【偉人録】郷土の偉人

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豊田勝秋の特別展開幕 久留米出身「近代工芸の先駆者」 九州芸文館 [福岡県](西日本新聞・2017/4/12)


久留米市出身の金属工芸家、豊田勝秋(1897〜1972)の足跡をたどる特別展「近代工芸の先駆者 豊田勝秋・その門人展」が11日、筑後市津島の九州芸文館で始まった。5月7日まで。

豊田は県立中学明善校(現明善高)から東京美術学校(現東京芸術大)鋳造科に進学。
高村豊周(高村光太郎の弟)らと工芸団体「无型(むけい)」を結成、新興工芸運動の中心的存在となった。

1941年に帰郷すると、戦後は各地に工業試験場を設置して特産品の振興を指導。
53年に佐賀大教育学部特設美術・工芸科の教授に就任し学生の指導に当たりながら、福岡県美術協会や久留米連合文化会で美術工芸の振興に努めた。

後進の育成に熱心で、自宅には連日多くの学生や門人が押しかけていたという。
同大時代の教え子、津留誠一・九州芸文館館長(76)は「今年は豊田先生の生誕120年、没後45年の節目の年。

あらためて功績を知ってもらうとともに、門人たちの活躍にも目を向けてほしい」と話している。

特別展には、金属製花器などの代表作のほか多くの門人の作品が並ぶ。

観覧料は一般500円、学生(中学生以上)300円(小学生以下と65歳以上は無料)。
開場は午前10時〜午後5時(月曜休館)。

生誕一〇〇年記念-豊田勝秋展 [ペーパーバック]

豊田勝秋―近代工芸先駆者の生涯 (1977年)
中牟田 佳彰
西日本新聞社
1977-04




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