【偉人録】郷土の偉人

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立見尚文 書簡発見 桑名出身・陸軍大将 日露戦争の一級史料 21日から市博物館で展示 /三重(毎日新聞・2017/10/6)


桑名市は5日、市出身の陸軍大将、立見尚文(たつみなおふみ)が同郷の豪商、諸戸清六あてに送った直筆の書簡6通と、はがき4通の計10通が見つかった、と発表した。

日露戦争(1904〜05年)の真っただ中、旧満州(現中国東北部)から軍事郵便で出されたもので、市博物館の杉本竜館長は「日露戦争の激戦地で知られる黒溝台(こっこうだい)会戦などの様子を知ることができる一級史料」と評価している。

諸戸家の子孫が8月、市博物館に寄贈した資料の中に含まれていた。

立見は江戸から明治期にかけて活躍した軍人。桑名藩の出身で幕末の戊辰(ぼしん)戦争では新政府軍と戦い、明治維新後は陸軍で活躍した。

日露戦争当時は弘前(青森県)の第8師団長として戦地へ赴いていた。

書簡類は戦争が始まった1904(明治37)年から約1年の間に出された。

主に諸戸から陣中見舞いとしてハマグリのしぐれ煮、シラウオの紅梅煮などの名産品や防寒具を贈ってもらった返礼で、このうち「死体約2000、捕虜414人」などと黒溝台会戦の生々しい戦場の様子も便箋につづられている。

杉本館長は「一民間人に戦況を報告しているのは驚きだ。2人の間に強いつながりがあったことがうかがえる」と話している。

書簡類は21日から11月26日まで桑名市京町の市博物館で開催される「大政奉還150年記念特別企画展」で展示される。




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