2017年07月21日

決勝は滝川西−白樺学園に

(北北海道大会準決勝)
滝川西3−1旭川大高
白樺学園6−2旭川龍谷

 第1試合、旭川大高は背番号10の左腕・楠茂将太が先発。支部予選以来の登板となりましたが、初回2死走者なしからもったいない2失点。ストライク・ボールがハッキリしすぎ、死球も多く安定しない投球でした。

 ただし楠茂を先発させたのが失敗というわけではなく、滝川西の鈴木愛斗が非常に良く、旭川大高打線には点を取れる気配がまるでありませんでした。この投球を決勝でも、そして甲子園でも持続できるでしょうか。

 第2試合、旭川龍谷が初回に2点を先制しますが、3投手がいずれも悪く白樺学園打線の勢いをまるで止められませんでした。6−2というスコア以上に、白樺が押していたように思います。

 2年連続決勝進出の滝川西、優勝すれば19年ぶりの甲子園です。春夏合計3度の甲子園出場で、まだ勝利はありません。あと一歩で甲子園が届かなかった昨年、その想いを明日全部ぶつけてほしいです。

 対する白樺学園は2年ぶりの甲子園を目指します。甲子園では2011年に鳥取商に勝った1勝だけですので、そろそろ飛躍してほしい高校です。智弁和歌山との激闘が話題にも上らなくなるような快進撃に期待します。

 明日は南北海道大会の準決勝も行われます。気になる天気は、朝までけっこうな雨が降りそうですが、試合開始時刻には上がっていそうです。あとはグラウンド状態次第ですね。  
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2017年07月20日

春王者・駒苫敗れる

(南北海道大会準々決勝)
東海大札幌10−3北海道栄(7回コールド)
北海2−1函館大有斗
札幌大谷2−1駒大苫小牧

 春季大会優勝の駒大苫小牧と同準優勝の函館大有斗がともに姿を消しました。札幌大谷にとっては2013年秋の決勝で敗れて悔しい思いをした相手に対するリベンジです。

 明日は休養日で、あさっては第1試合(10:30)が函館工−東海大札幌、第2試合(13:00)に北海−札幌大谷という顔合わせとなります。3年連続甲子園出場を目指す北海か、3年ぶりの東海大札幌か、初出場の札幌大谷か、はたまた54年ぶりの出場を目指す函館工か。楽しみなカードです。

 明日は北北海道大会の準決勝が行われます。  
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2017年07月19日

駒苫が札幌第一を返り討ち!

(北北海道大会準々決勝)
滝川西6−1帯広大谷
旭川龍谷10−1釧路北陽(7回コールド)
白樺学園11−0網走南ヶ丘(5回コールド)

 北北海道は3試合とも差がついてしまいました。昨夏の準優勝校・滝川西のエース鈴木愛斗は実質3試合分ほど投げています。このまま決勝に進んだ場合、5試合分投げることになりそうです。

 明日はお休みで、あさっての準決勝は第1試合(10:30)に旭川大高−滝川西、第2試合(13:00)に旭川龍谷−白樺学園というカードです。優勝するのは近年実績のある白樺学園・旭川大高か、お久しぶりの甲子園となる滝川西・旭川龍谷か。世代によって応援するチームが変わるかもしれません。


(南北海道大会1回戦)
駒大苫小牧5−3札幌第一
札幌大谷9−2札幌静修(7回コールド)


(南北海道大会準々決勝)
函館工3−1札幌日大


 秋王者と春王者の激突となった第1試合は、駒大苫小牧が8回裏に1死満塁のチャンスで犠飛・暴投・タイムリーで計3得点を挙げ逆転、粘る札幌第一を振り切って、春季大会のリベンジを許しませんでした。

 第3試合は、1回戦で南北海道大会の最多得点記録を更新する22得点を挙げた札幌日大が、函館工のサイドスローの好投手・加藤龍之介の前に5安打1得点に抑えられ敗れました。加藤のテンポの良い投球の前に、札幌日大は自分たちの打撃ができなかったようです。  
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2017年07月18日

旭川大高が4強一番乗り

(北北海道大会1回戦)
網走南ヶ丘2−0枝幸
白樺学園9−2クラーク記念国際

(北北海道大会準々決勝)
旭川大高6−5武修館(延長13回)

(南北海道大会1回戦)
北海道栄9−8札幌光星
函館大有斗3−1苫小牧中央
北海11−4北照(8回コールド)

 開幕戦を制している旭川大高は、中盤まで劣勢の試合展開も、7〜9回に計5点を入れて同点に追いつき、延長13回に追加点を入れて武修館を振り切りました。2年生の最速143キロ右腕・沼田翔平が3回途中から好救援したのが光ります。旭川大高は、現時点で北海道内で最も甲子園に近い高校となりました。

 昨夏代表のクラーク記念国際は、投手陣が打ち込まれて1回戦で姿を消しました。昨夏の平澤津虎輝(現・愛知学院大)のような安定感あるエースの不在が響いたのだと思います。昨夏のクラークは打線も良かったですが、何と言っても平澤津の安定した投球で勝ち進みましたよね…。

 北海−北照の因縁のカードは、中盤に北照が試合をひっくり返すものの、北照の投手陣が打ち込まれて終わってみれば北海のコールド勝ちとなりました。北海の背番号1・井平光紀はまだ投げていませんが、そういえば現西武の戸川大輔も背番号1なのに全然登板しなかった(2012年秋)のを思い出しました。

 明日の北北海道は準々決勝残りの3試合が行われます。南北海道では秋の覇者・札幌第一と春の覇者・駒大苫小牧が激突します。  
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2017年07月17日

札幌日大、動揺見せぬコールド勝ち

(南北海道大会1回戦)

・札幌日大22−2恵庭北(5回コールド)
 今朝の道新(北海道新聞)を見て仰天しました。日大の森本卓朗監督が91歳の女性を車ではね、腰の骨を折る重傷を負わせて逮捕されたとのこと。どちらに過失があるのかは道新の記事では不明ですが、法律上は運転者側が多かれ少なかれ責任を負うはずです。朝日新聞によれば、森本監督の前方不注意とのことです。

 被害者側が命に別条がなかったことが不幸中の幸いです。これは本当に良かったです。日大は秋場拓也部長を新監督として開幕戦を臨むことになってしまいました。秋場新監督は29歳で、2006年夏に日大山形がベスト8に進出した時に背番号2でマスクをかぶった選手。3回戦の今治西戦では、延長13回裏にサヨナラ犠牲フライを放っています。

 NHKのラジオはどうするのだろうと思っていましたが、秋場新監督が指揮を執ることを淡々と伝えたのみ。そもそも道新では匿名での報道でしたし(朝日は実名)、色々まずかったのかもしれません。

 試合は日大が初回に打者9人で3点、2回に打者16人で10点。3回に3点、4回にも6点を追加して、ドタバタ劇を吹き飛ばす圧勝となりました。私が注目する1番瀬屑綾太は、初回に好走塁で単打を二塁打にし、2回にも先頭打者としてセーフティバントで出塁(記録は失策)、同じ2回にはランニング3ラン本塁打を放ちました。

 敗れた恵庭北は5人の投手が登板しましたが、3番手以降の3人は2年生で、この経験を秋に生かしたいですね。5番手で投げた背番号13の八木海晴は、188cm・89kgと恵まれた体格。今日は登板直後に日大の4番高橋海渡に3ラン本塁打を浴びましたが、これだけの体格ですから、鍛えれば面白いのではないでしょうか。


・函館工7−0江差(7回コールド)
 江差は支部予選で檜山北・函館商・函館ラサールとそれなりに強いところを撃破してきています。一時期けっこう強かった江差が14年ぶりに南北海道大会に帰ってきましたが、同じ函館支部の函館工に完膚なきまでにやられてしまいました。

 函館工の好投手・加藤龍之介はピンチでギアを上げると江差打線はついて行けず、攻めてはけん制で刺される場面などもありながら、持ち味の積極走塁を絡めて3回裏に一挙5得点を挙げるなど、攻め切りました。


・東海大札幌7−0小樽潮陵(7回コールド)
 東海大札幌は3年生エースの高杉勝太郎を温存し、背番号10の3年生右腕・本間拓也が先発。ストレート主体の強気な投球、小樽潮陵としては0−1と1点ビハインドだった3回表の1死満塁のチャンスを何としても生かしたかったところですが、本間の投球が上回りました。

 直後の3回裏に守りのミスも絡んで東海が4点を挙げ、小樽支部予選で3試合連続2ケタ得点の小樽潮陵としてもかなり厳しい試合展開に。東海は5回からは背番号11の左腕・佐藤一希がしっかり抑え、高杉をしっかり温存したまま盤石のコールド勝ちとなりました。


(北北海道1回戦)
釧路北陽2−1中標津
滝川西2−1旭川実(延長11回)
旭川龍谷14−4旭川永嶺(6回コールド)

 昨日6回途中で降雨ノーゲームとなった滝川西−旭川実の試合は、0−0のまま延長戦に突入、11回表に旭川実が1点を入れるも、その裏1死から滝川西が2点を入れてサヨナラ勝ち。滝川西としては嬉しい勝利ですが、2日間で16イニングほど投げるハメになった鈴木愛斗は2試合分消耗することになってしまいました。  
Posted by ik1004 at 16:47Comments(2)高校野球

2017年07月15日

北北海道大会開幕

 昨秋の全道大会準決勝はネットラジオで聴けたのですが、今夏はなぜかAMもFMもネット中継なしで一般のラジオへの放送のみ。なんでやねーん! もはや死語に近いラジカセは持ってますけど、周囲にマンションが多いせいかあまり電波状況が良くないのですよね。特にFMはラジカセをどう動かしても雑音が入ってしまいます。

 それ以上の問題は、(エアコンがないので)家の中の気温が30度を超える猛暑の中、扇風機を強風で浴びると寒い…そしていつものアイスコーヒーではなくホットコーヒーを飲んでいます。これは夏風邪なのでしょうか。左耳の下側(リンパ?)が腫れていて痛いです…。


(北北海道大会1回戦)
・旭川大高4−0江陵
 一昨日、江陵OBの最速154キロ左腕・古谷優人(ソフトバンク)がフレッシュオールスターで2イニングをパーフェクト・3奪三振という活躍で、優秀選手賞に輝きました。

 その江陵、2回までに4安打を放つも攻めきれず、逆に3年生エースの小森翔也は四死球連発で先頭打者を出しまくり。旭川大高打線も毎度おなじみ残塁祭りではありましたが、江陵の守りのミスで送りバントが内野安打になるなどもあって4−0で快勝。

 2年生エースの沼田翔平は、昨夏1年生ながら北北海道大会のマウンドを経験して1イニングを3者連続三振に打ち取るなど活躍した好投手ですが、今日はあまり調子が良くなかったようです。


・武修館11−9遠軽
 第2試合は延長でないのに3時間近いという凄まじい打撃戦。両校合わせて7イニングで得点が入りましたが、すべてが複数得点でした。

 8−5、武修館リードで迎えた8回裏、2死走者なしから武修館は捕球のミス、さらに一塁手がベンチに戻りかけてカバーがいないというミスも重なり、遠軽が命拾いします。6回頭から救援している武修館の背番号10・福士健はノーヒットピッチングを続けていましたが、この守りのミスでリズムを乱したか、ここから遠軽打線の猛攻を浴びて一挙4失点で大逆転。野球の怖さを思い知らされるイニングでした。

 ところが、遠軽は9回頭から3番手として起用した背番号18の2年生右腕・上坂大地が打ち込まれ、武修館が3点を入れて再逆転。昨秋のエースである背番号10の3年生左腕・伊藤遼馬はおそらく不調ということで、代打で出場したもののマウンドに上がらぬまま試合が終わってしまいました。伊藤遼が万全ならまた違った展開になっていたのかもしれません。


・帯広大谷8−0稚内大谷(7回コールド)
 第3試合はかなり期待外れとなってしまいました。稚内大谷のエース左腕・正岡翔也はスタルヒンのスピードガンでも最速140キロ以上をマークしたものの、帯広大谷打線に難なくはじき返されてしまいました。

 のみならず、稚内大谷打線がサクサクと凡打を重ねていき、得点できる気配が全くなし。7回コールドにしても、1時間29分はちょっと早すぎではないでしょうか。う〜ん、残念!

 昨年は前述の古谷をはじめ、お化け投手がゴロゴロいる大会でしたが、今年はそういう存在が不在という影響もあり、全体的に打線が活発なようです。

 さて、明日は旭川の天気が心配です。現段階では9時の降雨量が4ミリとなっており、昼過ぎまで続くので試合の開催が難しい雨量です。  
Posted by ik1004 at 21:28Comments(4)高校野球

2017年07月14日

サラッとファイターズについて書きます

 日本ハムは借金20で前半戦を終了。前半戦を終えてこの数字は、北海道移転後ワースト。首位とのゲーム差23も、2005年(23.5)に次ぐワースト2位です。

 栗山監督いわく「責任を感じている」。この言葉は今年だけでなく昨年も何度となく聞いた言葉です。が、中身がこもっておりません。

 安倍晋三の「国民に丁寧に説明したい」「真摯に反省し」という言葉と同じくらい、嘘くさいセリフに聞こえます。なぜなら、両者ともこれらのセリフを吐いた後も行動に変化が見られないからです。

 ちなみに安倍晋三は10年前の第一次政権時、2007年の参院選で歴史的大敗を喫した直後に「反省すべき点は反省していかないといけない」と発言していますが、何の反省もしないまま病気を理由に退陣したのは周知の通りです。むろん第二次政権以降も反省など一切見られません。



 話がそれてしまいました。私は常々、「負けてもいいから若手を使え」という意見には反対し続けています。ファンに対して…とりわけ年間指定席を購入したファンに対する背信行為に他ならないためです。

 ですが首位楽天と23ゲームも離され、今年の優勝は事実上不可能となりました。3位西武とすら14.5ゲーム差もあります。ある程度、来季を見据えた戦いが許される頃合いになったと思います。

 具体的に言えば、大谷翔平はせめてDHでフル出場できるまでは二軍落ちさせるべきです。結果が伴わないのみならず、全力疾走を怠りマスコミに対する態度も悪い中田翔も二軍落ちさせるべきです。そのうえで、若手の競争を促すべきです。

 中途半端に大谷を一軍で登板させたり、ちっとも打てない新外国人を獲得して好調の松本剛をスタメン落ちさせたり、勝ち試合でも負け試合でも構わず鍵谷陽平を使い潰して二軍行きになってしまったり。栗山采配は迷走を続けています。

 栗山監督は大谷の起用や中田の打順変更を「起爆剤」として考えていたようですが、そのような「付け焼き刃」で何とかなるようなチーム状態ではありません。

 本当に反省しているのなら、来季を見据えて大谷と中田を二軍落ちさせていただきたいです。その結果15連敗しようとも、それは致し方のないことだと思います。



 以上、終わり。明日からは高校野球に集中することにします。  
Posted by ik1004 at 21:47Comments(2)プロ野球

2017年07月07日

南北北海道大会組み合わせ決定

北北海道大会組み合わせ(PDFファイル)

 過去10年で記憶にないほどの団子状態なので、どの対戦も差が少ない好カードに見えます。

 1日目第2試合の武修館−遠軽はかなりの好カード。1日目第3試合の帯広大谷−稚内大谷は、2010年も初戦で対戦して稚内大谷が前年準優勝の帯広大谷を破っています。

 7月15日(土)に開幕し、順調に進めば21日(金)が決勝です。


南北海道大会組み合わせ(PDFファイル)

 北もそうですが、今年はご丁寧にAゾーン・Bゾーンという記載がありますね。去年もありましたっけ・・・?

 Aゾーンが手薄とは思わないのですが、Bゾーンがかなり濃いことになっています。2日目第3試合の北海−北照は因縁の好カード。最近は北海が勝ち続けているだけに、北照としては雪辱したいところ。

 3日目第1試合の駒大苫小牧−札幌第一は、言うまでもなく春季大会準々決勝と同一カード。春は札幌第一が完膚なきまでにやられていますので、当然リベンジを狙うところでしょう。過去にはリベンジを達成したケースも返り討ちにしたケースも多数ありますが、さてどうなるでしょうか。

 7月17日(月祝)に開幕し、順調に進めば23日(日)が決勝です。


 南北とも、Aゾーンの左側6校はくじ運が最も良く、7日間で4試合で済みます。逆にBゾーンの右側4校は、5日間で4試合をこなす過酷なカードとなります。昨年の北海はそこから勝ち進みましたが…。  
Posted by ik1004 at 21:10Comments(4)高校野球

2017年07月05日

南北海道大会出場16校決定

 南北海道大会出場の16校が出揃いました。抽選は8日(金)に行われることになっており、16日(土)に開幕します。16校の顔ぶれと、私の個人的な戦力評価を書いてみました。参考程度にお願いいたします。

※2ちゃんねるなどへの転載は固くお断りいたします。

函館A 函館大有斗(13年連続44回目=
函館B 函館工(2年連続37回目=
函館C 江差(14年ぶり10回目=
室蘭A 北海道栄(3年連続27回目=
室蘭B 駒大苫小牧(5年連続22回目=
室蘭C 苫小牧中央(2年連続5回目=
札幌A 恵庭北(6年ぶり3回目=
札幌B 東海大札幌(7年連続34回目=
札幌C 札幌光星(2年ぶり18回目=
札幌D 札幌大谷(2年ぶり3回目=
札幌E 札幌日大(6年連続12回目=
札幌F 北海(3年連続71回目=
札幌G 札幌静修(初出場=
札幌H 札幌第一(2年連続24回目=
小樽A 北照(3年連続54回目=
小樽B 小樽潮陵(2年ぶり39回目=

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 春季大会王者の駒大苫小牧が投打のバランスで一歩リード。エース右腕・工藤稜太は安定感があり、春に146キロをマークした山彰太、2年生の鈴木雄也も控えて投手陣に不安はない。ここ数年打線の不振で負けることが多かったが、今年は安田匠吾・林田章吾ら好打者が揃っており打力でも勝負できそうだ。

 東海大札幌の最速144キロ右腕・高杉勝太郎は、南北海道No.1の好投手で、控えの3年生右腕・富田健太も最速148キロの本格派。春は打線が湿って敗れたが、打線がつながれば甲子園が視界に入る。センバツ出場の札幌第一は打撃力では群を抜いているが、昨秋よりくじ運に恵まれながらも支部予選3試合23イニングで計10失点の投手陣に不安がありすぎる。全試合で最低6〜7点取るくらいでないと、春夏連続出場は厳しいかもしれない。

 夏秋連続準優勝の札幌日大も打力があり、層の厚い投手陣に安定感が増せば悲願の夏初出場が見えてくる。昨夏甲子園準優勝の北海は、甲子園決勝で好投した3年生左腕・多間隼介にようやくめどが立ってきた。打線は支部予選で川村友斗が3本塁打、井上雄喜が2本塁打など、甲子園経験メンバーが強力に引っ張る。

 北海道栄のエース・北村悠貴は球速こそ140キロ止まりだが、それ以上のキレを感じる好投手。打線の援護があれば頂点もあり得る。春季大会準優勝の函館大有斗は横手投げのエース・成田佑太郎が安定する。春8強の北照は打線がやや小粒だが、層の厚い投手陣で勝負したい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 1993〜95年、2004〜06年と、11年周期で北海道勢が快進撃するというジンクスがあるのだとか。2015年春に東海大四(現・東海大札幌)が準優勝、2016年夏に北海が準優勝していますから、今年も8強以上に残るってことでしょうか。

 私はジンクスをほとんど信用しないタイプですが、頭の片隅には置いておくことにします…。  
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2017年07月04日

北北海道大会出場16校決定

 北北海道大会出場の16校が出揃いました。抽選は7月7日(金)に行われる予定となっており、15日(土)に開幕します。16校の顔ぶれと、私の個人的な戦力評価を書いてみました。参考程度にお願いいたします。

※今年から日刊スポーツ記載の出場回数に全面的に従うことにします。

※2ちゃんねるなどへの転載は固くお断りいたします。

空知A 滝川西(2年連続29回目=
空知B クラーク記念国際(2年連続2回目=
旭川A 旭川実(3年連続18回目=
旭川B 旭川龍谷(2年ぶり32回目=
旭川C 旭川大高(2年連続21回目=
旭川D 旭川永嶺(初出場=
名寄A 枝幸(初出場=
名寄B 稚内大谷(3年連続31回目=
北見A 遠軽(9年連続28回目=
北見B 網走南ヶ丘(14年ぶり19回目=
十勝A 白樺学園(4年連続17回目=
十勝B 帯広大谷(4年ぶり5回目=
十勝C 江陵(2年連続6回目=
釧根A 武修館(2年ぶり14回目=
釧根B 中標津(10年ぶり8回目=
釧根C 釧路北陽(2年ぶり19回目=

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 本命不在の大混戦で、上位数校はほとんど横一線と言ってよさそうだ。秋4強の遠軽は北北海道トップクラスの打撃力が持ち味で、投手陣の層も厚い。打たれだすと止まらない弱点もあるが、北北海道には攻略しきれる高校は少なく、僅差で本命予想とした。

 実績では秋春連続4強の稚内大谷がNo.1。最速141キロ左腕・正岡翔也は今大会を代表する好投手だが、打線に課題が残る。打線の援護と、正岡をどこで休ませるかの采配がポイントになりそう。旭川大高は最速142キロ右腕の沼田翔平を始めとする2年生の投手陣が充実するが、下級生主体のチームだけに脆さも同居する。

 ここ数年北北海道を引っ張ってきた白樺学園の調子は上がらない。最速141キロ左腕・牧野憲伸は安定するが、攻撃に厚みが足りていない。昨夏代表のクラーク記念国際は甲子園メンバーが残るも、投手陣の安定感が昨年より落ちるだけに未知数の部分が大きい。

 春4強の帯広大谷は継投で勝負するが、投手力には不安があり打線の援護が不可欠。春8強の武修館は春コールド負けも、最速141キロ左腕・石田圭樹を始めとする投手陣が充実する。四死球から自滅する癖を矯正したい。昨夏4強の旭川実や同準優勝の滝川西も優勝のチャンスは十分にある。


 明日は南北海道です。  
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2017年07月02日

東海大札幌・高杉、盤石の投球で南北海道大会へ

2017夏支部_1

逆転に次ぐ逆転、非常に見ごたえのある試合でした。

(選手権札幌支部予選Aブロック代表決定戦)
札幌白石 000 330 000=6  村上航(8)−敦澤
恵 庭 北 001 310 30X=8  藤本(4.2)、山田(4.1)−出村

 当日まで迷った末に円山球場に行きました。麻生球場は外野席が開放されるほどの大盛況だったようですが、円山のほうは座る場所に困るほどの混雑ではありませんでした。両校全校応援、恵庭北はブラバン付き。白石は吹奏楽が全国常連ですが、支部予選ではあまり応援に来ない印象です。日光や雨などで楽器が傷むこともありますのでやむを得ないでしょう。

 双方とも走者を出しながら得点できない静かな立ち上がり。恵庭北の左腕エース・藤本光貴(3年)は120キロ台の直球よりもカーブ・スライダーが多く緩急をつけてくるタイプですが、白石のレベルなら打てるだろうと見立てました。

 札幌白石の右腕エース・村上航は2年生。同じく120キロ台の直球にカーブ・スライダーも投げますが、シュートも持っていました。直球のシュート回転もあったかもしれません。逆球が多いタイプで、こちらも恵庭北なら打てないことはないだろうと見ました。

 3回裏に恵庭北がポテンヒットで1点を先制しますが、直後の4回表に白石が9番上野斗夢(3年)がポテンヒットのお返しで同点。さらに1番飯沼泰広(3年)がセンターオーバーのタイムリー二塁打、2番林涼太(2年)が今日3安打目となるライト前タイムリーでこの回計3得点で逆転します。

 そうかと思えば4回裏に恵庭北は8番下川和馬(3年)のライト前タイムリー、9番出村楓(3年)もライト前タイムリー、2番大高洸(3年)のセンター前タイムリーで計3点を奪い再逆転しました。

 ところがところが、5回表に札幌白石は8番前田海斗(2年)が今日2つ目のスクイズ失敗でチャンスがしぼんたと思いきや、9番上野の2点タイムリー三塁打、1番飯沼のセンター前タイムリーでまた3点を奪って再々逆転。恵庭北はここで投手交代、ライトの背番号9・山田倫(3年)がマウンドへ、エースの藤本がライトに回ります。

 山田は変則フォームで妙なタメがあり、制球もばらついているのですが、かえって白石打線は的を絞れませんでした。この回のピンチを凌ぐと、その後は四球での走者こそ出すものの、ヒットは1本? くらいしか許さず最後まで投げ切りました。

 投手陣が落ち着くと、恵庭北打線がしっかり援護します。7回裏1死1、3塁、8番下川のスクイズを村上航が焦ってグラブトスが本塁悪送球となり1点が入りなおも1死2、3塁。9番出村もスクイズ成功で今度は1塁に送球。1番山田が自らタイムリー三塁打でダメ押し点を奪い、恵庭北が勝利しました。

 私は公立至上主義ではありませんが、今日の2校はさわやかな野球でした。お互いに2死2塁からの三盗を1つずつ決めていますし、走らなかったものの2塁走者が行くぞ行くぞとバッテリーを揺さぶる場面も見られました。

 特定の方に言っているわけではありませんが、野球は「無死1塁で送りバントしたら監督の仕事はオシマイ、あとは黙って見ているだけ」ではないのです。スチールがサインだったかどうかは不明ですが、ぜひ見習ってほしいところです。もちろん、あまりチョロチョロしないほうが良い場面もありますが。


2017夏支部_2

南北海道No.1右腕の呼び声高い、東海大札幌の高杉勝太郎投手(3年)。


2017夏支部_3

急転直下のコールド。江別の2失策は大量失点につながりました。


(選手権札幌支部予選Bブロック代表決定戦)
江   別 001 000=1  西海(5.2)、石井(0)−北
東海大札幌 100 406x=11  高杉(6)−金  ※6回コールド

 江別は全校応援でブラバン付き。東海大札幌は一般生徒の姿はほとんど見当たらず、ブラバンもなし。同校の吹奏楽は全国常連、それも金賞の常連ということで、南北海道大会決勝とかでも応援には来ない印象です。前述の理由により、やむを得ないと思います。

 江別は右横手投げのエース・西海(さいかい)行人(3年)が先発。内外角の出し入れで勝負するタイプですが、2つ目の死球を与えてからは強気な内角攻めが減ってしまったように思います。

 1−1の同点で迎えた4回裏、1死1塁でゲッツーコースの打球を二塁手がポロリで試合の流れがガラリと変わってしまいました。2番佐藤颯一郎(3年)がレフト前タイムリー、3番鈴木豪太(3年)が犠飛、盗塁で2死2、3塁となり、4番唐川治也(2年)が2点タイムリーでこの回計4得点で東海大札幌が勝ち越します。

 6回裏、2死1、2塁で5番金侑馬(3年)が右中間を破る2点タイムリー三塁打で7−1。ここで江別はエースの西海がセンターへ、センターの秋山純輝(3年)がライト、ライトの左腕・石井倫生(3年)がマウンドへ向かいます。代打丹波結都(3年)がサードゴロでチェンジと思いきや、1塁に悪送球で東海大札幌の攻撃は終わらず。2死満塁で9番神田未来(3年)のタイムリー、そして1番浦田純平(3年)がセンターオーバーの2点タイムリー二塁打で急転直下のコールド。3点入っている当たりでしたが、コールドのため1塁走者の生還は認められませんでした(当たり前ですが)。

 江別としては、2つの失策がいずれも大量点に結びつくという最悪の試合展開でした。もちろん高校野球に失策は付き物でやむを得ないのですが、もし失策がなければ6回裏終了時点で3−1という普通のスコアで済んでいました。残り8点は失策の後に取られたものです。ミスというものは恐ろしい…。

 東海大札幌の最速144キロ右腕・高杉は、点を取られた3回表こそボークがあるなどバタついていましたが、それ以外のイニングは非常に落ち着いていました。目測ですが、140キロ台の直球はほとんど見られず、制球重視で江別打線を完璧に封じました。

 とはいえ、江別打線も少しずつタイミングが合い始めていました。もちろんそうなれば高杉もギアを上げたでしょうが、そういう意味でもコールドになってしまったのが少々残念でした。  
Posted by ik1004 at 17:48Comments(6)高校野球

2017年07月01日

札幌清田、大敗で夏終わる

 ふうぅ〜む…。本日は見に行けなかったのですが、我が母校・札幌清田が1−10で札幌静修に7回コールド負けです。

 昨夏札幌丘珠に敗れて南北海道大会に行けなかったときはムチャクチャ悔しかったのですが、今年は不思議と冷静です。春季大会を見た時から、こうなるかなぁという予感があったからです。とはいえ、静修相手にこんな大差になるとも思いませんでしたが。

 初戦の丘珠戦で7失点完投した沖野陸投手と半ば心中する形になってしまいましたが、「春季大会時に書いた」ように、残念ながら沖野は強打のチームに通用する投手ではありませんでした。

 ただ、今年のチームは前年の21世紀枠候補に選ばれたチームと何かと比べられ、同様かそれ以上の快進撃を期待されて、苦しい思いもたくさん味わったと思います。今はようやく、肩の荷が下りたというところだと思います。

 3年生の皆さん、お疲れ様でした。まずはゆっくり休んでください。



 ところで札幌静修は、創部初の全道出場に導くなどの実績がある木無真人監督が退任し、札幌第一で2012年の甲子園に出場している高石大全氏が監督に就任しています。

 嬉しい気持ちと、社会人に進むことなくもう引退してしまうのかという寂しさと、半々です。ですが、こうして清田をボッコボコにやっつけてくれたので、もし南北海道大会に進出すればひと暴れしてくれるのではないでしょうか。

 さて、気晴らしに試合でも見に行きましょうかね。まだどちらの球場に行くか決めかねている私。  
Posted by ik1004 at 22:06Comments(0)札幌清田高校

2017年06月27日

熱い夏が今年もやって来た

(札幌支部予選Gブロック1回戦)
札幌清田 101 001 321=9
札幌丘珠 100 021 012=7

 仕事中にF5キーを押す私の手は震えていました。確実に100回以上は押下したでしょう…。

 5回裏に逆転されて「ヒャア〜!」、9回裏にも被弾して「ヒョオ〜!」とひふみんのような奇声こそ上げませんでしたが、実に心臓に悪い試合でした。なんとか逃げ切りましたが、これは辛勝という言葉しか見当たりません。。。

 昨夏甲子園準優勝の北海や、今春全道準優勝の函館大有斗らも順当に初戦を突破しました。1年次から公式戦登板が豊富な好投手・吉野迅を擁する檜山北は初戦で延長戦の末惜敗。とうとう円山で吉野投手を見る夢は潰えてしまいました…。



 最近は扁桃炎で高熱が出たり、職場で配置転換があったり、ああだこうだで夏の札幌支部予選の観戦がすっかりご無沙汰状態でしたが、今年は突然体調を崩さない限りは大丈夫そうです。

 いつどの球場に行くかはまだ決まっておりません・・・。  
Posted by ik1004 at 21:08Comments(2)高校野球

2017年06月21日

ひふみん引退 食事・おやつ伝説

 将棋のひふみんこと加藤一二三・九段が引退となりました。

 プロ野球で言えば長嶋茂雄さんに匹敵するほど、数多くの伝説の持ち主です。その数は100では足りず、とてもここでは紹介しきれませんので、食事・おやつに関する伝説をいくつか紹介します。

 メジャーなエピソードを紹介する前にひとつ…。私は小学生時代から北海道新聞に掲載される王位戦の観戦記を読んでいたので、ひふみんが昼も夜もうな重を注文することは知っていましたが、25年くらい前の王位戦の観戦記で「昼にうな重、夜は珍しく幕の内弁当を注文したものの物足りなかったらしく、対局再開後あっという間にカップケーキ2つをペロリと平らげた」という記述を覚えています。

1984年7月31日〜8月1日、北海道留辺蕊(るべしべ)町で行われた王位戦の7番勝負第2局

昼食:寿司・天ざるそば・ホットミルク・トマトジュース・オレンジジュース
おやつ:ケーキ・メロン・スイカ・桃・ホットミルク3杯

 番勝負での昼食・おやつは主催者(新聞社)が負担するので無料なのですが、それにしてもすごい食欲…。当時は働き盛りの44歳だったのでまだ分かりますが、お年を召された後も以下のような注文が伝説になっています。

2009年12月15日 関西将棋会館での順位戦C級1組第8局

昼食:鍋焼きうどん・おにぎり9個・りんごジュース7本
夕食:鍋焼きうどん・おにぎり9個

 なお、当時ひふみんは69歳。関西での対局ではうなぎの注文ができない(実はできるのですが、ひふみんは知らない)ので鍋焼きうどんの注文が定跡になっているのですが、おにぎり9個とは…。ちなみに、3個入りのおにぎりのパックを3つ注文したようです。

2015年2月12日 東京将棋会館での順位戦C級2組第9局

昼食:注文なし(コンビニなどでたっぷり購入したと思われる)
おやつ:いちご1パック・ぶどうゼリー

夕食:カキフライ定食とチキンカツ定食



 75歳で定食2つというのも驚きですが、ひふみんは対局後に「これでも控えめにしたつもりが…」とツイート。本当はだし巻き玉子も注文したかったものの、時間がなかったので断念したそうです。

 そして昨日の現役最後の対局では、夕食にカキフライ定食と若鶏の唐揚げ定食をダブル注文しようとしたものの、カキフライは冬期間のみだったため断念。天ぷら定食と冷やしトマトという注文になりました。

 愛すべきひふみん伝説は山ほどありますので、ぜひ調べてみてください。  
Posted by ik1004 at 21:12Comments(4)将棋

2017年06月15日

夏の組み合わせ決定

2017年選手権札幌支部予選組み合わせ(PDFファイル)

 今年も札幌市各地から、歓喜の声と悲鳴がこだましました。

 「ノーシード最強」の呼び声も…あるかもしれない北海は、札幌南・立命館慶祥らがいるFブロックに放り込まれました。センバツ出場の札幌第一はHブロックで、これといって対抗馬が見当たりません。

 我が母校・札幌清田は…。またしても良いクジを引いたみたいで、札幌稲雲のGブロックです。初戦の相手は丘珠なのですが、夏は3年連続で同じブロックで対戦することになりました。ご覧の通り春と秋は良い思いをさせてもらっているのですが、夏は苦杯を舐めています。

2015夏 ●札幌清田0−5札幌丘珠
2016春 ○札幌清田3−0札幌丘珠(ノーヒットノーラン)
2016夏 ●札幌清田4−6札幌丘珠
2016秋 ○札幌清田9−1札幌丘珠(7回コールド)

 調べた感じ、今年もJCOM札幌での中継はなさそうです。2015年限定なのでしょうか…。

 せっかくなので書きますが、JCOM札幌の応対は素晴らしいと感じさせられます。家のブルーレイレコーダーがお亡くなりになった関係で問い合わせているのですが、電話は丁寧ですしすぐに自宅に来てくれます。訪問も実質無料でした(厳密には違うのですが)。  
Posted by ik1004 at 21:52Comments(2)高校野球

2017年06月12日

藤井四段は本物? 収入は!?

 14歳の中学生・藤井聡太四段がデビューから公式戦25連勝を挙げ、たいへん話題になっています(非公式戦では敗戦あり)。私は「終盤の妖術使い」という感想を持ちましたが、彼の強さの秘訣については他のサイトに譲ろうと思います。

藤井四段の強さは本物なのか?


 結論から言えば、本物だと思います。「連勝記録ランキング」には大成した棋士と伸び悩んでいる棋士が混在しているので藤井四段の大器ぶりを証明するものにはなっていませんが、14歳でプロになると伸びしろがまだまだあります。現時点でも鬼のように強いのに、さらに強くなることに期待できるのです。

 中学生でプロになった棋士は藤井四段を含めて過去に5人しかいませんが、残る4人は加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明の諸氏。いずれもタイトル戦の常連で、将棋界のスーパースターになっています。プロ野球に例えれば、沢村賞とか三冠王というレベルです。

 現時点でどのように強いのかという点については、本日は省略します。ちなみに居飛車党で、6月上旬の時点では公式戦で振り飛車は1局もありません。

現時点で一体いくら稼いだの?


 これは会社で私が聞かれた質問です。将棋のことが昼休みの話題になるのですから嬉しいのですが、こういうシンプルな質問こそ最も答えに窮するのであります。優勝賞金や年間獲得賞金ランキングの上位は公開されているものの、1局ごとの対局料は非公表だからです。

 超大ざっぱな計算で、7つのタイトル戦(叡王戦の賞金はよく分からないので除外)で最も賞金の高い竜王戦で10万円くらい(※)、最も安い棋聖戦で3万円くらいと見積もって素早く暗算し、「対局料が100万円くらい、ほかに(竜王戦6組の)優勝賞金が90万円」と答えました。当時はまだ17〜18局目くらいの段階だったと思います。

※2005年12月、プロデビューした瀬川晶司四段(現五段)の竜王戦の対局料が10万2400円と公表されていますが、おそらく今もさほど変わっていないと思います。これは四段で竜王戦6組の場合の対局料です。

 「思ったより安いねえ」という答えが返ってきました。そりゃそうです。完全に私の計算が誤っておりました。

 まず、竜王戦が6局含まれているので、それだけでざっと60万(おそらくそれ以上)。さらに非公式戦のことを失念しておりましたので、いま改めてそろばんをはじいてみますと、対局料だけで200万円以上+賞金90万円、計300万程度と推測します。大幅に間違っている可能性も大いにありですが。

 ちなみに竜王戦の決勝トーナメントは対局料がグンと跳ね上がり40万円以上になります。ほかに順位戦に参加することによる基本給のようなもの(C級2組なので月に17万円前後と推定)もありますし、タイトルに挑戦すれば獲得できなくても数百万円が一気に手に入ります。

 タイトル挑戦なしだとしても、本業だけで今年度の年収は2000万円以上になるでしょう。テレビ出演や雑誌・新聞の取材などによる収入も1000万円は下らないはず。してみると、年収3000万円のスーパー中学生ということですね。もちろんタイトル挑戦などがあれば5000万円超も普通にあり得ることです。

 他人様の収入を勘繰るのは下世話かもしれませんが、気になる方が多いと思って詳しめに書いてみました。ともあれ、10年くらい前はサラリーマンからプロ入りした前述の瀬川さんくらいしか話題がなかったことを考えれば、本当にありがたい状況です。会社で将棋の話題が出るなんて、まずあり得なかったですからね。

 ちなみに次の対戦相手はその瀬川五段で、6月15日の順位戦の初対局です。瀬川さんが連勝ストッパーになれば、これまた話題になるでしょう。  
Posted by ik1004 at 20:27Comments(2)将棋

2017年06月10日

東海大北海道、善戦も準決勝敗退

 大学野球選手権準決勝、東海大北海道(札幌学生)は立教大(東京六大学)に0−1で惜敗しました。残念ながら試合は見られませんでしたので、内容は簡潔に振り返ります。

 初回に立教大は敵失で1点を先制しますが、なんとこれが決勝点。東海大北海道の先発・太田将貴(4年=駒大苫小牧)は8回を2安打2四球で自責点0(失点1)に抑え、今大会初完投しますが、東海大北海道打線は田中誠也(2年=大阪桐蔭)→中川颯(1年=桐光学園)の継投の前に3安打に封じられてしまいました。

 相手先発の田中は、高校時代の球速は大半が120キロ台、現在も130キロそこそこといったところなのですが、不思議と抑えてしまう投手です。テンポ良く打者に考える間を与えないことと、多彩な変化球を持ち制球力もあるので相当打ちにくいのでしょうね。さすがにベストナインに輝いただけのことはあります。ちなみに中川のほうはサブマリンの好投手です。




 さて、昨日は人知れず札幌ドームに出陣していたのですが、会社から直行したうえに試合の進行が早くて1時間足らずしか見られず、おまけに1−2で敗れて巨人の連敗を13でストップさせるという結果になりました。

 巨人が目立ちすぎて表沙汰になっていませんが、実は日本ハム(とヤクルト)もチーム状態が非常に悪く、私は最初から3つ勝てるとは思っていませんでした。

 どちらかというと「面倒なものを押し付けられたなぁ」という感じです。実際こうして「連敗ストッパー」になってしまい、ここぞとばかりに日本ハムが叩かれています。采配ミスとかを批判されるなら分かりますが、巨人の連敗を止めたこと自体を叩かれても…ねえ(笑) 「知らねーよ」としか言いようがないです。

 ほかにストレスを発散する手段を持たない可哀想な人たちには構っていられませんので静観しますけど。

 とりあえず今日は勝てて良かったですが、内容は非常に悪いですね。しかし内容が悪くても勝てるのですから、運はまだ尽きていないというところでしょう。できれば状態の悪い巨人にもう1つ勝っておきたいところです。  
Posted by ik1004 at 22:16Comments(0)スポーツ

2017年06月08日

東海大北海道、道勢43年ぶりの4強!

 東海大北海道(札幌学生)は2回戦で桐蔭横浜大(神奈川大学)を4−3で破りました。1回戦に続き太田将貴(4年=駒大苫小牧)→徳橋颯野(2年=武修館)の継投で、失策・捕逸による失点はあったものの、計自責点1と好投を見せました。

 打線は0−3で迎えた5回裏に7番新井章太(4年=道大谷室蘭)のソロ本塁打で反撃ののろしを上げ、7回裏に8番赤尾光祐(1年=東海大相模)がスライダーを狙い撃ちにして逆転の2ランホームラン! 見事に終盤で試合をひっくり返しました。

 北海道東海大は東海大四(現・東海大札幌)の選手が多いですが、この赤尾は2015年の夏の甲子園優勝メンバー。高校通算28本塁打を誇りますが、関東の強豪大学のセレクションに落ちて歯ぎしりした選手です。関東の大学には負けたくない! という思いが強かったのではないでしょうか。



 連戦で今日の試合を迎えましたが、先発マウンドには武澤龍矢(4年=成徳大深谷)が上がり、6回を6安打無四球2失点に抑える好投を見せます。抑えは今日も徳橋が務め、3回を無安打1四球無失点とほぼ完ぺきに抑えました。

 対戦相手の岐阜経済大(東海地区大学)は初出場ですが、多彩な投手陣を持ちなかなか侮れない相手。東海地区の選手のほか、沖縄の選手が多いのが特徴です。初戦の2回戦では、アンダースローの與座海人(4年=沖縄尚学)が完封勝利を挙げています。

 今日は技巧派左腕の栄野川盛隆(4年=興南)が先発。まず捕逸で先制し、5番今川優馬(3年=東海大四)、6番有間裕亮(3年=前橋工)の連続タイムリーで一挙4点を先制しました。

 今川は2014年の甲子園メンバーですが、代打で1打席出場したのみでした。大学に入って成長を見せた選手です。

 栄野川は1回で降板し、この後最速152キロでドラフト候補でもある濱口雄大(4年=高知農)や初戦で先発した與座らが8イニング計3安打無失点の完璧な救援を見せますが、初回の4点を守り切った東海大北海道が勝利しました。

 北海道勢の大学野球選手権でのベスト4進出は、1974年の札幌大以来43年ぶりのこと。つい3年前に、東農大北海道オホーツクが「神宮大会でも北海道勢28年ぶりの4強進出」を果たしたばかりで、北海道の大学野球のレベル向上が際立っています。

 明日は休養日で、土曜の準決勝は東京六大学の覇者・立教大との対戦です。とはいえ、立教は51年ぶりに今大会で勝利した大学(出場も51年ぶりなので)。昨年も8強の東海大北海道としては、良い意味で上から目線で見下ろすくらいの感覚で戦ってきてほしいです。  
Posted by ik1004 at 21:59Comments(2)スポーツ

2017年06月05日

駒大苫小牧が4年ぶりの春優勝!

(春季全道大会決勝)
函館大有斗 040 000 000=4 野坂(6.0)、成田(1)、床鍋(1)−新出
駒大苫小牧 001 101 30X=6 鈴木雄(1.2)、工藤(7.1)−仁和

 駒大苫小牧は伝統の出世番号・15を背負う2年生右腕・鈴木雄也が連投しますが、4失点で2回途中KO。救援したエースの工藤稜太は函館大有斗打線を5安打無失点に抑えました。

 函館大有斗は、1回戦の遠軽戦で好救援した背番号11の3年生左腕・野坂瞭太が先発。166cmと小柄ながら変化球を生かして好投しますが、指? の痛みで降板した模様。急遽登板したエースの成田佑太郎が駒苫の4番・林田章吾に逆転の2点タイムリー二塁打を浴び万事休しました。

 駒大苫小牧は4年ぶり5回目の春優勝です。春の重要度は夏・秋ほど高くないとはいえ、昨秋支部予選敗退だった駒苫としては、夏に弾みをつけるために必要なタイトルだったと思います。

 高校数の多い北海道では春夏連覇を果たす例が極めて少ないのですが、一昨年に北海が「ジンクス」を破っており、当然駒苫もこれに続くべく励むでしょう。夏の室蘭支部予選開幕まではあと3週間もありません。



 さて。今日は大学野球選手権が行われていますが、東海大北海道(札幌学生)が7−2で優勝候補の東洋大(東都)を撃破しました。

 東海大北海道は太田将貴(4年=駒大苫小牧)→徳橋颯野(2年=武修館)の継投で、11四球を与えながら要所を締め、8安打2失点に抑えました。東洋大は14残塁の拙攻でした。大学日本代表にも選ばれた4番中川圭太(3年=PL学園)を4打数無安打1四球に抑え、流れをグッと引き寄せました。

 一方の東海大北海道は5番今川優馬(3年=東海大四)のソロ本塁打を皮切りに、プロ注目の東洋大エース・飯田晴海(4年=常総学院)を4回途中5失点でマウンドから引きずり下ろしました。

 水野滉也(DeNA=札幌日大)が抜けて大きな柱がいない現チームですが、選手が口を揃えて「今年はチームワークが良い」と言います。まさにチーム一丸の勝利と言えるでしょう。

 東農大北海道オホーツク(北海道学生)は延長10回タイブレークの末、4−5で福井工業大(北陸大学)に敗れました。  
Posted by ik1004 at 21:41Comments(2)高校野球

2017年06月04日

稚内大谷・帯広大谷はともに惜敗

(春季全道大会準々決勝)
帯広大谷8−1武修館(8回コールド)

(春季全道大会準決勝)
函館大有斗4−2稚内大谷
駒大苫小牧9−8帯広大谷(延長13回=タイブレーク)

 準々決勝は前日2時間近くゲームを行いながら降雨ノーゲームとなってしまったカードの再戦。帯広大谷は6回ノーゲームとなった試合で登板していない2年生の山本奏瑠が先発し、8回を完投して6安打無四球1失点と好投しました。打たせて取るタイプで、この日は130キロに届かなかったとか。

 準決勝第1試合は、函館大有斗のエース・成田佑太郎が9安打2失点で完投勝利。稚内大谷は決勝まで進めば全校応援が計画されていましたが、お流れとなってしまいました。ただし、正岡翔也投手の疲労具合・夏への影響を考えれば、負けたほうが良かったという考え方もできます。

 第2試合は5回終了時点で帯広大谷が5−2と3点をリードし「あわや!」と思わせましたが、着実に力をつけている駒大苫小牧打線が逆襲して最後はサヨナラ勝ちを収めました。

 昨秋に引き続き北北海道勢2校は準決勝で姿を消しましたが、得たものは非常に大きかったと思います。帯広大谷は2013年の甲子園出場以来、全道にすら来られない状態が続いていましたが、これをきっかけに常勝軍団に成長していくかもしれません。稚内大谷は、名寄支部悲願の甲子園出場がとても現実的になってきました。

 明日の決勝は函館大有斗−駒大苫小牧。函館大有斗は6年ぶり、駒大苫小牧は4年ぶりの優勝を狙います。私は一般市民なので仕事に出かけますが、ここはひとつラジオを録音して聞くことにしましょう。良い時代になったものです。

(6/4追記)
明日は国会中継のため、ラジオ中継はなさそうです。よって当ブログの更新も、2年連続で簡素なものになりそうです・・・。
  
Posted by ik1004 at 17:37Comments(2)高校野球