【偉人録】郷土の偉人

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◆高峰譲吉 伝承の拠点に 高岡信金別館に記念館完成(中日新聞・2017/12/2)

パネルや手紙複製展示

高岡市出身で世界的な化学者の高峰譲吉(1854〜1922年)を顕彰する「たかしん高峰記念館」が1日、高峰博士の生誕の地とされる同市御馬出町の「高峰公園」横の高岡信用金庫別館で開館した。

同信金の在田長生理事長や高橋正樹市長がテープカットし、郷土の偉人の足跡をたどることができる記念館の完成を祝った。

記念館には、高峰博士の生涯を示したパネル七枚、「松楓殿」の模型(縦九十センチ、横一・二メートル)を展示。

松楓殿は、一九〇四年に米国のセントルイス万博にあった鳳凰(ほうおう)殿で、高峰博士が払い下げを受け、ニューヨーク郊外のメリーウォルドに移設し、松楓殿と呼んで日米親善の社交場にした。

ほかには、高峰博士の書、高岡信用組合初代組合長や高岡市長を歴任した木津太郎平に送った手紙の複製も並べた。

高峰博士はアドレナリンの抽出結晶化に成功し、世界の医学・薬学界に貢献。

でんぷん分解酵素「タカヂアスターゼ」を開発し、米国で「バイオテクノロジーの父」と呼ばれている。
ワシントンの桜並木の植樹に資金提供し、日米親善にも大きな働きをした。

在田理事長は「未来へ高峰譲吉を伝承していく施設ができた。
若い人に先人の偉業を知ってもらいたい」と話し、記念館のある別館が高峰博士の生家があった場所との見方がされていることを紹介した。

記念館のほか、別館には地域住民が使用できる地域コミュニティルームやコンサルティングプラザも新設した。同信金は事業費に約四千万円を投じた。





高峰譲吉とその妻
飯沼 信子
新人物往来社
1993-10


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