壁にぶつかったり
病気や障害を負ったりしたときにこそ、絵本が支えとなってくれますから」

 講演の中で、柳田さんは、自らも深くかかわった東京都荒川区の読書推進
活動について詳しく紹介、公共図書館、学校図書館が大きな役割を果たして
いるとして、図書館の活動に市民も積極的に関与していくことの重要性を
強調されたことが強く印象に残りました。

 ~「江南あおむしの会」からのメッセージ(リーフレットより)~
 私たちは、江南市の図書館が、誰にとっても利用しやすく、「図書館に
行きたい」という気持ちが持てるようなものにしたいと考えています。
 今図書館は、「本の貸出」だけでなく市民の情報収集の場として、問題
解決の場として、コミュニケーションの中心として、新しい機能をもった
図書館が全国でつくられています。江南市の図書館は、築38年となり、
老朽化のため近いうちに改修工事が必要な状況です。交通の便が悪いうえ
階段が多く、広さも10万都市にふさわしい建物とは言えません。私たちは
江南市にも文化の中心地として図書館を新しく建設してほしいと願い、
「江南あおむしの会」を結成しました。市民の願いが詰まった図書館を
つくるために多くの人の意見を集めたいと思います。
 ぜひ、入会していただき、図書館について私たちと一緒に考えていき
ませんか。※ 「会」の活動については「江南あおむしの会」のHP
を参照してください。江南市の人口は約10万人。会員数は市の紹介Web
よれば131名。名古屋の人口に当てはめれば約3000人という事になります。




 現在、愛知県と名古屋市はアジア競技大会開催都市契約を結ぶ
べく、アジアオリンピック評議会(以下AOC)と「秘密交渉」を
行なっています。今年5月9日、2020東京オリンピック開催都市
契約書が締結から4年もたってから公開されましたが、その内容を読むと
オリンピックの開催経費を積算するうえで極めて重要な条項が条文化
されており、県民・市民にとって見過ごすことのできない中身になって
います。この「秘密交渉」に関してはアドバイザー?として弁護士事務所が
関わっていることから弁護士名、契約内容に関し情報公開請求を行っていた
ところ、昨日弁護士との契約内容の概要を示す文書が公開されたので、
以下紹介します。

  アジア競技大会開催都市契約書に関わる法務サポートについて

 1、趣旨
   開催都市契約書の締結に当たり、契約の法的課題の精査、修正対案の
  作成等のため、弁護士に対して法務サポート業務を委託するもの。

 2、業務内容
   開催都市契約書の締結に向けたOCAとの交渉に関して、法的観点から
  以下に掲げる事項その他必要な事項について、助言等の業務を行う。
  (1)問題点の指摘及び対応方針の助言
    OCAが提示した開催都市契約書について、問題点の指摘及び対応
    方針の助言を行う。
  (2)前号を踏まえた対案の作成
    前号における問題点の指摘及び対応方針の助言を踏まえ、委託者と
    協議の上対案(英文及び和文)の作成を行う。

 3、契約相手
  (1)氏名: 愛智法律事務所 弁護士 深井靖博
  (2)事務所所在地: 名古屋市千種区清住町3丁目64番地の3
  (3)選定理由: 米国ニューヨーク州弁護士資格を有し、英文契約書の
          作成 ・内容検討業務、翻訳業務等を専門にするなど、
          豊富な法的渉外業務経験を有する。また、名古屋市が
          関わった米国での裁判において法務サポート業務を
          務めるなど自治体業務にも精通しているため。

 4 契約期間  
    平成29年1月から同年9月末まで

      この内容からすると単に「問題点の指摘、助言」に留まらず「対案」の
 作成まで行うというのですから、「法務サポート」となっているものの
 実質、交渉の実務責任者です。「かつて名古屋市が関わった米国の裁判でも
サポート業務を務め」ていたとのことなので、どんな「仕事」をしていたのか
調べてみることにします。
   ※ 先頃札幌で開催されたアジア冬季大会では、開催都市となった札幌しか
  立候補がなかったことから無競争で開催となったのですが、札幌市の
  担当職員の話では、ある意味押し付けられた大会だったので開催都市契約は
  結ばなかったとのこと。東京オリンピックの開催都市計画契約はどう見ても
  開催都市に過大な負担を強いる内容としか思えず、アジア競技大会の契約
  交渉に関しては、契約を結ぶ前の十分な情報公開が不可欠です。

 この問題に関しては今月25日に開催予定の「まちづくり読書会」でも
議論のテーマとして取り上げます。(会場:瑞穂図書館集会室:午後1時半~)

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