本日、教育長宛てに提出した要望書は以下の通りです。


名古屋市図書館の駐車料金改正を求める要望書

名古屋市教育委員会教育長宛て

名古屋市の図書館を考える市民の会

 (要望事項)
名古屋市図書館条例第2条の表には「備考 駐車時間が30分以内のときは、無料とする」とありますが、この「30分」を「2時間」に変更する名古屋市図書館条例の改正をお願いします。


 (要望趣旨)                 

名古屋市の図書館の駐車料金は、30分まで無料で、それを超えると、300円になっています。それ故、多くの利用者は、30分以内に貸出返却をするだけで、帰っています。

300円ぐらい安いものだと思いでしょうが、何度も利用しようとすると負担になります。

本来、図書館は、長く滞在し、ゆったり図書を選んだり、雑誌をよんだり、ビデオをみたり、市民が交流できる滞在型の施設であります。こうした本来の図書館の姿を実現するためにも、駐車料金の改定をお願いします。

市外の図書館では駐車料金が無料なので、名東区や天白区の市民の多くが長久手市や日進市の図書館を利用しています。こうした情況も理解した上で、お考え下さい。

 ※ 志段味図書館駐車場売却問題に関しては、想定した価格で売れそうも
   ないという事で白紙となりましたが、駐車場料金システムが今のままでは
   駐車場が有効活用されていない状況は継続することになります。スタンプ
   ラリーで利用者増を狙うのであればゆとりーろバスに乗ってきてもらうより
   期間中駐車場を無料開放する方が、より効果的な方策ではないでしょうか。
 「試行」してみる価値はあると思います。

 ■ 「名古屋市の図書館を考える会」がホーメックスの回答に関し
   以下の要望書を提出しました。

 
 先般は業務ご多忙の中を回答していただきありがとうございました。

利用者懇談会を12月上旬に開催される予定とのことでした。告知に関して、

「図書館内に掲示及び弊社の中村図書館HPで」とのことでしたが、館内掲示はもちろん必要ですが、貴社のHPでは一体どれだけの人が知ることができるでしょうか。昨年の利用者懇談会では「特定の団体ではなく、広く一般の利用者や市民に告知して開催する」とのお話でした。利用者懇談会も図書館の行事の一つですから、「広報なごや」や「赤い鳥居通信」でも知らせるべきと考えます。昨年の中村文化小劇場での懇談会については、両方で告知されました。

 貴社のアンケート結果について、懇談会時に開示されるとのことでした。

本来は、実施後もっと早くに開示されるべきものと考えます。ただ、利用者満足度調査結果の公表を、名古屋市が必要と認めてこなかったとしたら、これはまた別の問題として考えざるをえません。開示については、懇談会に参加される利用者や市民だけでなく、館内掲示などでアンケートに協力された利用者の皆さんに知らせるべきではないでしょうか。

 いずれにしましても、仕様書の基本に従いつつ、ご一緒により良い図書館をめざしていければと考え、中村区の会として、次のように要望します。

 

〈要望事項〉

 

1.      利用者懇談会の開催について「広報なごや」や「赤い鳥居通信」でも

告知してください。

2.      アンケート結果については、懇談会での開示とともに館内掲示などでも

開示してください。

「中村区の会」は常に要望事項を「文書化」してホーメックスに
伝えています。「本を楽しむ会」(南区)は南図書館の館長に対して、
懇談会開催を口頭で要請し、その場であっさり断られてしまった
そうですが、今後は中村に見習って文書で提出することも検討した
ほうが良いかもしれません。セールス同様、断られた時点からが

    「勝負」?です。


~本日の世話人会の内容~

  先回世話人会(827日)以降の動き

828日  「中村区の会」がホーメックスに対し、「利用者懇談会」の開催、

      利用者アンケートの結果について問い合わせる「照会文」を送付。また

      新たに建設予定の新中村区役所に併設される「保健センター」に絵本が

      読めるスペースを設置することを求める要望書提出(911日)

  「守山の会」もTRCに対し「利用者懇談会」開催を要請、10月下旬開催で

合意。駐車場売却は「白紙」に

911日  市議会教育こども委員会で請願審査。いずれも保留

  保留扱いとなった請願案件は以下の通り
1、千種図書館を考える会  
     千種図書館の新築等を求める件
   ・耐震の心配があるため、安全・安心な建物にすること
   ・誰もが安心して利用できるババリアフリーすること
   ・建物全体を広くすること。また常設の自習室、会議室、親子で
    くつろげる部屋、機器活用スペースなどの設置がある図書館に
    すること。
   ・移転・新築に当たっては駅に近い場所に設置すること
   ・移転・新築に当たっては意見や要望が反映されるワークショップを
    開くこと。
2、名古屋市の図書館を考える市民の会
     アクティブライブラリー構想の件
   ・図書館運営に関して新たな施策を実施するに当たっては、市民に対し
    丁寧な説明を行うとともに、市民の意見を聞くこと。
3、千種区・名東区・守山区・東区の図書館を考える市民の会
   名古屋市図書館の縮小及び民間活力の導入を止めることを求める件
   ・名古屋市図書館の縮小及び民間活力の導入を止めること。
   ・千種図書館、名東図書館、及び守山図書館を速やかに建て替えること。
   ・市民の声を聞いて図書館づくりをすること。

   同日午後: 瑞穗図書館・文化小劇場外壁ヒビワレ問題説明会開催

        8名参加(住宅都市局・施工業者「日東建設」が説明)

       一応壁面からの漏水対策は取ったとするも、いわゆる「化粧直し」

      追加工事は行わないことを表明。しかし外壁のひび割れについては

      劣化が進行している疑いがある事から、業者に調査を要求、外壁塗装の

      やり直しも含め、再度の話し合いを持つことを要望。

915日  中村区の会宛てにホーメックスから回答が届く

 (回答)
1.弊社は現在、業務が多忙を極めており、速やかにご対応することが困難な状況でございます。 懇談会につきましては少し先になり恐縮ですが、12月上旬を予定しております。約一月前から図書館内に掲示及び弊社の中村図書館HPで告知を予定しておりますのでよろしくお願いします。

 

2.3月に指定管理者の独自アンケートを実施しました。懇談会時に開示させていただく予定です。

   ※ この「回答 」のどう対応していくか、「中村区の会」で明日検討することにしています。

919日  名古屋市議会本会議で、さいとう議員が図書館問題で個人質問

920日  「本を楽しむ会」(南区)が南図書館に対し「利用者懇談会」開催を

      館長に申し入れるも断られる。
       理由:まだ館長になってから1年もたっていないので、色々質問されたり
          要望されても対応できないから。何か言いたいことがあれば鶴舞
          中央図書館に行くか、「ご意見箱」に投書してほしい。
          
921日  中村区民会議開催

922日  「東区の会」が東図書館で交流会開催(15名参加)

 

~協議事項~

  駐車場利用料金問題

 要望書を教育委員会に提出する。

 

・利用者懇談会について

  10月19日にTRCと懇談することが決まる。
  ヴィアックスには懇談会開催を申し入れているが現時点では返事待ち。
  千種図書館に「千種の会」として懇談を申し入れる。 

  

  

  1027日(土) あいち図書館応援団交流会に参加する。

 

  1125日  学校図書館に関する講演会を開催する。
    主催:「塩見昇」講演会実行委員会 
    後援:名古屋市教育委員会 

会場:椙山女学園大学(星ヶ丘キャンパス)講師:塩見昇氏  150名参加目標

 

~その他~

 ・926日  市議会教育こども委員会3分間スピーチ 午前10

          「指定間図書館の現状と問題点」


   それにしても南図書館の館長の対応は問題ですね。「まだ館長として
  赴任してから1年もたっていないので」と自らの未熟さ?を「懇談」に
  応じない理由としているそうですが、だったら、猶更利用者の声に
  真摯に向き合う必要があるのではないでしょうか。当ブログでも紹介
  しましたが、現在南図書館は利用という面からみて名古屋ワースト
  図書館となっています。指定管理業者ですら?「利用者懇談会」を
  開催して利用者と交流の機会を作ろうとしているのに、直営館の館長が
  利用者との懇談を拒絶するようでは、利用が落ち込むのも当然でしょう。
   8月の利用統計がどんな状況になっているか注目です。
  
  
  ※ 22日付ブログでゆとりーろバス沿線の志段味・守山・東の3図書館が
   連携してこども読書月間にスタンプラリーを実施することを紹介しました。
    その際、スタンプラリーの対象者を子どもに限定せず、すべての世代が
   参加できるようにすべきと提案しました。(高齢者は敬老パスが使用
   できます)ところで今沖縄県知事選挙の真っ最中ですが、玉城候補は
   中高生のバス代無料化を公約し話題になっています。そこで思いついた
   のですが、スタンプラリー期間中、小・中・高生が貸出カードを提示
   すればゆとりーろバスの料金を無料にするようバス会社に提案して
   みてはどうでしょう。ゆとりーろバスを運行している名古屋ガイドウエイ
   バス(株)はスタンプラリーの共催者になっているのですから実現不可能
   ではないと思います。わざわざバス代を払ってまで遠くの図書館に出かける
   子どもはいないと思います。

   
  
  
   
  
  

 

 

 


 じょうね幹也氏が公表した基本政策は以下の通り
(じょうね幹也の約束)~政策チラシより~

1、駅前A街区の新図書館建設とラピオビルの「子ども未来館」の建設は
  見直します!
 ・現在小牧駅前のA街区に新図書館建設(約50億円)が進められています。
  しかし3年前の住民投票の結果では多くの市民が反対し、A街区での
  新図書館建設は白紙となったはずです。なぜ今、市民の意見を聞くこと
  もなくA街区に新図書館建設なんでしょうか。山下市長に市民の思いは
  届いていません。じょうね幹也は住民投票の結果を無視してすすめられて
  いるこの計画を見直します。
 ・また同時にラピオビルにはボルダリング等の大型遊具配置した「こども
  未来館」のアミューズメント施設整備(約22億円)が進められています。
  じょうね幹也は新図書館をラピオビルに入れないために思いつきで突然
  発表された「子ども未来館」を見直します。すくなくとも  
 ・これらの事業では、その維持管理費に、少なくとも年間4億円が必要と
  されるうえ、中心市街地の駐車場が減ることなどにより、むしろ中心
  市街地の衰退につながりかねません。ラピオビルには、新図書館を中央
  図書館として整備し(この費用は約15億円ほど)各支所の図書室を充実
  します。

2、市民が主役となる「市民のための市政」を実現します。
  ・市民の声を聞かない市政運営は市民を不幸にします。市民の生活を
   見つめ、市民の声を広く聞きます。市民の声が届く市民本位の小牧市政
   市民が主役の市政運営を進めます。
  ・市政の目標は市民福祉の向上と市の発展です。
    じょうね幹也はすべての小牧市民が夢と希望を持って安心して暮らす
   ことができ、市民一人ひとりが主人公であることを実感できる小牧を
   目指します。

3、確かな市政により未来につなぐ政策に挑みます。
 ・ 小牧市は財政力の高い市ですが、これをどこに向けるべきかが重要です。
   社会保障費の増大や税収減が見込まれる今後を見据えて、小牧市がこの
   財源を何に使っていくべきか、多くの市民の声を聞き、財源を的確かつ
   重点的に配分することが大切です。
 ・ 限りある財源を市民生活に反映し、そして将来世代に大きなツケを回さない
   確かな市政運営が必要です。じょうね幹也は弁護士として培った法知識に
   より行政課題を的確にジャッジします。一方で必要な施策は大胆に進める
   ことにより市民生活の向上を第一とした確かな市政運営と市民が夢を持つ
   ことができるまちづくりを進めます。 
  
  この基本政策を読むと、新図書館建設に関して「小牧の図書館を考える会」が
  主張してきた事がトップ政策として掲げられています。市長選挙で上根幹也氏を
  当選させることができれば、新図書館問題に決着をつけることができます。
   必ず当選させましょう。

~案内チラシより~

 東・守山・志段味  ゆとりーろライン沿線図書館合同
     なごやっ子読書月間
         スタンプラリー
           10月13日(土)~11月30日(金)

 スタンプラリーの期間中に、東・守山・志段味3図書館のどこかで
本を借りると、スタンプにブックにスタンプが一つ押してもらえます。
 3つの図書館2つ以上ののうち2つ以上の図書館でスタンプを3つ集めて
くれた人は、記念品がもらえます。
 さらに3つの図書館のスタンプを全部集めてくれた人には、それぞれの
図書館で先着20人まで「ゆとりーろライン オリジナルピンバッジ」が
貰えます。 図書館で本を借りてスタンプを3つ集めましょう。
  ※乳幼児~中学生まで参加できます。
         お出かけはゆとりーろラインで
          共催:名古屋ガイドウエイバス(株)

 今まで、図書館単独で、又は指定管理図書館間(中村・富田:ホーメックス)で
スタンプラリーを実施したことがありましたが、今回は管理運営形態の違いを
超えて、ゆとりーろバス沿線の図書館が連携して取り組むという、ある意味
ユニークな試みと言えるでしょう。しかしちょっと仕組みが分かりにくい所が
難点です。「3つの図書館のうち2つ以上の図書館でスタンプを3つ集めてくれた人」
というのは、よく読まないと意味が分からないのではないでしょうか。スタンプ
ラリーに参加できるのは「乳幼児~中学生」とありますが、子どもに限定する必要は
ないと思います。ゆとりーろバスは敬老パスが使えるのですから、全ての世代を
対象に実施した方が得策と思います。また3つの図書館の中間には「小幡緑地
公園」があるのですから、公園内で地域の団体と協働して合同イベントを企画
し、そこでもスタンプがもらえるようにすれば、ラリー参加者を飛躍的に増やす
ことができるのではないでしょうか。記念品にしても「先着20名にオリジナル
ピンバッジ」というのはショボすぎます。寄附を募る等して、もっと魅力的な
「景品」?を用意すべきでしょう。

~案内チラシより~

     第3回あいち図書館応援団交流会のご案内

 
 下記の日程で、第
3回あいち図書館応援団交流会を開催
  しますので、ご出席をお願いします。

 

■日時&場所: 平成301027日(土)  10時~15時 

    

1.午前の部 10時~12時  豊橋駅前まちなか活性課4階

             豊橋市松葉町210(徒歩5分) Tel0532-558101

                豊橋駅東口から左に降り、みずほ銀行から精文館書店

                を右手にときわ通りを抜け、道路を渡る。50m先左側。          

 

2.昼の部  12時~13時   豊橋駅前周辺

   

3.午後の部 13時半~15時 豊橋市中央図書館3

        豊橋市羽根井町48(駅西よりタクシー5分)Tel0532-31-3131

 

 ■プログラム:

 

【午前の部】

1.豊橋市の図書館とまちなか図書館計画について 

      伊藤弘道さん(館長補佐)

 田中久雄さん(まちなか図書館整備推進室主幹)

   2.あいち図書館応援団 現状報告&意見交換

      小牧市、江南市、名古屋市、豊田市など(依頼中)

 

 【昼の部】まちなか図書館工事現場と近辺見学

 

【午後の部】

   1.豊橋市中央図書館 見学 案内 伊藤弘道さん

2.あいち図書館応援団 現状報告&意見交換

      小牧市、江南市、名古屋市、豊田市など(依頼中)

      

■詳細等お問合せは

    酒井 信  umemori3@js4.so-net.ne.jp

     豊橋集会担当:渡辺則子 watanabe@toyohashi-noriko.net 

                 携帯090-8545-8900 (豊橋市南栄町空池168


 ~豊橋市 まちなか図書館について~※ 豊橋市HPより

まちなか図書館の整備については、再開発事業において当該エリアの拠点性を高め、 中心市街地の一層のにぎわいの創出とステイタスの向上を図るため、再開発ビルに導 入することを第2期計画に位置づけたものです。 第2期計画の策定時に再開発ビル内への公共施設の導入を検討するなかで、豊橋市 図書館整備構想における豊橋駅東口地域への図書館整備を目指すという考え方と、魅 力的な公共空間を整備し、中心市街地のにぎわいに広がりを持たせるという考え方が 合致し、まちなか図書館の導入を決定しました。 まちなか図書館は、市民に身近なものとするため、快適さや使いやすさを追求し、 中心市街地に来た人が気軽に立ち寄ることのできる施設として整備を行います。さら に、商業・サービス業などとの融合を図り、その立地を生かした魅力あるサービスを 提供することにより、多くの人が行ってみたいと思う図書館として、来街者を増やし、 回遊を生み出し、にぎわい創出に寄与できるよう整備を行うものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

~さいとう議員質問要旨・答弁(杉崎教育長)~

Q:  名東図書館の蔵書数については、アクティブライブラリー構想に
 よると現在より3万冊以上減らされることになる。少なくとも現状の
 冊数を維持することが、図書館機能を充実させる絶対必要条件と
 思われるが、いかがお考えか。
  ※ 名東図書館は第1ブロック内に位置しているが、アクティブ
  ライブラリー構想によればコミュニティライブラリー(蔵書数7万冊程度)
  となる事が予想されています。

A: 現在第1ブロック内の図書館ネットワークをどう整備するのか
 検討中であり、名東図書館がどうなるかは現時点では言えない。

Q: 日頃から利用者のそばにいて、利用者がどんな本を探しているのか、
  読まれているのか一番知っているのは、それぞれの図書館で仕事を
  している司書であり、将来的な展望を見据えての図書館方針や計画を
  立てる重要な役割を果たしています。指定管理図書館では、市民の
  要望に沿った選書が出来ないのではないですか。
  ※現在名古屋市の指定管理図書館の選書は担当モニター館(鶴舞中央
   図書館、瑞穂図書館、中川図書館)が行っています。
A: 選書はモニター館単独で行っているわけではなく、指定管理業者の
  司書とも協力して行っている。

Q:   千種図書館は、今年で築50年となり、耐震性が低く、2015年には
  土砂災害特別警戒区域にも指定され、今年の豪雨災害・地震災害を
  考えると一刻も猶予のない状況です。施設整備の方向性の検討状況は
  どうなっていますか。千種区民の多くは地下鉄駅に近い場所への移転
  改築を求めていますが、具体的に進展がない理由は何ですか。
   移転・改築の時期を明らかにして下さい。
A: アクティブライブラリー構想の決定を受け、現在第1ブロック内に
  於いて、利用者アンケートの実施、有識者からのヒアリングを行う
  事になっており、その結果を踏まえて今後の方向性を判断したい。

 さいとう議員は質問の中で共産党が千種・名東両区で実施したアンケート
結果について以下のように紹介しました。

  アクティブライブラリー構想に関しては、構想の存在すら知らなかった
 人が名東区64%、千種区で65%とほぼ3分の2の方にしか認知されていない。
  内容を知っていた方は約11%にすぎなかった。毎月図書館を利用して
 いる人でも約14%の方しか内容を知らないとの回答だった。利用者からは
 「現在の蔵書数でも充分とは言えないのに、構想通り、蔵書数を減らして
  しまうと図書館の魅力がなくなってしまう」「もともと名東図書館には
  読みたい本が少ない」「子どもはその場にある本の中から選ぶことが
  ほとんど。図書館に本がある事が大事」などの意見が寄せられたほか
  千種図書館については「ベビーカーでは行けないので、そういったことを
  考慮したつくりにしてほしい」「駅から遠くて不便」「勉強するスペース
  が少ない。階段が多くしんどい」「現在の建物は時代にあっていない」等
  厳しい指摘が目立ちました。

~京都市立図書館HPより~

ジュンク堂書店京都店と京都市図書館のコラボ企画
『「本のもり」を巡って~図書館と本屋さんのコラボレーション~』について


 京都市図書館では,子どもの読書活動の推進について,関係団体の皆様と「子どもの読書活動推進のための懇談会」を設け,協議しています。その懇談会において,子どもに読んでもらいたい本を各年代別に30冊選んだ,ブックリスト「本のもり」(「赤ちゃん編」「幼児編」「小学校低学年編」「小学校中学年編」「小学校高学年編」「中学校編」の6種類)を作成しました。
 この度,「子どもに本を届けたい」という気持ちを同じくする書店と連携し,ブックリスト配布のご協力と,児童書売場にて,リスト紹介本を用いた企画を実施していただけることになりました!
  1. 実施期間 9月21日(金曜日)から10月19日(金曜日)

  2. 場所 ジュンク堂書店京都店5階 児童書売場

  3. 内容 絵本・読み物・YA(ヤングアダルト)コーナー各書棚に該当の「本のもり」リストと図書を展示

お問合せ先
(公財)京都市生涯学習振興財団 財団本部総務課企画係
電話:075-802-3145(京都市図書館担当)

 名古屋においても昨年まで10年間にわたり「名古屋ブックマーク」の
名称で本に関わる業界団体の連携イベントが実施されてきましたが
諸般の事情で昨年で終了となってしまいました。その気になれば様々な
連携活動が可能と思うのですが、お互いが、ライバル関係にある指定管理
図書館が増加している現状では望み薄です。

    ★ 図書館を考える東区の会からのお知らせ

 私たちは、この間「図書館の現状と名古屋市の計画」「図書館の
役割と利用の仕方」「アクティブライブラリー構想」などについて
「市政出前トーク」の開催も含め、学び交流してきました。
 その中で、受け身ではなく私たちが主体的に「こんな図書館を!」
と声を挙げていくことが大切だと知りました。
  どんな図書館がいいのだろう!
 「子どもも大人も活字離れが進んでいる」と言われる一方、中日新聞
夕刊連載の「朝の読書」や「読み聞かせ会」などの地道な取り組みや、
電子図書、喫茶コーナーのある図書館など様々な模索が為されています。
 今回は、読み聞かせの実践や、埼玉県三芳町立図書館に携わった松本氏を
交え、「こんな図書館を」をテーマに交流します。
※ よみ愛・読書のまち三芳町
    貸出冊数 一人当たり年間11.2冊 2016年埼玉県第1位   
           名古屋市:4.7冊
   日時: 9月22日(土) 午前10時~12時
   会場: 東区図書館集会室
   資料代: 100円  問合せ: 中島  090-5616-0555




 



 




 名古屋市議会では各定例会ごとに、市議の皆さんに聞いてもらいたい
テーマについて市民が「名古屋市議会3分間演説」を行う場が設けられて
います。今回、9月26日午前10時から第3委員会室で「指定管理者制度を
拡大した市立図書館の運営の問題点」に関し、スピーチすることになり
ました。3分間という短い時間、質疑応答もなし、議事録にも載らないという
制度上の不備がある事から、会を追うごとに「演説者」は減り続け今回
教育こども委員会での発言者は1人だけ(定員7名)とのことです。
※3分間演説の制度そのものをなくす動きもあるようです。

 ~スピーチの趣旨~
  昨年4月から名古屋市は「経費削減と民間ノウハウの活用による効率的
運営」をうたい文句に、それまで志段味図書館1館のみで実施されてきた
指定管理者制度について「1館のみでは評価できない。複数の業者による
指定管理を試してみたい」として志段味を含め、中村・富田・緑・徳重
図書館5館に試行を拡大した。「名古屋市の図書館を考える市民の会」は
原則利用無料の社会教育施設である図書館に指定管理制度はなじまないこと、
収入を上げられない図書館運営で利益を上げようとすれば人件費を削る以外の
手立てはなく、また短期間で運営者が入れ替わる指定管理者制度の下では
図書館サービスの劣化は免れないとして当初から反対の立場を明らかにし、
教育委員会、議会に対して働きかけを続けてきた。
 指定管理者制度を拡大したこの1年間の運営状況を見れば、リニュアールを
行なった緑図書館を除き、いずれの図書館においても、利用者数、貸出冊数に
おいて直営時代よりも減少させるという結果を招いたばかりか、「経費削減」
効果に至っては、「市民の会」が提出した公開質問書の回答の中で3社とも
削減金額は無回答、不明と答え、市が当初アピールしていた点が全く実を挙げて
いないことが明らかになっている。市は図書館協議会に指定管理図書館の
運営状況に関し「検証」を諮問したが、諮問以後半年以上経過するも検証を
どのように行っていくかについて協議会の議論が混迷し、未だ検証作業は
始まっていない。
「市民の会」としては、制度を導入した「市」主導による検証は公正さと
いう点からみて疑念を持たざるを得ないことから市民の立場で独自検証を進めて
いくつもりである。指定管理者制度を承認してきた議会としても、市民の代表と
いう立場から、制度運営の実情について議論を深めていただくことを要望する。


~案内チラシより~

 2017年野間児童文芸賞 受賞作家からお話を聞く会

    山本悦子さんの作品の世界
     「作家がつくるファンタジーとリアリティー」

  講師: 山本 悦子氏
  日時: 10月21日(日) 午前10時~11時半
  会場: ウインクあいち 1008号室
     愛知県産業労働センター 名古屋市中村区名駅4-4-38
  参加費: 1000円
    申込み後1週間以内に下記に振り込んでください。
     ゆうちょ銀行  口座番号 00800-1-127237
             加入者 東海子どもの本ネットワーク
             通信欄  第96回サロン講演会申込
  定員: 40名(定員になり次第〆切)
    申込: FAX  052-801-5794
       kon18115@mb.ccnw.ne.jp(  ともに近藤洋子)
  主催: 東海子どもの本ネットワーク
   山本悦子さんの作品
   「夜間中学へようこそ」「神隠しの教室」等
 ※FAX  の方は以下の項目を記入して上記番号へ送信してください。
  Eメールの方は以下の項目と「第96回サロン講演会申込」と記入して
  上記アドレスへ送信してください。
    〇月〇日 申込  名前:
             連絡先(電話番号)

         ☆ 「小牧平和県民集会」のお知らせ

   いよいよこの夏にも、小牧基地はF35 戦闘機の整備拠点となろうと
  しています。アジア太平洋地域のF35が結集してくる危険性が指摘
  されています。小牧市に新たな米軍基地をつくらせてはなりません。
   ブルーインパルスの曲芸飛行は航空法違反と告発し、今年の飛行は
  中止となりました。市民の声と運動が、大きな影響力を与えた結果です。
   今年の小牧集会に「戦争をする国づくり」を許さない声を」結集しま
  しょう。

    日時: 9月30日(日) 午後0時半~
    会場: 小牧市・市之久田公園 名鉄小牧線小牧口駅から西へ徒歩15分
      スケジュール: 12時半~ アトラクション
              13時15分  集会
              14時~   デモ行進
    主催: 小牧平和県民集会 連絡先: 052-931-0070

~案内チラシより~

 やっぱり図書館が大事 Part27
     子どもの読書と学びを考える
      ~公共図書館と学校図書館を通して~

 大阪府子ども文庫連絡会は、これまでに塩見昇氏を何度もお迎えし、
学びを重ねてきました。今、子どもと本を取り巻く状況は大きく変化
しています。これまでを振り返り、これからの活動につなげていく
ために、公共図書館・学校図書館研究の第1人者でいらっしゃる塩見
昇氏のお話をお聞きしましょう。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

  日時: 10月9日(火) 午前10時~午後3時
  会場: 大阪市立中央図書館 5階 大会議室
       大阪市西区北堀江4-3-2   06-6539-3326
  参加費: 無料 資料費100円
  内容  第1部  講演会  午前10時~12時(定員250名)
     講師:塩見昇氏(大阪教育大学名誉教授:日本図書館協会顧問)
   プロフィル
     1960年  大阪市立図書館に司書として入職
     1971年  大阪教育大学専任講師
     1980~2002年  大阪教育大学教授
     2005~2013   日本図書館協会理事長

      第2部  交流会  午後1時~3時 中会議室(定員60名)
      公共図書館・学校図書館について話しあいましょう。
  主催: 大阪府子ども文庫連絡会
  共催: 大阪市立中央図書館
  後援: 大阪府教育委員会

  ※名古屋でも11月25日に学校図書館をテーマにした塩見昇氏の
   講演会を企画しています。詳細が決まり次第案内します。

    ◆ 参考資料
    「名古屋市の図書館を考える市民の会」が教育長宛てに提出した
   要望事項と回答等は以下の通り

 

市立小中学校への学校司書配置に関する要望書に対する回答

 

 Q① 現在の学校司書配置校32校においては、今後も学校司書配置を継続すること

A① 少しでも多くの子どもたちに学校司書のいる学校図書館を体験してもらい、読書活動を活性化したいという考えのもと、全市的視野に立ち、学校司書の配置を進めているところです。今後、継続配置の年数も含め検討してまいります。

 

Q② さらに、学校司書配置を来年度以降も積極的に進め、全ての小中学校に、早期に配置すること

   平成2911月の子ども教育委員会での教育長答弁で「他都市例を参考に全小中学校への学校司書の効果的 ・ 効率的な配置に向けしっかり検討してまいります」とありました。検討結果はどうなっているか?

A② 他の政令指定都市の配置状況を踏まえながら、全小中学校への学校司書の配置について検討しているところです。

 

Q③ 募集期間を早くする。12月までに

2月申込み、3月結果では受験生に迷いを生み、いい人材は得がたい。

A③ できるだけ早い時期に募集を開始したり、  関係団体等と連携したりすることで、人材の確保に努めてまいりたいと考えております。

 

Q④ そのために「学校図書館図書整備等5か年計画」を満額活用して予算の確保をすること

A④ 全小中学校への配置に向け、必要な予算の確保に努めてまいります。

 

Q⑤ 学校司書の資質向上に努めること

A⑤ 今後、学校司書連絡会(研修)の実施回数の増加や、学校図書館に係る関係団体等との連携により、学校司書の資質向上に努めてまいります。

※ この回答に対して「市民の会」の会員の方から以下の感想が寄せられています。


 一読したところ、私が最も気にかけていたの回答。やはり、学校司書のたらい回し的配置、または、複数校兼務が懸念されますね。

 

  学校図書館の機能とそれを支える学校司書の果たすべき役割についての認識が、教育委員会の方々もう一つなのかもしれないと思います。「本が読める」ことは基本です。しかし、そこから主体的な創造活動ができるようになるには、新たな学びが必要な気がします。それが、アクティブ・ラーニングと表現されているものなのでしょう。

 

「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)を子どもたちに求めるならば、そのための条件整備として学校図書館が不可欠です。そういう学校図書館とは、こういうものなんだと、目に見える形で示すことが必要です。ここが、教育委員会は弱い気がします。今は、しっかりした学校図書館を作り上げていく端緒についたばかりです。

 

ここで、できるだけたくさんの子どもたちに、という理由で、今の少ない予算内での、小手先のいい加減な配置を進めてしまっては、学校司書さんは本来の仕事ができず、学校図書館そのものの認識を誤らせてしまいます。

ひいては、公共図書館に対する認識も間違ってしまいかねません。

 

そう考えると、今、教育委員会がするべきことは、現在の配置校で、少なくとも5年以上の積み上げをし、本来の学校図書館にしていくための見通しを立てることではないかと思うのです。

 

そのためには、教育予算そのものを増やすことは絶対だ、という方向を堅持することが必要です。

 

実は、それが確実に予算獲得をしていくための一番の近道になるのではないでしょうか。

 


 

 中村・富田図書館を指定管理しているホーメックスに対し
「名古屋市の図書館を考える中村区の会」が問い合わせていた
「利用者懇談会」開催の件に関し以下の回答がありました。

1.弊社は現在、業務が多忙を極めており、速やかにご対応することが困難な状況でございます。

  懇談会につきましては少し先になり恐縮ですが、12月上旬を予定しております。

  約一月前から図書館内に掲示及び弊社の中村図書館HPで告知を予定しておりますので

  よろしくお願い致します。

2.3月に指定管理者の独自アンケートを実施しました。懇談会時に開示させていただく予定です。

 

  この「回答」について、中村区の会としてどうするかは次回の会で
  相談する
ことにしているそうです。「懇談会」開催にそんな手間暇が
  かかるもの
とは思え
ません。どうしてそんなに多忙なのか聞いてみる
  必要があると思われます。

 「業務が多忙」とのことですが、何か特別忙しい事情でもあるのでしょうか。
   ひょっとするとスタッフの多くが退職してしまい、仕事のやりくりが大変に
   なっているのかもしれません。「名古屋市の図書館を考える市民の会」に
 対する回答も業務多忙のためヴィアックスの回答をコピペしてしまったの
 でしょう。独自アンケートを3月に実施しながら結果の公表は9ヶ月後の
 12月。こんな調子でまともな図書館運営ができていると言えるのでしょうか。
 このままホーメックスに指定管理を任せておいて大丈夫なのか、はなはだ疑問です。
     公開質問書の回答の不明部分は「懇談会」の場で聞けばよいと思っていましたが
 3ヵ月も待っていられないので「公開再質問書」の提出も検討することにします。
 図書館協議会も指定管理図書館の運営のあり方について「検証」するため、
   指定管理図書館の「見学」を実施することが話し合われていましたが、図書館
  協議会の「見学」も業務多忙を理由に延期を申し出る積りなのでしょうか。
 そんなことできるわけないですよね。
 

  ※ 「中村区の会」がホーメックスに対し提出していた「照会文」は以下の通り
 

2018年度の利用者懇談会等について(照会)

 

 日頃の貴社の企業努力には、中村図書館を利用するものとして敬意を表するものです。

昨年度は、「中村図書館利用者の会」と2度の懇談の機会を設けて頂きありがとうございました。私たちは、この度「名古屋市の図書館を考える中村区の会」として新たにスタートしました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 さて、昨年度の懇談会においてお願いしておりました中村文化小劇場発行の「赤い鳥居通信」に図書館の情報を掲載して頂けるようになり誠にありがとうございました。学区により通信が届かず回覧されないところもあり、これは今後の課題かと思っております。

また、新年度には「告知をして利用者懇談会を年1回位開催する」とのお話しでした。今年度は、「いつ、どのように告知をして開催」されるのでしょうか。また、「利用の状況も実数で増加している」とのことでした。開館日数や開館時間を増やされましたが、名古屋市の図書館全体に利用は伸びていないようで残念なことです。

私たちは、毎月、図書館について学習して、どうしたらより多くの市民が利用しやすい図書館になるかと話し合っています。そこで、下記のことについてご教示ください。お手数ですが、9月15日までに、文書又はメールで回答を頂きたいのでよろしくお願い申し上げます。

 

 

1.  今年度の利用者懇談会はどのように告知し、いつ頃開催を予定していますか。

 

 2.昨年度末に貴社が実施したアンケート調査の結果に寄せられた利用者のご意見を教えて下さい。また、公表されるものと考えていましたが、公表されなかったのでその理由を教えて下さい。

   


  


~「会報」より~

 俳優座劇場プロデュース公演  共催:名古屋市文化振興事業団

 裁判劇の最高峰、必見の舞台!
  「裁判員」制度が導入された日本の私たちにとっても
  他人事でなくなった。「陪審員制度」を描いた裁判劇の
  古典的名作。今回は、個性的な実力は俳優が結集し、緊迫の
  舞台を創ります。

 スラム街の住人で19歳の有色人種の青年が父親を殺した容疑で逮捕
された。酷暑日の蒸し暑い、雨まで降ってくる中、扇風機も回っていない
陪審員室で12人の男たちは審議を始める。当初スラム街に住む有色人種の
青年に偏見をもつ
11人の陪審員は、有罪と評決する。しかし一人の陪審が
無罪を主張したため審議が始まる。一つ一つ証拠とされたものについて
再検討が行われ、息の詰まる、話し合いの中では商人たちの人格・人生が
浮き彫りにされ、胸が熱くなるような人間ドラマが、展開される。
 真の民主主義とは何か(暴力ではなく話し合いで解決すべきこと、拙速な
多数決ではなく、少数意見を大切にして全員が納得することで、とことん
話し合うことの大切さ)が語られる。

  日時: 9月20日(木)午後7時
      9月21日(金)午後1時半
      9月22日(土) 午後2時   上演時間:2時間10分
  会場: 名古屋市青少年文化センター:アートピアホール
       問合せ: 名古屋演劇鑑賞会 052-932-3739

       ☆ 「戦争体験を聞く会」(みずほ九条の会)開催のお知らせ

        日時:9月29日(土) 午後1時半~
        会場:瑞穂生涯学習センター美術室
       お話:青木正雄さん(平和遺族会)
   ~プロフィール~
    ペリリュー島で父親が戦死(33歳、正雄さん2歳)
    遺品の「血染めの日章旗」が、69年後に米国から戻ってきた
    ことをきっかけに、ペリリューの戦いについて調査・研究を
    進める。2015年には現地を訪れ、追悼と調査を深め、現地の
    色々な人との交流も果たした。
     ※入場無料 連絡先 見崎さん 052-841-8302

~日経流通新聞~

 読者の獲得へ、人口知能(AI)を活用する動きが拡がっている。
 出版取次大手のトーハンは、おススメの本を紹介するAIシステムを
書店に設置。新潮社は新人作家のキャッチコピーをAIに考案させた。
 AIには意外な結果が得られる面白さがある。出版不況の中、書店に
客を呼び戻すきっかけになるかもしれない。
 トーハンは目の前の客の姿をカメラで捉え、その人にピッタリな
書籍を紹介する機能を持つAI書店員「ミームさん」を開発した。
AI書店員は売り上げに貢献している。設置後5週間の動向を分析した
ところ、推薦した約50冊の販売数は従来と比べ3.4倍となった。AI書店員
利用者の22%が書籍を購入したという。
 AIは思いもよらなかった新たな本との出会いを提供できる。利用者からは
「普段読まない本が表示され、読書の幅が広がる」といった声があがる。
 現在は首都圏の一部店舗だけだが、トーハンの仕入れ企画推進室の吉村
さんは「今後は設置を増やしていく。何百台も導入できれば店舗ごとに
顧客層や好まれる書籍の傾向などデータ分析に利用できる」と話す。
 一方、小説のキャッチコピーをAIに考案させた新潮社は新人作家の
宿野かほるさんの作品「はるか」でAIと編集者との対決クイズを実施した。
 全八問で、AIが作ったコピーを見破るとプレゼントに応募できるという
ものだ。「はるか」のテーマはAIと純愛。そこからAIにコピーを考案させる
アイデアが生まれた。コピーは電通と静岡大学が共同開発したコピーライター
AIのAICO(アイコ)が作った。新潮社出版部の西山さんは「将来はAIに
小説を書かせてみたい」という夢を膨らませている。

 「AI書店員」が活躍するとなると、近い将来「AI司書」の出現もアリですね。
 それこそ「民間ノウハウの活用」と称しTRCが開発?指定管理図書館に
 導入される日も近いかも知れません。

~カウントアウェアネスポータルより~
  ※ 「名古屋市の図書館を考える中村区の会」は本陣小学校跡地に建設が予定
    されている新中村区役所に保健センターが併設予定となっていることから
    保健センターに「絵本コーナー」の設置を求める要望書を提出しましたが
    以下の情報は参考になりそうな事例と言えます。
 

2018年10月1日、生涯学習センター(図書室)等との複合施設として女川町(宮城県)の新庁舎が開庁

東日本大震災による津波で全壊した宮城県・女川町の新庁舎が、2018年10月1日開庁します。

新庁舎は、生涯学習センター・保健センター・子育て支援センターとの複合施設で、庁舎1階に位置する生涯学習センターには、開架3万冊・児童書1万冊・閉架4万冊からなる図書室があり、開庁にあわせ10月1日からサービスが開始されます。



名古屋市長 様

 

名古屋市の図書館を考える中村区の会

        代表  伊藤政子

 

新中村区役所に併設予定の中村保健センターへの要望書

 

 平成34年度に本陣地域に移転新築される中村区役所には、中村保健センターも併設されると伺いました。

 高齢者の人口が多い中村区ですが、若い世代の区民にも利用しやすい施設、暮らしやすい中村区になってほしいと考えます。

 そこで、乳幼児健診が実施される保健センターが今よりも若い世代にとって喜ばれる施設として整備して頂きたく、下記のように要望するものです。

 

 

1.    保健センターの待合に、乳幼児が安心してハイハイしたり、寝転んだりできる20畳ほどの畳敷きのスペースを用意してください。

 

2.    赤ちゃん絵本や幼児向けの絵本、子育ての本を100~200冊程設置してください。

 

3.    3・4か月検診の赤ちゃんに、名古屋市の図書館利用カード(登録済み)を配布してください。保護者は確認できるので図書館と事前に連携してください。

 

4.    すべての乳幼児健診で読み聞かせができるように、図書館と連携してください。

 

(理由)

 現在、中村保健センターの待合は、広いスペースがありソファーが置いてありますが、乳幼児が寛いで待つにはとてもおそまつな状況です。若いお母さんと赤ちゃんや子どもたちが、ゆったりと検診を待つことができるスペースが必要です。

 また、3歳児検診の際にボランティアの方が図書館から派遣されて、本の読み聞かせをしています。日程があえばということで現在は7割くらいの実施と伺いました。

 ブックスタートという運動があります。0歳の赤ちゃんの時から絵本で楽しく暖かいひとときを持ってもらおうと、1992年に英国で始まった運動で、日本でも2000年の「子ども読書年」を機に全国の市町村に広がった運動で、2018731日現在1029自治体で実施しています。

名古屋市では中川区、天白区で実施されています。この運動では、本来絵本を配布するものですが、たとえ配布をしなくとも、赤ちゃんの時から、検診の時に絵本に触れ、お話を聞く機会があり、同時に図書館の利用者になれる機会が身近になれば、これはまた図書館利用の拡大にもつながるものと考えます。

 第3次名古屋子ども読書活動推進計画でも、「はじめての本との出会い事業の実施」として、

(1)          絵本の紹介冊子の配付

保健所で実施される乳幼児健診において、保護者に図書館が作成した絵本の紹介冊子を配付し、子どもが乳時期・幼児期から読書に親しむことの大切さを啓発します。

(2)          読み聞かせ等の実施

保健所で実施される乳幼児健診において、親子に図書館の読み聞かせボランティアによる絵本の読み聞かせを実施し、親子が一緒に読書を楽しめる機会を充実します。併せて図書館の登録申込書等を配付し、図書館利用の拡大を図ります。

とあります。

*本来のブックスタートでは、「絵本の紹介冊子」ではなく、絵本そのものを配付します。

また、「登録申込書」よりも、赤ちゃんも立派な図書館利用者ですから、「図書館利用カード」を配付すべきです。登録に必要な保護者は保健センターですでに確認できますから、図書館と事前に連携すれば利用カードを配付することも可能です。「読み聞かせも赤ちゃんの時から実施」すべきです。

3歳児検診だけでなく、0歳児検診の時から実施できるよう図書館と連携してください。

 ※ 参考資料:長浜市(滋賀県)HPより
  
        「ブックスタート」とは何でしょうか?
 
 地域に生まれたすべての赤ちゃんに絵本をプレゼントし、絵本を通じた赤ちゃんと保護者 のコミュニケーションを促していく運動のことです。 長浜市では、生後4か月の健診で 図書館職員やボランティアが絵本の読み聞かせをおこ ない、ひとりひとりの赤ちゃんに絵本が入った「ブックスタートパック」を手渡しています。

        ブックスタートボランティア養成講座
 
日 程   全4回 (下記のとおり)  日  時 内   容

第 1 回 11 月 6日(月)  ブックスタートって何?   (NPO ブックスタート 職員)

第2回 11 月 10 日(金)  乳幼児の発達と乳児健診      (長浜市健康推進課 職員)
第3回 11 月 20 日(月)  ボランティア活動について   (長浜市社会福祉協議会 職員)
             赤ちゃんと楽しむ絵本     (図書館 職員)
第4回 11 月 22 日(水)  ブックスタート見学・先輩ボランティアとの交流会
       ※ 時間はすべて 13 時 30 分から 15 時 30 分まで 
 
会 場   第1回~第3回 長浜市立虎姫図書館(宮部町)
    第4回     保健センター高月分室(高月町渡岸寺)
 
定 員   20 人 (申し込み先着順・定員になり次第募集を締め切ります。)
 
対 象   以下のすべてを満たす人
①講座終了後、「ブックスタートボランティア」として活動していただける人  
②全4回の講座すべてに参加できる人(都合の悪い日がある方はご相談ください)
③18 歳以上の人 
 
 
   講座後の活動

●活動内容:健診会場での読み聞かせや説明、ブックスタートパックの手渡し ●活動日 :月3回(平日午後)の生後4か月健診 実施日 (ご自身の予定に合わせて活動していただけます。)  ●活動場所:長浜市保健センター2か所(小堀町・高月町渡岸寺)※どちらかでも可   そのほか、ブックスタートパック作りや、生後10か月健診での絵本のおはなし、 赤ちゃん向けおはなし会での絵本の読み聞かせなど、活動の場所は様々です。
平成 29年度 つなごう!子どもと本~「けやきっ子プロジェクト」~

申し込み  10 月 30 日(月)から 市内6図書館のカウンターまたは電話で
受け付けます


     ◆ 「中村区の会」は中村図書館を指定管理しているホーメックスに対しても

       以下の「照会文」を送付しています。

 

2018828

ホーメックス㈱名古屋支店長様

中村図書館 館長様

 

 

名古屋市の図書館を考える中村区の会

代表 伊藤政子

 

2018年度の利用者懇談会等について(照会)

 

 日頃の貴社の企業努力には、中村図書館を利用するものとして敬意を表するものです。

昨年度は、「中村図書館利用者の会」と2度の懇談の機会を設けて頂きありがとうございました。私たちは、この度「名古屋市の図書館を考える中村区の会」として新たにスタートしました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 さて、昨年度の懇談会においてお願いしておりました中村文化小劇場発行の「赤い鳥居通信」に図書館の情報を掲載して頂けるようになり誠にありがとうございました。学区により通信が届かず回覧されないところもあり、これは今後の課題かと思っております。

また、新年度には「告知をして利用者懇談会を年1回位開催する」とのお話しでした。今年度は、「いつ、どのように告知をして開催」されるのでしょうか。また、「利用の状況も実数で増加している」とのことでした。開館日数や開館時間を増やされましたが、名古屋市の図書館全体に利用は伸びていないようで残念なことです。

私たちは、毎月、図書館について学習して、どうしたらより多くの市民が利用しやすい図書館になるかと話し合っています。そこで、下記のことについてご教示ください。お手数ですが、9月15日までに、文書又はメールで回答を頂きたいのでよろしくお願い申し上げます。

 

 

1.  今年度の利用者懇談会はどのように告知し、いつ頃開催を予定していますか。

 

 2.昨年度末に貴社が実施したアンケート調査の結果に寄せられた利用者のご意見を教えて下さい。また、公表されるものと考えていましたが、公表されなかったのでその理由を教えて下さい。

   
※ 「利用者懇談会」の開催に関しては守山区でもTRCに対し開催を
申し入れており現在日程調整中です。
   現在発売中の「出版ニュース9月中旬号は「名古屋図書館を考える
市民の会」が指定管理業者に送付した公開質問状に対するTRCの
回答を掲載しました。 
   紙面の都合で「ホーメックス」「ヴィアックス」の回答は紹介
されませんでしたが、回答を掲載している当ブログを案内
してくれました。
 公開質問状に対する回答に関しては、質問に答えていない所、
具体性に欠けるところ、さらに聞きたいことが満載?なので、
利用者懇談会が実現すればより実のある懇談が可能になると
思います。また指定管理図書館以外の図書館に於いても利用者
懇談会の開催を求めていきます。
  
  

  

 本日開催された名古屋市議会教育こども委員会では図書館に関する
3件の請願案件の審査が行われましたが全て「保留」扱いとされました。
 理由:いずれも、更なる慎重審議?が必要なため。

保留扱いとなった請願案件は以下の通り
 1、千種図書館を考える会  
     千種図書館の新築等を求める件
   ・耐震の心配があるため、安全・安心な建物にすること
   ・誰もが安心して利用できるババリアフリーすること
   ・建物全体を広くすること。また常設の自習室、会議室、親子で
    くつろげる部屋、機器活用スペースなどの設置がある図書館に
    すること。
   ・移転・新築に当たっては駅に近い場所に設置すること
   ・移転・新築に当たっては意見や要望が反映されるワークショップを
    開くこと。
  ※昨年の段階では星ヶ丘近辺を候補地として新図書館を建設する意向との
   ことでしたが、今年に入ってからは、その話は全く聞かなくなってきて
   います。
 2、名古屋市の図書館を考える市民の会
     アクティブライブラリー構想の件
   ・図書館運営に関して新たな施策を実施するに当たっては、市民に対し
    丁寧な説明を行うとともに、市民の意見を聞くこと。
   ※アクティブライブラリー構想に関してはまず第1ブロックから手を
    つけると何度も繰り返し答弁していますが、利用者アンケートの実施
    ワークショップを開催するとしているものの、具体的道筋は未だ
    見えてきません。
 3、千種区・名東区・守山区・東区の図書館を考える市民の会
   名古屋市図書館の縮小及び民間活力の導入を止めることを求める件
   ・名古屋市図書館の縮小及び民間活力の導入を止めること。
   ・千種図書館、名東図書館、及び守山図書館を速やかに建て替えること。
   ・市民の声を聞いて図書館づくりをすること。

  ☆ 本日、午後、瑞穂文化小劇場で文化小劇場・図書館外壁ヒビワレ問題
 (コールドジョイントが原因)に関する3回目の説明会が開催されました。
   先日の台風21号襲来により、新たに今までとは異なる2ヵ所から漏水が
  発生したとの事。漏水の原因かハッキリしないため対症療法で対処する
  しか手立てがないそうです。
   今でも痕跡が目立つ外壁の「化粧直し」に関しては、出席された
  建築士の方が1昨日撮影された外壁のスライドを紹介、昨年よりも傷痕の
  劣化が進行しているのではないかと指摘、日東建設は調査してみたいと返答、
  後日文書で報告するとのことでした。一方、市側は「漏水に関しては
  修繕がなされた。見た目は最善とは言えないが、業者にはヒビワレ箇所
  だけでなく、全面塗装もしてもらったので、それ以上のことは求めない」
  との態度、これに対し出席者からは「アジア大会のメイン会場となるエリア
  内にあり、大会期間中はイベント会場となる可能性のある施設でもあり、
  傷痕の目立つ現状を放置するわけにはいかないはず。傷痕をカモフラージュ
  する手立ても含め、どのような化粧直しができるか知恵を絞るべき」との声が
  だされました。今後については業者側からの報告を見たうえで、市民サイドと
  してどう対処していくか議論していきます。
  
  
  
  
   
 

こども未来館計画で直接請求 ( 小牧市政を変える会HPより)

山下市長の『思いつき計画』が進む

 山下市長は2017(H29)年5月再開発ビルラピオに『こども未来館』をつくると突然公表しました。この計画は、小牧市の最上位計画である『第6次小牧市総合計画』にもなく、2017年2月に山下市長が行った市議会での平成29年度市政方針でも触れられていない『思いつき計画』です。

市民の意見を聞くこともなく『思いつき計画』が進む

 『市民の誰もが参加でき、自由に発言できる』説明会等は一度も開催されていません。

パブコメ 全てが反対意見でも『思いつき計画』が進む

 小牧市が実施したパブリックコメントでは前代未聞、すべての意見が反対(否定的)でした。

市議会、まともな議論無く『思いつき計画』が進む

 小牧市議会には24名の議員さんがいます。3月議会では5名の議員さんが反対されましたが、まともな議論も殆どされず、設計等の予算が議決されました。

私たちの街小牧市のことは私たち小牧市民)が決める

 『思いつき計画』を一旦白紙に戻して、小牧市民が賛成なのか反対なのか聞いてみよう。

 小牧市政をかえる会は『子ども未来館』の賛否を問う直接請求・住民投票の準備を進めます。

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こども未来館で不可解な契約 マンガ版

山ちゃん登場します。

会員の方に漫画を描いてもらいました。

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 ※ 小牧の状況については9月2日付当ブログをお読みください。
  

 

 ~「図書館雑誌」8月号より~

    高齢者が活躍する場としての図書館
    -つづき図書館ファン俱楽部の活動から  若杉隆志
      ※ 以下は若杉さんが寄稿した文章の要約です。

1、「協働」から「協創へ」
 「つづき図書館ファン倶楽部」は図書館を応援する会員数20数名の
 市民グループです。年代は30~70代と比較的バランスがとれています。
  はじまりは2000年3月に横浜市図書館が開催した都築区政5周年記念
 シンポジウムの際、公募に応じた市民サポーターが立ち上げた準備会
 です。以来図書館と協働し、その魅力を広く市民に知らせる活動をして
 います。きっかけは当時の図書館長からの呼びかけ。「生まれも育ちも
 協働です」これがキーワードです。会の名称を「つづき」としたのは
 都筑図書館の応援だけでなく、地域全体の図書館・読書環境を視野に
 入れてのことです。区内読書マップの作成や「つづきっこ読書応援団」
 (TDO) 「つどおうJiJiBaBa隊」を立ち上げるなど、広げること、つな
 ぐことを意識しています。会と図書館との市民協働は、2012年にステージ
 を一歩進めました。新たに三つの市民団体を加えて「都筑図書館から未来
 を描く協働の会」(TMEK) この時も、きっかけは図書館長さんからの
 提案でした。TMEKでは毎月の定例会をベースにイベントの企画・実施、
 図書館の外部評価、図書館の魅力づくりなどの取り組みをしています。
  私たちは「基本的に下請けはしない」というスタンスをとっています。
 協働のエンジンは相互の「協力と提案」。Win-Winの関係づくりを目指して
 います。図書館との議論では時に、もどかしさを感じたり、緊張関係になる
 こともありますが、それも含めて協働だと考えています。
  会のスタンスとしてもう一つ「無理なく楽しく」についても触れます。
 無理と楽しさの幅はメンバーそれぞれ。関心と時間と相談しながら活動に
 参加する。そうは言っても図書館と協働する場面では自ずと決め事や
 ルールは必要になります。それはTMEKというプラットフォームであり、
 図書館の協働担当との日常的コミュニケーションになります。長年の活動で
 築いてきた図書館と市民との信頼関係を協働からさらに一歩進め、協創の
 図書館づくりを夢見ています。

2、TDO、つどおうJiJiBaBa隊のこと
 TDOは発足以来、企画部会、学校部会、勉強部会と活動領域を広げています。
 中でも最近注目されているのがJiJiBaBa隊。着実にメンバーが増えています。
  図書館で月に1度行っている「絵本を読んであげますよ~」、地区センター
 や高齢者施設での読み聞かせ・手あそび等活動は具体的でシンプル。50歳以上
 なら誰でも参加OKという緩やかさもいいようです。地域の孫たちが楽しむ
 のを見ることで自分も楽しくなる、絵本は大人にも生きる力を与えてくれます。
  つづき図書館ファン倶楽部の活動から子ども(TDO)が生まれ、そこから
 JiJIBaBa隊が生まれたのもなんとも愉快です。

3、高齢者の地域活動参加
  ここ横浜市・都筑で市民と図書館員とが同じテーブルでイベントの企画運営
 や図書館の在り方いついて意見交換する場が用意されていることは、とても
 大事なことだと思っています。図書館は寄り場として、居場所として、社会
 参加する場として、高齢者を元気にし、高齢者が活躍できる公共施設だと
 思います。全ての高齢者の徒歩圏に図書館があったら、きっと高齢社会の様相は
 もう少しよくなるのではないかと思っています。もちろん図書館においては
 高齢者だけが元気で活躍しているわけではありません。地域にあって図書館は
 あらゆる世代を元気にし、活躍できうる力を持っています。
  4月にうれしい報告が届きました。2016年のつづき図書館の受賞に続き今年は
 TDOが子どもの読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受けました。
  地域ぐるみの読書活動や図書館と市民との協働の積み重ねが評価されたもの
 として率直にうれしいです。課題は色々ありますが、市民の視点から、子ども
 から高齢者まで地域と共にある図書館づくりに向けて無理なく楽しく活動を
 続けていきたいと思います。

  若杉さんは「図書館はもともと資料を共有しシェアする場。数ある公共
 施設の中でも市民協働がよりマッチする場」とも指摘。まったくその通り
 と思うのですが、その「考え方」が全く通用しないのが名古屋の図書館
 です。つづき図書館ファン倶楽部の活動に学んで名古屋でも頑張らなくては
 いけないのでしょうが、現時点では図書館側に「市民との協働」などという
 発想は微塵もないのですから、都築図書館のように、うまくいくことは考え
 られません。ではどうすればよいのか。何はともあれ「指定管理者制度」及び
「窓口業務委託」を止めさせなければ何事も始められないことは確かです。
 
  ※「図書館雑誌」8月号では「図書館員のおすすめ本」のコーナーで
  名古屋市立山田図書館の鈴木崇文氏が登場、「故宮物語 政治の縮図
  文化の象徴を語る90話」を推薦しています。氏によると「本書を
  取り上げた隠れた理由は、巻末の故宮の歴代役職者インタビューで
  語られる運営方針の変化や職員の意識が、日本の公共図書館を考える
  上で面白いと感じたから」だそうです。短い推薦文なので何が「面白い」
  のか説明されていないのですが、鶴舞中央図書館には1冊在庫されて
  いるので一度読んでみたいと思います。昨日の当ブログで「認定司書」
  の方のインタビューを紹介しましたが、名古屋市図書館には全国で
  150名しか資格者がいない中、田中敦司氏(北図書館)橋武志氏(南陽
  図書館)の2名の「認定司書」が在籍しています。お二人が認定司書の
  立場から、
名古屋市の図書館についてどう考えているか、知りたい
  ものです。

      ★ 9月11日(火)午前10時より名古屋市議会教育こども委員会で
    この間保留となっていた図書館に関する請願案件3件の審査が行われ
    ます。傍聴は午前9時から議会事務局で受付開始です。
   ※ 同日午後2時より瑞穂文化小劇場で「瑞穂文化小劇場・図書館」の
   外壁ヒビワレ問題について住宅都市局(営繕課)による「説明会」が
   行われます。(参加自由)施工業者(日東建設)も出席します。

  

  

 9月5日付当ブログで「魔女っ子司書と図書館のたね」を紹介
しましたが、その本の中で、宮城県第1号「認定司書」となった
村上さつきさんが図書館で働くことについて以下のように語って
います。

ー認定司書になられた理由を聞く前に、なぜ司書になったのか教えて
 ください。
 当時、青森県内の一般企業に勤めていましたが、1年後に閉鎖される
 事になり、改めて人生を考えました。青森市に新たに図書館が出来たのを
 機に足を運ぶようになりました。書棚を見ると面白くて、探していた本
 以外も気になって、自分の世界が広がる感じがしました。まったく新鮮で
 幸せな感覚。「図書館っていいかもしれない!この世界を知っているのと
 知らないのでは人生が全く変わる」 直感でした。そして図書館に関わる
 仕事がしたいと思ったのです。

ー資格を取られた後は順調に図書館畑を歩かれてきたのですか。
  まず、青森市の図書館で業務委託という立場で勤務しました。業務委託
 ですので、自治体側と事業者側での細かいルールが存在します。正規職員と
 も仲よくした方がよい運営ができると思うのですが、規則で禁止されている
 というジレンマと、結果的に業務が好転しないという状況がありました。
  東京の公共図書館で直接雇用の非常勤職員として8年ほど勤務しましたが
 常勤職員、非常勤職員、委託スタッフが混在するという環境でした。図書館
 のことは非常勤の方がよく分かっていましたが、クレーム対応等全てのことに
 責任を負うことは出来ませんし、立場の違いでお互い理解し合うのが困難
 だったこともあり、ジレンマを感じていました。

ーその後、大崎市図書館の新館計画の段階から採用され、新たな挑戦が始まり
 ましたね。大崎市を受けようと思ったのはそれらのジレンマを感じていたと
 いう理由もあったのでしょうか。
  正規職員として働きたかったからです。「こんな図書館にしよう!」という
 将来的な展望を見据えての図書館方針や計画が立てられるという事は、とても
 魅力的です。

ー「認定司書の玉手箱」(郵研社)の中で「覚悟を持って仕事に打ち込みたかった
 から認定司書をとろうと思った」とありましたが、大崎市で働き始めてから取得
 されましたね。
  私が不安定な身分であっても司書を続けてこられたのは、司書という仕事に
 やりがいを感じていたからです。非正規だといつまでも働けるという保証は
 ありません。認定司書は業界内でも賛否両論ありますが、一定の条件をクリア
 してその肩書を持つことで「図書館に恥ずかしいものを絶対に出せない!」と
 いう覚悟と責務を意識しました。認定司書を取ったからといって優秀だとか
 優遇されるとかいうものではないし、認定司書でなくても素晴らしい仕事を
 されている方もたくさんいます。ただ認定司書の作った図書館、認定司書が
 いる図書館とみられた時に、それなりの責任が伴うのは当然だと思います。

ー資格を取られた時の周囲の反応はどうでしたか。
 「うわっ!」と驚かれたかな。それ以外は特になかったです。認定司書は現在
 全国で135名しかいません。私が取ったことで、周囲の人たちにどんどん
 チャレンジしてもらうきっかけになればと思います。特に非正規の方には、
 自分から視野が広がるような挑戦をして、自信をもって仕事に取り組んで
 ほしいから、積極的にチャレンジしていただきたいです。それに雇用時の
 強みになるかもしれませんからね。

ー昨年大崎市図書館はオープンしました。オープンに当たって大変だった点や
 気を配られた点など教えてください。
  これまでほとんどの市民は図書館を利用していませんでした。利用登録率は
 人口の一割程度で約9割の市民が利用していない状況でした。オープンとなると
 多くの市民が足を運んでくれる可能性は大きく最大のチャンスでした。だから
 その時が勝負どころで「図書館って使える」「図書館って面白い!」と良さを
 発見してもらわねばなりませんから、はじめて来る人達に、心に響く棚を心がけ
 しました。従来の利用者も大切なので、両方のバランスに考慮したつもりです。

ー具体的にどのようなことをされたのでしょう。
  選書に関しては現物での選書を広げたかったので、業者に頼んで来てもらうだけ
 でなく、東京や仙台の書店へ行って自分の足で探しました。図書館は置いてある
 もので決まります。図書館の棚にある本に魅力がなかったら利用者は手にとり
 ませんから、選書は重要です。配架に関しては、これまで単純にNDC順に並べて
 いましたが、実用書のコーナーを設けたり、幅広い分野の本がある事を知って
 もらいたいので、棚の見せ方も工夫しました。これら総合的に考慮し準備して
 も、なお魅力的な響く棚にするには、日々の研鑽が必要です。

 ーその他、図書館サービスで力を入れている点はあるでしょうか。
  障害者サービスの充実が目標です。図書館にどのような本が並んでいるか
 歩いて体感できるようにと思い、試行的ですが,棚の脇に大きな点字をつけ
 ました。あとは、図書館二階にテイーンズフロアを独立させました。二階が
 テイーンズだけで大丈夫かとの声もありましたが、本離れ、図書館離れが
 加速する年代ですから、彼らの居場所という意味合いも込めてそうしました。

 ーサービス向上のアイデアやセンスはどこから来るのですか。
  よい図書館は状況や環境によって様々ですから、百様の良いがある事を
 理解しないといけない。人によって響くところが違いますし、一つひとつの
 選択や判断など小さなことの積み重ねに尽きると思います。大崎市図書館の
 場合、夕刊を、意識的に購入し始めました。この地域は、夕刊を一般家庭
 には配達しないので、家庭で出来ないことは図書館でできるよという差別化
 をしています。小さなこと、細かいことですが、こういった配慮が必要では
 ないでしょうか。

ー認定司書である村上さん。ズバリ司書とはどのような仕事だと思いますか。
  利用者の世界を広げるための手助けをする仕事だと思っています。
 司書として好奇心をなくさないようにしたい、新しいものは次から次に
 出てくるし、流行にも敏感でいたいし、新たな挑戦もしていきたいです。

ーでは最後に図書館と司書の未来についてどのように思われますか。
  明るいといいなと思います。正規、非正規を問わず司書をあきらめないで
 頑張っていきましょうと言いたいです。そうすれば明るくなるんじゃない
 でしょうか。それから、公共図書館と出版業界の間で新刊本を貸し出す
 ことの是非が議論されていますが、共存が大事かなと思います。それと
 公共図書館が一時的な流行で終わってしまうのでは困ります。某図書館
 (ツタヤ図書館のことか?)に関心が集まっていますが、これを機に
 色々な図書館を見てもらい、その重要さに気付いてほしいものです。
  そうすればこれからの図書館は明るくなるのではないでしょうか。

  この本は名古屋市図書館7館に配架されていますが、今日時点で貸出0
 という状況です。最近、図書館をテーマとする本の出版が続いているの
 ですから、ただ「総記」の棚に配架するだけでなく、特別のコーナーを
 作る事も必要ではないでしょうか。直木賞作家の門井慶喜さんや「君の
 膵臓を食べたい」がベストセラーになった住野よるさん等、図書館を題材と
 した小説もたくさん出版されているのですから。  

  

 9月11日(火)午前10時より名古屋市議会教育こども委員会で
この間保留となっていた図書館に関する請願案件3件の審査が行われ
ます。

  市議会教育こども委員会で図書館に関する3件の請願審査の
内容は以下の通り。

1、名古屋市図書館の縮小及び民間活力の導入を止めることを求める件
  保留 

[請願項目]

1、名古屋市図書館の縮小・民営化をやめてください。

2、千種・名東・守山図書館をすみやかに建て替えてください。

3、市民の声を聞いて図書館づくりをしてください。

  
2、千種千種図書館に関する請願 ※ 過去6回保留となっています。

   名古屋市内で一番古い千種図書館(47年経過) は坂の上に建って
     おり、特に耐震面で心配です。また階段が多くエレベーターもないので
     お年寄りや子連れなど利用するには難儀です。誰もが気持ちよく利用
     するにはバリアフリーが欠かせません。更に建物全体が古いので、幅
     広い利用ができていません。書架とテーブル席との間隔が狭く、集会室も
     一つのみで、自習,会議,読み聞かせ等をすべてこの部屋で行うしかなく
     準備,後片付けも大変です。他地域の図書館見学もしましたが、その
     差の大きさに胸が痛みます。図書館の役割を果たすのには余りにも貧弱
     です。現在地は、地下鉄東山公園駅と星ケ丘との中間に位置し、両駅から
     遠いだけでなく、特に東山公園駅からは上り坂が続き難儀です。文化発信
     の図書館として、ワークショップを開き市民の意見や知恵を集め、より良い
     千種図書館にしたいと考えます。当局からは「平成22年東山再生プラン」
     で移転改築の予定であったが撤回、対震面で問題があるとともに、バリア
     フリーになっていないこと,面積も狭く、駐車場も少ない等改修,建て替え
     が必要と考えているが決定事案に至っていない。早期整備の方向」との
     答弁をいただいていますが、区民の要望として以下の項目を請願します。

  1、耐震性に不安があるので、安全、安心な建物にして下さい。
  2、誰もが安心して利用できるようバリアフリーにして下さい。
  3、建物全体を広くしてください。常設の自習室、会議室、親子でくつろげる部屋
       機器活用スペース等の施設がある図書館にして下さい。
  4、新築,移転に当っては駅に近い場所に設置して下さい。
  5、新築,移転に当っては市民の意見,要望が反映されるワークショップを
      開いてください。

 3、アクティブライブラリー構想に関する件
 請願事項1「なごやアクティブライブラリー構想について、パブリックコメント
      の実施後の2017年10月にも正式決定するとのスケジュールに捕らわれる
      ことなく、パブコメの内容を十分精査した上で再検討すること」
    審査打ち切り ※ 理由 既に教育委員会で正式決定されてしまって
                いるから!
 請願事項2 「星ヶ丘周辺が候補地として挙がっている新たな図書館の建設に
       ついて、なごやアクティブライブラリー構想とは切り離した上で
       市民に対し情報提供を積極的に行うとともに、早期建設に向け
       具体化を急ぐこと」
    不採択  新図書館建設とアクティブライブラリー構想は一体のもので
         あるから
 請願事項3 「図書館運営に関して新たな施策を実施するに当たっては、市民に
       対し丁寧な説明を行うとともに、市民の意見を聞くこと」
    保留
    ※ 保留扱いとなっている請願事項3に関する審査が行われます。


      

~以下は、8月6日に公表された「要望書」の概要です。

 図書館問題研究会は、図書館の発展を願う図書館員や研究者、住民で
組織する個人加盟の団体です。
 私たちは図書館を教育委員会から首長部局に移管することに反対します。
図書館は教育機関であり、成人の学びは政治的な内容も含むが故に、独立性
の確保が必要です。政治からの独立性を確保することによって、個人の学びや
思想と表現の自由を守ることができます。図書館を首長部局に移管すれば、
住民が自治体の施策を学ぼうとする際、首長の施策に反する内容の資料の
提供制限が危惧され、憲法で保障されている国民の「知る権利」が阻害され
かねません。
 ※ 2012年には「はだしのゲン」、2015年には「絶歌」の収集及び提供に
  ついて首長等による介入や図書館側の自主規制が問題となりました。
  首長部局へ移管するメリットして「予算獲得」や「他部局との連携の容易さ」
 が挙げられていますが「地域振興を目的とする図書館事業の調査」(日本図書館
 協会2016)によれば回答のあった1049自治体の47%で図書館を活用した地域
 振興事業を実施していることが明らかになったように、教育委員会所管にある
 図書館でも首長部局との連携事業は十分可能なのです。また、教育委員会の
 所管で適切な予算措置を行ってその活動が高く評価されている図書館は全国に
 多数存在しています。中教審生涯学習分科会のまとめの中でも、図書館協議会
 や教育委員会が関与することによって、政治的中立性及び継続性・安定性を
 確保することは担保できるとされる一方、その法制化のプロセスについては
 詳細な検討が必要と指摘されています。法体系上の整合性や機構関係が曖昧な
 まま担保措置が講じられることを条件に、教育委員から首長部局への所管移行が
 可能であるとすることには危惧の念を抱かざるを得ません。
  図書館の働きは、地域の資料の継承や、人を育てる営為を含み永続的な活動が
 求められます。こうした図書館の地域社会に資する教育活動は、学校教育と
 同様に教育委員会の元で行われるべきと考えます。図書館が法の理念を尊重し、
 思想表現の自由、知る権利を守る役割を十分に発揮できる機構の維持を求めます。

     ☆ 「瑞穂図書館・文化小劇場」外壁ヒビワレ問題説明会のお知らせ

  開館して3年にも満たないのに、コールドジョイントによる外壁ヒビワレ
 問題が発生した瑞穂図書館・文化小劇場。一昨日の台風襲来の際も去年と
 同じ個所から漏水が発生したとのことです。問題発生の全容に関しては
 不明の点が多く、未だヒビワレの痕跡は生々しく残ったままです。
  漏水が生ずるたびに応急措置を繰り返している現状をどう評価している
 のか、これからどうしていくつもりなのか市に説明を求めます。
   日時:9月11日(火) 午後2時~
   場所:瑞穂文化小劇場
     参加自由ですから、関心のある方ぜひご参加ください。
     説明会には住宅都市局営繕課・施工業者が出席します。
     この問題に関しては「瑞穂図書館を考えるブログ」

2017年:48日、13日、511

2018年:73日付をお読みください。


 「図書館の魅力」を多くの人に知ってもらいたいとの思いで
出版された「魔女っ子司書と図書館のたね」(八巻千穂、斉藤由里香著:
郵研社)※ふたりは、いずれも現役大学図書館司書
 この本の中では、図書館界のレジェンド?と言われている斉藤雅英氏に
対するインタビューという形で、氏の「図書館司書の専門性」に関する
持論が紹介されています。概要は以下の通りです。

ー今の図書館界について思うことは?
 「あいかわらずだなぁ」というのが感想。図書館資料の選定に責任が
 ないこと。大学図書館に限らず館長が図書館の専門職ではないという
 のが一番の問題です。これは昔から変わっていない。未だに公共図書館は
 本の貸し借りをするだけの場所と思われている。それは日本は図書館を
 使う訓練をされてこなかったから。綜合的に見て、日本では図書館員の
 専門職制の確立はまだまだ遠いと言わざるを得ない。

ー日本では専門分野と言っても自分で模索し、開拓するしかないというのが
 現状ではないでしょうか。図書館員に求められる資質とは?
 司書の養成課程を見ればわかるけど、専門職なのに実習が必須ではない
 という状況が有ったり、図書館の勉強に入る基礎要件がバラバラです。
  日本図書館協会がやっている「認定司書」がある程度専門性を保つ
 役割を果たしているとは思いますが、認定司書に認定されたからと言って
 処遇には直接関係して来ない。日本の場合、個人の犠牲的努力によって
 資質を高めることが当たり前になっていますが、限界があると思いますよ。

ーそれではどうすればいいのでしょうか。何かよいアイデアはありませんか。
  アメリカ同様とは言いませんが、日本の図書館員が責任のある、専門的な
 仕事ができる環境の整備が必要です。そのためには、自治体の議会や首長
 教育長レベルでの図書館の存在意義に認識共有や、各自治体の将来構想の
 中で図書館を学校や病院と並んで社会のインフラの一つとして考えなければ
 ならないと思いますよ。先進国ならば図書館も行政の一部としてそれなりの
 機能を果たすべきでしょう。

 -ズバリ図書館員としての心構えを教えてください。
  勉強すること! それしかないです。一つのテーマについて長期的に
 調査・研究を行うこと。調査・研究能力は基礎になくてはならないし、
 結果はどうであれ、自分で経験していないと資料の収集にせよ、分類に
 せよ、レファレンスにせよ責任を持って利用者に情報やサービスを提供でき
 ないと思いますよ。目に見えないですけど、大事なことです。

ー次世代の図書館員へのアドバイスはありますか?
 ある図書館のワークショップで、「次世代型図書館」をテーマにしたものが
 ありましたが、図書館って次世代だけに受け継がれるものじゃないでしょ。
  図書館は世代を超えて情報源を伝達して、持続していくものだから、
 「次世代」とは近視眼的だと思います。文化を継承するという事は、もっと
 長いスパンでの視野が絶対に必要です。だから、最近流行りの娯楽型複合
 施設の一部に公共図書館を嵌め込むやり方には違和感を覚えます。

ー最後に、図書館の未来についてお聞かせください
  明るいですよ!だってスタート地点が低いからね。改善の余地が広く
 大きい。国レベルの図書館環境の整備も必要ですが、これから図書館で
 働きたいと思ったら、国際化の時代ですし、日本の図書館界にこだわる
 必要もない。チャンスがあれば、機会を狙って外に出て仕事をするなり、
 腰を据えてじっくり勉強してくるなり、とにかく若い人にはいっぱい
 光がさしていますよ。そして「図書館は人」だという事を忘れないで
 ほしい。   

~案内チラシより~

  日時: 9月9日(日) 午前9時半~
  会場:岩倉生涯学習センター:名鉄犬山線岩倉駅徒歩2分

 午前9時半~  講演  内田 良さん
     テーマ: 学校の日常を「見える化」する  
          部活動改革から働き方改革まで
   部活・道徳・英語など教師の負担が増える中で、私たちは何をどう
  考えて子どもたちと向き合ったらいいのか、みんなで考えましょう。

  分科会 午後1時15分~3時
   A  小学校英語にどう取り組むか
   B  子どもたちのための道徳教育を
   C  部活動をどうする・どうなる
   
  参加費: 現職教職員 1000円  
       退職教職員・父母・学生・一般  500円
    問合せ: 平野さん  052-835-8097

       ☆ 「読書の楽しみ、書籍の果たす役割」
               講演とシンポジウム開催のお知らせ

  日時: 9月16日(日) 午後1時半~
  会場: 愛知民主会館2階会議室: 地下鉄東山線「新栄」駅 
                  南へ徒歩2分

   第1部 記念講演  「読書の楽しみ、本の力」
     講師:池内 了氏(名古屋大学名誉教授:宇宙物理学)
      池内先生は近年では「科学のこれまで、これから」(岩波書店)
     などで「人間のための科学、文化としての科学」を提唱するなど
     人間の未来が危うい現在、本来あるべき科学を構想し続けています。

   第2部  シンポジウム  午後3時半~
     テーマ: 今こそ民主書籍の普及を
      出版社・書店・読者の皆さんから発言・交流
      基調報告: 田代忠利氏 (日本共産党中央委員会出版局)

         夕食交流会 同会場 18時~ 会費:2000円
           要予約 申込締切り 9月6日
     主催:全国民主書店研修交流会
         問合せ  ほっとブックス新栄
               Tel: 052-936-7551

   

平成30831

豊田市議会

議長 鈴木 章 様

                    陳情者

                団体名 豊田市の図書館を考える市民の会

                       代表 豊田市上丘町村内25

                            杉本はるみ  印

 

豊田市中央図書館の平成29年度指定管理者制度評価の客観性・透明性を求める陳情書

 

【陳情理由】(陳情要旨)

 

豊田市の図書館を考える市民の会は、平成30年6月議会において「客観性・透明性を確保した豊田市中央図書館の評価制度を求める陳情書」を提出しました。教育社会委員会でご審議いただきましたが意見書の提出には至りませんでした。

その際、委員の方から概ね、次のようなご発言がありました。

 

・平成29年度の年度評価が実施され、業務の改善がされている。

・図書館協議会という教育委員会の付属機関が置かれており、評価体制は
十分に整えられ
いる。

・指定管理導入後は、サービスの向上、開館時間の延長、ICタグシステム導入、
システ
ムの更新等、本来の目的である司書率は25.2%から、目標の50%を
超える62.5%と充
実を図っている。

・入館者数は平成28年度に比べ、3万人増、851000人で着実に成果が
  出ている。

3年間、評価を見極めつつ、図書館では、毎年の評価は必要なしと
  考えている。

 

私たちは情報公開制度を利用し、平成29年度の豊田市中央図書館の指定管理者制度に関する報告書等を読みました。また図書館協議会の議事録にも目を通しました。しかし、どちらからも、図書館評価の客観的な根拠がわからず、十分な時間をかけて検討した上での評価と感じることもできませんでした。そこで私たちは、平成308月に外部講師を招き、図書館評価に関する勉強会を行い、茨城県守谷市立図書館の事例も考察しました。

 

 守谷市立図書館は平成28年度から平成30年度まで図書館流通センター・常総ビル整美共同事業体により運営されていますが、今年5月、平成31年度から図書館は直営で運営すると発表されました。

守谷市は、市内施設の指定管理者を評価するために「指定管理者総合評価シート」を作成していますが、さらに図書館についての評価をするために、生涯学習課の図書館担当職員と図書館協議会委員で「指定管理者総合評価追加項目シート」を作成し、追加評価を行いました。(守谷市の評価シートはホームページで公表されています。日本図書館協会は2007年に「指定管理者制度を検討するチェック項目」を出しています。)

 図書館を評価する際、入館者数や貸出冊数は大事な指標です。しかし、数値だけでは量的な評価に偏ります。豊田市中央図書館の司書率が向上したことは評価に値しますが、専門性を発揮した仕事ができているかの評価は難しいものです。質に関する評価をするためには図書館について(研究し)学識を持つ方の視点が必要です。

 

豊田市が作成した年度評価シートは、項目が少なく、それぞれの項目の評価基準の根拠が明確になっていません。

そこで、今後、透明性・客観性を確保した豊田市中央図書館の指定管理者制度評価のため、次の3点を陳情します。

 

【陳情項目】

 

  図書館についての専門家を含む、客観的な評価委員会を組織し、細かな評価項目シートを作成して、評価してください。

  毎年度、評価委員会で豊田市中央図書館の指定管理者の評価をしてください。

  評価シート、評価結果をホームページ等で公開し、また市民への説明や意見を聴取する会を開催してください。

 
 ※ 豊田市の場合、指定管理期間は3年なので来年度は早くも契約切れの年と
 なります。指定管理者募集の際は、応募はTRC・ホーメックスグループ1社のみ
だったので、おそらく佐賀県武雄市図書館(ツタヤ図書館)同様、「運営に
問題なし」として自動更新となってしまうのではないでしょうか。今年度
第1回の図書館協議会の議事録を読むと、中央館は入館者は増えている
ものの貸出数は減少したとの事。交流館図書室等31館あるネットワーク図書館の
貸し出し減少幅が増大していることも問題視されていましたが、学校図書館
との連携同様、異なる運営主体による管理体制ではうまく行くわけがありません。
 恐らくTRCはネットワーク図書館の利用減少にはさしたる関心をもっていない
と思われます。
 ネットワーク館の貸し出し増は中央館の貸出減に直結してしまうので、
ネットワーク館を援助しようという気にはなれないはずであり、またそう
したいと思っても現在の未熟な職員体制ではできるはずもありません。
 (何せ名古屋市の中村図書館の指定管理募集の際、TRCは図書館の指定管理の
経験のないホーメックスに負けているのですから)
 中央館だけでなく指定管理者制度導入により、豊田市の図書館サービスが
全体として前進したのかどうか、後退したとしたら具体的にはどこが問題
だったのか、市民的検証が必要と思われます。(学校図書館との連携の問題点
については2018年7月1日付当ブログを参照して下さい。「今の豊田市では司書を
育てられないので指定管理者制度を導入する」と主張していた市の言い分が
如何に道理のないものであるか、よく分かって頂けると思います)

 「ツタヤ図書館」建設計画が住民投票で否決されてから3年
市は、あたかも住民投票などなかったかの様に約50億円をかけて
新図書館建設を進めようとしています。この間の動きについて
「しんぶん赤旗」が特集記事を掲載したので、その概要を紹介
します。

 市は新図書館のみならず、ラピオ(名鉄小牧駅に隣接した民間
商業者も入居する複合施設)に約21億円を投入して「子ども未来館」
の建設まで計画しています。この動きに対し「小牧の図書館を考える会」
の渡辺代表は「住民投票で示された住民の声を全く無視した計画がどんどん
進められている」と憤ります。住民投票の結果を受けて設置された「新
小牧図書館建設審議会」が昨年が2月市長に対し提出した答申では、管理
運営は「市が主体的に運営する事」を明記。ところが市は建設場所として
審議会委員の「多数意見」(審議会委員の多くは市が任命)を盾に
小牧駅西A街区の建設する方針を発表。現在設計作業が進行中ですが、建設
事業費用は約50億円に膨れ上がっています。「考える会」は空床が出来た
ラピオを活用すれば税金を無駄遣いすることなく図書館を建設できる」と
署名運動を展開、1万人分の署名を集めましたが市長は聞く耳を持ちません。
 さらに市はラピオの空床に市民ニーズも定かでない「子ども未来館」建設
を突如発表(基本構想、設計全てを全国各地でツタヤ図書館を設計している
RIAと随意契約!)。市民にとっては、市の総合計画にもない「寝耳に水」
の計画。市が実施したパブコメでは69件すべてが反対を求めるという前代
未聞の結果となりました。日本共産党も議会でこの問題を追及。新図書館は
ラピオと本館を活用し、未来館は大型遊具施設ではなく子育て世代包括支援
センターとして縮小整備することを提案しています。
 「考える会」の渡辺代表は「こうなったら、もう市長を変えるしかない」
と言います。図書館を考える会のメンバーは今、幅広い市民でつくる「小牧
市政を変える会」に参加し、来年2月の市長選挙で新しい市長を誕生させようと
新たな運動を進めています。※「小牧市政を変える会」は市長選挙の候補者が
決まったことを受け、今月から市内各地で「地域集会」を開催します。
 本日開催された集会には100名以上が参加し、会場は満杯状態でした。
  6月24日の第1回集会には400名が結集、会場の雰囲気は既に選挙モード
 全開、知事選挙と重なる来年2月の選挙選では市民の関心も高まるものと
 思われ、市政転換のチャンス到来です。
f:id:komakilivable:20180829203558j:plain
    ※ 任期満了(来年2月)による小牧市長選挙に前回出馬した弁護士の
   上禰幹也氏(36)が8月30日市役所で記者会見を開き、無所属での
   立候補を表明した。氏は「前回は敗れたが、市民の意思が市政に反映
   されていない現状を変えるために決意した」と話した。名鉄小牧駅
   西側の市営駐車場に建設が予定されている新図書館とラピオに整備
   予定の「子ども未来館」事業を見直し、ラピオ内に新図書館を入れる
   考えを主張。財源の配分を見直し、将来にツケを回さない市政に転換
   させることを訴えた。(8月31日付中日新聞)
   
 市長が変われば、それまでとは「全く異なる風景が見えてくる」ことを示し
たのが今年6月の区長選挙で現職市長候補に勝利した東京都中野区です。

~本日付「しんぶん赤旗」より~
     新区長となった酒井氏は6月の定例区議会で、多数の区民が傍聴する中、
 公約の一端を表明。この中で、平和の森公園、哲学堂公園の再整備計画の
 見直しをはじめ、区立保育園・幼稚園の全園民営化方針の撤回、児童館の
 全廃方針を見直し、機能を拡充し存続すること、1万人アリーナ建設を
 区民参加で再検討することを打ち出しました。さらに中野原水協や被曝者
 団体の働きかけをうけ、平和首長会議に参加することを表明、「ヒバクシャ
 国際署名」にも署名しています。

   
 

~毎日新聞より~

 不登校の現状を発信するNPO法人「全国不登校新聞」が不登校の
当事者や経験者がリリー・フランキー、樹木希林さん等著名20人を
インタビューした「学校へ行きたくない君へ」を出版した。

 夏休み明けの9月1日前後は、子どもの自殺が増える傾向にあり
内閣府が2015年に公表した調査によると1972~2013年の42年間に集計
した18歳以下の日付別自殺者は「9月1日」だけが100人を超える131人
だった。
 今年で創刊20周年を迎える不登校新聞は、創刊当時から夏休みなど
長期休暇明けの子どもに向け「学校に行くのがつらければ休んでいい」
というメッセージを送り続け、子どもの自殺が増えることに警鐘を
鳴らしてきた。
 「学校へ行きたくない君へ」はポプラ社が9月1日前に子どものために
何かできないか」との相談を受け、不登校新聞に掲載したインタビュー
記事を加筆修正、3年がかりで完成させた。
 取材したのは子ども若者編集部の記者で、10代から30代の不登校経験者
たち。「不登校をしていてこの先生きていけるか不安です」「苦しい時に
逃げていいと言われるけど、どこにも逃げるところがありません」など
記者自身がこれからの人生をどう生きればいいのか著名人に悩みを率直に
ぶつけた。
 不登校新聞の石井編集長は「当事者が本気でぶつける質問に著名人が
本気で応えてくれた。ここに生き方のヒントがある」 本のタイトルには
「大丈夫だよ、君は生きていける」という言葉を続けたいと話している。

 ※内閣府の同調査によれば、42年間に自殺した子どもは18048人、
 9月1日次いで多いのは4月11日、99人とのことです。

 鎌倉図書館がTwitterで以下のメッセージを発信したことが話題に
なりましたが、発信のきっかけとなったのは内閣府の調査公表に
触発されてのことでした。

もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。

— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015年8月26日

~案内チラシより~

 ※ 今年度4回シリーズで「みずほシネマセレクション」の上映が
  予定されていますが次回は「オペラ座の怪人」です。先回は前売り
  チケットが完売となっていたので、事前に購入しておいた方が良い
  かもしれません。

    日時: 9月5日(水) 午後2時~
    会場: 瑞穗文化小劇場
    チケット: 全席自由: 800円
    主催: 名古屋市文化振興事業団  チケットガイド:052-249-9347
           瑞穗文化小劇場  052-852-7001

 この企画に連携して瑞穂図書館では以下の展示を行います。
~図書館HPより~
  「ミュージカルを楽しもう!」 8月12日~9月20日
  瑞穂図書館と同じ建物にある文化小劇場とのコラボ企画です。
  瑞穂図書館では、ミュージカルに関連した本を市内各図書館から
  集めて展示します。どうぞお楽しみください。
    ※ 図書館の入り口付近にコーナーが設けられ50冊近くの関連
      書籍が展示されています。

 ☆ 「シネマコレクション」 今後の予定
    12月5日(水)  「アニー」(2014年 アメリカ)
    3月13日(水)   「レ・ミゼラブル」(2012年イギリス)

~案内チラシより~

    図書館を身近な居場所に!
              第4回 図書館を考える東区の会

 私たちは、この間「図書館の現状と名古屋市の計画」「図書館の
役割と利用の仕方」「アクティブライブラリー構想」などについて
「市政出前トーク」の開催も含め、学び交流してきました。
 その中で、受け身ではなく私たちが主体的に「こんな図書館を!」
と声を挙げていくことが大切だと知りました。
  どんな図書館がいいのだろう!
 「子どもも大人も活字離れが進んでいる」と言われる一方、中日新聞
夕刊連載の「朝の読書」や「読み聞かせ会」などの地道な取り組みや、
電子図書、喫茶コーナーのある図書館など様々な模索が為されています。
 今回は、読み聞かせの実践や、埼玉県三芳町立図書館に携わった松本氏を
交え、「こんな図書館を」をテーマに交流します。
 ※ よみ愛・読書のまち三芳町
    貸出冊数 一人当たり年間11.2冊 2016年埼玉県第1位   
           名古屋市:4.7冊
   日時: 9月22日(土) 午前10時~12時
   会場: 東区図書館集会室
   資料代: 100円  問合せ: 中島  090-5616-0555

 ~三芳町HPより~
三芳町では長年、図書館、学校、保育所他さまざまな施設や地域で、子 どもの読書活動推進に力を注いできました。文部科学省からも「子ども読 書活動優秀実践図書館」として、平成 14 年と平成 26 年の2度に渡り表彰 されました。 この伝統をさらに推し進め、赤ちゃんからお年寄りまで誰もが生涯にわ たり読書に親しみ、読み合う喜びを共有できる心豊かな「よみ愛・読書の まち」となることを目指します。
 
 
              よみ愛・読書のまち宣言 三芳町
 
武蔵野台地のみどり豊かな三芳町で、わたしたちは、手を携えて子ども の読書活動を推進しています。読書でつながる人の輪が広がっています。
 わたしたちは、読書の力を信じます。読書はわたしたちの創造力と心を 豊かにし、心の扉を世界に開きます。本を読み合うことであたらしい絆も 生まれます。 わたしたちは、三芳町を、赤ちゃんからお年寄りまで誰もが生涯にわた り読書に親しみ、本を読み合う喜びを共有できるまちにします。本を読み 合うことで人々が結びつき、愛と夢と知性にあふれた心豊かなまちとなる ことを目指し、ここに「よみ愛・読書のまち」を宣言します。
 
1.赤ちゃんを愛情豊かに育てる家庭での読み聞かせを大切にします。
1.おはなしを夢中で楽しめる幼児期に、絵本や本をたくさん読んであ げます。
1.朝読書(あさどく)・読み聞かせ・ブックトークで、読書に親しむ 子どもを育てます。
1.親子・きょうだい・夫婦・家族で、本を読み合う家読(うちどく) に取り組みます。
1.毎月23日を「よみ愛・読書の日」と定め、家庭・学校・図書館・ 職場・地域で、読書や読み合いを楽しむ人の輪を広げます。                (平成28年4月26日議決)

 昨日のブログでは特に南図書館の問題について触れましたが
名古屋全館の利用状況は以下の通りです。

7月度利用統計  数字は対前年同月比

          入館者数    利用者数    貸出冊数

鶴舞        ―7.3      ―7.3     ―6.3

千種        ―6.5      ―2.1     ―2.3

東         ―0.1      ―4.7     ―4.9

北         ―7.3      ―8.6     ―7.5

楠         ―7.1      ―6.9     ―5.6

西         +18.4      ―6.2     ―6.9

山田        ―9.0      ―7.7     ―7.9

中村        ―12.9      ―4.4     ―4.3

瑞穗        ―9.2       ―4.4     ―3.7

熱田        ―2.7       ―3.3     ―4.3

中川        ―4.5       ―4.8     ―3.8

富田        +1.7        ―5.3     ―7.2

港         ―3.0       ―5.2      ―6.5

南陽        ―5.6       -6.7      ―5.6

南         ―12.3       ―11.1     ―9.5

守山        ―3.9        ―5.7     ―6.0

志段味       ―1.1        ―4.9     ―5.6

緑         +7.1        ―3.5      ―2.9

徳重        ―3.4        ―5.8      ―6.8

名東        +7.8        ―3.1      ―2.5

天白        ―7.3        ―3.5      ―3.8

合計        ―3.2         ―5.4      ―5.2

 

 見てのとおり全体としてほぼ同じような利用状況(南図書館は別格)
指定管理図書館と直営館も大した差はありません。改めて何のために
指定管理者制度を拡大したかが問われています。

 このところ名古屋市の図書館の利用状況に関しては、指定管理
図書館の動向に注目してきたのですが、直営館の中でも異常に
利用を落としている図書館があります。それは南図書館のことです。
 とにかくここ3か月の利用状況は看過できるものではなく、7月に
入り利用低迷に歯止めがかかるどころか利用減に拍車がかかっています。
 ちなみに南図書館はその業務の大半をホーメックスに委託しています。
  委託業者のスタッフはマニュアル通り働くことだけが求められている
 ので共に図書館運営のあり方について話し合うことは出きません。業務委託を
 止め、全て直営に戻すことを検討する時期と言えます。

 ここ3ヵ月対前年比で見てみると ( )は全館平均
          入館者数    利用者数    貸出冊数
   5月    ー8.2(ー0.5)  ー7.3(ー3.0)  ー5.6(ー3.1)
         ワースト2    ワースト1 
   6月    ー5.6(2.9)   ー4.8(+1.8)  ー2.8(+1.9)
         ワースト1    ワースト1   ワースト2
   7月    ー12.3(ー3.2)  -11.1(ー5.4) ー9.5(ー5.2)
         ワースト2     ワースト1   ワースト1

  すべての利用指標で3ヵ月連続マイナス、7月は猛暑だったとはいえ
  10%前後落ち込んでいるのは南図書館だけです。
   中身も問題です。(  )は瑞穂図書館です
           入館者数    利用者数    貸出冊数
    7月     19297(27207) 9891(15990) 33217(53177)
         ※ 人口は南区の方が約3万人も多いです。
    利用者数の内訳をみると、さらに悲惨な状況となっています。
    7月  利用者のうち: 幼児450(1297) 小学生1292(2405)

  数字だけ見て比較するのは問題かも知れません。しかし同じ名古屋の
 図書館でこれだけの差が付いた状態を放置しておくことは許されません。
  大阪市長の様にペナルティーを課すという事ではなく、なぜこうなって
  しまったのかについての分析が必要です。「名古屋市の図書館を考える
  市民の会」は毎年実施している利用者アンケートについて、内容・方法を
  見直して実施することを要望しましたが、鶴舞図書館の返事は見直す考えは
  ないというものでした。利用者満足度を中心とするアンケートは来館者
  のみを対象としたもので有り、そもそも図書館を利用していない人、来館を
  止めてしまった人に関しては調査していません。南図書館に関しては利用者
  懇談会を開催して、現状を率直に報告するとともに、利用者の声を真摯に
  聞く対応が緊急に求められていると思います。
    


 以下は会議の概要です。

723日世話人会以降の動き~

724日  中村区の会が定例会

725日  1学年複数学級に満たない学校を適正規模でないとし、来年度から

15年かけて学校統廃合を進める計画をまとめた市が、各区で説明会を開始。

パブコメを経て今年度末に正式決定の予定。

727日  TRC・ヴィアックス・ホーメック3社に対し公開質問書を送付

     ・志段味図書館駐車場、市が利用が少ないとの理由で売却を計画している

ことが発覚。

730日  「市民の会」として、市長・教育長宛てに「学校司書に関する要望書」を

       提出

     同日  市職員組合と2020年度からスタートする「会計年度任用職員問題」で

         懇談。今年度中にも「制度設計」が固まるものとみられることから

         今秋に学習会を開催する方向を確認

82日  南区新婦人南区支部が「教科書カフェ」を開催(20名)

88日  中村区の会が「東部まちづくりの会」の案内で緑区の「ユメリア」を

      見学(中村区役所建て替えに関連して)

815日  ・指定管理3社から「回答書」届く。ホーメックスがヴィアックスの回答

       を「コピペ」か?

      ・鶴舞中央図書館・図書館協議会が「市民の会」が提出した要望書に対し

       回答

      ・教育委員会が「学校司書に関する要望書」に対し回答

 

~協議事項~

 ・「公開質問書」の回答についての評価及び今後の対応について(鶴舞からの回答も含め)

   3社からもれなく「回答」が届いたことは一定の成果

  ただ内容的には  ・未回答部分が目立つ 利用を減らしていることについての分析無し。
・経費削減の具体的金額については3社とも明らかにせず。

           ・具体性に欠け、何をいっているのかよく分からない箇所が目立つ。

民間活用による効率的運営に関し具体的記述無し。
・ 労働条件の改善に関しては
具体策なし。

  今後の対応: ・鶴舞中央図書館に対し、要望書の回答及び指定管理者の回答に
          関する評価を含め話し合いを申し入れる。
         ・各区図書館に対し「利用者懇談会」開催を申し入れる。
          指定管理図書館については、公開質問書の回答に関しても
          議論する課題とする。
 

  

 ・「会計年度任用職員」制度発足に向け、学習会を実施することについて

   今年度末には「制度設計」を終えるとしているので、今秋には「学習会」を
   市職労と連携して取り組む。 

 ・「学校司書に関する要望書」への回答の評価及び今後の対応について

   「回答」のほとんどは「検討中」というもので有ることから、具体的中身に
    関して教育委員会に「懇談」を申し入れる。 

 ・志段味図書館駐車場売却問題への対応について
   この問題を機に以下の要望を9月市議会に請願する。

  

               要望書

名古屋市図書館の駐車料金に関し以下の点に関し要望します。

 

1、現行30分まで無料、それ以降は300円としている駐車料金を2時間まで無料とするよう図書館条例を改正する事。

(要望趣旨)

現在名古屋市の図書館では、図書館条例により、30分までの駐車は無料ですが、それを超えると300円の料金が課せられています。図書館は日常的に利用する施設なので、300円と雖も勿体ないという事から、車で来館する多くの方が30分以内の利用を強いられています。30分では落ち着いて本を選んだり、貸出不可の新刊雑誌に目を通している時間などありません。市外の図書館はその多くが駐車全日無料です。そのため名東区、天白区などでは多くの方が長久手、日進市の図書館を利用しています。そもそも公共図書館の利用は無料が原則のはずです。今、図書館は単に本を借りる所ではなく、館内で市民が交流、学習可能な滞在型施設となることが求められています。現在の図書館の駐車料金はそうした時代の要請にまったく合致していません。全日無料化が理想ですが、充分な駐車スペースの確保が困難な現状に鑑み2時間まで無料とするよう条例の改正を要望致します。

 
     ~各区の動き~
  8月28日  中村区の会定例会
  9月11日  瑞穗図書館・文化小劇場外壁ヒビワレ問題説明会(住宅都市局)
         午後2時~ 瑞穗文化小劇場:参加自由
  9月22日  東区の会 埼玉県 三芳町立」図書館に」携わった松本氏を迎え
        懇談会開催  午前10時~12時


 本日付朝日新聞には「居場所としての図書室の役割」について考え
させれる記事が二本登場しました。

 ~投稿欄  52歳 無職男性
 
                今居場所が見つからない君へ!

 私は中学生の頃から無気力でした。勉強嫌い、人嫌い、将来なんか
どうでもいい。グレることしか思いつかず、高校では無気力に拍車が
かかり、授業中はお昼寝タイム。そんな私に両親は向き合ってくれず
信頼できる友だちもおらず、教室も居心地は良くありませんでした。
 その中、唯一ホッとできたのは図書室でした。真面目に読書なんか
したりしません。昼休みや放課後に入り浸っては適当に立ち読みして
いました。今、学校に居場所がなくて悩んでいる君へ。世界はとても
広いです。居場所が見つかるまで繭の中にいてもいいのではないで
しょうか。
 遅くなっても、きっと自分の世界は見つかるはずです。

 「教育」欄
       歌手・俳優:中川翔子さん(33)

 -東京出身の中川翔子さん。一人っ子で小学校時代は大好きな絵を
描くことや、漫画の話で友達と盛り上がった。そんな彼女が中学に
進学すると。 以下は本人談

 グループが出来てちょっとでも変なことを言うと「何あいつ」って
一瞬で変わっちゃう。クラスでは浮いてしまって「キモイんだよ!」と
言われて、一人で過ごす休み時間は教科書の整理で忙しいフリをしたり
図書室に隠れたり。悩み過ぎて吐いているところをみられて「ゲロ
マシーン」ってあだ名を付けられて本当にしんどかった。
 でも学校に行けなくなったって大丈夫。ちょっと避難するだけ。
 いま読んでいる本や、聴いた音楽、見つけた「これ好き」って
 思えることが栄養になって返ってきて返ってくれる日があると。
  今の私は断言できます。夢の種まきだと思って、しんどい時こそ
 逆に「これが好き」って言ってみて欲しい。

~文部科学省HPより~

学校図書館の機能・役割

(1)児童生徒の「読書センター」及び「学習・情報センター」としての機能

○ 上のような目的を持つ学校図書館の機能については、従来より、児童生徒の「読書センター」機能及び「学習・情報センター」機能という2つの柱を持つものと捉えられてきた。この2つの機能の発揮を通じて、学校図書館は「学校教育の中核」たる役割を果たすよう期待されている。

《児童生徒の「読書センター」としての学校図書館》

※ 学校図書館は、児童生徒の創造力を培い、学習に対する興味・関心等を呼び起こし、豊かな心をはぐくむ、自由な読書活動や読書指導の場である「読書センター」としての機能を果たす。
~ 学校教育の一環として、すべての子どもに、本を選んで読む経験、読書に親しむきっかけを与える。
~ 子どもたちが、自由に好きな本を選び、静かに読みふける場を提供したり、様々な本を紹介して、読書の楽しさを伝える。

《児童生徒の「学習・情報センター」としての機能》

※学校図書館は、児童生徒の自発的、主体的な学習活動を支援するとともに、情報の収集・選択・活用能力を育成して、教育課程の展開に寄与する「学習・情報センター」としての機能を果たす。
 ~図書室で、図書館資料を使って授業を行うなど、教科等の日常的な指導において活用される。
 ~教室での授業で学んだことを確かめ、広げ、深める、資料を集めて、読み取り、自分の考えをまとめて発表するなど、児童生徒の主体的な学習活動を支援する。
 ~利用指導等の取組を通じ、情報の探し方・資料の使い方を教える。
 ~児童生徒が学習に使用する資料や、児童生徒による学習の成果物などを蓄積し、活用できるようにする。

(2)教員のサポート機能

○ 学校図書館の計画的な利用とその機能の活用(学習指導要領(総則))は、各教科等を通じ、どの教員にも求められる。指導の改善・充実のため、それぞれの教員が、学校図書館の機能を有効に活用するスキルを身に付けていくことが大切である。

○一方、学校図書館法において、学校図書館は、教員のために図書館資料の収集・整理・保存、供用を行う施設としても位置付けられている。

○ 教科書指導のための研究文献や教師向け指導事務所、教材として使える図書などを集めて教員が使えるようにしたり、こうしたと書資料のレファレンスや取り寄せ等のサービスを行ったりする教員のサポート機能も、学校図書館が本来行うべき重要な役割の1つである。

○しかしながら、少なくともこれまでの学校図書館については、このような機能が十分にはっきされてきたとは言い難い実態がある。

(3)その他の機能

○ 学校図書館については、上の(1)、(2)のような本来の機能以外にも、学校の中、地域の中で多様な機能を発揮している。

ア 子どもたちの「居場所」の提供

○昼休みや放課後の学校図書館は、教室内の固定された人間関係から離れ、児童生徒が一人で過ごしたり、年齢の異なる様々な人々とのかかわりを持つことができる場となる。児童生徒がこのような学校図書館を、校内における「心の居場所」としていることも少なくない。

○ また、放課後の学校図書館は、放課後の子どもたちに安全・安心に過ごせる場を提供することともなっている。

イ 家庭・地域における読書活動の支援

○学校図書館を、学校の児童生徒や教員だけでなく、地域住民全体のための文化施設として有効に活用できるようにすべきとする要請も多くなっている。

○このような要請の下、例えば、

  • 家庭と連携して読書活動を進めるため、親子貸出しの実施など、保護者等の学校図書館利用を可能とする取組や、
  • 学校図書館を地域住民全体の文化施設と位置付け、放課後や週末に、他校(他校種の学校)の児童生徒や地域の大人にも開放する取組

などを通じ、地域における読書活動の核として、学校図書館の施設等やその機能の活用を図っている例もある。

    文科省も学校図書館については、その多様な機能の一番目として
「子どもたちの居場所の提供」を挙げています。名古屋市は他の
政令指定都市と比べ、学校司書の配置が圧倒的に遅れています。
昨年度からようやく小中学校への配置がはじまったものの、その数は
学校数の1割以下、32校に過ぎません。そもそも全校配置に向けた
タイムスケジュールさえ作っていないのです。しかも学校司書は
1年契約の有期雇用(更新は2度まで)年間労働時間は700時間以内と
され、年収は70万円に満たないという恐ろしいばかりの劣悪な雇用条件
です。


~案内チラシより~

 日本型IR(総合型リゾート)とは国際会議場。展示施設などの
MICE施設、ショッピングモールや美術館などのリクレーション施設
ホテル、レストラン、劇場・映画館、テーマパーク、スポーツ施設
スパなどとカジノを含んだ一体となった複合観光集客施設です。
 大村知事は「インバウンドを取り込む」とセントレアにIRをよび
込もうとしていますが、国会審議の場では「カジノ法」と呼ばれ
「ギャンブル依存症」への懸念が問題になっています。
 海外ではIRの収益の大半がカジノ収益です。果たしてそんなに裕福な
外国人観光客が殺到するでしょうか。逆に日本人がアメリカのカジノ
資本にお金を吸い取られてしまう恐れはないでしょうか。ギャンブル
依存症が問題となっていますが、パチンコ好きと依存症はどう違うの
でしょう。専門家を招いて市民学習会を開催します。

   日時: 8月26日(日) 午後1時半~
   会場: 愛知県司法書士会館(熱田区新尾頭1-12-3)
              Tel: 052-683-6686
   内容: 講演 鳥畑与一(静岡大学教授)(平井宏和弁護士)
          ギャンブル依存症とは(西山仁:精神科医)
   主催: 愛知カジノを考える会

                             ☆市政出前トーク」のご案内

         ― 長期未整備公園緑地の見直しについてー
<相生山緑地>
日時;2018 年8 月30 日(木)、18:30~20:30
場所;相生コミュニティーセンター(2 階集会室)
*どなたも参加できます。
―――――――――――――――――――――――――――
「長期未整備公園緑地の都市計画の見直しの方針と整備プログラム」
(第2 次)がH30 年(2018 年)3 月に10 年を経て改定されました。
○この相生山緑地はどのようになってゆくの? ? ?
○どのように整備されていくの? ? ?
■その変更された内容・理由などの説明を聞く会です。
■疑問に思うことなどを名古屋市の職員が応えてくれます。
(名古屋市からは緑地事業課と都市計画課の職員が出席)
★ 身近な問題です。お知り合いの方にもお声を掛けて是非ご参加ください。
□相生山の自然を守る会/ 相生山緑地を考える市民の会/ 連絡先;090-6337-1095
    

~8・22毎日新聞より~

 風景画や絵本で知られる画家の安野光雅さんが1968年に初めての
絵本「ふしぎな絵」を発表して以来50年、独創的な作品を世に
出し続けている。

ー新刊エッセー「考える子ども」が好評です。1番伝えたかったことは?
  大学受験やその後の勉強が大切と考えている親は多いが、僕は小学生の
 頃をもっとも大切にしてほしいと思います。
  囲碁でも将棋でも小学生時代に強くなった人が活躍しています。感じる
 ことはもちろん、考えることが大事。親からすればただ遊んでいるように
 見えても、実は子どもは遊びながら色々考えています。「どうしてかな」
 という子どもの疑問を育てることが大切だと思いますね。僕も子どもの時は
 「朝が来るのはなんでかな」なんてことをずっと考えていました。

ー今の子どもたちをどう見ていますか。
  ケータイやゲームに時間を奪われ、本を読まなくなりました。
   本を読めば人の考えが分かるようになる。死んで会うことができなくなった
  人の考えも、また自分の考えを育てることにもつながります。子どもの時に
  考えるクセをつけて欲しい。自分で考え判断することで物事のウソ本当を
   見分けられるようになるんですね。子どものうちに本を読みさえすれば
  何とかなります。読む訓練をしておかないと後で入試問題を読むこともでき
  ません。

 安野さんは著書「考える子ども」の中で「本を読む」ことについて次の
 ようにも書いています。

 本を読むことは心の体操だと思っています。本を読んで「心を磨き、鍛え、
 心が満ち足りることは」心の中を美しくします。お化粧品を塗るより、ずっと
 美しくなれるのです。もっと言えば「表面的に美しくならなくてもいい」と
 いう事を悟らせてくれます。
  本を書くとき、人は漠然と書くのではなく、言葉にする段階でよく考えて
 います。それが本をすすめる理由です。本はその著者が責任を持って、発言
 していると、デカルトも言っています。本が読まれなくなったことは、文明の
 変化とも言えますが、テレビやスマートフォンの持つ手軽な面白さに押されて
 しまったののだと思います。テレビや映画は受け身で見ることができます。
  それに対し本は「自分で読む」という事をしなければ「面白さ」がわかり
 ません。一つの道を自分でたどりながら読み、内容が理解できていく、その
 ことが面白いのです。本を読むことと「自分で考える」ことはつながっている
 と思います。本を読むことは自分の考え方を育てることです、自分で考える
 ためには日頃の訓練が必要です。頭がやわらかいうちに、たくさん本を読んで
 世の中にはいろんな考え方がある事を知りたいものです。

   今回、「市民の会」の指定管理業者に対する質問「直営時に比べ利用を減少させた
原因は?」との問いに対し、ホーメックのみが「スマートフォンなどの普及による
情報機能の充実が起因していると考えている」と回答しました。(他社は分析無し)
 他の質問に対してはヴィアックスの回答をなぞったとしか思えないものだった
ことに対し、不思議とこの質問にだけは「独自の見解」を表明、ただ安野さんの著書の
発売日は今年の6月中旬だったので、ひょっとするとホーメックスの回答責任者は
この本を読んでいたのかもしれません。もしそうだとすれば、この本の中では
「自分で考えるためのヒント」について独自の「章」を立てて詳しく書かれて
いるので、ホーメックスが「スマートフォンの普及拡大」という時代の流れの
中でどのような「対抗策」を立てているのか注目していく必要がありそうです。


 

~守谷市中央図書館HPより~
              守谷市立図書館の現状とこれから

 守谷中央図書館(以下,「中央図書館」という。)は,市のほぼ中心にある 市庁舎の隣に平成7年5月13日に開館し,今年で23年目となります。中央 図書館は,建設に当たり守谷町立図書館建設検討委員会の委員として市民が参 画,子どもの読書活動に関わるボランティアによる中央図書館開館時の児童書 選定の協力など,市民との協働によって作られた図書館です。 中央図書館の開館から20年以上が経過し,図書館を取り巻く状況の変化が 著しい中,市民ボランティアによる図書館運営への協力は広がりを見せ,守谷図書館にとってなくてはならない存在となっています。今後もボラン ティアが永続的に活躍できる環境を維持することに努めるとともに,広く市民 や市民団体等との連携を深め,市民との協働を推進します。
 現在は,社会のあらゆる分野で情報化が進み,図書館においても従来の印刷 資料に加えて,電子資料の収集にも努める必要があり,それらの資料を統合し て利用できる図書館(ハイブリッド図書館)なども新しい図書館像として考え られているところです。守谷市立図書館は,「図書館は成長する有機体である」 ※2 ために,時代の変化に柔軟に対応し,市民ニーズと資料的価値を考慮した 資料収集に努め,教育と文化の発展に寄与する生涯学習の拠点として成長して いきます。

(目指す姿) 
 地域の情報拠点として,市民が多様な図書や情報を容易に取得し活用 できるよう,図書館資料の充実と提供に努める図書館を目指します。  未来を担う子どもたちが,読書に親しみ豊かな心を育む読書環境の充 実と,学校との連携の下,学習活動の支援に努める図書館を目指します。 市民の知的要求に応える学習拠点として,市民との協働の下,生涯に わたる学びを支える機会と場を提供する図書館を目指します。

 (取組の方向) 
① 市民の求める図書や情報の収集,提供,保存
市民の求める図書や情報を収集し,提供することは図書館にとって最も 重要な使命であることは言うまでもありません。現在はやがて過去になり, 現在の資料の蓄積が未来へとつながります。地域・行政資料の収集・保存 にも努め,守谷の歴史を未来へつなげます。
守谷市立図書館は,全国の同規模人口の市区町村内において,トップク ラスの資料費を長年確保し,多様な図書館資料を収集,提供してきました。 これからも,時代の変化に対応し,多様化する市民ニーズに応える図書, 情報の提供に努めます。また,地域の情報拠点として,地域の活性化や課 題解決に役立つ資料や行政と市民をつなぐ資料・情報の提供にも努めます。 

② 未来を担う子どもたちの読書活動の推進と,学習活動の支援
  読書は,子どもたちが人生をより豊かに生きるための力を身に付ける上 できわめて重要な行為です。子どもの成長段階に応じた資料を収集し,子 どもたちに届け,読書の楽しさを伝えるとともに,未来の図書館サポータ ーである子どもたちの主体的な図書館利用を支援します。
守谷市の教育目標に掲げる「新しい時代をたくましく生きぬく人づくり」 を目指して,平成19年3月に「守谷市子ども読書活動推進計画」を策定 し,現在は第三次計画を推進しています。全ての子どもがあらゆる機会と あらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう,家庭, 地域,学校における読書活動の充実に努め,守谷の未来を担う子どもたち の成長を支援します。
学習指導要領の方向性から,学校図書館,守谷市立図書館が果たすべき 役割の広がりが考えられます。これまでの図書の貸出しを中心とした支援 にとどまらず,子どもたちの主体的な学習活動を支援する取組に努めます。
 
③ 市民との協働により,市民が集い,学び,活躍できる場の整備
現在,図書館ボランティアの登録は,18団体とブックスタートボラン ティア(個人)です。図書の修理,音訳,点訳,おはなし会の開催,ブッ クスタートの実施協力,図書館行事への参画など,各々の特性を生かした 自主的な活動により,図書館運営に大きく貢献していただいています。世 代交代があっても活動が途切れることのないように,今後もボランティア の育成と支援に継続的に取り組みます。
守谷市の施策である「生涯学習の推進」,「協働によるまちづくりの推進」 を進めるために,市民団体等との連携を深め,市民との協働により,学び や活動の機会と場の整備に努めます。また,生涯学習の拠点として,市民 の生涯にわたる学びを支えるため,講演会,講座及び行事の開催等に努めます。

    この方針は、市立図書館の運営に関し指定管理者制度を止め、直営若しくは一部業務委託に戻すことを求めた図書館協議会の答申を受け作成されたものです。指定管理業者が提出する「事業提案書」は
軽く100頁を超える「大作」で、あきれるほど詳細に書かれており、とてもじゃないですけれど読み通すこと等出来ないシロモノですが、今回の方針はわずか3ページ、しかし市民の皆さんに読んでいただくための「基本」方針なのですからこれでよいと思います。ただ、守谷の場合、懸念されることは、金額は明らかにされていませんが指定管理に移行した際、当然のことながら人件費が削られたわけですが
来年度から直営に戻しても人件費はそのまま据え置くとしていることです。どこで削るかと言えば
正規職員の数を減らし、非正規職員の一部の賃金を引き下げることになるそうです。これでは直営に
戻しても図書館の運営水準を上げる事にはならない可能性大です。追い出されたTRCが「それ見たことか」と大喜びする事態になりかねません。2020年度「会計年度任用職員制度」がスタートすれば状況はますます厳しくなっていくでしょう。守谷の図書館職員の皆さんには、図書館運営の水準を低下させないためにも雇用条件の向上のため、ひと踏ん張りしてもらいたいと思います。
 
 ※ 結局守谷市図書館は一部業務委託を導入することなく完全?直営で運営することに
   したそうです。

           指定管理業者からの回答に対する感想

 

1.職員の専門性について

ヴィアックスとホーメックスは自治体からの司書有資格者を8割以上採用と回答していますがTRCについては職員の内、司書有資格者がどれ位在籍しているか伺い知ることができません。また司書の内、経験年数10年以上のベテラン司書が各社で、どのくらい在籍しているかが気になります。

司書は資格を取得したら直ぐに司書として専門的な仕事ができるか?答えはNOです。司書資格は大学で司書科目を履修するか集中講義である司書講習を受講するかのいずれかで取得できます。しかし資格取得要件科目の一つである図書館実習は義務付けられておらず司書資格を取得して初めて図書館という職場で勤務することになった場合、図書館での仕事の実際を知る人が多いと思います。貸出はコンピュータによるオンライン処理が一般的なので初心者でも比較的簡単にできますが利用者からのレファレンスや児童サービス、資料の修繕・保存業務など専門的な知識や経験、技術力を必要とする仕事は資格取得数年程度の経験の浅い司書には難しい業務です。これらの専門性を兼ね備えたベテラン司書が半数以上はいないと図書館の専門性というの維持することはできません。指定管理の図書館に見られる傾向として貸出と企画展に図書館業務が偏っていることが挙げられます。これは利用者の増加など目に見えやすい形で実績を出しやすいということもありますが裏を返せばレファレンスや児童サービスといった図書館の基幹業務をこなせる人材がいないという証拠でも有ると思います。実際にTRCが運営している守谷市の図書館で同市議会議員がTRC職員にレファレンスを依頼したら寝耳に水といった感じの対応しかできなかっ

たそうです。また新刊リクエストの対応に時間がかかったり、司書であれば当たり前の分類配架を理解できておらず所定の位置に資料を戻せない故に書架が乱れて資料提供に時間がかかるなどの状況はとてもでないですが専門性を持った職員を雇用しているとはいえない状況です。

図書館では、この経験と知識を蓄積した専門職員(司書)が常駐する故に永続的な図書館サービスを提供できるが為に、自治体雇用の正規専門職員制度が必要とされているのです。教育機関として地域住民の知的要求を満たし教育・文化の発展に貢献するというのが公共図書館本来の役割です。数年で入札が行われ委託先が都度変わる指定管理者制度化では短期的に住民の知的要求を満たすことができたとしても、長期的な視点である地域の教育・文化の振興に繋げることはできません。

 

 2.職員の労働条件について

 

3社とも個々のワークライフバランスに応じた柔軟な採用を行っていると書いてありますが果たしてそれが図書館運営に対して適切かというと疑問点が残ります。これは私個人としての意見ですが司書は先にも書きましたように知識と経験が必要となる専門職です。少なくとも空き時間の活用など片手間で出来るような仕事でないと思っています(これは直営の非常勤職とも共通する問題かも知れませんが)。また限られた委託料の中で一番大きな割合を占める人件費を圧縮する為の指定管理者側の都合の良い解釈でもあると考えられます。指定管理の図書館でも職員(委託会社社員)がいただく給与の原資は地域住民の方々が納めてくださっている貴重な税金です。税金は納付するのが義務ですから例え図書館を利用しない方でも支払うことになっています。公の施設であり公金を頂いて運営している以上は公共福祉の観点から、あらゆる人々に対して図書館サービスを提供できなければならないと考えます。それには司書として定期的に外部研修に参加して知識や技術力を研鑽する必要があります。

また通勤や余暇時間を利用して書店等で新刊本をチェックして自館の蔵書とするべきか検討したり、ノーベル賞や芥川賞など著名な賞の受賞者が発表されたらその人物に関する著書が自館にどの程度あるか考えて必要に応じて特設コーナーを設けることを検討することを考えたりするなど職業人として本や本に関する情報を日々収集して業務にどう生かすべきか考えるなど普段の努力が欠かせません(私は農家に対する農業指導の仕事の経験がありますが農業試験場の年報を読んだり農業関係の書誌等を仕事の帰りがけに購読したりして知識を養っていました)。

ただ、それを実践するには司書として一定の収入と無期雇用という雇用の安定化が一般的には不可欠になります。指定管理の図書館で働く図書館員については2013年4月施工の改正労働契約法により契約期間が通算5年を超える労働者には契約を無期雇用に転換できる権利が与えられました。しかし図書館問題研究会が行った図書館の指定管理事業者へのアンケート(結果は「みんなの図書館」2018年4月号に掲載)では正社員化や限定正社員化など待遇改善を検討する事業者が有る一方で無期契約はするが待遇は現状のままや指定管理期間で契約終了などの事業者も見受けられ対応は事業者毎に異なる結果となっております。

 無料利用が原則の公共図書館において指定管理者側が利益を出すことは困難で昇給など待遇改善が可能である事業者は関連事業として図書館に納める資料の装備や目録作成といった整理業務等を手掛けるTRCなど一部大手事業者に限られてしまいます。この点からも改めて図書館に指定管理はそぐわないと考えます。

 

 3.平等利用の原則について

 

3社とも夏季の全日開館を適正としていますがこれには違和感を感じます。

そもそも公共図書館は地域住民の日常的な読書拠点となる分館とレファレンス資料や郷土資料などの専門的な資料を備え地域の情報拠点となる中央館で構成されます。故に分館であれば利用者層や利用時間など地域性を考慮した運営が必要となります。また分館になくても中央館に所蔵する資料がある場合や分館では対応できないレファレンスを中央館へ依頼するといったことが発生するので分館と中央館の連携は重要になります。例えばレファレンスを分館で対応できなくて中央館に依頼する場合、分館が開館していても中央館が閉館していれば対応して貰えることはできません。そういった連携を考慮せずに分館を一律に休みなく開館するというのは費用対効果の面(夏場であれば光熱費、特に冷房費用が大きく掛かります。)でも如何なものだろうかと思います。また夏休み故に来館者が多いということはそれだけ書架が乱れやすくなる上に資料の汚破損や亡失が発生し易くなるというリスクも抱え込むことになります。故に休館日を設けて蔵書点検を行うことが必要不可欠であるとも考えます。

 シフト勤務が基本の図書館においても職員の健康やモチベーションの維持を保つために休館日を適切に設けることも大事です。一般の人々にあまり知られていませんが司書の仕事は返却された図書を満載にしたブックトラックを押して配架したり閉架書庫にある資料を出すためにスタックランナーと呼ばれる集密書架を操作して資料を取り出したり、あるいは利用者からのクレームに対応したりと想像以上に体力と精神を消耗する仕事です。以上

 
 今回の質問書に対する各社の回答については、質問に答えていない所、反論したい所、
さらに質問したいことが多々あります。「再質問書」を提出することも考えなくては
ならないのですが、文書のやり取りという形ではなく、3社に出席を求めて公開意見
交換会を提起することも検討する必要があると思っています。昨今指定管理者の
選考過程において「公開プレゼンテーション」を実施するところが増えていますが
(周南、和歌山市など)いずれも業者の一方的プレゼンを聞かされるのみで参加者の
質問は認めないという方式が取られています。指定管理業者は「公募」に対し自ら手を
挙げたのですから利用者・市民に対して運営理念、運営方針について説明し、質疑に
応ずるのが当然の責務と考えられます。業者側も格好のアピールの機会となるのですから
心よく応じてくれることでしょう。




     

 

 

 毎日新聞は茨城版で「理想の図書館を求めて」と題する5回の
連載記事を掲載しましたが、最終回で慶応大・糸賀名誉教授(図書館
経営論)の図書館に指定管理者制度を導入することの評価について
インタビュー形式で以下のように紹介しました。

慶応大・糸賀教授に聞く

 自治体の図書館はどうあるべきか、各地で模索が続いている。まちづくりの中でどう

位置付けるか。そして住民たちは何を求めているのか。全国の図書館を訪ね歩き研究を

続ける慶応大の糸賀教授に尋ねた。

―守谷市が来年度、指定管理者制度を導入していた市立図書館の運営を直営に戻すと

していることについてどう考えるか。

  守谷は教育委員会からの諮問に図書館協議会が指定管理を否定する答申をまとめ、

それを市が受け入れた珍しいケースだ。公民館図書室4室を分室として抱える中央館は

規模からみて元々無理があったように思う。

―指定管理者制度をどう考えるか

  指定管理者制度は本来地方自治法に基づいて「施設管理」を民間事業者に任せる制度。

例えば体育館の器具類の維持管理や利用受付等定型化できる業務にはなじむ。一方図書館は本を選定し、サービスを企画し、不特定多数の利用者のニーズに臨機応変に対応するといったマネジメントを行う専門職集団からなる「機関」であって、指定管理にはなじまない。そもそも図書館の運営に全国一律のマニュアルはなく、自治体の歴史や文化、産業に合わせてサービスを組み立てなければならない。図書館職員は首長部局の職員と一体となってサービスを構成する必要がある。自治体の職員同士でこそ対等に議論できるはずだ。

―すると、指定管理は厳しいということか

  指定管理が仕方のない場合もある。役所の人事異動で知識も意欲もない職員が配置されたり、有期雇用の非正規職員ばかりといった自治体もある。民間事業者の方が司書資格を持ち、意欲あるスタッフを多く抱えており、指定管理でとりあえず及第点レベルの運営は可能だ。90点や100点近い図書館となる事は無理だろう。

―民間の指定管理者にできないことは何か

  その自治体の施策に寄り添った図書館サービスを組み立てられる人材が育たないことだ。これからの図書館の役割として「課題解決」が挙げられることが多いが、課題は自治体によって違う。課題に対応した蔵書の構成やサービスを考えるのは、そこに長く暮らし、地域の生活を見てきた職員でなければできない。住民の側にも地域のために役立ちたいという思う人は多い。そうした人たちの学びの場として図書館は最適だ。生涯学習とはそうした住民を育てることだと思う。

 

 糸賀教授は「図書館に指定管理はなじまない」と断じながら、場合によっては「指定管理導入も仕方のない場合もある」「指定管理でとりあえず及第点レベルの運営は可能だ」とも主張、なんだか首尾一貫しない議論に思えて仕方ありません。「知識も意欲もない職員を図書館に配置したり、有期雇用の非正規職員ばかり」という自治体の場合、指定管理導入もやむを得ない方策としていますが、図書館運営失格の自治体の例を持ち出して、その姿勢の是正を求めるのではなく、そうした「現実」があるなら指定管理も選択肢の一つという考え方は今多くの自治体が言い始めた論理です。昨年4月から指定管理者制度を導入した豊田市は「経費削減」を否定し、現体制では専門職司書を育てられないことを導入理由としてあげていました。「図書館運営に指定管理者制度はなじまない」としながら、場合によってはありうるという議論は結局のところ指定管理者制度導入肯定論に行きついてしまうのではないでしょうか。


~8月15日付毎日新聞より~

「図書館は指定管理になじまない」として来年度から直営に戻す
守谷市の判断について、石井社長と谷一会長に直接「反論」を
聞いた。

ー今回の守谷市の判断をどう考えるか。
 谷一: 1年目の混乱は認めるが、利用も貸し出しも伸びている。
     1年目は種まきで2年目にようやく芽が出始め、3年目に花が
     咲くのを見てもらいたかった。(中央図書館の来館者数は15年度の
     219273人が30万183人に)
 ー指定管理の開始直後に館長やスタッフ6人が辞めた。何が起きたのか
 石井:指定管理とは、我々の業務をそっくり委ねてもらうのが本来の
    形だ。しかし守谷では以前からいるスタッフが市教育委員会の指示を
    仰ぐなど、指揮系統命令が2つあるの異例の状態だった。
 谷一: 利用者からは見えないだろうが、選書、他の館から借りる相互貸借
     本の整理まで指示を仰いでいた。業務委託において直接指示はない。
     もっと任せて欲しかった。
 -窓口から書庫、レファレンスまで担当業務を2時間ほどで後退させるやり方が
  反発を受けたと聞く。
 石井:図書館をなるべく少人数で合理的に運営するには、人手が足りなくなったら
    別の業務も応援できるようになってほしい。
 谷一: 基本的にどの仕事もできなければならない。児童書なり郷土資料の専門
     というなら分かるが、窓口などの司書として全般的な仕事は当然やって
     ほしい。
ー市の図書館協議会の答申は、教育への取り組みの弱さを指摘した。
 谷一:市教委が各学校に配置している非常勤の「図書館奉仕員」の運用については
    予算の折り合いがつかなかった。しかし保育士・幼稚園教諭資格者の女性
    スタッフが子どもを見る「育児コンシェルジェ」はとても喜ばれた。
    協議会には指定管理に対して元々否定的な人がいる。
 石井: 守谷の図書館で顕著なのは自分たちが図書館をつくって運営してきた
    という自覚を持つ方々の集まりがある事だ。多分、指定管理するにする
    前が非常にうまくいっているという気持ちが強かった。
 -図書館運営はして管理になじむのか。
 石井: 政府が人件費削減を考えている中で、労働生産性を上げるのは企業なら
    当たり前で、利潤を上げて税金で国家・地方を支える役割を持っている。
    図書館運営にもそうした考えは当然入ってくるだろう。コストが安くて
    サービスが良ければ民間に任せるべきだろう。

    石井社長は「コストが安くてサービスが良ければ民間に任せるべきだろう」と
述べていますが、名古屋の場合はコスト削減の数字を示すことができないばかりか
利用も減らしているのですから、業者自ら指定管理業務からの撤退を申し出る
べきでしょう。谷一会長は3年目に花が咲くのを見てもらいたいとしていますが
志段味図書館の指定管理は5年を超えているにもかかわらず直営時より利用を
減らしているのですから、とっくに「許容限度」をオーバーしていると言えます。

~案内チラシより~

   平和が好き!  戦争はイヤ!
      知らなかった豊田の戦争

   日時: 8月25日(土) 午前9時半~19時
        26日(日) 午前9時半~17時
   会場: 豊田産業文化センター(豊田市小坂町1-25)多目的ホール他
<展示>  多目的ホール
  愛知とトヨタの戦争
  ・高岡地区と戦争
    陸軍大演習の碑が多数残る高岡地区
    名鉄電車に機銃掃射で大きな被害
  ・豊田とトヨタと戦争
    トヨタ本社を狙った「模擬原子爆弾」
      8月14日、3発のパンプキン爆弾を投下。
    市内各地の戦争の記録を届けます。
  ・戦争の事実を見つめよう
     原爆と人間展  アジアでの戦争の実相
  ・戦争をする国にさせないために
     憲法9条の歴史的意義 沖縄と米軍基地 
     核兵器廃絶に向けた世界の動き
<催し>
  ・戦争体験を聞く会  2階情報交換室
    26日(日) 午前10時~12時
       証言: 2度と戦争をさせないために
        戦後、外地からの引き揚げの体験談
  ・子どもコーナー  多目的ホール
    25日(土) 午前11時~ 絵本の読み聞かせ  ののはな
    26日(日) 午後1時  朗読劇「ヒロシマの空」 むぎわらぼうしの会
          午後2時  平和の紙芝居  まーるの会
       風船 こま作り  折り紙等  随時受付

   ☆ 笑って学ぼう みんなの憲法
       八方亭 みややっこ(弁護士 飯田美弥子さん)
    「歴史に学び、未来を志向する日本国憲法」
       25日(土) 午後2時開演
        豊田市産業文化センター  小ホール 入場無料

          ※ 参考までに「ホーメックス」が指定管理業者募集の際、提出した事業提案書の

    問題点について言及している2017年2月2日付の当ブログを紹介しておきます。

 今年4月から指定管理図書館が5館に拡大される名古屋市図書館。
その5館のうち2館(中村・富田)を担当するのが今までカウンター業務
委託の経験はあるものの図書館の指定管理は未経験のホーメックス
です。豊田市ではTRCと組んで応募業者となりましたが、なぜか中村・
富田図書館では両者別々に応募、なんと図書館の指定管理では老舗?
のTRCを上回る点数(0.1ポイント差!)を上げ指定管理者となりました。
ホーメックスは
豊田市のように図書館の運営経験が応募資格とされていたら
応募すら
出来なかった業者です。そのホーメックスが市に提出した事業提案書を
読むと、指定管理者制度の問題点がよくわかる内容となっています。
 指定管理者制度を導入する際、市が決まってアピールするのが民間の
ノウハウ活用と経費の削減ですが、ホーメックスは経費削減に関し、人件費
について「運営コストにかかる重要な部分であり、直営と比較してコスト
ダウンが最も図れる部分となります」とあけすけに記述しています。
 ホーメックスが担当する中村・富田図書館ではスタッフ33名中、不安定な
処遇から人事が安定しないとされるパートスタッフが19名と約3分の2を
占めており、サービス低下が懸念されるところです。さらに通常非正規職員は
1年契約ですがホーメックスは半年契約となっています。法的に義務付け
られている有給休暇の取得権を取らせないためです。
 (※ TRCが指定管理する志段味図書館のパート職員が3名に対し、同じ
支所図書館である富田図書館はその3倍の9名がパート職員となる予定)
 では、他の指定管理図書館と比べ運営費が節約できているかと言えば
中村図書館の場合、貸出数、入館者数ともに緑図書館(ヴィアックス)に比べ
大幅に少ないのに年間委託費が約1千万円高く計上される(契約期間
5年間の平均で)という不思議な現象が起こっています。その原因は中村・
富田図書館では年間の休館日が大幅に減らされることになっているからです。
 (月曜休館日を半分にし、しかも利用者の要望が高いとして第3金曜
日も開館、土日・祝日についても閉館時間を2時間遅らせるとしています)
 このこと自体、公的施設の平等利用から外れたおかしな話なのですが
サービス向上と経費削減を両立させるとした市の歌い文句に明らかに
反しています。

 以上、ホーメックスは指定管理者制度を導入すれば人件費が大幅削減でき
、コスト
ダウンが可能としていたにもかかわらず、昨年度どれだけ経費の削減が
出来たのかという問いに対して、なんと「直営時の経費を把握しておりません
ので、いくら削減できたかは不明」と回答、自らの提案を実証できない無責任
ぶりを発揮、また「回答の内容」以前の問題としてヴィアックスの回答を
「コピペ」したと言われても仕方のない「回答書」を作成、企業モラルを
問われる事態となっており、指定管理図書館の「検証」を諮問されている
図書館協議会が同社に対してどのような評価を下すのか注目していきたいと
思います。



 


名古屋市教育委員会 教育長

 

市立小中学校への学校司書配置に関する要望書に対する回答

 

先日いただきました要望に対し、下記のように回答いたします。

 

 

Q① 現在の学校司書配置校32校においては、今後も学校司書配置を継続すること

A① 少しでも多くの子どもたちに学校司書のいる学校図書館を体験してもらい、読書活動を活性化したいという考えのもと、全市的視野に立ち、学校司書の配置を進めているところです。今後、継続配置の年数も含め検討してまいります。

 

Q② さらに、学校司書配置を来年度以降も積極的に進め、全ての小中学校に、早期に配置すること

   平成2911月の子ども教育委員会での教育長答弁で「他都市例を参考に全小

中学校への学校司書の効果的 ・ 効率的な配置に向けしっかり検討してまいりま

す」とありました。検討結果はどうなっているか?

A② 他の政令指定都市の配置状況を踏まえながら、全小中学校への学校司書の配置について検討しているところです。

 

Q③ 募集期間を早くする。12月までに

2月申込み、3月結果では受験生に迷いを生み、いい人材は得がたい。

A③ できるだけ早い時期に募集を開始したり、  関係団体等と連携したりすることで、人材の確保に努めてまいりたいと考えております。

 

Q④ そのために「学校図書館図書整備等5か年計画」を満額活用して予算の確保をすること

A④ 全小中学校への配置に向け、必要な予算の確保に努めてまいります。

 

Q⑤ 学校司書の資質向上に努めること

A⑤ 今後、学校司書連絡会(研修)の実施回数の増加や、学校図書館に係る関係団体等との連携により、学校司書の資質向上に努めてまいります。

※ この回答に対して「市民の会」の会員の方から以下の感想が寄せられています。


 一読したところ、私が最も気にかけていたの回答。やはり、学校司書のたらい回し的配置、または、複数校兼務が懸念されますね。

 

  学校図書館の機能とそれを支える学校司書の果たすべき役割についての認識が、教育委員会の方々もう一つなのかもしれないと思います。「本が読める」ことは基本です。しかし、そこから主体的な創造活動ができるようになるには、新たな学びが必要な気がします。それが、アクティブ・ラーニングと表現されているものなのでしょう。

 

「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)を子どもたちに求めるならば、そのための条件整備として学校図書館が不可欠です。そういう学校図書館とは、こういうものなんだと、目に見える形で示すことが必要です。ここが、教育委員会は弱い気がします。今は、しっかりした学校図書館を作り上げていく端緒についたばかりです。

 

ここで、できるだけたくさんの子どもたちに、という理由で、今の少ない予算内での、小手先のいい加減な配置を進めてしまっては、学校司書さんは本来の仕事ができず、学校図書館そのものの認識を誤らせてしまいます。

ひいては、公共図書館に対する認識も間違ってしまいかねません。

 

そう考えると、今、教育委員会がするべきことは、現在の配置校で、少なくとも5年以上の積み上げをし、本来の学校図書館にしていくための見通しを立てることではないかと思うのです。

 

そのためには、教育予算そのものを増やすことは絶対だ、という方向を堅持することが必要です。

 

実は、それが確実に予算獲得をしていくための一番の近道になるのではないでしょうか。

 


 「名古屋市の図書館を考える会」が指定管理業者に提出した公開
質問書に対しTRC・ヴィアックス・ホーメックス3社から回答が送られて
きたことから、その内容を図友連のメーリングリストで発信したところ
松岡要氏(元日本図書館協会事務局長)から以下の感想がメールで寄せ
られました。

皆さまも評価しておられるように、意義のある公開質問と思います。文書による回答を得たことは、こういったことにまともに答えないことが多い中、重要と思います。

回答の内実に関して、個々の指定管理者にさらに問いたいと思いますが、まずは質問と回答について管理者を指定した当局に見解を問うべきだと思っています。

このような図書館の管理運営の基本に関わる質問を公開して行わざるを得ない実態、および当局としては個々の質問内容についてどのように捉えているか、です。

指定管理者からの回答について、まずは地方自治法244条の27項により提出された事業報告書の記載内容との関係を明らかにさせるべきと思います。事業報告書の内容を明らかにさせると同時に、当局としてどのような視点の報告を求めているかを確認することに資すると思われます。

またこの質問内容と同一、または類似したことを指定管理者に問うたことがあるか、報告を求めたことがあるか、会議等で協議したことがあるか、なども併せて聞きたいものです。

さらに、個々の回答内容についての当局の見解を明らかにさせるべきです。公開質問をして得た回答について、市民に当局としての見解を明らかにすべきです。

特に1番目の質問「指定管理者制度導入のメリット」で、3者とも「ノウハウを活かす」と答えています。当局として、「ノウハウ」の具体的な内容、評価をどのように捉えているかを直営館の実際との比較、指定管理前との違いなどを含めた回答を求めたいと思います。

TRCは「人材育成が図れる」ことをメリットと回答していますが、この文を素直に読めば、これは名古屋の図書館での管理運営をすることにより、自社の人材育成を図ることができる、という内容です。直営においても同様のことは言えるわけで、そのような場を企業に与えてよいのか、問いたいと思います。

ホーメックスの回答では「経費縮減」をメリットとして挙げています。また4番目の質問でもあります。実際はどうか、節減内容も問いたいと思います。さらに委託料の積算内訳と決算内訳も問いたいと思います。

5番目、6番目の職員に関わる回答についてです。

名古屋市は司書職制度をもっています。司書資格をもつ職員が専門的な経験の蓄積を踏まえて専門性を発揮する制度です。TRC5番目の回答で「長期的なマネージメントと人材育成がなされていれば問題はない」と記しています。司書職制度と一致した考えですが、これも自社の人事管理、人材育成方針として捉えることができ、そのような場を名古屋市は提供しているのだと思わざるを得ません。これについて当局の見解を訊きたいと思います。図書館業務の経験は専門性発揮に欠かせないが、指定管理者の従業員の図書館経験年数等の把握をしているか、も訊きたいと思います。

なお、この質問、回答内容については、議会にも伝え、検討するよう求めることもすべきと思います。

 ※地方自治法244条の2、第7項
  「指定管理者は、毎年度終了後、その管理する公の施設の管理の業務に関し事業報告書を作成し、当該公の施設を設置する普通地方公共団体に提出しなければならない」

  ◆ 「市民の会」が鶴舞中央図書館宛てに提出していた要望書に対し、以下の
        回答が届きました。

  
先日ご要望いただきました件につきまして、以下のように回答いたします。
今後とも、よリー層の利用者サービスの向上に努めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

           鶴舞中央図書館に対する要望事項回答

1.指定管理図書館が実施を予定している夏季臨時開館は図書館の「平等利用」に反する行為であることから、鶴舞中央図書館として指定管理業者に対し「夏季臨時開館」を中止するよう指導すること。

 指定管理者制度を実施している館の体館日につきましては、名古屋市図書館指定管理者募集要項において、名古屋市立小中学校の夏季休業期間は全日開館するように定めております。
.
2、各指定管理業者に対し、この1年間の活動報告及び利用者の意見を聞く会を開催するよう指導すること。※指定管理図書館以外の図書館についても利用者懇談会を開催すること。

 指定管理者制度を実施している館に対しては、名古屋市図書館指定管理者業務仕様書において、指定管理者が実施しなければならない業務として広報・広聴事務を定めており、利用者や市民から寄せられる要望等について適切に受付・対応するように求めています。

3.指定管理図書館運営に関する検証については3年間もかけず、現在の図書館協議会委員の任期中に完了させること。
 
  本市図書館における指定管理者制度実施に関する考え方については、図書館協議会に平成30年2月に諮問し、5館の運営状況を評価していただき、本市図書館全体の取り組みの状況等を踏まえつつお示しいただくようお願いしており、答申をいただくには複数年必要であると考えております。


4. 全館的に利用が落ち込んでいることに鑑み、毎年実施しているアンケートに関しその内容・方法を見直したうえで実施すること。
   
     本市図書館全館で毎年実施しているアンケートにつきましては、サービスの向上をめざし、窓口での対応等について来館者を対象に実施しております。
  
~感想~
 1、鶴舞中央図書館を除いて、なぜ指定管理図書館のみ夏季臨時開館を認め、直営館では
   実施しないのか理由が記されていません。市はどうして指定管理図書館だけ夏季臨時
   開館を求め、直営館は臨時開館しないのか市民に対し説明責任があるはずです。
 2、鶴舞中央図書館の指摘に従い、指定管理図書館に対し利用者懇談会を開催するよう
         要望していきます。「回答」では「指定管理者制度を実施している館については」と
          断ったうえで市民からの要望に適切な対応を求めていますが、もちろん「直営館」に
   ついても同様の対応が求められるのは当然のことと考えます。
 3、指定管理図書館の運営に関する「検証」は今回が初めてではなく、既に志段味
   図書館について複数年行われており論点整理は出来ています。なぜ「検証」に
   複数年必要なのか納得のいく説明を求めていきます。
    4、答えになっていません。

 ◆ 「市民の会」が図書館協議会に提出した要望書に対しても以下の回答?が
   届きました。

 1、図書館協議会が実施する検証会議は公開で開催すること。
   ※指定管理者制度が始まった際、設置された「検証委員会」は非公開で開催
              されました。

 1、検証の視点、内容、進め方に関しては事務局主導に陥る事なく協議会が主体性を
         もつて協議し検証作業を進めること。

. 1、指定管理を行っている事業者だけでなく、指定管理図書館で働いている職員
          及び利用者からのヒアリングも実施すること。
 
 図書館協議会に対する要望事項につきましては、ご意見としてお伺いしました。

 ~感想~
  今まで図書館側として図書館協議会にたいする要望書の取次すら拒否して
  いたことからすれば一歩前進?と言えるかもしれません。次回の協議会の
  協議内容を注目していきます。


 ※ 昨日付ブログでホーメックスとヴィアックスの回答が余りによく似ているので
 「お互い相談したのでは」と書きましたが、今日ヴィアックスに問い合わせた
 ところモニター館(瑞穂図書館)には回答書を見せたがホーメックスには見せて
 いないとのことです。本当だとすれば瑞穂図書館→鶴舞中央図書館→ホーメックス
 という形で情報が伝わったとしか考えられません。鶴舞中央図書館が「親切心」?
 を発揮したという事なのでしょうか。

 

・ヴィアックスの回答

1.定管理業者として、直営と比べ図書館に指定管理者制度を導入するメリットをどう

認識されていますか。

()

従来の図書館サービスに加え、指定管理者として今まで培ってきた民間のノウハウ

を活かした効率的な施設運営と新しいサービスの提供による利用者サービスの向上に

寄与できることがメリットと考えています。

2.業提案書においては利用者数、貸出冊数などに関し直営よりも数字を伸ばすとしてい

たにもかかわらず、利用者を減少させている原因をどう分析していますか。

()

緑図書館の入館者数と総貸出冊数については、平成26度緑図書館の臨時休館中の

利用減に伴い、平成29度は入館者数、総貸出冊数ともに増加しています。

徳重図書館の入館者数と総貸出冊数については、平成28度緑図書館の臨時休館中

は緑区内で隣接していることもあり、緑図書館の利用者が徳重図書館をご利用されて

いたことが予預1れ、緑図書館が通常開館に戻つた平成29度は平成28度より入

館者数、総貸出冊数ともに減少しております。

緑図書館のリニューアルに伴う臨時休館により、単館での利用実績の増減を比較す

るのが難しい部分がありますので、ご参考として、2合計の利用実績を下表に加えさ

せていただきました。2合計の利用実績では、前年対比、入館者数105%総貸出冊

103%実績となっております。

今後も利用者の方が、利用しやすい書架づくりに努めると同時に特色を活かした事

業を通じて、利用実績の向上に取り組んでまいります。

(28度実績) (29度実績)

図書館名入館者数総貸出冊数

緑図書館362,368メ、448,809

徳重図書館494,653831,220

2合計857,021入、1,280,029

図書館名入館者数総貸出冊数

緑図書館417,732530,626

徳重図書館478,012メ、792,787

2合計895, 7441,323,413

3.古屋市鶴舞中央図書館を除いては指定管理図書館のみが夏季全国開館を実施してい

ます。結果的に直営との間で平等に利用できる原則に反する結果となっていますが、こ

の問題についてどうお考えですか。

()

夏季全国開館を実施している館は鶴舞中央図書館を含め5ですが、愛知県内に在

住、在勤、在学の方すべてにご利用いただけますので、平等利用の原則に反していると

は考えておりません。

4.定管理者制度導入の主な理由として「経費削減」が挙げられていますが、直営時と比

較していくら削減できましたか。また、どのようにしてそれを実現されましたか。

()

直営時の運営費については存知あげませんので、ご回答できません。

5.定管理者制度については職員の専門性の確保が困難と言われていますが、この議論に

対してどう思われますか。

()

現在、各図書館には8の司書を配置しております。また、弊社では職員研修を行な

うテクニカル・サポート室という専門部署があり、職員の専門性向上に努めております。

6.員の求人情報を読む限り、非正規の有期雇用スタッフが大半を占めていると思われま

すが、その条件では自立した生活を営むことは不可能と思われます。労働条件改善のた

めに現時点で何かお考えがあればお示しください。

()

弊社では採用時に職員の要望をお伺いし、ワークライフバランスに合わせた柔軟な

採用を行なっております。また、職員の福利厚生として、資格取得支援制度や正社員登

用制度を設け、職員の労働環境の向上に努めております。

~ホーメックスの回答書~

 

1:指定管理業者として、直営と比べ図書館に指定管理者制度を導入するメリットを

どう認識されていますか。

民間のノウハウを活用し、効率的に管理することにより市民サービスの向上を

図り、かつ経費の縮減を目指すことを考えております。

 

事業提案書においては利用者数、貸出冊数などに関し直営時よりも数字を伸ばすと

していたにもかかわらず、利用を減少させた原因をどう分析していますか。

スマートフォン等の普及による情報機能の充実などが起因していると考えて

おります。

 

3:鶴舞中央図書館を除いては指定管理図書館のみが夏季全日開館を実施しています。

結果的に直営館との間で平等利用の原則に反する結果となっていますが、この

問題についてどうお考えですか。

夏季全日開館については、名古屋市民はもとよりどなたでもご利用いただけますので平等利用に反するとは考えておりません。

 

4:指定管理導入の主な理由として「経費削減」が挙げられていますが、実際直営

時と比較していくら削減できましたか。またどのようにしてそれを実現させましたか。

本件については、直営時の経費を把握しておりませんので、いくら削減できたかは

不明です。

 

指定管理者制度については職員の専門性の確保が困難と言われていますが、この議論に対しどう反論されますか。

専門職の司書を仕様書に則り8割以上確保しております。

 

6:          職員の求人情報を読む限り、非正規の有期雇用スタッフが大半を占めていると思われますが、その条件では自立した生活を営むことは不可能と思われます。労働条件

改善のために現時点で何か考えていることがありますか。

個々のライフワークは異なっており、条件等は個人の判断に委ねております。

また、当社では正社員登用制度により条件が合致する方については正社員として

登用等行っております。

 

 ~感想~
  皆さん、両社の回答を見て何か感じませんか。言葉遣いは多少異なっているものの
  趣旨はほぼ同じです。
 1.ほぼ同じ
 2.これは違っています。
 3.ほぼ同じ
 4.ほぼ同じ
 5、文の出だしがほぼ同じ
 6、ヴィアックス 採用時に職員の要望をお伺いし、ワークライフバランスに合わせた柔軟な
          採用
   ホーメックス 個々のライフワークは異なっており、条件などは個人の判断に委ねている
    表現は異なるものの、趣旨は同じです
   全体としてみると、ホーメックスはヴィアックスの回答をなぞる形で「回答」を
   作成したものと思われます。お互い相談しながら回答を作成したのではないでしょうか。

指定管理業者に対する公開質問書(への回答)

名古屋市志段味図書館

              指定管理者

名古屋TRCグループ

 

1.       指定管理業者として、直営と比べ図書館に指定管理者制度を導入するメリットをどう認識

されていますか。

・図書館運営上のノウハウや利用者ニーズを基に、様々な図書館ソリューション事業を開発・展開することができる。

・図書館総合支援企業として必要な現場業務に精通した人材育成が図れる。

 

2.       事業提案書においては利用者数、貸出冊数などに関し直営時よりも数字を伸ばすとしていたにもかかわらず、利用を減少させている原因をどう分析していますか。

 

25年度

26年度

27年度

28年度

29年度

入館者数

98

102

103

98

97

利用者数

97

101

103

98

97

個人貸出

97

99

103

97

97

※数値は対前年度比

27年度のピーク時は、小学生、幼児とその親世代の利用が大幅に伸びた。小学生においては、ブックトークやトワイライトで図書館の存在を広くアピールした。29年度利用者別に前年と比べてみると小学生が94%、幼児91%、親世代96%と減少幅が継続して大きい。

 

3.       名古屋市鶴舞中央図書館を除いては指定管理図書館のみが夏季全日開館を実施しています。結果的に直営館との間で平等に利用できる原則に反する結果となっていますが、この問題についてどうお考えですか。

・夏休み期間の図書館全日開館を望んでいる利用者も見えるなか、市内6館(鶴舞・中央/ 志段味・北部/ 徳重、緑・東部/  中村、富田・西部)の開館は立地面からみれば妥当と思われる。名古屋市図書館として利用者の要望を組み込んだもので、開館している館が鶴舞を除き指定管理館というのが問題視されている。 

 

4.       指定管理者制度導入の主な理由として「経費削減」が挙げられていますが、直営時と比較していくら削減できましたか。またどのようにしてそれを実現させましたか。

・指定管理1期では最終年度欠損で終わったが、2期では指定管理料の見直しがあり、収支が出せる体制になった。スタッフのスキルが向上できるよう研修等に力を入れている。

 

5.       指定管理者制度については職員の専門性の確保が困難と言われていますが、この議論に対しどう思われますか。

・年一度、評価チェックリストによる人事評価を行っており、自己評価と責任者による評価を行ったうえ、フィードバックのための面談を設け、長所や改善点について確認共有している。指導力やリーダーシップを発揮し、業務への貢献度が高いスタッフには、更なるステップアップ、次期責任者への育成を行っている。長期的なマネージメントと人材育成がなされていれば問題はない。

 

6.       職員の求人情報を読む限り、非正規の有期雇用スタッフが大半を占めていると思われますが、その条件では自立した生活を営むことは不可能と思われます。労働条件改善のために現時点で何かお考えがあればお示しください。

・フルタイムスタッフとシェアタイムスタッフを区別することで、具体的なキャリアパスが描ける制度を構築しており、フルタイムスタッフには月給による賃金体系を設定し、評価に応じた公平で公正な昇格・昇給を行っている。

~感想~
1、「様々な図書館ソリューション事業とは」?それらの事業は直営では出来ない
   ものなのでしょうか。指定管理のメリットして経費の削減をあげていないことに
  注目です。
2、利用を減少させた原因分析がなされていません。資料費の大幅削減、駐車場料金の
  問題を挙げたいところでしょうが、仕事をもらっている以上、行政に対し思って
  いることを指摘できないことが業者として歯がゆいところではないでしょうか。
  
3、平等利用の原則についての見解が書かれていません。但し全日開館が鶴舞中央
  図書館以外には指定管理図書館だけで実施されたことについては問題を感じて
  いるようです。
4、質問に対する答えになっていません。
5、この点に関してはTRCとして強調したい点なのかも知れません。
6、どのような賃金体系になっているか知りたいです。
  今回、回答を見て思うことは文書のやり取りだけでは話が前に進まない
  ということです。名古屋市議会でも本会議質問では2回の再質問が
  認められ、その後の委員会審議では質問の制限時間はありません。今後
  オープンな環境の下での「意見交換会」の開催など、様々な形で「対話」
  の場を作っていく必要があります。
  

※ヴィアックス、ホーメックスの回答については明日以降順次紹介していきます。

~本日付朝日新聞より~

 認知症になって絶望しそうになったとき、読めば前を向ける
「おすすめ本」を本人や家族が自ら選び伝えたい、そんな願いを
込めた取り組みが広がっている。
 若年性認知症の人と家族と地域の支え合いの会「希望の灯り」(堺市)
は、自ら選んだ本を小ぶりな書棚に並べ、住民に貸し出している。
 本をきっかけに交流を深める場でもある。原点となったのは会の
メンバーである曽根勝重美さん(薬局白十字)の体験だ。小学校の
校長だった夫(59)が認知症と診断され、本好きだった重美さんは
少しでも情報を得たいと図書館へ。ところが並んでいたのは「暴力・
暴言」などの症状が解説された心の折れそうな本ばかりだった。
 あるとき、一冊の本「ふたたびのゆりかご、アルツハイマー型認知症
の夫と笑い合う日々」(多賀洋子著)と出会い、初めて笑顔で生きようと
思えた。そんな重美さんの話を聞いた会員の下薗さんが「家族が元気に
なった本を家族自ら発信してみては」と提案、昨年2月から「ライブラリー」
をはじめた。堺市の薬局と自治会館で原則月1回開催している。リストは
いま32冊。基準はただ一つ、読んで元気がでてすすめたいと思った本だ。
「押し付けは嫌なのでその方にあった本選びのヒントを伝えているつもり
です」と重美さん。「本のリストを教えて」という要望もあるが原則断って
いる。下薗さんは「実際に重美さんに会って交流しながら、なぜその本を
選んだのか聞いてもらうことが大切だと考えている」と話す。
 
  ※「希望の灯り」はNHK厚生文化事業団が創設した「認知症にやさしいまち
 大賞」第1回受賞団体です。

       
      勇気をくれる まちかどライブラリー

若年性認知症の人と家族と地域の支え合いの会「希望の灯り」(大阪府 堺市)

野菜の生産・販売、喫茶店での相談会など多様な活動を続ける「希望の灯り」。中でも選考委員の評価が高かったのが「まちかどライブラリー」。「認知症について調べようと図書館や本屋に出向いたが、心が折れてしまいそうな本ばかり・・・」という家族の言葉がきっかけになり、認知症当事者や家族が前向きに生きていける書籍を自ら選んで定期的に自治会館や薬局で開催。
図書館を拠点にした認知症支援の動きが活発になっているが、家族の切実な思いから始まった手作りのライブラリー活動はユニークで、評価できる。(NHK厚生 文化事業団HP より)

 心温まる話には違いありませんが、図書館にとっては余り良い話とは
いえませんね。重美さんが出会ったとされる本は堺市の公共図書館では
西図書館のみが1冊所蔵しています。(名古屋市図書館は10冊所蔵)
 重美さんはどうやら図書館司書には相談しなかったと思われます。
図書館は自分で本を探すところで、本について相談するところという
認識はもっていなかったようです。

 図書館など社会教育施設を首長部局に移管することに関し疑問を
投げかける鑓水三千男氏(千葉県市町村総合事務組合 法務専門員)の
論稿が出版ニュース(8月中旬号)に掲載されています。
 以下要約して紹介します。

 中央教育審議会の生涯学習分科会は特例で社会教育施設を教育委員会
に所管から外し首長部局に移管する方針を取りまとめた。しかし
筆者はこの措置は極めて不適切なものと考える。
 教育は基本的に国民全体に対して直接責任を負って行うべきものであり
政治とは遮断された形で自律的・自主的に日本国憲法の理念を実現する
成熟した市民を育成し、人格の完成を目的に行われるべきものである。教育
委員会は教育行政の政治的中立性を確保する観点から、首長とは独立した
合議体の執行機関として法定の事務を行っているものであり、その守備
範囲は学校教育のみならず社会教育もその重要な一部を成すものである。
即ち社会教育施設は国民の学習権を保障する観点から、主として成人に
対し、学校教育とは別の視点から各種教育を行うことを想定したものであり
学校教育修了後も市民として成熟するために必要な継続的教育を行うという
目的で、首長から政治的に独立している教育委員会により実施されることを
想定したものである。
 首長は選挙によって選出されるものであるが、当該首長が選挙で掲げた
施策そのすべてが住民に支持されたものとは言えない。また教育は次代を
担う成熟した存在として国民を成長させるために行われる営為であり、国の
施策に協力的な個人を育てるものではない。社会教育を首長の施策に
奉仕すべきものとして理解することは制度の本質を理解していない議論と
いえる。
 分科会は当該方針の実現(社会教育施設を首長部局へ移管すること)は
条例で決められるものであり、従って地方公共団体の判断に委ねられると
しているが、その実態は本件方針の実現を地方自治体の意思として実行させ
ようとするものであり、その実質は改正教育基本法が示した国の教育方針に
従わせようとするものであり、地方における教育委員会の存在理由を希薄化
させ弱体化させることに他ならない。

    この問題の背景にはTRC、CCC等民間業者が、自分たちに都合の良い施策を
実現させるため、
教育委員会の頭越しに行っている首長に対する巧妙なロビー
活動がある事を知っておく必要があります。
 



 

~NHK東海Webより~

瑞穂区長を恐喝未遂の疑いで逮捕

名古屋市瑞穂区の60歳の区長が、現金を貸していた知り合いの女性に「暴力団に依頼した。きつい取り立てが行く」などとメールを送って現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いで逮捕されました。
区長は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、名古屋市瑞穂区の区長、金田利之容疑者(60)です。
警察の調べによりますと金田区長はことし5月、現金30万円を貸していた知り合いの39歳の女性の携帯電話に「暴力団に依頼した。きつい取り立てが行く。自業自得じゃ!」とか「30万もの大金借りといて踏み倒す?やれるもんならやってみろや!男をなめとったらあかんぞ我!」などとメールを送って現金を脅し取ろうとしたとして恐喝未遂の疑いが持たれています。
警察によりますと、金田区長はことし1月ごろに風俗店の客として従業員だった女性と知り合い、2月に現金を貸して以降、合わせて数十通のメールを送っていたということで、10日、女性から警察に被害届けが出されていました。
警察によりますと調べに対し金田区長は「暴力団に依頼したなどとメールを送って脅してまで現金を回収しようとしたことは記憶にない」などと供述し、容疑を否認しているということです。

名古屋市によりますと金田区長は昭和57年に市の職員として採用され、市議会の事務局次長や市民生活部長などを経て、2年前の平成28年4月から瑞穂区長をつとめています。
仕事ぶりはまじめで特に問題を起こすようなことはなく、先週の金曜日もふだん通りに仕事をしていたということです。
現職の区長が逮捕されたことについて、名古屋市の河村市長は12日、市内で記者団の取材に応じ、「いいアイデアマンだったが、このようなことになってしまい残念だし、お騒がせして市民には申し訳ない。本人は否認しているということなので、事実確認をした上で法に従って対応を考えたい」と述べました。
その上で、暴力団との関係をにおわせたということについては「ありえないと思うが、もしそんなことが本当にあるとしたら大変なことだ」として調査する考えを示しました。


 恐喝メールの内容は暴力団そのもの。もし本人から送られたことが事実だとすれば、
こういう人物を区長に任命していた名古屋市の責任は重大です。
瑞穂区では長年に渡り、歴代区長は市民団体が要望書を提出して交渉を求めても、
話し合いに一切応じてきませんでした。風俗店に通う暇はあっても、区民と話し
合う時間がないとはあきれるほかありません。瑞穂区の職員のモチベーションは
総じて低く、何を要望しても「区には権限がないので、言いたいことが有れば本庁に
行ってほしい」の一点張りが目立っていましたが、金田区長のような人物がトップを
務めてきたのですからそうなってしまうのも当然かもしれません。市の人事
システムの抜本的見直しが必要と思われます。
  ※ 著名な児童文学の作家・翻訳者と知られる石井桃子さんの評伝「ひみつの
  王国」(尾崎真理子著:新潮社)の中では、彼女が戦前文芸春秋社で働いていた
  ころの話としてしてこんな記述があります。「私だって、家でお金もらって
  いるわけじゃなかったから、大したお金は持ってませんでしたけどね、社員は
  月給もらうとすぐ銀座へ出てって飲んじゃうから、月の半ば頃になると私に
  「お金貸してくれない」なんていう人がたくさんいたの。それで付いたあだ名が
  「石井銀行」 しかも「返してもらったこと、ありません」(p99)
           金田区長も石井さんくらいの度量?が有ったらこんな事にはなって
   いなかったでしょう。
   

「名古屋市の図書館を考える市民の会」がTRC・ホーメックス・ヴィアックス
三者に対し提出した「公開質問書」が、「出版ニュース」(8月中旬号)
「出版界スコープ」欄で全文紹介でされています。
 ※ 三社とも13日には返事が届くようにしているとのことなので
   15日くらいには皆さんに返事の内容を公開できると思います。
    公開質問書は8月6日付当ブログにUPしています。

 また同誌には「マルチメデイアデイジー教科書制作団体ネットワーク」が
文部科学大臣宛に提出した「要望書」も掲載されているので併せて紹介します。

 (要望事項)

1、 2年後の教科書改訂に間に合うよう「教科書バリアフリー法」に
  規定される教科用特定図書等である「デイジー教科書」についても
  「無償実施要領」の見直しにより「拡大教科書」及び「点字教科書」
  と同様に、国の責務において必要としている全ての児童生徒に対して
  無償給与すること。
2、 教科書発行者による「デイジー教科書」の発行を奨励するため、
  その製作に係る経費を国の負担によるものとすること。
3、 教科書発行者が「デイジー教科書」を製作できない場合は、当該
  教科書発行者以外の制作団体が国からの委託を受け製作できるように
  すること。
  ※「教科書バリアフリー法」に基づく「障害のある児童及び生徒のための
   教科用特定図書等」の無償給与実施要領では無償となるかどうかに
   ついては「検討事項」とされています。平成30年5月時点で通常の紙の
   教科書での学習が困難なことから「デイジー教科書」を利用している
   生徒数は平成29年度の約2倍、8000人を超えています。


 

~案内チラシより~

  スローガン:「嘘つき安倍政権 即時退陣!」
           「葬り去ろう、改憲の野望!」

   日時: 8月15日(水) 午後4時半~
       博物館北・秋葉神社で出発集会
       午後4時45分~  新瑞までデモ行進
   主催:「安倍9条NO!憲法を生かす全国3000万署名」瑞穂区連絡会
      安保関連法廃止・戦争をさせない瑞穂区の会・みずほ9条の会

◆73回目の「8・15」 憲法9条が危ない
  記録的猛暑の中、敗戦から73回目の8・15がめぐってきます。今年は
  任期中の改憲に執念を燃やす安倍首相の下で「改憲への国会発議」が
  狙われ「二度と戦争をしない、軍隊は持たない」と世界に宣言した
  憲法9条が危機にある中での「終戦」記念日です。
◆ 「戦争をしない日本」を守ろう!
  戦時中、名古屋はゼロ戦など軍用機の製造工場が集中していたため
  米軍の空襲が繰り返され(全63回。うちB29による空襲は延べ2,759機
  投下された爆弾・焼夷弾は1万4500トン)。名古屋城も昭和20年
  5月14日に焼け落ちました。「戦争はもうこりごり」の思いはみんなの
  叫びでした。だからこそ憲法9条は大多数の国民に歓迎され、今日まで
  一人も殺さず殺されない「戦争のない日本」を守ってこられたのです。
   その憲法を変えるなどとんでもありません。
◆「東アジアの平和」のためにも
  南北朝鮮の首脳会談と米朝首脳会談で朝鮮半島にも平和の風が吹き始めた
  今「憲法9条」を持つ被曝国・日本こそ朝鮮半島の非核化と東アジアの
  平和友好のために力を尽くすべきで、9条改憲など絶対に許せません!
◆ 「安倍改憲NO!」の意思を示しましょう!
  73回目の「終戦」記念日、お盆の最中の8月15日は韓国のローソク
  革命にも学び「安倍9条改憲」を許さない市民の意思をデモ行進で示そう
  ではありませんか。ご自身のアピールや鳴り物なども持ち寄って、皆さんの
  積極的参加をお願いします。
       ※ 連絡先:尾鍋 明彦  052-851-3977

市立小諸図書館 一部業務を民間委託方針

 小諸市は7日の市議会全員協議会で、市立小諸図書館の一部業務を民間事業者に委託する方針を明らかにした。蔵書の整理といったフロア業務などの委託を想定。大半を占める臨時職員について、確保や育成が難しくなっていることから、勤務時間や賃金体系などで柔軟な対応が可能な民間事業者を導入して待遇改善を進め、サービス水準を維持したいとしている。本年度中に事業者を選定して、来年4月から一部業務を委託する考えだ。

 県立長野図書館(長野市)などによると、全国的に民間事業者による図書館の業務への参入が相次いでいる。県内でも、下伊那郡阿南町が2015年から、都内の企業を町立図書館の指定管理者にしている。一方、日本図書館協会(東京)は、公立図書館は自治体の直接運営が基本―との考えを示している。

 小諸市内の図書館利用者や学校司書らでつくる小諸図書館協議会が6月末、一部の業務委託が望ましいと、市側に答申。同図書館は現在、職員15人のうち臨時職員が13人。うち4人が司書の資格を持つ。臨時職員は1年更新の契約。市側は、出産や育児休暇の取得ができないため、継続的な就業が難しく、計画的な人材育成などが課題になっているとしている。

 市側は臨時職員の待遇について、図書館職員など一部のみをすぐに変更、改善するのは難しいとも説明。全協では、議員から「民間に委託して臨時職員の待遇は変わるのか」といった発言もあった。

 予算管理など管理運営は引き続き市側が行う。公募型プロポーザル(提案)方式で、NPO法人などを含む民間事業者から選定する方針。 (8日付 信州毎日新聞)

  一方、以下の取り組みも同じ小諸市を会場にはじまっています。
 順番が逆のような気がします。

~案内チラシより~
          私たちの図書館を目指して

 市立小諸図書館は、新館を整備するまでの数年間、そして平成27年に
新館が開館してからの3年にわたり、何度も市民と対話を重ねて、今の
図書館の形を創ってきました。
 どんな地域においても図書館が市民に開かれた場所であり続けるために
いま改めて「市民が図書館作ること」について考えてみたいと思います。
 全国における様々な事例をもとに、自分のまちの図書館運営のあり方や
市民が図書館をつくるとはどういうことか等について、みんなで話して
みませんか。

 第1回 6月10日(日)
   今だからこそ、図書館運営のあり方を考えよう
    -全国の事例を知り、ジブンゴトに置き換えてみるー
 第2回 8月12日(日)
   「意思」のある図書館運営とは
   -鹿児島県指宿市立図書館の取り組みをもとにー
 第3回 10月21日(日)
   「わたしたちの図書館」をめざして
   ー市民が図書館をつくるということー
     会場: 小諸市市民交流センター
     主催:県立長野図書館 共催:市立小諸図書館

  6月から10月にかけて図書館の運営についてみんなで話してみましょうと
 呼びかけながら、どうして6月末に小諸市図書館協議会は一部業務委託が
   望ましいとの答申を出したのでしょうか。わけが分かりません。

~毎日新聞「報告書要旨」より~
 本日付毎日新聞に掲載された東京医科大不正入試報告書要旨では
平成18年度入試で行われた入学試験に関する不正行為に関し以下の
ように記述されています。

 二次試験の小論文では点数(満点100点)に全員0.8の係数をかけ
属性に従い次の様に加点。現役・一浪・二浪の男子20点。三浪男子
10点、女子・四浪男子0点。四浪男子および女子(現役・浪人問わず)は
100点満点をとっても80点の得点しか得られなかったことになる。この
ような属性による得点調整は少なくとも06年度の入試から行われた
ようである。不正な得点調整は長年に渡り悪しき伝統のように行われて
きた。このことは試験の公平性を損なう行為に自ら手を染める行為で
大学の自殺行為に近いといえよう。女性だからという理由だけで不利な
得点調整を行うことに関しては女性差別以外の何物でもない。

 佐野文科省前局長の息子に関しては2次試験だけでなく1次試験に
ついても臼井前理事長が事務方に得点調整を指示。
 臼井氏及び鈴木氏(前学長)は(佐野氏の息子の)1次試験の素点が
226点で282位であったことから10点加算すれば2次試験が普通の出来で
あるならば少なくとも補欠で繰り上げ合格できると考え医学科学課長に
10点加算することを指示、その結果順位も169位と修正され1次試験の
合格者となった。

 上記の件はあくまで2018年度入試で行われたことであり、2006年度
から始まった不正入試がどのように行われていたのかについては不明
です。しかしこれらの記述が事実だとすれば明らかに大学設置基準
第2条「入学者の選抜は公正かつ妥当な方法により適切な体制を整えて行う
ものとする」に違反しており、しかもこのような違反行為が10年以上に
渡って行われていたとするなら、単なる不祥事と片づけること等できる
ものではありません。大学設置基準第1条には「この省令で定める設置
基準は大学を設置するのに必要な最低の基準とする」と書かれており
これらの条文からすれば、東京医大に関しては大学の設置認可取り消しが
当然の措置と思われます。

~案内HPより~
と き 2018年8月16日(木)~19日(日)
    10:00~18:00(最終日は17:00終了)
    ※入場受付は終了30分前まで
ところ 市民ギャラリー矢田(名古屋ドーム北側)
    地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」駅下車
    1番出口を南へ徒歩5分
入場料 一般:500円
    高校生以下・障がい者(介助者含む):無料

混声合唱組曲「悪魔の飽食」公演と講演

■第1部 13:00~

講演「医学の立場からの『731』部隊の救命~繰り返すまい!医学者・医師たちの戦争犯罪」

西山 勝夫さん

京都大学工学部卒、滋賀医大名誉教授、この間スイス連邦立工科大学、米国ジョンズホプキンス大学公衆衛生学部に留学、専門:社会医学、労働衛生学、役職:15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、満洲第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会事務局長、働くもののいのちと健康を守る滋賀県センター理事長等

■第2部 14:10~

混声合唱組曲「悪魔の飽食」

第2次世界大戦中に細菌兵器の開発をすすめた旧日本軍731部隊の戦争犯罪を告発し、実験材料(マルタ)として殺された約3000人以上の中国人、朝鮮人、モンゴル人、ロシア人を追悼しつつ、永遠の平和を祈る合唱組曲です。


今年の展示紹介

メイン展示「731部隊展」

731部隊では、細菌戦のための人体実験など戦争犯罪が行われました。「マルタ」と呼ばれる中国人捕虜らに対して行った感染や凍傷の人体実験の様子を再現した写真パネルを使って非人道的な残虐行為を告発します。

「村の射撃場」 戦争遺跡研究会

入営前の青年に実弾射撃訓練をするために、軍ではなく地元在郷軍人会などが、射撃場を建設していた実態を紹介します。

「国が隠した戦時大地震」 半田空襲と戦争を記録する会

1945 年終戦前、紀伊半島や愛知県で大震災がありました。日本軍や軍需産業の被害を伏せるため、情報統制をして大災害の歴史を抹殺しました。その歴史を振りかえります。

「戦時の防空」 ピースあいち

旧防空法は、国土を守るため空襲の際、逃げないで消火作業にあたることを市民に義務づけました。そのため多くの人が命を落とし負傷しました。

「高校生が描いたヒロシマ『原爆の絵画展』」 愛友会

広島平和記念資料館が主催するこの「原爆の絵画展」は、実相を後世に伝えていくために、広島市立基町高校の生徒が被爆体験証言者とともにとりくんでいるものです。昨年で10 年目を迎え製作した絵は119点となります。この一部を展示します。

※ 混声合唱組曲「悪魔の飽食」公演は18日(土)です。

      ■ 「あいち市民アクション」講演会のお知らせ
   
   7月に終わった国会で、安倍自公政権は改憲の発議をすることが
  できませんでした。9月の自民党の総裁選挙とその後の臨時国会では
  改憲手続法の「改正」も焦点になりことから改憲発議をさせない
  闘いの一層の強化が必要です。改憲阻止に向けて全国で取り組まれて
  いる3000万人署名を生かすために、成果と展望をお話していただきます。

  テーマ:改憲発議をさせないために今何をなすべきか
  講師: 福山真劫氏(戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
  日時: 8月25日(土)  午後1時半
  会場: ウインクあいち  10階 1002会議室
  資料代: 500円   問合せ 090-5876-5469(名古屋共同法律事務所)
  


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