気まぐれアメリカ競馬予想

気が向いた時にアメリカ競馬(重賞)の予想・回顧などをしてみたいと思います。他には競馬観戦記なども。2020年はSaudi Cup観戦が目標!

2017年09月

【Baltimore/Washington International Turf Cup(G2)展望】マイル戦で見直し、Ring Weekendに期待!

 昨年はCommonwealth Turf Cup、一昨年はCommonwealth Cup、その前はColonial Turf Cupの名前で行われていたこのレース、今年はまた名前が変更となり'International'と大層な名前がついたが、賞金総額は20万ドルのまま。あまりこのLaurel Park競馬場のレースをPick Upすることは無いのだが、ここは前走Bernard Baruch Handicap(G2)でも期待したRingweekend(4着)が出走するので注目したい。8頭立てのメンバーを見渡すと昨年の覇者Blacktype、C.Brown調教師が管理する2頭Projected、Catapultがライバルとなりそうだが、今回は久々のマイル戦で前に行きたい馬も複数おりペースも速くなりそう。G.Motion調教師とE.Prado騎手の相性の良さにも期待できそう。馬券はRing Weekendの単勝、複勝で前走の「借り」を返してもらいたい。
 なおアンダーカードのCommonwealth Derby(G3)は逃げ馬Voodoo Songが人気を集めそうだが、前走Saratogaの条件戦の勝ちっぷりが良かったProfiteer、Commonwealth Oaks(G3)はこのレースを連勝中のC.McGaughey III調教師&F.Boyce騎手騎乗のIn the Leeに注目したい。Boyce騎手は2015年のこのレースを同じMcGaughey III調教師の管理馬Onusで制して以来Graded Stakes勝ちがないが、2年ぶりのGraded Stakes勝ちに期待したい。

【Oklahoma Derby(G3)回顧】7連敗中のUntrapped、待望のGraded Stakes制覇!

  期待していたDerby3着馬Battle of Midwayは最終的に一番人気。もしかしたら逃げるかも、と思っていたが、その気はなかったようで同じく西海岸から遠征のGato del Oroが先手を取る展開。Battle of Middwayは2コーナー手前で挟まれるようなシーンがあり恐らく予想外の中団からのレース。それでも4コーナーから進出し、直線に向いた時には力が違うか!と思ったが、これに外から襲い掛かったのがS.Asmussen調教師のUntrapped。未勝利戦以来勝ち星のない馬だったが、馬場が合ったのか鞍上の叱咤に応えて差し切り勝ち。馬単90.20ドルの決着。
  馬券はBattle of Midwayの複勝2.4ドルのみ的中。まあ"Local"の競馬場なので確勝、という自信は無かったのでこの結果もやむなしではあるが・・・
 
 

【Oklahoma Derby(G3)展望】Derby3着の実力発揮に期待、Battle of Midway!

  過去買った記憶のないレースだが時間があるので日曜日にRemington Park競馬場で行われるこのレースにも注目してみたい。8頭立てのレースだが今年はHaskell(G1)勝ちのGirvin、Derby3着馬Battle of Midway、West Virginia Derby(G3)勝ちのColoneldarktemperなどなかなかの好メンバー。狙いたいのはSanta Anita Derby(G1)(この時は2着)で期待したBattle of Midway。前々走のHaskellはハイペースに巻き込まれて6着に敗退したが、それ以外はすべて3着以内の堅実派。前走Non-GradedのShared Belief Stakesでは好位3番手から持ったままで4コーナーで先頭に立つと2着Gato Del Oro(今回も出走)に6馬身以上の差をつけての圧勝。BC Classic(G1)となると難しいだろうが、ここをしっかり勝って来年以降の飛躍につなげて欲しい。
  馬券は人気ではあるがBattle of Midwayの単勝、複勝、馬単はなかなか絞りづらいのと"Local"な馬場で波乱の可能性もあると見て総流しでいってみよう。

【凱旋門賞(G1)観戦記(その2)】やはり強かった!Enable圧巻の勝利!

 凱旋門賞当日の1レースは14時から、本番の発走は16時5分、ということでこの日も午前中はパリ市内を散策、と言っても霧雨が降るような寒い天気。Chantillyの天気はどうなのか・・・と心配しながら12時頃の列車でChantillyへ。1レース、2レースの二歳戦を見る限り、やはり先行有利な印象。3レースのパドックから4レースの凱旋門賞に備えてパドックの場所を確保。予想通り日本人が多いが(笑)、Daigo、こじはる、岡部元騎手、高畑充希といったTV関係者もいて周囲の注目を浴びていた。パドックでとなりにいた現地人からサトノダイヤモンドについて聞かれたがここでは「買わない」と言っておいた(結局遊びで複勝だけ買ったのだが)。パドックは馬だけで2周、騎手が騎乗して1周、と計3回しか見れなかったが、どの馬もよく見えて正直Enableがずば抜けているような感じはしなかった。但し馬券は先行有利な馬場状態からEnableの勝利を確信、Enableの単勝、馬単をサトノノブレス以外への総流し(笑)で購入。
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 結果はご存知の通り、難なく好位につけたEnableが直線残り400M辺りからあっさりと抜け出し余裕を持っての完勝。2着に前走Foy賞(G2)2着のCloth of Stars、3着に前走Ulysses、昨年3着のOrder of St Georgeは4着、日本のサトノダイヤモンドは15着、サトノノブレスは16着という結果であった。馬券は単勝3.6ドル、馬単49ドルが的中。日本馬の大敗は残念ではあったが、正直Enable相手ではそもそも勝てそうにないし、馬場も展開も向かなかったので今回はやむなし。再度日本での活躍を期待しよう。
IMG_1291IMG_1302IMG_1309この次のOpera賞(G1)は凱旋門賞の余裕に浸ってビールを買いにいってるうちに締め切りが来てしまったので馬券は買わず。勝ったのはA.O'Brien調教師のRhododendronで2着Hydrangeaと「親子丼」の決着。凱旋門賞ではいいところがなかったO'Brien調教師だがすかさずワンツーを決めるあたり流石である。次のAbbaye de Longchamp賞(G1)は直線1,000Mのレースだが、Bataashが圧倒的な強さを見せて完勝。馬券は3着馬Profitableからのワイドでバラバラと流したので的中したもののプラスはわずか。最終レースのForet賞(G1)は前哨戦のMoline de Longchamp賞(G1)で買うつもりだった(当日Scratch)Zelzalに期待したが、これがまったく見せ場なく6着。勝ったのはAclaimで最後的中で締めることは出来なかった。
 とにかくこの日は肌寒かったが、予報に反して雨はほんの一瞬降っただけでやんでくれたのが何より。そしてもしかしたら歴史的名馬になるかもしれないEnableのレースを現地で観戦できたのが最高の思い出。レース後、馬仲間との食事会も楽しくとにかく満足の1日であった。

 

【凱旋門賞(G1)観戦記(その1)】

    凱旋門賞観戦の旅から早くも1週間。まずは土曜日の観戦記から。土曜日の朝にParisに到着。北駅前に予約してあったホテルに荷物を置いて小雨の降る中、まずは市内観光。明日の馬場が少々心配である。12時過ぎに北駅からChantillyに向かう。駅に着くと無料のシャトルバスが待機しておりラッキー。既に電車の中から日本人の姿をちらほらと見かけたが、皆暇なのか熱心なのか(笑)。バスだとあっという間に競馬場に到着したがこの日の注目レース、Dollar賞(G2)やCadran賞(G1)まではまだ時間がある、ということで競馬場には入らず、いつもレース映像に出て来て前から気になっていたChantilly城の散策に向かう。途中3〜4コーナーの柵沿いの道を通れるが、ここは撮影ポイントになってるようでカメラマン達の姿が。しかし何故か皆日本人(笑)。自分もその中に混じってタイミングよくやってきた2レースの馬達の写真をゲット!
IMG_1146IMG_1149城は近くで見ると池のほとりに佇む姿がとても絵になっていて、なかなかいい雰囲気。入場料を払って中の絵画や調度品を見て小一時間位過ごしてから競馬場に入場。土日通し券が40ユーロ。プログラムは5ユーロという値段。前の凱旋門賞観戦はもう10年前なのですっかり忘れてしまったが、こんなもんだったっけ?朝は雨が降っていたが、午後は幸い晴れていい天気になってきた。しかし馬場は重馬場。この日は元々そんなに馬券を買う気がなかったので、ろくにチェックもしていなかったが、6レースのDollar賞(G2)を買ってみる。目についたのが前走Niel賞(G2)でCracksmanの2着に好走した三歳馬のAvilius。母父がSunday Silenceというので気になったのだが結果は6着。勝ったのは好位からレースを進めたGarlingari。
IMG_1165IMG_1174昨年12月には香港遠征も敢行した馬でここは古馬の方が力が一枚上だった、ということか。2着のSubway Dancerが人気がなく馬単212.60ドルの好配当。続く7レースのCadran賞(G1)は昨年の2着馬でフランス以外でもDubai Gold Cup(G2)勝ちの実績のあるVazirabadが圧倒的な一番人気。見物料として単勝を購入したが、結果はやはりVarizabadの貫禄勝ち。配当は2.4ドルだったが、ひとまず的中したのが嬉しい。
IMG_1193確か前回Chantillyに来た時は1レースも当たらなかったような。。。 。8レースのDaniel Wildenstein賞(G2)は前走Mouline de Longchamp賞(G1)でも2着に入った実績馬Taareefが一番人気。ここは複勝のみ購入したが、人気通りTaareefが勝って2.2ドルが的中。今日の締めのレースをささやかながら的中で終わることが出来た。今日のレースを見る限りあまり後方からの追い込みは効かない感じで先行有利な印象。と、いうことは本番はやっぱりEnableしかない、と思いながら帰途についたのであった。
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