そもそもなぜ小牧の山下市長は臨時議会を開くなどということを
言いだしたのでしょう。「毎日」のよれば市長は「交付金(社会資本
整備総合交付金)をもらうには非常にタイトな日程になりつつある」
と述べたそうです。市長は図書館建設に関してはゼロベースで臨む
と言っていたはずです。「交付金」を使って図書館を建設するという
ことは住民投票で否定された図書館建設案のフレームを踏襲する
という意思表明にほかならず「ゼロベースで検討する」という方針に
反します。また「設立準備予算等の案件を提案したい」としていますが
「協議会」をどういう形で設置するのかという課題は今後議論を進めて
いくうえで非常に重大な問題で、予算規模もその形態によって
大きく変動します。岡崎のリブラ(中央図書館)建設の過程をまとめた
冊子「協働都市文化をもたらす図書館づくり」には「行政が作った学識者
を中心とした委員会(市民会議)に、市民の会から代表者に参加して
もらうという手法と、行政の計画に対して、賛成の人も反対の人も自由に
出入りし、意見を言うことができる開かれた議論の場(ワークショップ)
はまったく異なるものである」と記されています。そして岡崎では「学識
経験者や団体代表者を中心に一部公募市民が参加する程度では、
市民にとって行政の計画に参加する機会は乏しい」として関心の
ある市民は誰でも参加できる「ワークショップ」を選択し、4年間で28回
開催したとのこと。(ワークショップの初回には140名もの市民が参加し
延べ1500人近くの市民が参加したそうです)    「小牧図書館を考える会」
の渡辺さんは「もし協議会が設立されたら市民の会として参加したい」と
述べたそうですが、「私的なグループとは話し合う気はない」という山下
市長が「市民の会」を協議会のメンバーに入れるはずがありません。
また「市民の会」がメンバーに入ったとしても有識者、団体代表,一部
公募市民だけで協議会が構成されることになってしまったら
パブリックコメントを寄せた200人をはじめ多くの市民は議論から締め
出されることになりかねません。臨時議会まで開いて予算を提出する
ということは、必要のない無駄な開催費用がかかるだけでなく、あらかじめ
「協議会」の構成,性格までも市長の一存で決めてしまおうというもので
あり絶対に認められません。