こんばんは

 

先日友人のママから、

「この間ね、田舎に住むママ友と会ったの。子どもが同い年なんだけど、やっぱ子育ては田舎がいいわーって思ったわ。だって、たくましさが全然違ったの。田舎育ちのKくんは、体力もあってズンズン坂道走っていくしねー。いつも野に放たれ、自然の中で遊んでるからやわー。」

という話を聞きました。

 

正直、私も羨ましいと思いました。

なるべく公園とか河原とか自然の中で遊べるようにって意識はしているけれど、自然がそのまま残っている田舎とは全然スケールが違いますよね。

 

田舎育ち=自然の中で育つことは、子どもたちの「力」にどう繋がっているのでしょうか。

同僚が調べてくれた興味深いデータを紹介します♪


2014
年にノーベル賞を受賞した中村修二氏の著書『日本の子どもを幸福にする23の提言』のなかで、

>ここ数年、日本人のノーベル賞受賞者が続いています。彼らに共通しているのは、自然とふれあうことのできる環境で育ったことでしょう。

>例えば、白川英樹さんは、少年時代のほとんどを飛騨高山で過ごしたそうですし、野依良治さんも神戸の野山を駆け回っていたようです。
>戦前に豊橋や横須賀で生まれそだった小柴昌俊さんにしても、手に負えない腕白だったといっています。
>田中耕一さんも富山という地方出身者で外で遊ぶのが大好きだったそうで、自然に対する畏敬をもっているそうです。
>ノーベル賞受賞者の多くが、子供時代を自然とふれあいながら過ごしてきたことは非常に示唆に富んでいます。

>なぜなら、自然と日々つきあってみれば、実に様々な疑問を感じるからです。自然の中で遊びまわっていれば、こうした疑問や不思議と真正面から向き合わなければなりません。

という記述がありました。
気になり、過去のノーベル賞受賞者の出身高校を調べてみると、実は圧倒的に地方の公立高校出身者が多いです。(敬称略)

・鈴木章  :苫小牧東(北海道)
・梶田隆章 :川越(埼玉)
・根岸英一 :湘南(神奈川)
・小柴昌俊 :横須賀(神奈川)
・大村智  :韮崎(山梨)
・南部陽一郎:藤島(福井)
・田中耕一 :富山中部(富山)
・白川英樹 :飛騨高山(岐阜)
・天野浩  :浜松西(静岡)
・益川敏英 :向陽(愛知)
・小林誠  :明和(愛知)
・湯川英樹、朝永振一郎:洛北(京都)
・福井謙一 :今宮(大阪)
・下村脩  :佐世保(長崎)→住吉(大阪)
・中村修二 :大洲(愛媛)
・大江健三郎:松山東(愛媛)
・大隅良典 :福岡(福岡)
・赤崎勇  :甲南(鹿児島)

山中伸弥氏の附属天王寺は、難関私学とはタイプが違い、中高一貫の難関私学出身者は、灘中高の野依良治氏だけです。野依さんの年齢(79歳)や上記の記述を考えると、中受塾で詰め込まれて入学してくる灘中生とは違うと思います。

調べてみると「ここまで難関私学出身者がいないのか。」という驚きと、「それはそうだ。」と納得できるところがありました。
公立高校に進学するということは、詰め込み勉強をしなくてすみます。思考の土台がつくられていく時期に、自然と触れ、自然を対象として「なんで?」を考える経験をたくさんしてきたことが推測できます。そして、じっくりと考えていくことができた環境にあったことが推測できます。

小中学生の時期に「受験のための詰め込み勉強」を経験してきていないことが、将来の可能性を広げていくことになるのではないでしょうか。

 



昨年から実現塾では「ベーシックインカム(生活保障)」の可能性が議論されてきました。
(参考:『ベーシックインカム導入実験始まる:ケニア、フィンランド、カルフォルニア州、オランダ、カナダ、インド、イタリア、ウガンダ』
『ベーシックインカムは、誰もが飢えずに生きる社会をデザインする』


もし、誰しもに一定水準の所得が保障される「ベーシックインカム(生活保障)」が導入されれば、職業の幅が一気に広がるでしょう。

田舎には職がないという理由で都会に留まる必要もなくなり、本源回帰の意識潮流にのって都会から田舎へ移住する方も増えるでしょう。

そして、それは子どもたち(=日本の未来)にとって、かなりプラスなのではないでしょうか。

 

 

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