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東大阪・宮本順三記念館で地域発展テーマのシンポジウム 文化のハブ目指す(東大阪経済新聞・2016/11/16)


近鉄奈良線・八戸ノ里駅前の「宮本順三記念館 豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(東大阪市下小阪5)で11月20日、「大阪・東大阪の歴史と文化・経済を語る シンポジウムと意見交換会」が開かれる。

グリコのおもちゃデザイナーで画家の宮本順三が手掛けたおもちゃや、海外で収集した民族文化資料、絵画作品などを展示する同館。
運営を支援するおまけ文化の会では、駅前に立地しながらも入り口がわかりにくく入りにくい、東大阪の文化施設としてのPRが足りていないなどの課題がある同館を、市内外の多世代が集う文化施設・社会教育の場となるよう整備し、道の駅のようなにぎわいを作り出そうと、今年4月から「宮本順三記念館・豆玩舎ZUNZO 未来の夢と文化の駅事業」に取り組んでいる。

同館学芸員の磯田武士さんによると、近年は体験を持ち帰るハンズオンの博物館が増えているといい、同館でもその場とプログラムを開発・整備するため、勉強会や意見交換会を行っているという。
7月には、市内在住の建築家・吉井歳晴さんの講演と、なにわ名物開発研究会の野杁(のいり)育郎さんを交えたディスカッションを行い、地域の住民や商店主、地域イベント主催者らが参加して意見を交換。8月には、日本グッド・トイ委員会の講演に地元保育園OBや親子らが参加し交流した。

今回のシンポジウムには、鉄道史や東大阪市史の編さんを手掛け、順三の兄・宮本又次に師事した追手門学院大学名誉教授の宇田正さん、大阪企業家ミュージアム館長で又次の長男、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の時代考証を担当した大阪大学名誉教授の宮本又郎さん、順三の生前、一緒に旅をした仲間で、播磨考古学研究会代表、同館顧問の八十定巳さんを講師に招き、交通と文化の発展がどう広がっていったか、大阪の経済人が文化をいかに支えたかなどについて話す。

磯田さんは「地元の人に聞いてもらいたい。話を聞いてもらうだけではなく、地域に還元できるものにできれば。街の活性化のヒントがどこにあるか、皆さんと話をしていきたい」と参加を呼び掛ける。
13時開演。参加費500円。申し込みはおまけ文化の会(TEL 06-6725-2545)まで。

ぼくは豆玩
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