図書館というものは殺風景になりがちである。

限られた予算内で最大限の機能を果たさなければならないからだ。

そのため量産型のスチール書棚に、めいっぱいの蔵書を詰め込むスタイルが一般的である。

華美に飾ることなく、知を提供するためだけに存在する。その姿は清貧ともいえる。


学生は受験勉強に励み、お年寄りは新聞やマニアックな蔵書を机いっぱいに広げて一日中読み込む。

子供への絵本の読み聞かせも行われる。全年齢型の知的施設だ。



根拠のわからないランキング、死ぬまでに行きたい世界の図書館にランクインしている日本の図書館がある。


先日訪れた「まちとしょテラソ」だ。


sign (1)


















sign



















針葉樹のように伸びている柱や丸くくりぬかれた家具一式。グラデーションになっているタイルマット。
調べ学習用のiMacがずらりと並ぶ、とても日本国内とは思えない様子である。


そんな恵まれた環境のなか、自習に励む高校生の姿も見受けられる。

連休中の観光地から離れるために図書館にやってきたのだろうが、ここでも観光客がうろうろしている。

そんな視線に負けることなく、ぜひとも志望校に合格してほしい。





テラソにはキャラクターだっている。

その名も、テラソロッソエスタマニーニャ 7世。

行動先行型探求霊獣(Positive type sacred animal)という種目のようだ。
terrasow-kun









ゆるキャラブームに逆行していて好感が持てるのだが、いささか懲りすぎだろう。

しかしこういうイラスト、小学生時代だったら確実に心を奪われていただろう。

エスパークス世代だし。


そんなキャラにはまっていたころ、小学校の図書委員を3年間やっていた。

畳ほどの大きさの紙芝居を作って全校生徒の前で披露するという激務が待っているため希望者は少なかった。
しかし毎年じゃんけんで負けることによって卒業するまでの間、再選し続けてしまった。


テラソみたいな環境で働けたら、あのころの経験が生きるのだろうなあ。

館長になるための手段を見つけたが、もう締切には間に合いませんから!ざんねん!