こんばんは

昨年10月から始まったテレビ放送の、【NHKスペシャル 人体・神秘の巨大ネットワーク】シリーズ。
今回で三回目を迎えたシリーズ(第一回第二回もご覧ください
気になるテーマは、なんと
「骨」!!

身体を支える、という従来の働きだけでなく、骨も人体のネットワーク上の役割を持っていたのです
詳しく見てみましょう☆
引用はコチラからさせていただきます。
1/8「人体・神秘の巨大ネットワーク 第三回」
〇最新科学が明らかにする・骨の意外なパワー〇
単なるカルシウムの塊だとみられていた骨。実は全身の臓器に特別なメッセージ物質を届け、記憶力や免疫力を高めて若さを生み出しているといることが最新の研究でわかってきた。骨からのメッセージ物質が脳に届くと記憶力がアップし、身体の免疫力を高め、私たちを病気から守ってくれる。骨からのメッセージが途絶えた時には記憶力や免疫力は逆に低下し老化現象は加速する。今回は人体の若さを司る門番である骨を特集する。

若さを生み出す骨のメッセージ、その1は「記憶力」。コロンビア大学教授・ジェラールカーセンティは、骨が脳に発するメッセージ物質「オステオカルシン」を発見した。オステオカルシンが出ないと、新たな記憶を蓄える脳の部位である海馬の働きが低下してしまう。カーセンティ教授は「骨が記憶力までコントロールしているというのは非常に驚きで、メッセージ物質を介して、臓器は互いに会話をしている。その内容を知ることで、骨の力をさらに解明できる」と話した。

若さを生み出す骨のメッセージ、その2は「免疫力」。免疫力の低下は、肺炎やがんの原因になる。ドイツ・ウルム大学教授・ハームットガイガーは、年老いたマウスは骨の出すメッセージ物質「オステオポンチン」が少なくなることを発見した。オステオポンチンが出すのは「免疫力をアップせよ」というメッセージだ。

オステオポンチンは状況により働きが変わる可能性があり、今、研究が進められている。一方オステオカルシンには、記憶力をアップするだけでなく、筋肉のエネルギー効率を高める働きもある。また、男性ホルモン「テストステロン」を増やす働きも持ち、オステオカルシンがないと精子の数が減るという研究もある。骨を強くするために、カルシウムをとることは大切だが、それだけではだめだという。

骨は毎日、作り替えを繰り返している。3〜5年で全ての骨が入れ替わる。骨を作り替えるのは、疲労骨折を防ぐためと、カルシウムを体に放出するために必要な作業。ハーマンハメルズマは骨を作るのをやめようというメッセージを発する物質「スクレロスチン」を発見した。この物質は骨の作り替えのブレーキ役を担っている。骨を作るアクセル役の物質とのバランスで、骨の量が決まってくる。アクセル役のメッセージ物質は骨を作る「骨芽細胞」に働きかけ、「破骨細胞」が壊した骨を修復していく。ここにブレーキ役の「スクレロスチン」が届くと、骨芽細胞は新たな骨を作るのを止めてしまう。

骨の作り替えが、どのように行われているのかを見ていこう。骨を壊す「破骨細胞」はアメーバのような形をしており、カルシウムを一旦取り込み、粉々にして噴き出す。「骨芽細胞」は骨の壊された部分に入って液体を出し、セメントで固めるようにして骨を作っていく。骨にメッセージ物質「スクレロスチン」が届くと、「骨を作るのをやめよう」と細胞に伝えられ、骨芽細胞の数が減り、骨が作られなくなる。

骨の内部にある「骨細胞」は、アクセル役とブレーキ役両方のメッセージ物質を出す、いわば建設現場の監督に相当する。全身に数百億個あり、大きさは0.02mm。骨を作る「骨芽細胞」は、筋力・免疫力・精力・記憶力をアップさせるメッセージ物質を出す役割も担っている。

骨に衝撃がかかると、骨細胞がそれを感知し「骨を作るのをやめよう」というブレーキ役のメッセージの量を減らし、「骨を作って」というアクセル役のメッセージを発することで「骨芽細胞」を増やす。骨は私たちが活動的に動いている限り、骨芽細胞からメッセージ物質を出し、全身を若く保ってくれる。コロンビア大学教授・ジェラールカーセンティは骨が衝撃を感知する役割と、臓器の若さを保つという2つの役割を担った理由について「進化の過程で活動的な個体を生き残らせるため」と説明した上で「狩りをする筋力と記憶力、子孫を残す精力、このすべてが人間にとって必要ものだ。骨は私たちの活動状態を見張り、若さを保つ判断をする。いわば人体の若さの門番にあたる」と話した。

自転車をこぐのは非常に良い運動で、心肺機能アップやメタボ予防、筋力アップにつながるが、骨を刺激するという意味では、あまり効果がない。結論から言えば、骨のためには歩くことが非常に良い。ただし高齢者は膝が悪かったりするので、無理をして走ったり歩いたりすべきでははない。そういう方は水中ウォーキングやストレッチ、ヨガがお勧めだ。

もともと、私たち人間を含む脊椎動物は、神経の束(脊髄)を保護するために脊柱(背骨)を持ったと言われています。
そう考えると、骨にネットワーク物質があるのは、ある意味当然なのかもしれません。
骨は重力を感じることで外圧を捉え、その個体を適応させようと伝達物質を出しています。
どこまでも自然外圧に適応しようとする生き物の戦略、私たちもその力を備えていることを忘れずにいたいですね!
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