2015年05月15日

JRバス東北 常磐線代行バス502便(亘理駅-相馬駅)

常磐線の亘理駅と相馬駅の間で運行されている代行バスに乗車しました。
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乗車したのは平成27年4月26日。この時常磐線は竜田駅-原ノ町駅間と相馬駅-浜吉田駅間が不通となっていました。


まずは仙台駅から5:30発の浜吉田行に乗車。
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仙台駅から出発する朝一番の列車となっています。東北本線を南下して岩沼駅から常磐線へ進入。仙台駅から約30分で駅の横に建つ天守閣を模した建物が特徴的な亘理駅へ到着しました。
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列車はさらに1駅先の浜吉田駅まで進みますが、相馬駅への代行バスには亘理駅で乗り換えとなります。

亘理駅の駅前には6:10発の代行バス502便が待機していました。
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この日の502便の車両はJRバス東北の647-02411号車。トイレ無し補助席付き4列シートのセレガR。近距離高速用車両ですね。他の方の乗車記を見ると、石巻-女川間の代行バスなどでも使用されていた車両みたいです。
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運賃箱が設置されている車両でしたが、代行バス区間での運賃や切符はダッシュボード上に置かれた専用の運賃箱に入れる取り扱いとなっていました。

列車から乗り換えたのは12名。駅係員の合図で定刻通り6:10に出発。
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バスは国道6号線を南下。浜吉田駅バス停付近で相馬駅から亘理駅への代行バス始発便となる503便とスライド。
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503便は仙台バスのエアロエースによる運行となっていました。浜吉田駅のバス停は国道6号線上に設置されており、鉄道駅からはかなり離れた場所となっています。
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スムーズに進んだため、2分ほど停車して時間調整。

定刻通り6:19に出発して再び国道6号線を南下して行きます。
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常磐道の高架を潜ると道路標識に次の山下駅の案内が見えてきました。ところがバスは駅へは向かわず国道を直進。
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丘の上に上がり、山元町役場の敷地内へ入っていきます。山下駅のバス停は山元町役場の中に設置されており、バスはここで乗降扱い。
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同じ場所に東北アクセスや山元町民バスのバス停も置かれていました。山元町民バスの「浜吉田駅直行バス」というのが気になりますね・・・。
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山下駅では1名下車して2名乗車。

山下駅を出発して国道6号線に戻り少し進んだ所で507便とスライド。
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507便は新地駅のみ停車の快速便として運行されている便となっています。
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また、山下駅から先で「ここから過去の津波浸水区間」という標識が登場。

国道の隣に新たに建設中の高架橋が寄り添うと、坂本駅へ到着となります。
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建設中の高架橋は内陸側への移設が進められている常磐線の高架橋でした。坂本駅のバス停も駅から離れた場所に設置されていますが、線路の内陸移設により駅がバス停側へ近づくことになりますね。坂本駅では乗降なし。ここでも2分ほど時間調整で停車となります。

6:38に県境を越えて福島県新地町へ進入。
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帰還困難区域の通行規制の表示が出ていました。
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仙台行の福島交通の車両ともスライド。このスライドの後から駒ヶ嶺駅の手前までカメラのトラブルで画像が保存できていません・・・。

新地駅は国道から脇道に入り新地町役場の横で乗降扱い。1名下車して2名乗車。山下駅や新地駅で途中乗車があるのが余所者には意外でした。

国道をさらに南下して駒ヶ嶺駅へ。
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駒ヶ嶺駅は亘理駅と相馬駅を除くと、唯一駅前までバスが入る駅となります。国道から離れて500mほど進み駅舎の横で乗降扱い。
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駒ヶ嶺駅では1名下車して1名乗車。

6:56に相馬市へ入った所で513便とスライドしました。
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また国道6号線の起点から300kmの標識も。

国道6号線から分岐して相馬の街中へ入り、相馬駅の看板が見えた所で福島交通の仙台行と再度スライド。
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終点の相馬駅には定刻より5分ほど早く、7:06に到着。
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県境を跨ぐ区間を進む日曜日の早朝便でしたが、利用者が常に10名以上乗っていたのが意外でした。

ヨッシー at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)乗りバス 

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