小牧市の山下市長が6月議会に名鉄小牧駅前(A街区)に新小牧図書館
を建設するとして、設計予算を提出すると表明したことに対し「小牧の
図書館を考える会」はその計画に反対する立場から署名運動を開始しま
した。

 <小牧の図書館を考える会NEWSより>

   小牧市 新図書館46億円でA街区に建設と公表

 小牧市は4月27日市議会文教建設委員会に置いて、新図書館を46億円かけ
A街区に建築すると公表した。何ら市民の意見も聞かず、一方的に決める
のは図書館建設審議会の答申をも無視するものです。
 ※ 審議会の答申では「(新図書館の建設場所については)A街区が多数で 
 あったがラピオ案等が望ましいとの意見もだされた」と記述されていました。

       小牧ツタヤ図書館計画では市民の声を聞かず約4200万円が無駄に!

 小牧ツタヤ図書館計画では、日建設計などに基本設計費用などの契約解消金
として約4200万円が支払われました。これは市民の血税を「ドブに捨てた」
も同然でした。今回も「同じ轍を踏む」可能性は拭えません。
(ラピオビルとは)
  小牧市の市街地再開発事業として160億円を投じて建設された再開発ビル。
 ビルの管理は、第三セクター「小牧都市開発」が行っている。現在3階が
 空床、4階の一部はマンションのショールーム、1階・2階の平和堂は今年
 11月の契約更新を更新せず撤退を表明し、12000㎡を超える広大な空床が
 大きな問題となっている。

 私たちはA街区に新図書館を建設することに反対します。既存施設(ラピオ
 現図書館等)の有効活用を求めます。署名運動への協力をお願いします。

 ※ 署名用紙は「小牧の図書館を考える会」のHPからダウンロードできます。
 「考える会」は6月議会で設計予算を可決することのないよう市会議員に対する
  働きかけを行っています。署名目標は1万筆以上を目指しているとのことです。
 新図書館建設を進めるうえでは建設予算として10億円の国の補助金獲得が予定
 されており、小牧市外の市民にとっても「他人ごと」ではありません。

  ◆ 本日付「毎日新聞は」この件に関し以下のように報道しました。

 小牧市は9日開会の6月定例市議会に新図書館の基本設計費4800万円余を含む
一般会計補正予算案を提案する。新図書館を巡っては住民投票で当初の建設
計画が否決され一度は白紙に戻ったが当初から約2年遅れの2020年末開館を
目指して再スタートを切る。建設予定地は名鉄小牧駅西の市有地約3800㎡に
延べ床面積6000㎡の新図書館を建設する。市直営で運営し、蔵書50万冊を
目指す。建設費は35億~40億円で当初計画より低く見込んだ。18年度に実施
設計、19年度に着工し、21年3月の開館を目指す。当初は民間委託の図書館を
駅前に建設する計画だったが、住民投票で否決された。16年4月から市民代表や
学識経験者による建設審議会が協議し、新たな方針を今年2月に答申した。
 山下市長は「いろいろな意見や要望があって難しかったが、熱心に協議して
いただいた審議会の答申に沿っおて建設方針をまとめた。多くの方に喜んでもら
える施設にしたい」と話した。

 記事では市直営とありますが実際は一部業務委託(市の職員はほんの僅か
大半は民間会社の臨時職員、事実上の民間委託と変わりません) また審議会
委員に市民代表(市会議員)は選出されておらず、教育委員会が選んだ委員
で構成された審議会でした。市長の提案は実質、住民投票で否決された図書館
計画そのものです。一体何回同じ過ちを繰り返したら気が済むのでしょうか。
 もし、6月議会で、市長提案が可決されるような事態になったら、市長及び
賛成した議員は早晩「政治生命」を絶たれることになると思います。