Alessandro Valignano 01


日本の中央銀行日銀は既に彼等国際金融資本家達の手に落ちた。景気を良くして豚を太らせるのも、恐慌を起こして屠殺場へ送り解体して食するのも、今や意のままだ。日本人は彼等の所有する家畜となった。彼等の視点から見れば『思えば長い道のりだった。ようやく我々の努力が報われ500年来の悲願が達成された。ご先祖様もさぞかしお慶びであろう』ということになる。

日本征服計画は16世紀のイエズス会宣教師派遣にまで遡る。まず宣教師を送って洗脳し、信者を使って時の為政者に反乱を起こさせ、後で軍隊を送って占領する、というおきまりのシナリオだ。「徳富蘇峰の『近世日本国民史』の初版に、秀吉の朝鮮出兵従軍記者の見聞録が載っている。『キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬がほしいぱかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく縛って船内に押し込むゆえに、女たちが泣き叫ぴ、わめくさま地獄のごとし』。ザヴィエルは日本をヨーロッパの帝国主義に売り渡す役割を演じ、ユダヤ人でマラーノ(改宗ユダヤ人)のアルメイダは、日本に火薬を売り込み、交換に日本女性を奴隷船に連れこんで海外で売りさばいたボスの中のボスであつた。

キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとに派遣された。その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明される。『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万人という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。

Gaspar Coelho 01


秀吉は九州統一の直後、博多で耶蘇会のリーダーであったガスパール・コエリョに対し、「何故ポルトガル人はこんなにも熱心にキリスト教の布教に躍起になり、そして日本人を買って奴隷として船に連行するのか」と詰問している。秀吉の言動を伝える『九州御動座記』には当時の日本人奴隷の境遇が記録され「バテレンどもは、諸宗を我邪宗に引き入れ、日本人を数百男女によらず黒舟へ買い取り、手足に鉄の鎖を付けて舟底へ追い入れ、地獄の呵責にもすくれ(地獄の苦しみ以上に)、生きながらに皮をはぎ、只今世より畜生道有様」と記述。こうした南蛮人の蛮行をまね、日本人が子を売り、親を売り、妻子を売る状況が、『九州御動座記』に
書かれ、秀吉はその状況が日本を「外道の法」に陥れることを心から案じた。

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宣教師が諸大名に火薬を売りつけたために日本は戦国時代となった。徳川家康は、火薬の流入が日本に戦乱を引き起こしたことを承知しており、鎖国の狙いはキリシタンと絶縁することにより火薬の流入を防ぐことであった。

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1582年、日本に3年ほど滞在したイエズス会東インド巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノは、フィリッピン総督のフランシスコ・デ・サンデに下記のような手紙を出している。「私は閣下に対し、霊魂の改宗に関しては、日本布教は、神の教会の中で最も重要な事業のひとつである旨、断言することができます。なぜなら、国民は非常に高貴かつ有能にして、理性によく従うからです。もっとも、日本は何らかの征服事業を企てる対象としては不向きでしょう。なぜなら、日本は、私がこれまで見てきた中で、最も国土が不毛かつ貧しい故に、求めるべきものは何もなく、また国民は非常に勇敢で、しかも絶えず軍事訓練を積んでいるので、征服が可能な国土ではないからです。しかしながら、支那において陛下が行いたいと思っていることのために、日本は時とともに、非常に益することになるでしょう。それゆえ日本の地を極めて重視する必要があります。」

この「支那において陛下が行いたいと思っていること」とは、スペインによる中国の植民地化のこと。つまり「日本には資源が少なく、国民は強いので、植民地にするには向いていないが、その軍事力は支那の征服に利用できるから、日本へのキリスト教の布教を重視する必要がある」ということ。このような見方は、以降、一貫して西洋からみた日本の“位置づけ”となり、後の明治時代、日本は彼等の思惑通り、日清日露戦争を戦わされることになる。

彼等邪教集団は、今は日本征服にエネルギーを割くよりも、ヨーロッパの支配が先決と考え、ヨーロッパ諸侯から金融詐欺によりその財産を奪い取る活動に専念して行く。フランス革命によるルイ王朝打倒、ナポレオンを育てて諸国を蹂躙等々。さて、残るはロシアのロマノフ王朝と中国の清王朝となった。日本を開国させ軍事国家として育て上げ、中国とロシアを征服せねばならない。

Matthew Calbraith Perry 01



19世紀半ば、いよいよ機は熟し、日本征服計画が全力で決行されることになる。彼等の息のかかったペリー提督が先兵を務める。商人として21歳の若き日のグラバーも海を渡る。日本征服の使命を帯びて。かくして、西洋人が絶賛した美しい江戸文化は終焉を迎える。
(その2に続く)