2019年09月15日

国際情報、逆転で札幌第一を撃破!

(2019秋 札幌支部予選Aブロック準決勝)
札幌藻岩 100 012 000=4  石橋(4)、寺島(5)−羽迫
札幌旭丘 000 200 000=2  中馬(9)−大谷

 札幌市の高校は大半が道立。札幌市立高校は旭丘、新川、開成、平岸、清田、藻岩、啓北商、大通の8つしかありません。んで、毎年8月に市立大会なる各部活の対抗戦が開かれます。私のような帰宅部は、どれか1試合見れば出席扱いになります。ここ重要。ということで私の学生時代は、柔道を1試合(わずか数分)見てさっさと帰宅して遊んでました。今となっては良い思い出です。

 野球の大会ももちろん行われます。清田は2017年に優勝していますが、今年は・・・。今年の決勝は新川と藻岩の対戦で、雨天により7回コールドになったものの、新川が藻岩に2−1で競り勝っています。公式戦ではありませんが、ちゃんと円山球場を借りて行われるのであります。

 つまり今日のこの第1試合は市立高校同士の貴重な対戦となったわけですが、藻岩は市立大会準優勝校。OBには楽天ドラフト1位の武藤好貴がおり、数年に1回好投手が出てくるという印象がありますが、今年は・・・。ザ・公立という投手でした。次の札幌日大戦は厳しい戦いが予想されます。


2019秋支部
チャンスはあったものの完封負け。この悔しさをバネに・・・

(2019秋 札幌支部予選Aブロック準決勝)
札幌日大 301 130 0=8  明田(7)−奥澤  ※7回コールド
札幌清田 000 000 0=0  角井(4.0)、高橋(2.1)、福田(0.2)−磯田

 札幌日大は初戦が3回途中で降雨ノーゲーム、翌日再試合を戦って市立の札幌啓北商に9−0、7回コールド勝ちしています。中2日となるこの試合では、両試合で先発したエース・小林駿太を温存し、背番号5の2年生右腕・明田圭喬が先発。正直、試合前のシートノックとこの明田の投球練習を見ただけで、将棋で言えば「投了」「作戦負け」でした。

 札幌清田の先発は中3日で2年生左腕・角井域了がマウンドへ。初戦では恵庭南を相手に5失点完投しています。この角井はストロングポイントが見出しづらい、オーソドックス系左腕でした。1回表に1死満塁で犠飛、さらに二塁手のグラブのわずか横を抜ける6番奥澤仙達の2点タイムリーでいきなり3失点。

 さらに3回表に3番宇野息吹が、後ろに下がっていた外野手の間にポトリと落ちる二塁打、それを外野手が中継に悪送球、中継がそれを3塁に悪送球! 目を覆いたくなるダブルエラーでさらに1点を失いました。

 4回にも1点を失い、5回に先頭打者を出塁させたところで背番号3で一塁を守っていた2年生右腕・高橋大智がマウンドへ、角井がファーストへ。しかし1死1、2塁で5番中鉢峻太にタイムリーを浴び、さらに6番奥澤の犠打を1塁に悪送球! 結果的に今日の札幌清田は3失策すべてが悪送球でした。内野ゴロの捕球は良かったですし、6回表1死1、3塁で「お手軽二盗」を刺すなど良い面もありましたけどね。

 7回途中で背番号10の1年生左腕・福田銀二に交代。高橋は悪くありませんでしたが、来年以降を見据えての起用でしょう。1死1塁の場面で福田はライトフライと三振で切り抜けてみせましたが、現時点ではまだまだ力不足という印象でした。

 札幌日大は前述の明田が好投。最速は130キロ台後半ってところでしょうか。普通に全道大会でも出せるレベルで、このクラスが控えにいることはまことに心強い限りです。

 5回裏、札幌清田は2死1、2塁で9番工藤亨礼のレフト前タイムリーで本塁を突くもタッチアウト。ちょっとでも逸れていればセーフでしたし、次の1番打者の今日の打席内容を考えると期待薄とコーチャーが考えたのも無理はありません。この判断は責められないと思います。6回裏1死1、2塁で4番山本大翔という絶好機も併殺打に倒れました。

 前チームには、粗削りだけど球が速い大久保雄斗・添田駿がおり、野手にも強豪私立でもベンチ入りできそうな好素材がいました。今年はそういった選手が見当たらず、ガッツリ戦力が落ちてしまったなぁ、と思わずにいられません。でも私はナベツネじゃないんで、こういうのも楽しみますよ、ええ。



(2019秋 札幌支部予選Bブロック準決勝)
国際情報 000 100 020=3  原田(9)−久保田
札幌第一 000 001 100=2  山田(7.2)、近藤(1.1)−川口

 精一杯強がってはみたものの、モチベーション7割減、不機嫌でしかめっ面のまま第3試合を観戦しました。とはいえ、第3試合は本日のメインディッシュ。札幌第一は昨秋の準優勝校でセンバツ出場校、札幌国際情報は夏の準優勝校。全道決勝でも全く不思議ではない好カードですが、これが支部予選の準決勝というのですから、札幌支部は恐ろしいです。室蘭支部も大変そうではありますが。

 ロースコアのゲームには投手戦と貧打戦がありますが、この試合は完全に投手戦でした。札幌第一はセンバツでも先発して青汁のような苦い体験をした2年生右腕・山田翔太が中2日で今日も先発。1回戦で北海を10−2の7回コールド、2回戦で札幌南を6−1で破っていますが、2試合とも山田→近藤吏矩という継投で勝っています。

 山田は速球で札幌国際情報打線を抑え込みます。4回2死までパーフェクトでしたが、3番久保田廉太朗がレフトスタンドに先制ホームラン! ヒットは出ていた札幌第一よりも先に、札幌国際情報が先制しました。

 札幌国際情報は夏の準優勝バッテリーがそのまま残っており、8−1で勝った初戦の札幌平岡戦で7回完投したエース・原田航介が今日も先発。球速だけなら山田よりも下ですが、緩急を使った投球術と制球力は健在でした。

 5回まで毎回のようにヒットを浴びながら無失点に抑えていた原田ですが、6回裏に3番永島慶大がヒット、盗塁+暴投で3塁に進み、4番山田が自らタイムリーを放って同点。7回裏無死3塁の場面では、守備のタイム明けの初球を8番川口友翠が捉えてタイムリー! とうとう逆転しました。

 さらに無死1塁でセンバツのマウンドを経験している代打齊川夢大が起用されますが、最悪の併殺打。私の後ろに座っていた札幌南の2年生数名からは「齊川を使わなければならない縛りでもあるの?」と采配を酷評されていました。それにしてもさすが秀才校・札幌南。騒いだり下品な笑い声を出したりせず、実に落ち着いて観戦しておりました。

 8回表、山田は死球を与えて2死1、2塁、打席には先ほど本塁打を放っている3番久保田。序盤に比べて明らかに速球の威力が落ちて、札幌国際情報が塁上を賑わせる場面が増えてきたところ。初戦と同じように、ここで背番号11の2年生右腕・近藤に継投します。この近藤もセンバツで登板しており、中学時代はブイブイ言わせた投手ではありますが…。

 結果は3番久保田、4番原田に連続タイムリーを浴びて逆転! 9回表も2死1、3塁とピンチを招きますが、1塁走者の高橋瑠斗をけん制で刺したのは見事でした。牽制死がなければ、追加点を奪われる未来しか見えませんでしたが。

 9回裏、5番高木和真が出塁して無死1塁。打席には打力もある6番近藤。ここで単独スチールを仕掛けてアウト! 近藤にバントをさせずに打たせたいという意図もあったと思われますが、これは非常に悔やまれるプレーとなってしまいました。このままゲームセット。

 札幌国際情報は難敵を撃破して決勝進出。夏は帯川瑠生という優秀な3年生左腕が控えていましたが、もちろん秋はいません。全道で優勝できるかどうかは、原田を休ませられる投手がいるかどうかにかかっているでしょう。

 一方、戦力的には札幌国際情報を上回っていたはずの札幌第一。山田が行けるところまで全力で飛ばし、近藤がリリーフするという采配で2つ勝てましたが、札幌国際情報クラスになると通用しませんでした。私としては近藤に抑えを任せるよりも、山田に完投能力をつけさせるほうが良いと思いますなあ。もちろんその場合は初回から全力で飛ばすことはできなくなりますけれども、今のままでは全道上位クラスに近藤は通用しないと思うのです。  
Posted by ik1004 at 21:57Comments(0)高校野球

2019年09月09日

また新しい景色 札幌がルヴァン杯4強!

(ルヴァンカップ準々決勝第1戦 札幌厚別)
札幌 3−2 広島

前半(1−2)
後半(2−0)

得点: 3分 レアンドロ・ペレイラ(広)
   19分 アンデルソン・ロペス(札)
   21分 レアンドロ・ペレイラ(広)
   51分 福森 晃斗(札)
   83分 アンデルソン・ロペス

 これは先週水曜の試合。これを見るために、とうとうスカパーオンデマンドに加入してしまいました。今月たった2試合を見るために2,980円(税込)。リーグ戦を見られるDAZN for docomoに比べると3倍近い値段ですが、DAZNが安すぎるのであってスカパーが高いわけじゃありません。

 第1戦は北海道コンサドーレ札幌のホーム。札幌は代表に4人もの選手を派遣(日本・韓国・タイのA代表と、日本のU-22代表)する超強豪クラブ(当社比)なので、普段のベストメンバーからは少し落ちた編成です。サンフレッチェ広島も正GKの大迫敬介が代表選出のため不在、代わりに林卓人が先発しましたが、林は2005〜06年の札幌の正GKです。暗黒期を支えてくれた守護神、という印象です。

 試合は札幌側から見た左サイドを突破されて2点を失いますが、Aロペスが絶妙なトラップでDF陣を振り切り同点ゴール。さらに広島のDF荒木隼人がハンドで得点の絶好機を阻止したことによる2枚目のイエローカードで退場。そのフリーキックを福森が沈めて同点。

 2戦合計のスコアを競う方式であるため、1人少なくなった広島はひたすら自陣に引きこもって守りを固めます。圧倒的に攻めた札幌でしたが、PKで1点を追加するのが精一杯。それでも第1戦を勝ったことで、2戦目は引き分けでOK、1点差負けでもスコアによってはOKという有利な状況に立ちました。


(ルヴァンカップ準々決勝第2戦 エディスタ)
広島 1−1 札幌

前半(0−1)
後半(1−0)

得点: 9分 アンデルソン・ロペス(札)
   49分 渡 大生(広)

 これは昨日の試合。広島は第1戦で2ゴールを挙げたペレイラが怪我で不在。決定力のあるストライカーの不在により、決定機を外すシーンが何度か見受けられました。

 札幌が前半9分に先制点を挙げたことにより、最低でも2点が必要になった広島は猛攻撃を仕掛けてきます。しかしサイドからの単純なクロスは、高さのある札幌DF陣に余裕をもってはね返されてしまいました。

 決定力を欠いた広島は、後半はほぼ一方的に攻め続けたにも関わらず、1点を返すのが精一杯。2017年の四方田修平監督時代は、一方的に攻められながらしぶとく勝ち点をゲットしてきた札幌にとって、このくらいの攻撃で焦ることはありませんでした。見る側にとってみればヒヤヒヤでしたが。



 というわけで、旧ナビスコ杯時代も含め、クラブ史上初のベスト4進出! なのであります。これで最低でも3位の賞金2000万円を確保。資金力に乏しい札幌としては、ほとんど手元に残らないであろうとはいえ、ありがたい収入です。

 準決勝の相手はガンバ大阪。第1戦は10月9日(水)にアウェーで、第2戦は同13日(日)にホーム(厚別)で開催されます。これも地上波での放送はありませんので、皆さんスカパーに加入しましょう!

 リーグ戦に比べると重要度が低いルヴァンカップですが、タイトルを取るということはクラブの格が上がるということでもあります。決して軽視してよいタイトルではありません。

 その肝心のリーグ戦も、9試合残してACL圏内の3位とは勝ち点6差の7位。あきらめるような大差ではありませんが、かなり苦しい位置なのも事実。ならば今年はルヴァンのタイトルを全力で取りに行くのも悪くないでしょう。  
Posted by ik1004 at 19:15Comments(2)サッカー

2019年09月01日

ああ8月20敗…栗山は即刻解任せよ!

 惨敗続きのファイターズが、8月は球団ワーストタイとなる月間20敗を喫し、とうとう最下位に転落してしまいました。死して屍拾う者なしと言えるほどの歴史的大惨敗です。

◇ 一応、情状酌量の余地はある

 崩壊気味だった昨年の中継ぎ陣から、戦力的な上積みはゼロに等しい状態。新外国人のロドリゲスは活躍していますが、ハンコックはハズレ。先発陣は昨年10勝のマルティネスが怪我で一軍登板なし、開幕投手の上沢直之は6月に怪我で戦線離脱という苦しい状態。

 ちょっと想定外のことが起きただけでガタガタになるような貧弱な戦力では、誰が監督を務めてもお手上げでしょう。

 もうひとつは、9月1日の試合終了時点で借金7。いつもの年なら4〜5位くらいの成績なのですが、今年は上位と下位の差が非常に小さい年なので最下位になっているという事情はあります。

◇ Bクラスになるのには理由がある

 Bクラスになるにはもちろん理由があります。「Bクラスになったけど、監督のせいじゃないよね」という例は、指折り数えるほどしか思いつきません。

 2007年、球団創設から3シーズン目の楽天が早くも最下位脱出の4位。これで野村克也監督を批判する人はまずいないでしょう。一方分配ドラフトで「いいとこ取り」したはずのオリックスは同年、みっともない最下位に沈んでします。

 ほかには2010年5月にヤクルト高田繁監督が成績不振で休養し、小川淳司監督代行が59勝36敗3分と大幅に立て直したものの4位に終わった時。小川監督代行はよくやったと言えるでしょう。

 それ以外はほとんど、Bクラスになったのは自業自得なのです。仕方のないBクラスなど、異例中の異例です。まして最下位なんて、球団創設直後の楽天以外で認められるはずがありません。

◇ まるっきり説明不可能な栗山珍采配

 ということで、情状酌量の余地はいくらかあるものの、栗山珍采配を擁護することは不可能という当然の結論が導き出されます。勝ちに行っているのか、勝負を捨てて育成に走っているのかすら分かりません。

 直近の9月1日の試合でも6番清宮幸太郎は3タコ。200打席以上もチャンスを与えて打率.197、5本塁打という成績でいつまでもスタメンのイスを与えているのは単なる甘やかしです。勝つための采配だとすれば、実にトンチンカンなこと。

 育成のためだとすれば多少は理解できますが、優勝は厳しいものの3位の可能性はまだ十分あるという状況で勝利を捨てて育成に走るのは、ファンをバカにした愚かな行為です。

 つまり、栗山英樹監督の采配は完全に滅茶苦茶で崩壊しております。となれば、解任する以外ありません。

 就任当初から一貫して反栗山の私ですが、実は記事のタイトルに「解任」と入れることは滅多にありません。それくらい、今はあまりに常軌を逸した采配をしているのであります。

 直言型でうるさいけれど有能な吉井理人コーチらを遠ざけ、イエスマンだけを身近に置いた結果がこのザマ。プロ野球だけでなくサッカーや、あるいは大統領や総理大臣などでもそうですが、1人の人間に長期間権力を握らせておくとロクな結果になりませんね。

◇ すべてが悪循環

 8月31日の試合では、1点ビハインドの9回表1死2塁で、1番西川遥輝の三遊間を破るヒットで2塁走者の清水優心が3塁を突けず2塁に留まったままという走塁が話題になりました。この清水の走塁は厳しく批判されるべきでしょう。

 しかし別の見方をすれば、なぜ1点ビハインドの9回で清水に代走が起用されなかったのか、という疑問がわきます。それはベンチ入り唯一の代走要員である杉谷拳士を7回表に使ってしまったから。

 ではなぜベンチに代走要員が、代打役も兼ねる杉谷1人しかいないのか? それはスタメンを除くベンチ入り投手が9人もいて、野手は6人しかいないから。

 ではなぜそんな偏った編成になるのか? それは先発陣が「ショートスターター」ばかりで、中継ぎ投手が大量に必要だから。

 なぜ先発が足りないのか? 某食肉会社が新球場には金を出すけど、選手補強には全然金を出さないから。…と、あらゆる要素が複雑に絡み合って、悪循環に陥っているということがお分かりいただけると思います。もう溜め息しか出ません。  
Posted by ik1004 at 21:08Comments(2)プロ野球

2019年08月28日

いきなり北海vs一高! 札幌支部組み合わせ

秋季大会札幌支部組み合わせ(PDFファイル)

 聞こえる…私には札幌市各地からの叫び声が聞こえました。Bブロックに入った関係者の皆様、お察し申し上げます。

 中でも1回戦から登場の上に、初戦で激突することになってしまった札幌第一と北海。とりわけ北海はU-18チームに平川敦監督が派遣されているため、監督不在で秋季大会を戦わなくてはなりません。

 ※8月29日追記 高野連の要請により、円山球場での試合が予定より1日遅れで開幕します。これにより、どうやら平川監督はギリギリ予選に間に合うようです。

 ほかの高校も全部、近年の全道大会経験校です。夏の準優勝校・札幌国際情報や夏に南北海道大会に初出場した札幌平岡、さらに全道常連の札幌光星・札幌創成らが所狭しとズラリと並ぶ陣容は圧巻。見るほうは面白いですが、関係者の方々は落胆しているでしょう。

 Bブロック入りを免れた我が母校・札幌清田はさぞかしヌルブロックに違いない…と思いきや、初戦でいきなり恵庭南と対戦。たとえ勝ったとしても(おそらく)札幌日大が相手ですか。夏を経験するメンバーがあまり残っていない清田としては、かなり厳しい組み合わせです。

 なお、札幌支部では史上初めて、連合チームである「江別・野幌・札幌南陵」が誕生しました。道外の方向けに説明しますと、江別と野幌は札幌の東側のお隣である江別市の高校で、札幌南陵はちょうど今月上旬に熊が出たあたり(札幌南西部)にある高校。JR・地下鉄駅からは離れており、生徒数が右肩下がりで減少しているそうです。

 江別と野幌は2〜3kmくらいの距離ですが、札幌南陵とは30kmくらい離れているはず。しかも公共交通機関を使うとなると、はたしてバスを何本乗り継ぐのやら。それともJRで一度札幌駅に出ちゃったほうが早いのでしょうか。ともかく、合同練習するのは非常に大変だと思います。



 先日、砂川北と鵡川で甲子園に合計6度出場した佐藤茂富元監督が79歳で亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

 当ブログではオフシーズンに、砂川北と鵡川の甲子園での試合を振り返る特集記事を数回にわたって掲載する予定です。  
Posted by ik1004 at 21:12Comments(8)高校野球

2019年08月23日

旭川大高 甲子園の軌跡

 旭川大高に1−0で辛勝した星稜(石川)が順調に勝ち進み準優勝。「相手が星稜でなければ8強になれた」などと言うつもりはありません(じゃあリーグ戦でも見てろよ、というお話になります)。甲子園中位くらいのチームを相手にどこまでやれたか、純粋に見てみたかったという思いはあります。もちろん、それでも初戦敗退だった可能性も大いにあるでしょう。

 その旭川大高、端場雅治監督就任後の進化の歴史をたどってみました。採点は負け試合における個人的採点で、0点〜10点の11段階評価です。こうしてまとめてみると、一歩ずつ階段を上っているということがお分かりいただけると思います。20年以上にわたる長い階段ですが・・・。


1997年(第79回)夏の甲子園1回戦(採点:5点)

高 知 商 004 010 010=6  籠尾(3)、藤川球(6)
旭川大高 102 000 000=3  山本(9)

 まだ向原幸生前監督の教えが残っていたと思われる時代。4回から救援した当時2年生の藤川球児(現阪神)は、兄である捕手・藤川順一と息を合わせ、旭川大高の反撃の流れを断ち切って逃げ切られてしまいました。


2000年(第82回)夏の甲子園1回戦(採点:3点)

柳  川 520 000 011=9  香月(8)、古森(1)
旭川大高 000 001 001=2  植木(9)

 センバツでも活躍した香月良太(元近鉄など)を擁する優勝候補の柳川(福岡)が相手。中盤以降は「小さなエース」植木正順がスローカーブを生かした本来の投球を取り戻すも、香月に15三振を喫する完敗でした。


2003年(第85回)夏の甲子園2回戦(採点:1点)

旭川大高 000 000 001=1 木村(3)、中浜(2)、徳野明(2)、田沢(1)
小 松 島 002 020 50X=9 大和(9)

 3年前とは違い、優勝候補でも何でもない、むしろ頑張れば勝てる相手だったはずの小松島(徳島)との対戦ですが、7回に2失策で5失点を喫するなど大敗。当時1年生の田沢由哉(元西武)は、1回を無失点に抑えています。


2009年(第91回)夏の甲子園1回戦(採点:4点)

旭川大高 000 000 000=0  柿田(8)
常 葉 橘 100 000 10X=2  庄司(9)

 2回表無死1、3塁で投手正面のスクイズ失敗。この後はほぼノーチャンスで庄司隼人(現広島)に完封負けを喫しました。柿田竜吾は後に国学院大で杉浦稔大(帯広大谷高、現日本ハム)とダブルエースで活躍しました。


2018年(第100回)夏の甲子園1回戦(採点:6点)

佐久長聖 200 000 020 000 01=5 林(6)、小嶋(1)、北畑(7)
旭川大高 012 000 001 000 00=4 沼田(8)、楠茂(6)

 誤審もありましたが、ミスもあったのも事実。再三あったサヨナラのチャンスを生かせず、甲子園史上初のタイブレークの末惜敗。沼田翔平(現巨人)の力投は実りませんでした。


2019年(第101回)夏の甲子園1回戦(採点:9点)

星  稜 010 000 000=1  奥川(9)
旭川大高 000 000 000=0  能登(9)

 準優勝の星稜の拙攻に助けられた面もあるとはいえ、それを差し引いてもよく戦いました。打線も完封負けとはいえ、惜しい当たりを幾度も飛ばしました。  
Posted by ik1004 at 14:49Comments(2)高校野球

2019年08月18日

コンサドーレ8発! クラブJ1新記録

(J1リーグ第23節 IAIスタジアム日本平 18時キックオフ)
清水 0−8 札幌

前半(0−2)
後半(0−6)

得点:10分 チャナティップ
   24分 ジェイ
   49分 進藤亮佑
   57分 鈴木武蔵
   75分 ジェイ
   79分 ジェイ
   84分 福森晃斗
   90分 チャナティップ


 まずはこのハイライトをご覧ください(約3分)。本来ハイライトは、シュートが惜しくも外れるシーンなども収録するのが常識なのですが、あまりにゴールが多すぎて、結果的にコンサドーレのゴールシーンだけで終わってしまってます。チャナティップの出身国であるタイの方のコメントも目立ちますね。




 清水のFWドウグラスが惜しいシュートを2〜3回外してくれたのが勝敗を分けたと思います。札幌はここ数試合、相手よりも多くのシュートを放ちながらゴールネットを揺らせない、もどかしい試合が続いておりましたが、まさに便秘が解消されたような試合となりました(たとえが悪すぎて申し訳ありません)。

 清水が決定機を外し、札幌がきちんと決めたとはいえ、前半終了時点ではまだ2−0。後半こそドウグラスが爆発する予感もありましたし、もうひと山くらいありそうな試合になる可能性はありましたが…。

 仕事のため生観戦できず、DAZNで21時30分頃から観戦を始めた私。前半を終えたところでリビングの冷蔵庫に目薬を取りに行ったのが運の尽き。NHKのサタデースポーツを見ていた父親から「8点取ったで〜♪」と壮大なネタバレを食らってしまいました。

 あわてて耳をふさいで部屋に逃亡。とはいえ8点取ったのが札幌とは一言も言ってなかったし、後半だけで6点なんて。どうせ8点取ったのは鹿島あたりだろう、と自分に言い聞かせましたが…。

 札幌が4点目を奪った後に、試合開始時点の4−2−3−1から4−1−4−1にフォーメーションを変更した清水ですが、アンカーの両脇に広大なスペースが生まれてしまいました。

 そこをFW鈴木武蔵、MFチャナティップ、MF白井康介らが自由に走り回り、さらに清水は足が止まってしまい、その結果8得点につながったというゲームでした。

 8得点はJ1ではクラブ新記録、リーグ全体でも2位。8点差はリーグタイ記録。アウェーでの8得点は、J1史上4度目。記録づくめのゴールラッシュでした。

 それでも北海道のスポーツ紙の一面は、1割バッター・清宮幸太郎の犠牲フライ。連敗を止めたのは分かりますけど、もうちょっと考えていただきたいものですね。  
Posted by ik1004 at 15:21Comments(2)サッカー

2019年08月15日

8月1勝12敗…終戦記念日

 ファイターズは7月15〜17日に首位ソフトバンク相手に敵地で3連勝。「行ける!」と思ったのもつかの間、8月に入ってからは1勝12敗と、怪我を抱えながら強行出場する幕内力士のような成績。

 ついこないだ首位ソフトバンクと0.5ゲーム差の2位だと思っていたのに、気が付けばソフトバンクとは8.5ゲーム差、最下位オリックスともわずか3ゲーム差の5位になり果ててしまいました。

 ドラフトで高校生を大量指名、ダルビッシュや大谷翔平の移籍金数十億円は日本ハム本体にピンハネされ、球場を建設する金はあるのに主力選手を補強する金はないというデタラメ経営のせいで選手層が薄いことには同情できます。しかし、最善を尽くした采配だと思っているファンは1人もいないでしょう。

 13日(火)からの対ロッテ3連戦では、あろうことか清宮幸太郎を4番で起用という玉砕采配。この采配の正当性など誰にも説明できないでしょう。だってどう考えても間違いですから。

 結果は3連戦の12打席でわずか2安打、14日の試合では代打横尾俊建を送られています。仮に猛打賞だったとしても間違いの采配なんですけどね。打率.183、3本塁打の4番なんて。

 過去には斎藤佑樹を開幕投手で起用するなど、栗山珍采配は数えきれないほど見てきましたけど、同じくらいに呆れております。


 同じ14日のゲームでは、先発投手として高卒ルーキーの吉田輝星を起用。わずか半月前に、荒木大輔二軍監督に「直球が良くない。見ていて面白くない」と酷評されたばかりだったと記憶しておりますが、一軍への推薦が出たんですかね?

 結果は2回0/3を投げて6失点でKO、二軍落ち。この吉田を投げさせざるを得ないほど先発がいないのだとすれば、現場じゃなくてチーム編成に重大な問題があると考えざるを得ません。

 松坂大輔・田中将大のように1年目から活躍する高卒投手が異質なのであって、本来はよほど二軍で結果を残さない限りは一軍に上げるべきではないと思うのです。二軍で2勝4敗、防御率3.93という成績はそれに合致するのかどうか。


 CS(クライマックスシリーズ)という余計なものがあるせいで、3位になれればとりあえず良しという間違った風潮が広まっていますけど、今年の野球ぶりで仮に3位に返り咲いたとしても、全く褒められた内容ではありません。

 現在のところ、Jリーグ・北海道コンサドーレ札幌の10月18日のセレッソ大阪戦の会場が札幌ドームか厚別競技場か決まっておりませんが、これはファイターズがCSで使用する可能性があるためです。

 仮に優勝できないにしても、7月前半までのようにソフトバンクを最後まで苦しめるくらいの野球をやるなら、コンサドーレを厚別に追いやることも仕方ないでしょう。しかし今の野球内容なら、さっさとコンサドーレに譲っていただきたいものですね。  
Posted by ik1004 at 21:47Comments(6)プロ野球

2019年08月11日

新生北照、粘り見せるも惜敗

(選手権1回戦)
北 照 000 001 011=3  桃枝(8)−佐藤
中 京 000 000 40X=4  不後(5.2)、赤塚(2.1)、元(1)−藤田

 中京学院大中京(岐阜)は、準決勝までの5試合をオール完封&コールドで勝っています。一方で北照もチーム打率.360を誇り、強打のチームに見えてしまいますが、これは「小樽支部あるある」。支部予選で打ちまくることができるため打撃の数字が水膨れしてしまうのですが、実際は打線に全く自信を持てない、投手のチームです。

 中京のエース左腕・不後祐将は、中学時代に全国優勝を経験し、U-15の日本代表にも選ばれたことのある好投手。この投手のすごみは内角の制球力。死球にならず打たれもしない、絶妙な内角のコースに直球・変化球をいつでも投げることができ、外角との投げ分けで的を絞らせません。

 一方で北照のエース・桃枝丈もしっかり腕を振ることができており、持ち味は存分に出ていたように思います。立ち上がりこそ球がやや高めに浮いていましたが、徐々にスライダー・チェンジアップなどを低めに集めることができるようになり、県大会の打率が.426の中京打線の爆発を許しません。


 6回表に試合が動きます。1死から不後がこの試合初の四球を与え、2番佐藤陸斗には躊躇なくバントのサイン。連打を積み重ねるチームではないだけに妥当なところでしょう。2死2塁となって3番斎藤優斗の打球を一塁手の二村洸生が横っ飛びするも打球をはじきます。何度も書きますが打力が低いだけに、2塁走者の星野央はイチかバチかホームを突く手はあったと思いますが、ランナーは自重して3塁ストップ。これは冷静な判断でした。

 もはや忘却の彼方にある2012年のセンバツ、北照vs光星学院(現・八戸学院光星)の9回裏、1死1、2塁で6番富田魁仁がライト前ヒットを放ち、2塁走者が本塁を突きますが余裕を持って楽々アウトになったシーンがありました。試合はそのまま0−3で完封負け。打球判断も悪すぎますが、3点ビハインドということすら頭になかった3塁コーチャーの大チョンボでした。当時と比べ、判断力は雲泥の差です。

 判断が良かったことのご褒美はすぐにやってきました。4番桃枝がインコース直球をしぶとくセンター前に運び、欲しかった先制点! 続く5番国方海成のカウントが1ボールとなったところでまさかの投手交代。これはビックリでした。2番手は背番号18の3年生右腕・赤塚健利。岐阜大会では全6試合に登板したとはいえ、イニング数は7回1/3。大差でリードした試合でゲームを締めたのかなと予測できる数字です。

 いきなり四球を与えて満塁となりますが、この回に148キロを計測して球場がざわつきます。直球一本でゴリゴリ攻めてきましたが、直球に威力があり後続は倒れてしまいました。

 7回裏、9番元謙太にこの試合3本目のヒットで出塁を許すと、2番申原愛斗には真ん中のスライダーを打たれ、左中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を浴びてまず同点。さらに2死後に4番藤田健斗にも三遊間を破られて逆転、5番小田康一郎にもレフト前に落ちるタイムリー二塁打を許してしまいました。さらにこの回すべての打者に対して真ん中〜外角のリードだったので、さすがに読まれた可能性があります。

 打ち取った当たりが風に戻され内野と外野の間に落ちるヒット、さらに6番不後が振り逃げ、7番二村にライト前タイムリーを浴びて4点目を取られたところで2回目の守備のタイム。NHKで解説を務めた杉浦正則さんの指摘もありましたが、流れが良くない中でもっと早くタイムを使うべきでした。ハッキリ言って4点も取られてからでは手遅れです。結果的にタイムを取った後は一塁ゴロでピンチを切り抜けました。


 また、8回表無死1塁で2番佐藤に送りバントを命じましたが、3点ビハインドの8回では疑問の采配。4番桃枝がセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち1点は取りましたが、言うまでもなくまだ2点差、そしてこの後は下位打線、ついでに言えば8回裏をゼロで抑えられる保証もどこにもありません。

 8回裏は先頭打者に四球を与え、平凡なバントを桃枝が1塁に悪送球。もう疲労がピークに達しているのか? と思いきや、無死2、3塁の大ピンチを無失点で凌いで見せました。まさに自作自演。

 9回表、中京は背番号3の2年生右腕・元が1塁からマウンドへ。県大会と同様に抑えの役割を担うことになりました。先頭の6番楠絢心がフルカウントから死球、上林弘樹監督の指導通りバットを丁寧に置いて1塁へ。8番山崎昂大が左中間を破るタイムリー二塁打で1点差! なおも1死2塁でしたが後続が倒れ無念の惜敗となりました。


 北照にとって夏初勝利とはなりませんでしたが、今年はそもそも甲子園に出場できるような戦力ではありませんでした。よくぞここまで持ってきたというチームです。

 最後に豆知識を・・・。北照は典型的な先行逃げ切り型のチームで、甲子園で逆転勝ちしたのは、実は2000年センバツの橿原(奈良)戦だけ。それも前評判で劣るチームを相手に延長戦で辛勝しただけでした。そして負けるときは無抵抗であっさり負けることの多いチームでしたが、今年は素晴らしい粘りを見せてくれました。

 もう以前の北照のことは忘れても良いのかもしれませんね。新しい北照に生まれ変わりつつある、と評して良いと思います。  
Posted by ik1004 at 16:01Comments(8)高校野球

2019年08月07日

優勝候補筆頭に惜敗

(選手権1回戦)
星  稜 010 000 000=1  奥川(9)−山瀬
旭川大高 000 000 000=0  能登(9)−持丸

 今年も昨年に引き続き、昼休みの時刻を無理やりずらす荒業で、何とか前半だけはスマホで観戦できました。

 1回裏、いきなり星稜のエース・奥川恭伸が旭川大高の1番佐藤一伎に対して153キロの速球で三振! 奥川の変化球より直球を狙うと今朝の新聞には書いてありましたが、これは容易でないと悟ったことでしょう。

 新聞に書かれていたことをそのまま実行したかどうかは不明ですが、2回には早くも旭川大高の狙い球は変わっていたように思います。2回裏は先頭の4番脇田悠牙がカウント0-1からのスライダーをライトに運んでヒット。犠打で送りますが、後続が倒れました。

 旭川大高のエース・能登嵩都は、立ち上がりは北北海道大会と同様、ストレート主体の投球を見せます。戦闘の4番内山壮真がストレートをはじき返してヒット、2塁を欲張りますが余裕を持って憤死。わりと今の星稜はこういうミスが多いイメージがあります。

 四球の後6番岡田大響にストレートを打たれて1死2、3塁。背番号17の7番大高正寛のタイムリーで星稜が1点を先制! これはまずい、北北海道大会での投球が通用していません。なおも1死1、3塁。しかし、星稜のスクイズを旭川大高バッテリーが見破り、コースを外して対処。1失点で凌いだのは大変大きかったです。

 3回からはすぐに旭川大高バッテリーが配球を変え、チェンジアップを多用するようになりました。3回表は9〜2番打者をチェンジアップで3者連続三振! 今日の最速は142キロくらいで奥川よりは10キロほど劣りますが、このチェンジアップは甲子園でもトップクラスではないでしょうか。

 4回裏、プロ注目の2番持丸泰輝が奥川のストレートをはじき返して無死1塁、昨夏甲子園でも3番を務めた菅原礼央にはバントのサインが出ますが、1・2球目とストライクを見逃し。この後はバスターに切り替えますが、最悪の併殺打。結果的にはこれが最後のチャンスでした。しかし能登も素晴らしい投球を見せ、星稜にも決定打を与えませんでした。



 端場雅治監督の甲子園初勝利はお預けとなりましたが、決して下を向くような内容の敗戦ではありません。素晴らしいゲームでした。

 今のやり方を継続していれば、こんなラスボスみたいなクジさえ引かなければ甲子園初勝利はそう遠くないことでしょう。いつまでもクジについてグチグチ言うのは嫌いなのですが、願わくばもう少し楽な相手と戦わせてやりたかったとは思います(もう同じことは書きません)。

 昨年の旭川大高は、秋の時点で十分完成度の高いチームを作っておりました。来年夏と言わず、秋にも注目してみたいです。  
Posted by ik1004 at 21:08Comments(4)高校野球

2019年08月03日

ああ星稜を引いちゃった

夏の甲子園組み合わせ

 昨年甲子園史上初のタイブレークで惜敗したリベンジを狙う旭川大高は、よりによって優勝候補の星稜(石川)を引いてしまいました。

 星稜を最後に見たのはセンバツの習志野戦で、そこからの伸びやエース・奥川恭伸の現在の調子などは調べてないので知りません。しかし、昨夏も今春もコロッと2回戦敗退。これはまさに「優勝候補詐欺」。

 旭川大高の端場雅治監督といえば采配に難があることで北海道内で有名ですが、星稜の林和成監督のヘボ采配ぶりは全国レベルで有名です。奥川温存、逆に奥川の引っ張りすぎ、トンデモスクイズなどなど。今回はどんな手品が飛び出すか!?

 …つとめてポジティブに書いてみましたが、厳しいのは言うまでもありません。星稜は控え投手陣も優秀なので北北海道で爆発した打線には期待薄ですが、星稜打線を抑えることなら不可能ではありません。勝つとすればそれでしょう。

 北照の相手は中京学院大中京(岐阜)。優勝候補ではありませんが、これまた手ごわい相手です。

 昨年は左腕エース・原田桂吾が内角を攻めきれず、全く力を出せずに敗れています。昨年より力が劣る北照に期待するのは、エース・桃枝丈が力を出し切ること。それだけ。力を出し切っただけで勝てる相手じゃないことは承知です。

 昨年のように2日目で全滅することはなく、悪くとも6日目までは夢が持てるのですから、良しとしましょうか。  
Posted by ik1004 at 20:10Comments(4)高校野球

2019年07月30日

札幌で5年ぶりの熱帯夜!

 札幌で(たぶん)5年ぶり5回目の熱帯夜を記録しました。最低気温なんと27.4度!(最高気温じゃありませんよ)

 普段はどんなに夜暑くても、最低気温は24.8度くらいが限界です。熱帯夜になりそうでならないのが札幌。ところがK点をはるかに超え、まるで最高気温のような最低気温。漆黒と灼熱の夜なのでした。

 ここ数年北海道でもエアコンの普及率は上がっていますが、それでも全国最低の25%ほど。普及率が低いのは夏が短いこと、そして少し前までのエアコンの暖房機能は北海道では全く役立たずだったことが理由です。最近のエアコンは優秀で、北海道の冬でも役立つようになりつつあるそうです(持ってないので詳しくは分かりませんが)。

 寝るときの部屋の温度が28度以上だったら窓を開けて寝ると決めているのですが、昨夜は29.5度! 昼間にたとえ猛暑日になっても、夜は涼しいのが札幌の夏。窓を開けて寝れば風が当たって気持ちいいはずなのに、昨日はなぜか寝苦しく、とうとう抑えのエースであるサーキュレーターを投入! 寝ながら使用するのはひと夏で多くても2〜3回程度、まさに最後の切り札なのであります。

 しかしなんだか眠りが浅く、午前2時前には目が覚めてしまいました。熱帯夜であるとは夢にも思わず、サーキュレーターを切って再び眠りに落ちたのですが…暑苦しくて朝方に再び目が覚め、サーキュレーターの電源を入れてもうひと眠りしました。

 普段は寝相が悪いのに、こういうときだけは目が覚めた時にきちんとサーキュレーターの風が当たる場所に顔があるのです。不思議なものですね。セーブ投手、サーキュレーター。



 本州ではあり得ないと思いますが、北海道だと「家は暑いので会社にずっといたい」という社畜が夏には大量に沸きます。私はそこまでは思いませんけれども。

 2017年の札幌の夏は、7月前半に6回の真夏日を記録、7月14日には猛暑日一歩手前の34.9度を記録し「今年の夏は地獄だ」と覚悟を決めましたが、7月後半以降は一度も真夏日を記録せず、拍子抜けした記憶があります。

 今年はどうかというと、なぜか5月25〜27日に3日連続で真夏日、27日には34.2度を記録したものの、その後は涼しい気候が続いて完全に油断しておりましたが、ここ数日は暑くて参っています。問題なのは最高気温ではなく最低気温のほうなのです。

 例えば5月25日に31.1度を観測した時も、最低気温は11.9度まで下がりました。夕方の気温は20度前後で、会社を出るときには暑くありませんでしたし寝苦しいこともありませんでした。

 しかし本州の方には信じられないかもしれませんが、札幌は地下鉄にも地下街にも駅にも冷房がありません(JRの列車にはあります)。そのため、空調が利いた会社を一歩出たら、もう家まで地獄。地下街の温度はおそらく30度超でしょう。

 日本国憲法第25条が定める健康で文化的な最低限度の生活を営むには、早く最低気温が20度未満になってほしい。それが札幌市民の願いなのであります。

 今日は仕事が休み。こんな日は1日中家で扇風機の強風を浴びるに限りますが、病弱な私は病院巡りをせざるを得ませんでした。地獄です。…あ、歯科と皮膚科と眼科なので、命に別状はありません。  
Posted by ik1004 at 17:13Comments(4)北海道

2019年07月26日

総体サッカーは両校初戦敗退

(サッカー総体1回戦)
帝京大可児 2−0 北海
.(岐阜)    (北海道2)
   前半(1−0)
   後半(1−0)
 シュート(9−3)

得点:前半27分 大石峻暉(帝)
   後半15分 横井内壮(帝)

 北海は1日2試合となる決勝で札幌第一に1−1、PK負けしたとはいえ、2年連続9回目のインターハイ出場権を手にしました。昨年に引き続き、予選で旭川実を破っての堂々の全国出場です。昨年惜しくもプリンス昇格は逃しましたが、現在札幌ブロック1部リーグ首位で今年もプリンス昇格を狙います。昨年は新潟明訓にPK勝ちし、2回戦で高川学園(山口)に2−3で敗れています。

 帝京大可児は2年ぶり6回目のインターハイ出場。県大会では4試合無失点を誇ります。東海プリンスでは10チーム中5位につけている強豪です。2017年度の第96回選手権で、滝川二(兵庫)に0−2から逆転勝ちして16強入りしたのが記憶に新しい高校です。

 試合の序盤は北海が攻め込むもののゴールを割ることができず、徐々に帝京大可児の右サイド攻撃が機能していきます。コーナーキックの獲得も増えていた帝京大可児は、そのCKのこぼれ球をMF大石(3年)が流し込んで帝京大可児が先制! 前半は1−0で折り返しました。

 後半北海も反撃を見せますが帝京大可児の堅い守りに阻まれてゴールは奪えず、逆に左サイドでのボールロストから、FW横井内(3年)にドリブルで運ばれ、そのままゴールネットを揺らされ2点目!

 前線にドリブルで1人はがせる技術を持った選手が多い帝京大可児に対し、北海はパスカットを狙う戦術で対抗しましたが、帝京大可児が1枚上回った印象です。得点機は何度も作れていただけに、1ゴールでも奪えていればもう少し違った展開になっていたかもしれません。



(サッカー総体1回戦)
矢板中央 2−0 札幌第一
(栃木)    (北海道1)
  前半(1−0)
  後半(1−0)
シュート(13−3)

得点:前半35+6分柿崎貴翔(矢)
   後半 2分  長江皓亮(矢)

 札幌第一は前述の通り道予選決勝で北海に勝ち第1代表として、9年ぶり7回目のインターハイ出場です。3年ぶりにプリンスに復帰した今季は、リーグでも3位につけ好調をキープしています。

 矢板中央は2年連続9回目のインターハイ出場。2017年度の第96回選手権で4強入りした全国上位レベルの強豪です。関東プリンスでは早くも9位に勝ち点7の大差をつけられた最下位ですが、チーム数が多くレベルの高い関東プリンスは、いるだけで大したものなのです。

 個の力で勝る矢板中央が優位に進める中、前半終了間際、矢板中央の強烈な枠内のボレーシュートをGK渡邉太文(3年)が右手一本で弾き出すスーパーセーブ! 札幌第一もパスをつないで右サイドから攻め上がり左足シュートを放ちますが、わずかに枠の外に外れました。

 すると札幌第一のゴールキックを奪った矢板中央が右サイドから攻め上がり、クロスをDF柿崎(3年)が頭で合わせて先制ゴール! 絶対に取られたくない時間帯に失点してしまい、そのまま1−0で折り返しました。

 雨脚が強くなった後半開始早々、左サイドからのクロスに頭で合わせたのはまたしてもDFのキャプテン長江! 粘り強く守れていた前半とは打って変わって、あまりにもあっさりした失点で出鼻をくじかれてしまいました。

 2失点目を喫してからは、ようやく札幌第一がやりたいパスサッカーが多少なりとも機能し、ショートパスをつないで敵陣に攻め込み、シュートでフィニッシュするシーンも増えていきますが、ゴールネットを揺らすには至らず。矢板中央に余裕をもって逃げ切れられてしまいました。

 北海道勢2校両方の初戦敗退は3年ぶりですが、2校揃っての無得点負けとなると2005年以来14年ぶりのこととなりました。  
Posted by ik1004 at 14:10Comments(2)サッカー

2019年07月21日

激闘制した北照が2年連続の優勝

(南北海道大会決勝)
北  照 300 000 000 000 01=4 桃枝(14)−佐藤
国際情報 000 000 102 000 00=3 原田航(14)−久保田

 決勝も昨日完投した両エースの連投となりました。1回表、先頭打者の難しいバウンドがエラーとなり無死1塁のチャンス、ここから3本のタイムリーで一挙に3点を先制。札幌国際情報の2年生エース・原田航介は変化球の連投で、最初は慎重に入ってきた北照が変化球を狙い打ちにしてきました。

 この夏1イニングを除く46イニングを投げ抜いている北照のエース・桃枝丈は、逆に変化球の制球がイマイチで直球を軸に組み立てます。1回裏は2四球で2死1、2塁のピンチを招きますが、外野フライで切り抜けました。

 北照は4回表に、無死1塁で強攻策が失敗して投手併殺打。札幌国際情報は4回にようやく初安打、5回に初めてランナーを3塁に進めるも無得点。両投手とも明らかに本調子には程遠い出来ながら、しぶとくピンチを凌ぐ展開が続きます。

 6回表2死満塁、カウント3−1と札幌国際情報にとっては大ピンチ、北照にとっては大チャンス。打席には4番の桃枝(もものえ)。センター方向に大きな飛球を放つも、中堅手・僧都琉基が後ろに下がりながら好捕! 何とか流れを引き寄せようと必死のプレーが続きます。

 すると7回裏、2死1塁から死球と捕逸で2死1、3塁とチャンスを広げ、2番市橋武大が1、2塁間を破るタイムリーでようやく1点を返します。さらに3番原田航も内野安打で続き満塁、2年生の4番秋田真が右中間に鋭い飛球を放つもライトフライ、この回1点止まりに終わりました。

 桃枝は試合前半こそ直球で札幌国際情報打線を抑え込みますが、徐々に直球も捉まり始め、変化球を増やせばそれを打たれるパターンが多くなります。北照は原田航の術中にはまり、打たされてノーヒットに終わるイニングが多くなります。



 8回裏1死2塁で、今大会3打数3安打、すっかり有名になった背番号15の2年生・代打高橋瑠斗が登場! しかしセカンドゴロに倒れ、後続もレフトフライでチャンスを逃しました。

 9回裏は連打とバントで1死2、3塁のチャンス。直前に直球を詰まらせるファウルを打たせていましたが、桃枝が首を数度振って投じたのは変化球。これを3番原田航がレフトとセンターの間に運ぶ同点2点タイムリー! この試合桃枝が首を数度振るシーンが何回かありましたが、次に投げる球はほとんど変化球だったように思います。もしかするとそれも札幌国際情報に読まれていたかもしれません。

 さらに4番秋田もヒットで続いて1死1、2塁。札幌国際情報サヨナラのチャンスを迎えますが、ここで守備のタイムを取った北照、ほとんどアウェー状態の円山球場の雰囲気に負けることなく凌ぎ切りました。昨日の準決勝・駒大苫小牧戦でも何度も追いつかれながら一度も逆転を許さなかった北照、素晴らしい粘りを見せました。

 試合は延長戦へ。南北海道大会が延長になるのは、おそらく2011年の北海−駒大苫小牧以来(北海勝ち)8年ぶりです。10回表、北照は2死1、2塁と勝ち越しのチャンスをつかみますが、センターフライでアウト。

 11回表1死満塁と北照にとっては久々の大チャンス、しかしショートに飛んだ鋭い当たりは最悪のホームゲッツーで無得点に終わってしまいます。

 14回表2死2塁で、昨夏甲子園唯一のベンチ入りメンバーで地元小樽市出身・9番主将の伊藤陸が打った鋭いセカンドゴロを捕り損ねて大きくバウンドし、その間に2塁走者が一気にホームイン! 実に13イニングぶりの得点が貴重な勝ち越し点となりました。

 その裏、すでに180球を超えている桃枝がそのままマウンドへ、札幌国際情報のクリーンアップを三者凡退に抑えて2年連続5回目の優勝となりました。



 敗れた札幌国際情報、いわゆる「普通の公立校」ではなくスカウトもやっているのですが、それでも春4強、夏準優勝は見事。元プロの有倉雅史監督が素晴らしいチームを作り上げ、2000年代初頭に活躍した後に低迷していたチームを復活させました。バッテリーと4番が2年生ですので、秋の快進撃も十分期待できるでしょう。

 勝った北照は、前述の通り昨夏甲子園のベンチ入りメンバーは1人しか残っておらず、出場した選手はゼロ。「谷間」という声が聞こえてくるほどでしたが、上林弘樹監督がしっかりとチームをまとめ上げました。桃枝の好投はもちろんですが、二遊間の堅守も光りました。

 1つ前と2つ前の監督の指導があまりに酷すぎて、かつては・・・チョメチョメチョメでしたが、2016年12月の上林監督就任後は180度流れが変わりました。(当たり前のことなのですが)挨拶がしっかりできるようになり、バットを放り投げることをせず道具を大切にしており、地域の清掃活動にも取り組み、地元の評判はうなぎ登りです。

 挨拶は指導しないけどスカウトだけは熱心だった以前と比べると、どう考えても選手は小粒なのですが、チームの一体感が素晴らしく2年連続の優勝。部活は人間力を形成する場なのだと、改めて思い知らされます。もちろんスカウトがダメと言うわけではありませんが、上林監督にはぜひ人間力の指導を今後も続けていっていただきたいです。  
Posted by ik1004 at 16:24Comments(8)高校野球

2019年07月20日

旭川大高が圧勝で連覇!

(北北海道大会決勝)
クラーク 000 000 000=0  
旭川大高 300 311 01X=9  

(クラ) 浦崎(0.2)、早坂(2.1)、菊池(0.2)、関口(2)、辰巳(2.1)−中村
(旭大) 能登(9)−持丸

 昨日は試合開始が遅れ、結局雨天順延。仕切り直しとなった決勝戦は両エースが先発しました。両校とも、甲子園でも上位の演奏ができるブラスバンドを持ちます(厳密には、クラークは系列の環太平洋大の応援ですが)。

 1回裏、1死2、3塁のチャンスで4番脇田悠牙の2点タイムリー二塁打、さらに2死1、2塁となって7番樋口唯斗にもライト前タイムリーを浴びると、クラーク記念国際は2年生エース・浦崎翔がライトに回り、3年生の背番号10・早坂嶺志がマウンドへ。満塁となるものの、9番能登嵩都をショートゴロに打ち取って何とか3点で凌ぎ切りました。

 4回裏頭からは今大会初登板、背番号18の1年生左腕・菊池伶が登板。セーフティバントと四球、犠打で1死2、3塁となり、4番脇田がセンターへ特大の犠飛を放ち4点目、脇田は今日3打点目となりました。

 なおも2死3塁、カウント2−2となったところで、歴戦の佐々木啓司監督がファウルの当たりに嫌な予感を感じ取ったか、昨夏もスタルヒン球場で登板経験のある背番号11の3年生右腕・関口翔夢が4番手として登板しますが…。継投の甲斐なく5番富田康太が左中間スタンドへ2ランホームラン! 6−0と旭川大高がリードを広げます。

 さらに中盤以降も加点した旭川大高は11安打9得点と5投手を粉砕。守備陣も堅く守り切って2年連続9回目の優勝! 北北海道大会の連覇は、2007〜08年の駒大岩見沢以来11年ぶり。その駒大岩見沢のDNAを受け継ぐクラークは、2年続けて同じ相手に決勝で敗れるという残念な結果となってしまいました。



 実力差はあるにせよ、スコアがここまでの大差となった要因の一つがクラークの守備でした。失策数はクラーク4対旭川大高0。右翼手のファンブル、二盗に対して捕手が握り損ねた上にセーフのタイミングで2塁に送球して悪送球、ゲッツコースで打球をはじきオールセーフ、中継の乱れで二塁打を三塁打にしてしまう、などなど・・・。

 これらのミスを逃さなかった旭川大高が素晴らしかったですし、クラークとしては最後まで波に乗ることができませんでした。

 旭川大高は昨夏甲子園で史上初のタイブレークを戦い、サヨナラのチャンスを何度も作りながら物にできず延長14回の激闘の末、佐久長聖(長野)に4−5で惜敗。とりわけ左翼手としてミスをした持丸泰輝は、並々ならぬ闘志を燃やしています。

 その持丸はプロ注目選手となり、守備位置は左翼手から捕手、打順は4番から2番に変わっています。「2番最強説」という言葉がありますが、貧打のチームがそれをやっても無駄。今年の旭川大高は持丸を2番に置く余裕のある強力打線、と見るべきでしょう。


(南北海道大会準決勝)
札幌国際情報3−1東海大札幌
北照6−4駒大苫小牧

 第1試合は春4強の札幌国際情報が少ないチャンスを確実に生かし、3本のタイムリーで快勝! 創部以来初めての決勝進出となりました。バッテリーを始め、日高シニア出身の3選手の躍動が際立ちます。東海はやっぱり打撃が残念なチームでした。

 第2試合では昨夏代表の北照が、最終回のピンチも凌いで粘り勝ち。駒大苫小牧としては、センバツ出場校である強豪を2日続けて撃破し、4日間で3試合目となる準決勝も2年生エース・北嶋洸太に託さざるを得ない苦しい台所事情。ヘロヘロで直球も変化球も全くダメの北嶋より良い投手が育ってないとすれば、かなり残念ですね。攻撃のミスもありました。

 これにより明日13時からの決勝は、札幌国際情報vs北照となりました。甲子園初出場を目指す国際情報か、甲子園に忘れ物がある北照か!? 楽しみなカードです。  
Posted by ik1004 at 15:53Comments(4)高校野球

2019年07月18日

2年連続で決勝は旭大高vsクラークに

<北北海道大会>
(準決勝)
旭川大高10−1旭川北(7回コールド)
クラーク記念国際5−4武修館

 決勝は明日13時から、旭川大高vsクラークとなりました。昨年と同じカードで、旭川大高が5−3で勝っています。旭川大高の連覇か、クラークのリベンジか!?

 戦力分散傾向の北北海道において、決勝が2年連続同じカードになるのは、1975〜77年と3年連続で対戦した釧路江南vs旭川龍谷以来(あいけい調べ)。その時は釧路江南の2勝1敗でした。


<南北海道大会>
(1回戦)
札幌第一2−1北星学園大付(延長10回)  駒大苫小牧5−3札幌大谷

(準々決勝)
東海大札幌6−0函館大柏稜  札幌国際情報10−9北海
北照6−0札幌創成  駒大苫小牧6−2札幌第一

 春季大会王者の駒大苫小牧が、2日連続でセンバツ出場校を撃破! 札幌大谷は秋の調子を取り戻すことなく姿を消すことになりました。札幌国際情報は春に続く4強進出となりました。

 明日は休養日で、あさっての準決勝は東海大札幌vs札幌国際情報、北照vs駒大苫小牧となりました。  
Posted by ik1004 at 21:00Comments(4)高校野球

2019年07月16日

旭川北が15年ぶり4強進出!

<北北海道大会>
(準々決勝)
旭川北7−2滝川西  武修館2−0旭川明成
クラーク記念国際11−2旭川龍谷

 2004年の代表校・旭川北が1回表に1点を失うも、その裏5点を奪って2017年の代表校・滝川西に逆転勝ち。その時以来の4強進出となりました。進学校としても有名な旭川北ですが、「小関順二が選ぶ注目選手」に当時2年の妹尾剛(遊撃手兼投手)が選ばれたのも良い思い出です。

 明日は休養日で、あさっての準決勝は旭川大高−旭川北、武修館−クラーク記念国際の組み合わせです。それぞれ2018、2004、2014、2016年の代表校です。


<南北海道大会>
(1回戦)
北海4−3札幌龍谷学園  北照4−1道大谷室蘭
札幌創成3−2知内

 2017年の代表校・北海は打線が打てず、2018年の代表校・北照は2ケタ安打を浴びて苦戦するも、何とか逃げ切り初戦を突破しました。意外と知らない方が多いので再度書きますが、建物のネットワークがJCOMとつながっていれば、未契約であっても試合が見れますよ〜。私は仕事なので見られませんが(泣)  
Posted by ik1004 at 20:27Comments(0)高校野球

2019年07月15日

いよいよ開幕

<北北海道大会>
(1回戦)
旭川大高4−0釧路湖陵  帯広北3−1北見北斗
旭川北3−0稚内大谷  滝川西4−2帯広大谷
旭川明成4−3釧路工  武修館3−0網走南ヶ丘
クラーク記念国際8−1帯広農(7回コールド)  旭川龍谷6−1滝川

(準々決勝)
旭川大高3−2帯広北

 昨夏代表の旭川大高がベスト4一番乗り。初戦で釧路湖陵の「遠山→葛西」継投に幻惑され15残塁と苦しみましたが、今日は好投手の森寿蓮から少ないチャンスでしぶとく加点して逃げ切りました。エースの能登嵩都を温存できたのも大きそうです。

<南北海道大会>
(1回戦)
函館大柏稜7−3函館工  東海大札幌8−1鵡川(7回コールド)
札幌国際情報10−3札幌平岡(8回コールド)

 練習時間を削ってまで昨秋起きた地震のボランティアに励んだという鵡川、先制点を挙げるも逆転負けを喫しました。初出場の札幌平岡は全校応援を背に受けて一時は1点差に追い上げる意地を見せますが、わずかな守りのミスをことごとく突かれて追加点を奪われてしまいました。  
Posted by ik1004 at 21:55Comments(0)高校野球

2019年07月11日

東京五輪がもたらす国民の耐乏生活

 プロ野球は来年2020年7月22日〜8月13日に、東京オリンピック・パラリンピック(以下五輪)のために中断されることがかねて決まっておりましたが、今度はJリーグの中断も決まりました。

 J1チームの本拠地である札幌ドーム、埼玉スタジアム、カシマスタジアム、日産スタジアムが約2か月半ほど使用不可能になるための措置です(Jリーグチームの本拠地ではありませんが、ひとめぼれスタジアム宮城も五輪会場)。

 スタジアムを使用できない期間は正式には決まっていないようですが、6月中旬〜8月下旬までと見られています。

 中断があるおかげで我らが北海道コンサドーレ札幌など4チームはいくらか助かりますが、それでも連続アウェー地獄または代替会場での試合開催になるのは避けられません。札幌の場合は厚別競技場が第一候補ですが、1万5000人程度しか収容できませんので収入減になるのは確実で、クラブの経営に大きな影響を与えるのは必至です。

 さらに、1ヶ月ほど中断と言うことになれば、ワールドカップイヤーだった昨年と同様、水曜日の試合開催が増えて過密日程となり選手の負担が増え、観客動員が少なくなることも確実です。

 それだけでなく、J2・J3も中断するとのこと。理由は、五輪のせいで移動に支障が出るから。

 やむを得ない理由とはいえ、J2はJ1よりも試合数が多く、年間42試合をこなす必要があります。ただでさえ過酷なリーグと言われているのに、中断期間があるとより一層過密日程になり、ただでさえJ2クラブの経営は厳しいのに収入減も直撃するでしょう。

 さあ。五輪のせいで我々国民は耐乏生活を余儀なくされますが、このあたりでまとめてみましょうか。

・五輪の開催費用は3兆円を超える恐れあり。もちろん我々の血税です

・高速道路料金を最大3千円もの値上げ

・それでも道路の渋滞は避けられず、公共交通機関の混雑も確実

・「五輪期間中はネット通販を控えて」と、国民に要請

・ボランティア優先のため、大学・高専に「授業を控えて」と要請

・企業に対して、五輪期間中の休暇・休業を要請

・祝日の移動により秋の3連休が消滅

・プロ野球が中断

・Jリーグも中断 ←New!

 元都知事の石原慎太郎が「この中にオリンピック反対の人いたら手挙げてもらいたい。そんな奴はぶっ叩けばいいんだ」と下品な暴言を吐き、JOC会長の竹田恒和が賄賂を贈ってまで招致した(と見られている)東京五輪は、上記の有様なのです。

 札幌も2030年の冬季五輪の招致を目指しています。プロ野球やJリーグの中断はないと思われますが、代わりに我々札幌市民は外出にも細心の注意を払う必要が出てきます。なぜなら、おそらく街中を外国人・警官・警備員がウロチョロしているわけですから。こんなことに賛成する理由はありません。

 1998年長野五輪のために建設された施設は赤字続きで、今なお自治体にとって大きな負担となり続けています。東京五輪の6施設も、うち5施設(競泳・カヌーなど)が五輪後は赤字になるという見込みとのこと。

 負の遺産などいりません。次の世代にツケを残さないよう、我々大人は声を上げていく必要があるでしょう。  
Posted by ik1004 at 11:14Comments(0)スポーツ

2019年07月05日

北・南北海道大会組み合わせ決定

北北海道大会組み合わせ(PDFファイル)

 開幕からいきなり昨夏代表の旭川大高−vs昨秋4強の釧路湖陵という好カード。2日目第1試合の帯広大谷vs滝川西も楽しみです。5日間で4試合という過密日程のブロックに放り込まれたのは、帯広農、クラーク記念国際、滝川、旭川龍谷の4校でした。

 北北海道大会は13日(土)に開幕し、順調なら19日(金)が決勝です。


南北海道大会組み合わせ(PDFファイル)

 開幕カードは函館工vs函館大柏稜で、16校中3校しかない函館支部同士の潰し合いはもったいなく感じます。大トリは春優勝の駒大苫小牧vs神宮大会優勝の札幌大谷という、これまた別な意味でもったいないカード。

 この両校に加え、札幌第一、北星大付の4校は5日間で4試合という過密日程のブロックに放り込まれました。しかしこのブロックから甲子園に出場した高校も当然たくさんありますので、ぜひたくましく勝ち上がってもらいたいものです。

 南北海道大会は15日(月祝)に開幕し、順調なら21日(日)が決勝です。参院選と重なりますけど、良い子の皆さんはちゃんと投票に行きましょう!



 さて、今年もJCOMでは南北海道大会の1・2回戦(準々決勝)までを生中継します。(準決勝以降はきっとNHKが放送するはず)

 札幌市・北広島市の一部で、JCOMのネットワークに接続された建物であれば、未契約であっても視聴が可能です。詳しい情報は以下のページをご覧ください。

https://c.myjcom.jp/jch/p/hs-baseball/south-hokkaido/index.html  
Posted by ik1004 at 20:54Comments(6)高校野球

2019年07月02日

南北海道大会出場16校決定

 南北海道大会出場の16校が出揃いました。15日(月祝)に開幕します。16校の顔ぶれと、私の個人的な戦力評価を書いてみました。参考程度にお願いいたします。

※5ちゃんねるなどへの転載は固くお断りいたします。

函館A 函館大柏稜(6年ぶり6回目=
函館B 知内(2年連続17回目=
函館C 函館工(2年ぶり38回目=
室蘭A 道大谷室蘭(2年連続33回目=
室蘭B 駒大苫小牧(7年連続24回目=
室蘭C 鵡川(10年ぶり6回目=
札幌A 北星学園大付(2年連続2回目=
札幌B 東海大札幌(2年ぶり35回目=
札幌C 札幌平岡(初出場=
札幌D 札幌第一(4年連続26回目=
札幌E 札幌龍谷学園(7年ぶり2回目=
札幌F 北海(5年連続73回目=
札幌G 札幌国際情報(3年ぶり6回目=
札幌H 札幌大谷(2年連続5回目=
札幌I 札幌創成(2年連続12回目=
小樽− 北照(5年連続56回目=

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 昨秋神宮大会王者の札幌大谷は、エース・西原健太がようやく長いイニングを投げられる目処がたち、春全道では怪我のため不在だった石鳥亮も夏の支部予選では2試合連続本塁打と完全復活。控え投手陣の底上げも進んでいるが、昨秋は無敵状態だった太田流星の調子はそれほど良くなさそうだ。逆に言えば、それ以外に大きな不安点は見当たらない。

 春優勝の駒大苫小牧は2年生右腕・北嶋洸太が安定しており、センバツ出場の昨年よりも投手力では上。ただし控え投手との差は大きいので、打線の援護と投手起用が優勝のカギになる。東海大札幌はU-18日本代表候補、最速150キロ右腕・小林珠維、145キロ右腕・鈴木一茶、さらに左腕・朝比奈虎太朗も控え投手陣の層が厚い。小粒な打線がいかに調子を上げるか。

 秋春とも支部予選敗退の北海は夏に仕上げてきた。血行障害から復活したエース・岩田永遠が柱となり、投打に安定感が出てきた。昨夏代表の北照は横手投げのエース・桃枝丈がリリースポイントを少し上げて安定感が増し、最速も一気に143キロまで伸び勝負できる態勢がやっと整った。センバツ出場の札幌第一は新エース・畠山和明に期待したい。春4強の札幌国際情報や最速146キロ右腕・古谷龍之介を擁する北星学園大付らがこれを追う。

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 組み合わせ抽選は南北とも5日(金)に行われます。  
Posted by ik1004 at 21:34Comments(6)高校野球