2009年07月13日

これでおしまい

帰国してからの日本の生活。
想像していましたけど生活のスピードが速いです。
毎日結構忙しくしています。



そんな毎日の中、ふとしたきっかけで世界中の景色が脳裏に浮かんでくることがあります。
それは、美しい海だったり、
中東の国々の町の一部であったり、
すれ違ったたくさんの人々とのふれあいだったり。
意識だけじゃなく体まで、そういう遠くまで飛んでいく気になったりします。



この旅ブログは今回で終了です。
このブログのおかげで、異国の地でも日本語でいろんな文章を書くことができてよかった。
今まで読んでいただいていたみなさんありがとうございました。



それではまたどこかで。

これでおしまい!



2009年06月26日

旅に出てなにか変わったことはあるのか?

旅に出てなにか変わったことはあるのか?

それはたしかにあります。
いちばんの変化は、多様な価値観や文化、そしてそれを持つ人たちを
理解しようと努めるようになったこと。
世界には様々な価値観や文化があり、そしてそれを当然と思っている人達がたくさんいる。
マナーや常識も国や文化圏や地理的条件によって全く異なる。

特にインドなんかに行くと、人の生き方が日本とは180度違う。
宗教に身をゆだね、自己中心的で、細かいことを気にせず生きている。
そういう場所に行ってそういう人達を目にすると、
少なからず「人にはこういう生き方もありなんだ」と思わされる。
今まで日本にいて当たり前だと信じていた価値観が崩れてしまうこともありえる。

タイやインドネシアでは、底抜けに明るい人たちを見た。
ベトナムやカンボジアでは、今の日本では想像できないほどの貧困を見た。
ネパールでは、自然に溶け込んで日々をつつましく暮らしている人たちを見た。
インドでは、宗教色にそまった無秩序の社会を見た。
パキスタンとイエメンでは、他人に奉仕することを美徳としている誇り高い人たちを見た。
ヨルダンやシリアでは、隣国との緊張感を日常生活の中でも意識し続けている社会を見た。
モロッコでは、厳しい自然環境の中で生活し続けている人たちの力強さを見た。
メキシコとグァテマラでは、近代文化との距離を保ち続けている人たちの生活を見た。
などなど、日本の中にいては見れないものをたくさん見た。



今まで積み重ねてきた常識が常識ではなくローカルルールであったことに気づく。
今まで積み重ねてきた常識が全く通用しない場所があるのだということに気づく。
相対的に日本という国の特殊性が目に見えてくる。
それが見えてしまうと心に浮かんでくる不安定な感情がある。
安易に日本大好き人間になってしまいたい。
安易に日本大嫌い人間になってしまいたい。でもそう簡単には判断できない。
冷静に考えれば、日本の好きなところもあるでしょうし、嫌いなところもあるはずです。
国という枠組みをはずして、人間ベースに物事を見れるようになった気がする。
それもこの長い旅の効用と言えるかもしれない。
この国はこう、あの国はこう、と割り切って理解したほうが楽チンなんでしょうけど。





そのほかには、こんな感じです。
・すぐに人に道を聞くようになったこと。
・自炊するようになったこと。
・洗濯を手洗いでするようになったこと。
・外人を前にしても萎縮しないようになったこと。
・あまり人目を気にしないようになったこと。



2009年06月09日

32カ国でした

今回の世界旅行、行った国の合計数は「32カ国」でした。

行っているときは、あんまり国数を意識したことはありませんでした。

多いのか少ないのかは基準をどこに置くかによりますが、

アフリカや中央アジアを行っていないので、そんなに多いって感じはありません。



世界地図行ったとこ

世界地図行ったとこ



100カ国以上回っている人もざらにいますからね。



まあ色を塗ってみると視覚的に理解できて面白い。

南極を行った国のひとつにしてみた。

それが少し自慢げ。

2009年02月08日

クルーズでは初めての体験ばかり

16日間の船旅は最高に贅沢な時間でした。

陸地に降りて、床がふかふかの絨毯じゃないというだけで、足が疲れます。

なんて贅沢な旅行者になってしまったんだ、って感じです。

船内では、まったく退屈することなく、時間が過ぎるのを惜しむように、

楽しく過ごせました。

 

このホテルを横倒しにしたような船の中で、最高のサービスを受け、お金の心配無しに、

食べたり飲んだり遊んだり。まるで貴族です。

このクルーズはほんと行って正解でした。

他の乗客はわざわざ飛行機でブエノスまで来て、クルーズして、飛行機で帰るのです。

それくらい価値のあるものなのでしょう。

それをたまたまブエノスに来ているから、そのままクルーズ船に乗る。

そして移動まで兼ねてしまう。超お買い得だと思います。

 


タンゴショーも開催される

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アメリカ人の子供と卓球。強い!負けた。

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いざパタゴニアへ

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プンタアレーナスにはボートで上陸。船に戻るところ

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氷河クルーズもあり

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レストランは席が多く、予約無しにいつ行っても入れますし、

食べ放題のビュッフェは品切れというのが全くなく、いつ行っても豊富な食材があるし、

ウエイターに用事を頼むのも、さらに頼みたくなるような、サービス満点の対応だし、

全部参加するのが難しいくらいたくさんのイベントがあるし、

さすがアメリカのクルーズです。けちけちしたところは一切ありません。

 

 

 

 


最終日前日にはシャンパンタワーパーティーあり。700個のシャンパングラス

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暖かくなるとプールに人がたくさん

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我々の部屋ではないスイートルーム。リビングとバルコニーが羨ましい

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食事の時間などで、他の乗客と知り合いになることもあり、上流階級の人たちの

感覚を少しばかり掴むことができました。

ネイティブの英語なので、なかなか聞き取れないのですけど。

どうも上流階級の人たちは今でもブッシュが好きな人が多いみたいです。

こういう生活や、それに近い生活をしている裕福なアメリカ人にとっては、

たしかに今の状態が最高であって、アメリカから遠くはなれた国や地域で、

なにが起こっていようが関係ないと思うのは、自然なのでしょう。

今のアメリカがどれだけ世界中から嫌われており、紛争地域でなにが起こっているかなんて

「全く関係ない、それよりアメリカの覇権が少しでも長く続くのが一番良いことだ!」

なんていう雰囲気がバシバシと伝わってきます。僕の偏見入りで。

もちろん良い悪いなんて意見を言う気は全然なく、4年前にブッシュが勝ったという謎の

一端が垣間見えて、ただ単に好奇心が満たされただけなのですけど。

 

 

そして食事で一緒になった人たちはみんな親切でした。

欧米人たちの輪の中に、東洋人が入っても、なにかと気を使って話しかけて切れくれ、

「日本のどっからきたの?」

「クルーズは初めて?」

「クルーズは気に入ったかい?船のなかではなにをしてるの?」

など、いろいろと聞いてくれます。

「日本はいい国だね。私はとても好きだよ」なんて言ってくれます。

 

早い英語だけの会話でぽかんとしていたら、その中のどなたかが、

ゆっくりした英語で、

「今は、健康について話しているのよ。」とか親切に教えてくれます。

とにかく楽しく会話をしようという雰囲気です。

とてもいい感じです。

 

 


懐かしい船内の雰囲気など

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ちなみに船の全長は295m。

部屋が端のほうにあったから、毎日陸地にいるよりもたくさん歩いたと思います。

 


他の有名な船との比較をしてみました。
            タイタニック      クイーンエリザベス    クイーンエリザベス2
総トン数          46,328                  83,673                  70,327
全長(m)           269                     314                     293
全幅(m)            28                      71                      32
客数(人)         1,324                   2,283                   1,778
乗組員(人)         899                   1,000                   1,016
速力(km/h)            43                      53                      61

                  飛鳥            STARPRINCESS
総トン数          50,142                 109,000
全長(m)           240                     290
全幅(m)            30                      36
客数(人)           940                   2,600
乗組員(人)         440                   1,100
速力(km/h)            43                      44

 

 

もう一度とは言わず何度でも乗りたいです。クルーズは。

そして今はまたバックパッカーに戻っています。

すぐに適応しちゃいましたけどね。この安宿生活にも。

 



2008年02月04日

世界一周前半戦 思い出に残る場所

「どこが良かった?」

これもまた良く聞かれる質問です。


正直言うと「全部良かった」ってことになるのですが、ポイントがぶれてしまうので、

こぼれ落ちるのを承知で、型にはめて、ランキングを作ってみました。

 

今でも、そのときの気持ちを、ありありと思い出すことができます。

 

 


10位
アンコール遺跡群(カンボジア)

訪れたい世界遺産NO1に輝くアンコールワット遺跡。
何百年も歴史の表舞台から忘れられていた遺跡。
自然遺産と表現しても良いくらい、自然と城壁が融合しています。
さすがにこの木を見たときは、言葉に詰まりました。

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9位
イスタンブール(トルコ)

オスマントルコ帝国の首都。
ブルーモスク、トプカプ宮殿。そしてボラボラス海峡。
アジアとヨーロッパの境目です。
さすがにオスマントルコ帝国。
歴史的な見所は京都以上です。
長くいればその歴史が、肌を通して体に入ってくる感覚があります。

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8位
ピラミッド(エジプト)

あまり期待してなかったピラミッド。
期待はずれの迫力で大満足。
2000年以上という時の長さを感じさせてくれます。

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7位
カッパドキア(トルコ)

自然の力が作った、奇妙な岩石群。
大自然の意思がそう望んでいたのか、芸術的な出来栄えになっています。
景色もさることながら、心地よい風が吹いていたことを思い出します。

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6位
バナナシ(インド)

インドの人口のほとんどを占めるヒンズー教の聖地。
人々が沐浴し、洗濯し、死体を流し、漁をする。
あらゆる意味ですべてを受け入れてくれる聖なる「ガンジス河」
人間の「信仰する力」のエネルギーを感じることができます。

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5位
興坪(中国)

リコウ下りで有名な桂林。
そのハイライトである興坪(シンピン)の風景。
「老寨山」の上から見る景色は、まさに水墨画の景色。
杜甫の時代にスリップしたような感覚に包まれます。

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4位
タージマハル(インド)

世界的に有名なタージマハル。
ムガール帝国の王が22年の歳月をかけて愛する妻のために作ったお墓なのです。
他では見ることのできないほどの、精巧さ。
建築物の極みと言うにふさわしい建物です。
偉大な芸術性というものが持つ力を、認識させられます。

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3位
サナア(イエメン)

町全体がアラビアンナイトの世界にタイムスリップしたかのよう。
「アラブの中のアラブ」と言われるほど、アラブ色の強い地域。
おとぎばなしにでてくるような建物と、屈託のないやさしい人々。
近代化される前に、もう一度行ってみたい国です。

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2位
フンザ(パキスタン)

日本人バックパッカーに大人気のフンザ。
「風の谷」と呼ばれるにふさわしい条件を兼ね備えています。
トレッキング天国、おいしい食事、物価安、そして親切な人たち。
バックパッカーをしなければ、きっとここに来ることはなかった。
ここにこれて、本当に良かったと思います。

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1位
サハラ砂漠(モロッコ)

自然の景色では砂漠が一番すばらしかったです。
照りつける太陽、そして乾燥した独特の空気。
太古の昔から、そこにある砂。
地球や宇宙という存在、そして時間という存在を、身近に感じられる場所でもありました。
なぜか折り目を正して、自分自身を見直したくなる場所です。

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2008年02月02日

世界一周前半戦 訪問国一覧

帰国してから「どの国に、どのくらい行ってきたの?」って

聞かれることが多かったので、自分自身の整理の意味も

かねて、記録しておきます。


まとめてみると結構長い期間だったという感じです。

最初の頃は、いそいそと急ぎ感覚で、移動していましたが

ネパールあたりから慣れてきて、良い場所が見つかると、

長期滞在するようになってきています。


どの国にも、心に残る良い思い出があります。

 


東アジア・東南アジア(136日)

中国                   (06/08/29-06/09/05  8泊)
タイ                   (06/09/06-06/09/28 23泊)
ラオス                 (06/09/29-06/10/09 11泊)
ベトナム               (06/10/10-06/10/21 12泊)
カンボジア             (06/10/22-06/11/01 11泊)
タイ                   (06/11/02-06/11/14 13泊)
マレーシア             (06/11/15-06/11/30 16泊)
シンガポール           (06/12/01-06/12/02  2泊)
マレーシア             (06/12/03-06/12/05  3泊)
インドネシア           (06/12/06-07/01/03 29泊)
タイ                   (07/01/04-07/01/11  8泊)

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南アジア(106日)

ネパール               (07/01/12-07/02/16 36泊)
インド                 (07/02/17-07/03/21 33泊)
パキスタン             (07/03/22-07/04/27 37泊)

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中近東・北東アフリカ(86日)

イエメン               (07/04/28-07/05/21 24泊)
UAE                 (07/05/22-07/05/25  4泊)
エジプト               (07/05/26-07/06/15 21泊)
ヨルダン               (07/06/16-07/06/21  6泊)
シリア                 (07/06/22-07/07/04 13泊)
トルコ                 (07/07/05-07/07/22 18泊)

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ヨーロッパ・北西アフリカ(58日)

ブルガリア             (07/07/23-07/07/29  7泊)
ボスニアヘルツェゴビナ (07/07/30-          1泊)
クロアチア             (07/07/31-07/08/05  6泊)
スペイン               (07/08/06-07/08/12  7泊)
モロッコ               (07/08/13-07/09/15 34泊)
スペイン               (07/09/16-07/09/18  3泊)

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東アジア・東南アジア(74日)

タイ                   (07/09/19-07/10/17 29泊)
ラオス                 (07/10/18-07/10/19  2泊)
中国                   (07/10/20-07/12/01 43泊)

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トータル日数 :460日
トータル訪問国:22カ国

 

滞在日数ベスト5
  タイ        73泊
  中国        51泊
  パキスタン  37泊
  ネパール    36泊
  モロッコ    34泊