【偉人録】郷土の偉人

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陸奥宗光没後120年 外交記録など紹介 和歌山県立図書館で郷土資料特別展示(産経新聞・2017/8/22)


明治時代に欧米列強との不平等条約の撤廃などに尽力した和歌山出身の外交官で政治家の陸奥宗光をテーマに、郷土資料特別展示「外務大臣陸奥宗光〜政治なるものはアートなり、サイエンスにあらず。」が、県立図書館(和歌山市西高松)で開かれている。
9月13日まで。

没後120年を迎える和歌山出身の陸奥宗光についてさらに知ってもらおうと企画。

副題の「政治なるものはアートなり、サイエンスにあらず」は、巧みな政治を行うには、実学を持ち、広く世の中のことに熟知していることが必要だという考えを示した陸奥の言葉として知られている。

同館では、陸奥の自著で外交記録「蹇蹇録(けんけんろく)」のほか、明治11年、獄中の陸奥が「功利主義」で知られるイギリスの哲学者・ベンサムの「道徳および立法の諸原理序説」を翻訳した「利学正宗(りがくせいしゅう)」(同館蔵)などが並ぶ。

陸奥にかかわる蔵書や資料は約90冊所蔵。同館の担当者は「こんなにすごい人が和歌山にいるということが意外と知られていない。この機会に手にとって陸奥や幕末、明治について知ってもらえれば」と話している。

 また、22日から9月3日まで県立紀南図書館(田辺市)で、「没後120年陸奥宗光顕彰事業」のパネル展も開催。

陸奥や亮子夫人の写真のほか、明治の浮世絵師、小林清親(きよちか)が下関での講和会議の様子を描いた「講和使李鴻章談判之図」(和歌山市立博物館蔵)などが展示される。

旧県議会議事堂(岩出市)でも9月6日〜23日に開かれる。




相思空しく―陸奥宗光の妻亮子
大路 和子
新人物往来社
2006-11

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