2006年04月

2006年04月26日

平和憲法・ドキュメンタリー映画プロジェクトについて


  今年の2月、神戸でアレン・ネルソンさん(元ベトナム兵、「あなたは人を殺しましたか」の著者)を招いての講演会を手伝いました。そのときのビデオ撮りとインタビューをきっかけに、平和憲法のことをもっと多くの人たちによく知ってもらえるようなインタビュー映画の制作をはじめました。

 ご存知のように、ジャン・ユッカーマン監督の映画「日本国憲法」があります。ジョン・ダワー、ダグラス・ラミス、ベアテ・シロタ・ゴードン、ノーム・チョムスキーなど、知の巨人と言われているような人たちのインタビューが収録されていて、平和憲法の意義や世界的にも貴重なものであることがよくわかります。

 私は、この映画「日本国憲法」などを参考にしながら、できるだけ有名と無名の人たちの素顔と平和への思いをちりばめて、気軽に勉強会などにも使え、どこにでも気軽に出回れるようなビデオが制作できないかと考えています。

 また、日本国憲法が改憲され、戦争のできる国になると、今まだ投票権をもたない若者たちも大きな影響を受けていくことになります。ですから、若者や家族の人たち、そして憲法や社会情勢などに関心のない人たちも興味をもて、自分で考え正しい判断ができるようなビデオを作りたいと願っています。

 これまでネルソン氏以外に、ピッツバーグ医科大学の放射線物理学者のアーネスト・スターングラス博士、元ローレンス・リバモア核兵器研究所研究員・地質学者のローレン・モレ氏、「機会不平等」の著者・ジャーナリストの斉藤貴男氏などにもインタビューをさせていただきました。そのほか、立命館大学・平和ミュージアム館長の安斉育郎先生など、様々な分野の方たちとのインタビューをスケジュールしています。

 そして今回、4月の25日から2週間ほど、米国とコスタリカへ取材に行ってきます。
World Without ArmiesというNGOの主催で、今回は女性が主体になって、軍隊のない平和な世界をつくろう、というメッセージのイベントが行われるので、それにあわせて急遽いくことになったのです。

 米国では、軍事国家に住む人たちの苦しい生活の様子などを取材したいと思っています。そして、コスタリカでは、教育の現場や子供たちの様子をビデオ撮りしたり、このたび副大統領になられる女性や他の平和を築いてきた人たちにもインタビューをさせてもらえることになっています。ご存知のように、コスタリカも平和憲法を持っているのですが、日本と反対で、本当に軍事のない民主主義の社会をつくろうとしてきた国です。そこの国の尊厳ある人たちや子供立ちのメッセージはとても貴重だと思うのです。

 もし平和や平和憲法に関する思いを伝えたい人やグループがあればお知らせください。できるだけ元気や希望がわくようなものにしたいので、たのしい企画やイベントなどの情報もありがたいです。ボランティアやサポートなど、この企画に直接関わりたい人も歓迎します。

 とにかく、若者や家族の人たちのインタビューも含め、まだこれからですが、ひとり一人のメッセージやハートを大切にしていきたいと思っていますので、どうぞご支援よろしくおねがいします。

中川いちろう 2006年4月24日

Institute of Holistic Psychology & Education
ホリスティック心理教育研究所
〒519-5403 三重県熊野市紀和町長尾1114
TEL/FAX 05979-8-1598 info@tappingtouch.org




ihpe2005peaceblog at 19:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)憲法9条 

2006年04月06日

小冊子&HPリニューアルのお知らせ

Written by 中川いちろう March 31, 2006
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ある朝の 平和への想い  

ある朝早く起きて不安を感じました。
戦争で今から殺し合いが始まるとしたら、なんて恐ろしいことだろうと思いました。
今、日本が再び戦争をする国にされようとしているならば、
ただそれに対して「NO!だめだよ!それはまちがっているよ!」と言うしかない。
あまりにもあたりまえだけど、それ以上でもそれ以下でもない大切な事実がそこにあることを、すなおに感じたのです。
殺すも殺されるのも恐ろしい。
ナパーム弾で焼かれたり、核兵器で細胞まで壊されたり・・・
自分にも、家族にも、誰にも、そんなことがあってはならない。
戦争、つまり違った国どうしの人たちが殺し合いをさせられるような、
とんでもなく馬鹿げたことを許していくわけにはいかない。
ただそれだけのことなのです。
そこには、なんのかけひきも、理屈もいらない。
真実はシンプルで、小さな子どもでもよく理解できます。
いやなことがあったり、もめごとを解決するために、殺しあうことは許されません。
ナイフや銃を隠し持ち、脅し合いながら、お互い仲良く生活することはできません。
「世界貢献」や「テロをなくすため」に、ミサイル、空母、軍隊は要りません。
殺しの道具や破壊兵器を増やして、平和はやってこないのです。
今までもそうでしたし、これからもそうです。

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この文章は今回、新しく改訂した「あなたの平和憲法を知っていますか?」の
序章に載せたものです。どのように感じられましたか? 

ああ、平和主義か。理想をいってもしかたがないよな・・・

平和憲法なんて、自分のこととはかけ離れていて、関係ないわ・・・

もういまさら憲法を守ろうとしたって、意味ないよな〜

とっても貴重なことは知ってるけど、どうしようもないし・・・


さまざまな反応は当然だと思いますが、よければ是非一度「あなたの平和憲法
を知っていますか?」を読んでみてください。www.earth-citizen.org 

最近は、マスコミなどではあまり騒がれていませんが、2月には憲法改正にむけ
て国民投票法案の方針が示されました。国民投票法案が通ると、考えたり話し
合う時間を十分に持たないまま、投票日を迎えることになりそうです。

また、戦前に国民の言論などの統制につくられた「治安維持法」のような「共
謀罪」という法律が、今月にも国会で審議されようとしています。「共謀罪」
とは、犯罪行為をおこなわなくとも、話し合い、合意しただけで処罰できる法
律です。

もう一つだけにしておきますが、宇宙開発の「防衛利用」が議員立法として国
会提出されようとしています。これまでは、日本国憲法(平和憲法)にしたが
って「宇宙の平和利用限定」とされてきましたが、軍事兵器の開発や生産がで
きるようにされようとしています。

「あなたの平和憲法を知っていますか?」は、短時間で読めて、とてもわかり
やすいとの評価をいただいています。もう平和憲法のことをよく知っておられ
る人は、まだ知らない人に平和憲法がどれほど貴重なものかを伝えるときなど
にご利用ください。

ホームページにアクセスしてもらえれば、全文を読むことができます。PDFでプ
リントして、ひまなときに読んでもらっても結構です。15分もあれば、主なと
ころを読んでしまえることと思います。内容は、携帯電話のi-modeでもアクセ
スできますので、電車に乗りながらでも読んでもらえると幸いです。

そして、内容の重大さを実感されたら、平和憲法のことをぜひ周りの人たちに
お知らせください。戦争が身近なものにならないためには、できるだけ早く、
できるだけ多くの人たちがこのことを知り行動にしていくことが大切だと思い
ます。

あなたの平和憲法を知っていますか? www.earth-citizen.org 
携帯i-mode版 www.earth-citizen.org/i0.htm




ihpe2005peaceblog at 15:30|PermalinkComments(1)TrackBack(0)平和憲法小冊子