最終日です。
� ，泙困�Plenary session、最終日お馴染みの”State of the Science”というコーナーで、一年間の最もインパクトの高かった論文を
1） どのような結果が得られたか
2）その結果には妥当性があるか
3）実臨床で使えるか
に沿って面白おかしく紹介するというもの。他の学会では、このようなReview的なものがPlenary sessionにはなりえないと思いますが、ニーズの高さや緩和ケアの対象の広さ、というか自分たち緩和ケア従事者の全般的な勉強不足を物語っています。自分自身、本セッションに参加して知らなかった論文が多く、日々のアンテナの張り具合を考えさせられました。
�◆ー，麓�分たちの発表。MD Anderson時代の友人2人と、”Supportive and palliative oncology literature: Quantity, scope, design, challenges, and opportunities.”と題したシンポジウムを行いました。Research SIGの出し物の一つです。彼らとはこの日のためにTeleconferenceで何度も打ち合わせを行いました。ヒューストン、ブラジル、日本とそれぞれ時間が異なるため、毎回朝7時からのTeleconferenceでした。がんにおける支持・緩和ケアの研究の実情、課題、解決策を一人ずつ論じるもので、日本やブラジルのInternational flavorを少しシェアさせていただきました（今日本で指導してくださっている先生に準備にあたって大変お世話になりました）。
�� 次は“Oxygen: Who needs it?”というセッション。Drs. Campbell, Abernethy, Currow, Huiらにより、呼吸困難に対する酸素療法について最新の知見、現在進行中のリサーチのPreliminary resultsなどが語られました。Methodologyのしっかりした臨床研究に基づいて話が進められる、希少なセッションでした。
昼食は昨年PEACE指導者講習会でご一緒させていただいた先生と。久々にお会いし、お元気でご活躍されているご様子をうかがえました。
�ぁ…�めくくりは”The value of data collection to palliative care program sustainability and growth”のセッション。Drs. Currow, Abernethyを含む5人がそれぞれの施設、国での工夫を紹介してくれました。今後IT化が進む中で、どのように日々のデータをプログラムの向上、国内の施設間の質の向上と均一化に繋げたらいいか論じ合うものです。その試みの先進性に感銘を受けました。最低限のベンチマークを満たすことを目標にし、各施設が一定レベル以上のケアを提供するには、日本でもアウトカムをしっかりと測る国単位の試みが必要になりそうです。今年の学術大会での報告に期待したいところです。
職場の温かい理解を得て学会の全過程に参加できました。最も良かったのは、自分と同世代の人々、その少し上の人々によってパイオニア的な仕事が世界中で行われていることが分かった点です。そして彼らと密に話せたこと。緩和ケアの向上に向けての歩みが他人事でなくなりました。
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1） どのような結果が得られたか
2）その結果には妥当性があるか
3）実臨床で使えるか
に沿って面白おかしく紹介するというもの。他の学会では、このようなReview的なものがPlenary sessionにはなりえないと思いますが、ニーズの高さや緩和ケアの対象の広さ、というか自分たち緩和ケア従事者の全般的な勉強不足を物語っています。自分自身、本セッションに参加して知らなかった論文が多く、日々のアンテナの張り具合を考えさせられました。
�◆ー，麓�分たちの発表。MD Anderson時代の友人2人と、”Supportive and palliative oncology literature: Quantity, scope, design, challenges, and opportunities.”と題したシンポジウムを行いました。Research SIGの出し物の一つです。彼らとはこの日のためにTeleconferenceで何度も打ち合わせを行いました。ヒューストン、ブラジル、日本とそれぞれ時間が異なるため、毎回朝7時からのTeleconferenceでした。がんにおける支持・緩和ケアの研究の実情、課題、解決策を一人ずつ論じるもので、日本やブラジルのInternational flavorを少しシェアさせていただきました（今日本で指導してくださっている先生に準備にあたって大変お世話になりました）。
�� 次は“Oxygen: Who needs it?”というセッション。Drs. Campbell, Abernethy, Currow, Huiらにより、呼吸困難に対する酸素療法について最新の知見、現在進行中のリサーチのPreliminary resultsなどが語られました。Methodologyのしっかりした臨床研究に基づいて話が進められる、希少なセッションでした。
昼食は昨年PEACE指導者講習会でご一緒させていただいた先生と。久々にお会いし、お元気でご活躍されているご様子をうかがえました。
�ぁ…�めくくりは”The value of data collection to palliative care program sustainability and growth”のセッション。Drs. Currow, Abernethyを含む5人がそれぞれの施設、国での工夫を紹介してくれました。今後IT化が進む中で、どのように日々のデータをプログラムの向上、国内の施設間の質の向上と均一化に繋げたらいいか論じ合うものです。その試みの先進性に感銘を受けました。最低限のベンチマークを満たすことを目標にし、各施設が一定レベル以上のケアを提供するには、日本でもアウトカムをしっかりと測る国単位の試みが必要になりそうです。今年の学術大会での報告に期待したいところです。
職場の温かい理解を得て学会の全過程に参加できました。最も良かったのは、自分と同世代の人々、その少し上の人々によってパイオニア的な仕事が世界中で行われていることが分かった点です。そして彼らと密に話せたこと。緩和ケアの向上に向けての歩みが他人事でなくなりました。
