2度目の転機は、大学入学の時だったかもしれない。めでたく医学部に現役合格を果たし、寮生活がこれから始まるという時、それは明確になった。
私が入学した自治医科大学は全寮制で、大学敷地内の学生寮で学生全員が生活するのである。自宅から学生寮への引っ越しを終え、明日は入学式という時だっただろうか。
自治医大は全寮制といっても、一応個室が与えられ、明日の入学式をその寮の個室で待っていた。その時の気分というのは、本当に何か、すっきりしたものがあったと思う。何がすっきりしたのか、昔はあまり大きな声で言うことはできなかったが、もう医者になって30年近くになると、そう恥ずかしいことでもないような気もして、ここにこうして書いている。
仰向けにベッドに寝そべって、その時の気持ちを何となく思い出す。その時の気持ちは、私にしては珍しく、とても明確なものであったと思う。その時ほど自分の気持ちが明確になったことは、それ以前にもそれ以後にもないようなほど明確な気持であった。
何が明確になったかと言えば、「自分のしたかったことは、家を離れて、一人で生活するということだった」ということである。
裏を返せば、「医者になりたい」なんて気持ちはほとんどなかったということである。そんなことはどうでもよくて、ただ一人暮らしができればよかったのだ。
これからは、目覚まし時計と似ている母に起こしてもらうのではなく、本物の目覚まし時計で自分で起きるのだ。
その医学生時代の寮生活を歌った歌が、何とWeb上に公開されていた。ちょっと恥ずかしいけれど、結構いい歌のような気もするので(頭がおかしいと言われそうだ)、ここに公開する。暇な人は聞いてみてください。
自治医科大学医学部同窓会ホームページ
校歌と寮歌のコーナー
http://www.jichi.ac.jp/DOUSOU/song/song.html
私が入学した自治医科大学は全寮制で、大学敷地内の学生寮で学生全員が生活するのである。自宅から学生寮への引っ越しを終え、明日は入学式という時だっただろうか。
自治医大は全寮制といっても、一応個室が与えられ、明日の入学式をその寮の個室で待っていた。その時の気分というのは、本当に何か、すっきりしたものがあったと思う。何がすっきりしたのか、昔はあまり大きな声で言うことはできなかったが、もう医者になって30年近くになると、そう恥ずかしいことでもないような気もして、ここにこうして書いている。
仰向けにベッドに寝そべって、その時の気持ちを何となく思い出す。その時の気持ちは、私にしては珍しく、とても明確なものであったと思う。その時ほど自分の気持ちが明確になったことは、それ以前にもそれ以後にもないようなほど明確な気持であった。
何が明確になったかと言えば、「自分のしたかったことは、家を離れて、一人で生活するということだった」ということである。
裏を返せば、「医者になりたい」なんて気持ちはほとんどなかったということである。そんなことはどうでもよくて、ただ一人暮らしができればよかったのだ。
これからは、目覚まし時計と似ている母に起こしてもらうのではなく、本物の目覚まし時計で自分で起きるのだ。
その医学生時代の寮生活を歌った歌が、何とWeb上に公開されていた。ちょっと恥ずかしいけれど、結構いい歌のような気もするので(頭がおかしいと言われそうだ)、ここに公開する。暇な人は聞いてみてください。
自治医科大学医学部同窓会ホームページ
校歌と寮歌のコーナー
http://www.jichi.ac.jp/DOUSOU/song/song.html

