2021年12月06日

衝撃! 野々村社長が「流出」危機

 Jリーグの次期チェアマンの候補を、我らが北海道コンサドーレ札幌社長の野々村芳和氏に一本化したという衝撃のニュースが飛び込んできました。

 正式発表は来年1月下旬だそうですが、各紙の報道内容などを吟味する限りでは、おそらく事実だと思われます。

◇ 野々村社長の有能ぶり

 野々村社長ならチェアマンとしても間違いなく活躍できる素晴らしい人材です。裏を返せば、そんな人物を失う札幌にとっては大きな痛手であります。どれだけ素晴らしいか、ということは何百行あっても語り尽くせませんが、ちょっとだけご紹介しましょう。

 サッカー王国・静岡県清水市出身で、J1でのプレー経験も豊富。札幌でも2000〜01年に岡田武史監督のもとで2年間プレーしています。つまり親会社からの出向とかではなく、現場のことをよく知る人間です。

 自ら足を運んでパートナー企業を着実に増やし、2013年の社長就任時に3億円台だった強化費を、2020年には18億円台と数倍に増やしてみせました。これがJ1に定着する基礎となったのは明らかです。

 2014年にはオーストラリアでプレーしていた小野伸二のもとに自ら出向き獲得して注目度を上げる一方で、「1億円のストライカーより1億円の監督」とも発言し、2017年に浦和を解任されたペトロビッチ監督(ミシャ)に素早く接触して交渉し、監督として招聘した実績もあります。

◇ サポーターとの距離が近いクラブ

 J1復帰初年度だった2017年は、さすがに残留争いに巻き込まれました。10月14日の第29節、試合前時点で14位の札幌は、優勝争いをしていた3位柏と対戦。日本ハムがCSに進めなかったことで札幌ドームが空きましたが、四方田修平監督の進言を野々村社長が聞き入れ、札幌の長所が出て柏の長所が出にくい厚別で試合を行い、3−0の完勝でした。経営的には明らかに損ですが、現場の意向を尊重したのでした。

 自ら「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」「GO!GO!コンサドーレ」といったラジオ番組に出演し、サポーターに生の声を届けるのも好評です。例えばある選手を獲得したとすれば、その意図や交渉過程などを(支障のない範囲で)語ってくれます。

 セレッソ大阪も元選手の森島寛晃氏が社長に就任していますが、申し訳ありませんが天と地の差。監督選びにも一貫性がなく、いったいどこに向かって舟を漕いでいるのかすら分かりません。よそを見ていると、野々村社長の優秀さがよく分かります。

◇ ついでに今年の札幌を振り返る

 昨年8月に「鈴木武蔵を失い」、今年6月には「アンデルソン・ロペスを失い」、ポイントゲッターが1人もいなくなりました。これはどこのクラブも同じでしょうがコロナ禍で経営的に余裕がなく、海外選手の視察もままならず、非常に苦しい1年だったと思います。

 J1での年俸総額ランキングでは20チーム中14位(推定)ですが、シーズン順位は半分より上の10位でした。特に最近ファンになった人がSNSでやたらとネガティブ発言を繰り返す傾向にあるようですが、10位という結果は普通にすごいことだと思います。もちろん満足する必要はありませんが。

 今日のスポーツ報知の記事では野々村社長のことを「J1、2を行き来していたクラブをJ1中堅まで引き上げ」と記していますが、これがすべてでしょう。

 J1残留争いにはほぼ巻き込まれなくはなりましたが、さりとてACLを目指すだけの力はありません。良くも悪くも中堅。2018年にはさまざまな要因が重なって4位に躍進しましたが、それを基準にするのはちと厳しいものがあります。ACLを目指すなら、せめて年俸ランキングでも半分から上にならないといけません。

 野々村氏がチェアマンとしてどう働くかより、札幌の行く末が心配です・・・  
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2021年12月01日

東農大オホーツク流 プロ野球選手の育て方


◇ オホーツクとは

 東農大北海道オホーツク(以下、本書での表記に従い「オホーツク」と略します)は、1989年創部(網走に生産学部ができたのと同年)。タイトルの通り冬は氷点下20度にもなる酷寒、さらに地理的に札幌・旭川などから遠いので、練習試合を組むのも苦労する厳しい環境です。

 著者の樋越勉氏は創部から2017年冬までコーチ・監督として指導し、まったく無名の同部を4部リーグから全国常連にまで引き上げ、プロ野球選手を16人も輩出したのです。その手腕が買われて、現在は東都2部の東農大"本体"で指揮をとっています。

 樋越監督時の2014年に神宮大会で上武大を破るなど4強入り。樋越氏退任後、後任の三垣勝巳監督のもとで、2019年の大学選手権で3勝を挙げて4強入りしています。

 主な卒業生には徳元敏(1999年卒、元オリックスなど)、風張蓮(2015年卒、現DeNA)、玉井大翔(2015年卒、現日本ハム)、井口和朋(2016年卒、現日本ハム)、周東佑京(2018年卒、現ソフトバンク)らがいます。

 1998年、強豪・東北福祉大との神宮出場を懸けた決定戦で1−2とオホーツクが惜敗。すると、苦しめられた東北福祉大の伊藤義博監督が「オホーツクには良い高校生を行かせるな」とまで言うようになったのです。名将・伊藤監督にそこまで言わしめた樋越監督の指導力とは!?

◇ 読みやすい本

 タイトルに「育て方」とありますが、野球の技術論の記述はあまりないので、野球に詳しくない方でも安心して読むことができます。年の差がある18〜22歳の大学生にどう接するか、いわゆる「やんちゃ」な生徒をどう扱うか、といったことにページ数が割かれています。

 もちろんオホーツクが弱小チームから強豪チームに成長するまでの過程についても書かれています。私にとっては8割以上が知らない話で占められており「もっと早く知っていればなぁ」と嘆息することしきりでした。

 (笑)を多用しているのは個人的にあまり好きではないのですが、堅苦しくならないように配慮したのではないかと思います。3時間もあれば読破できる分量なので、躊躇せずお気軽に読んでみてほしいです。

 侍ジャパンにも選出された周東のインタビュー、オホーツクから2人目のプロ入り選手である徳元の手記も収録されており、「第三者から見た樋越監督像」を知ることができるのも嬉しいです。巻末にはアマチュア野球界全体に向けた提言も書かれています。

◇ 忙しい人向けの読書術

 前述の通り3時間程度(早い人なら2時間程度でも)で読破できる分量なので、まとまった時間がとれるなら1日で読み進めてしまうのが望ましいでしょう。しかし私もそうですが、忙しい現代人はなかなかそんな時間がとれません。

 ここから先は本著の内容とは少しそれますが、私は2〜3分も空き時間があればスマホやiPad・Kindleで読書をするようにしています。最近は司馬遷の「史記」とかもこの方法で読み進めています。電車の待ち時間が主ですが、場合によっては風呂やトイレのわずかな時間も利用しています。

 難しい内容の本だとこの方法は不向きですが、本著は2〜3分ずつ数十回に分けて読むにはちょうど良い内容でした。なので、忙しい方にも十分お勧めしたいですね。

◇ 収益は寄付される予定だった

 最後にこのことを書いておかなくてはなりません。見出しの通り、本著の収益は寄付される予定でした。「でした」と過去形にしなくてはならないのが本当につらいところです。

 オホーツクの部員だった佐々木葵さんは、金足農出身で吉田輝星(日本ハム)の1年先輩。150キロ近い速球を投げるなどプロに進んでもおかしくない逸材と言われましたが、2018年秋に悪性骨肉腫(小細胞型骨肉腫)と診断されて膝から下を切断。しかし腫瘍が全身に転移し、大学を辞めて治療に専念してきましたが、今年9月14日に21歳の若さで亡くなってしまいました。

 治療には多額のお金が必要になるとのことで、オホーツクのOB会や金足農の卒業生らが動いてかなりの資金を集め、そして本著の収益も充てるつもりであると樋越氏は記しています。しかし本著発売からわずか12日後に、佐々木さんは帰らぬ人になってしまいました。謹んでご冥福をお祈りいたします。  
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2021年11月26日

"球場内"だけの日本シリーズ

◇ 26年ぶりの対戦

 今年の日本シリーズはオリックス−ヤクルトで争われています。前年最下位のチーム同士の日本シリーズは史上初なのだとか。

 そしてこの両チームが日本シリーズで激突するのは、1995年以来26年ぶりのことです。当時はヤクルトを野村克也監督、オリックスを仰木彬監督が率いていました。この2人とコーチ陣は毎日のように心理戦・舌戦を繰り広げ、それを見るだけで「どんなシリーズになるんだろう」とワクワクしたものでした。

 野村監督が「イチローは内角が弱点」「右足がボックスからはみ出てるじゃないか」と"口撃"を仕掛けると、仰木監督や山田久志投手コーチも「ブロスはセットポジションで静止していない、ボークじゃないか」などと"応戦"したものです。

 当時は選手の映像を容易には入手できない時代だったという事情もありますが、日本シリーズには侵すことのできない権威があり、いつもピリピリした雰囲気がありました。

◇ 物足りなさが残る

 もっとも、試合のほうはオリックスが先発要員だったはずの星野伸之や野田浩司を救援で起用する「玉砕采配」を敢行し、1勝4敗で内容的にも完敗を喫しました。

 敗れた後イチローが「たった4、5回やったくらいで、今までやってきたことがダメになってしまうなんて信じられない」と、茫然自失ぶりが感じられるコメントを残しています。それくらい、日本シリーズにすべてを懸けていたのでしょう。

 一方現代はどうか。12チーム中なんと6チームが出場できるという権威ゼロのガラガラポン(自称:クライマックスシリーズ)を導入し、数十年にわたって築き上げてきた日本シリーズの権威を自ら貶めるという愚行を犯した結果、日本シリーズのピリピリムードは全然感じられません。

 オリックスの中嶋聡監督は仰木氏の教え子、ヤクルトの高津臣吾監督は野村氏の教え子ではありますが、「舌戦」などはまるで見られず、甘口の優等生コメントの連続です。

 例えば1995年の日本シリーズ時にオリックスの選手として戦った中嶋監督は、26年前のリベンジについて問われると「その時とは全く違いますし、だいぶたってますので。そういうつながりはありません」と、無関係であることを強調しました。人柄が伝わってくる素晴らしいコメントではありますが、一方で寂しさを感じるのは私だけでしょうか。

◇ 今年の日本シリーズ

 今年の第1戦は、1−3で迎えた9回裏にオリックスが3点を奪い逆転サヨナラ勝ち。最終回に2点差以上をひっくり返してのサヨナラ勝ちは、日本シリーズでは71年ぶりという珍しい記録です。

 今年もパリーグが圧倒するのか…と思いきや、ここからヤクルトが3連勝で王手をかけ、オリックスが一矢報いて現在ヤクルトの3勝2敗。オリックスはなんとか本拠地に帰ることに成功したと言えるでしょう。

 26年前のようなピリピリムードには程遠いですが、試合そのものは拮抗して面白いですね。やっぱり日本シリーズは6試合以上やってほしいものです。

 全く別競技ですが、将棋の世界でも同様です。升田幸三・大山康晴・米長邦雄・加藤一二三らがタイトル戦に登場した時は、盤外でバチバチやり合ったものです。しかし中原誠は大山の盤外戦術を笑って受け流し、その後の谷川浩司・羽生善治以降は手のかからない真面目な挑戦者ばかり。もちろん藤井聡太四冠も盤外戦術とは無縁です。

 寂しい感じもしますが、これが現代流ということなのでしょう。これはこれで楽しいですし、黙って受け入れるしかありません。  
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2021年11月21日

東農は慶応に力負け

(神宮大会 大学の部2回戦)
東農大北海道 000 000 0=0
慶応義塾大学 020 003 2x=7 ※7回コールド

(東農)林(5)、伊藤(1.1)、石澤(0)−古間木
(慶応)増居(6)、生井(1)−善波、福井

 慶応(東京六大学)は2019年の神宮優勝校。昨年は中止なので、2大会連続優勝を狙う権利を持っています。ついでに今年の大学野球選手権でも優勝しており、まさに今の大学野球界を引っ張る大学です。ソフトバンク2位指名の正木智也、オリックス4位指名の渡部遼人と、2人のプロ指名選手を擁しています。

 対する東農大北海道オホーツク(北海道2連盟=北海道学生)は、神宮は2014年の4強が最高成績。今年の大学野球選手権では、天理大(阪神大学野球連盟)を破って8強に進出しています。

 2017年冬に、東農は樋越勉監督を東都2部の東農大"本体"に招聘し、甲子園であの松坂大輔の横浜と延長17回の激闘を繰り広げた、PL学園出身の三垣勝巳監督が指揮を執ります。なお、樋越前監督は今年9月に著書「東農大オホーツク流 プロ野球選手の育て方: 〜氷点下20℃の北の最果てから16人がNPBへ〜」を発売しました。

◇ 慶応が連弾!

 慶応は言うまでもなく好投手が粒ぞろいですが、森田晃介(4年=慶応義塾)と増居翔太(3年=彦根東)が左右のダブルエースと言っていい存在でしょう。今日は増居が先発。高校時代は甲子園に2度出場しており、当時から大器の片鱗を見せていた好左腕です。

 一方で、捕手は正捕手の福井章吾(4年=大阪桐蔭)が腰痛でスタメン落ち。善波力(2年=慶応義塾)が先発しますが、どうやら公式戦初マスクの模様。振り逃げが1つありました(記録は暴投)が、落ち着いていたように見えました。

 さて。試合は2回裏、慶応の4番正木智也(4年=慶応義塾)と5番廣瀬隆太(2年=慶応義塾)、2人の右打者がともにライトスタンドへホームラン! 正直「あれをライトスタンドまで運ぶか…」としか言いようのない打球でした。

 東農は1年時から公式戦経験が豊富な林虹太(3年=佐久長聖)が先発。本塁打2本は浴びたものの投球は全く悪くはなく、5回裏の1死2、3塁のピンチはレフト守屋秀明(4年=暁星国際)の好守備などで凌ぎました。この林は高校時代、甲子園で旭川大高と対戦して6回3失点だった投手です。

◇ 慶応が追加点

 東農大は6回表に1番上原大那(2年=沖縄水産)がチーム初安打を放ちますが、2番江川輝琉亜(1年=熊本工)のセンターへのヒット性の打球をセンター渡部がスライディングキャッチ! この守備範囲の広さは本物で、今日は2本のヒットを損した形です。渡部の足と守備はプロでも通用するでしょう。

 この回林に代打が出た関係で、東農は2番手投手として右横手投げの伊藤茉央(3年=喜多方)が登板。いきなり今日本塁打を放っている正木・廣瀬と対峙することになりますが、いずれも打ち取った当たりがヒットに。バントで送って1死2、3塁となり、7番橋本典之(4年=出雲)のセカンドゴロで3塁走者・正木がギャンブルスタート。これが成功し、慶応が欲しかった追加点を挙げます(記録は野選)。

 慶応は8番善波、9番増居とバッテリーに対して連続代打を起用し、勝負を決めに来ました。リスクはありますがこの賭けを成功させ、慶応はさらに2点を追加、5−0とリードを広げました。

 増居が6回で降板するのはリーグ戦と同じですが、まだ73球。余力たっぷりという感じなので、決勝で先発マウンドに上がる姿が目に浮かぶようです。2番手は、やはり森田ではなく、左腕の生井惇己(3年=慶応義塾)。制球力で勝負するタイプの増居とは違い、140キロ台中盤の速球でグイグイ押してくるパワー投手です。

◇ 東農が力負け

 慶応は7回裏にも1点を追加し、ここで東農は3番手投手として最速145キロ左腕の石澤大和(2年=網走南ヶ丘)が登板。高校時代からプロ注目投手でしたが、プロ志望届を出さずに東農に進学しています。

 1死満塁となり、打席には主将の8番福井。ここで・・・フルカウントからまさかのスクイズ! これが成功してサヨナラ勝ちとなりましたが、解説していた立教大元監督の坂口雅久氏は「理解しがたいですね。腰を痛めているというのは分かりますけど、打っていってほしかったですね」と、両チーム整列の最中にも苦言を呈していたのが印象的でした。
 
 東農は増居を打ち崩すだけの打力がなかったこともさることながら、火だるまになっていた伊藤を引っ張らざるを得ない投手事情、慶応の巨大戦力を迎え撃つ体制は整っていませんでした。

 一方で慶応は正捕手の福井が途中出場したもののスタメン落ち、抑えのエースとも言うべき橋本達弥(3年=長田)がベンチ外といったアクシデントもある中で、攻守にレベルの高さを見せつけ、余裕たっぷりの勝利となりました。止められる大学はあるでしょうか。

◇ おまけ

 第4試合では国学院大(東都)と仙台大(東北3連盟=仙台六大学)が対戦。仙台大はなんとスタメン9人中4人が北海道の高校出身。3番辻本倫太郎(2年=北海)、4番川村友斗(4年=北海)、6番大北広紀(4年=駒大苫小牧)、9番小笠原悠介(3年=北海道栄)です。

 試合はソフトバンク育成2位で指名された川村の本塁打などで2点を先行した仙台大ですが、8回裏に一挙5点を奪われ3−5で逆転負け。国学院大は6投手を繰り出しましたが、3番手で登板したのは楠茂将太(3年=旭川大高)で、6回の1イニングをパーフェクト・2奪三振に抑えました。  
Posted by ik1004 at 21:33Comments(0)スポーツ

2021年11月20日

クラーク、課題だらけの敗戦

(神宮大会1回戦)
九国大付 003 010 001=5
クラーク 000 100 000=1

(九国)香西(9)−野田
(クラ)辻田(4.2)、山中(4.1)−麻原

 九州国際大付(九州=福岡)は、九州大会準々決勝以降の3試合を2ケタ得点の猛打で勝ち上がってきました。特に準々決勝は、センバツ準優勝校の明豊(大分)に13−0で5回コールド勝ち。ま、今年の代の明豊は投手力に難があるとの評判なので割り引いて考える必要はありそうですが、攻撃力に自信があるのは間違いなさそうです。

 対するクラーク記念国際(北海道)は、派手なスコアはないものの、全道大会で優勝候補の南北海道勢を立て続けに撃破しての堂々の勝ち上がりでした。2回戦では、春夏連続甲子園出場の北海を6−2で破っています。

◇ ミスを突き九国が先行

 初回はお互いに無死1塁のチャンスを作りますが、九国は強攻が失敗、クラークはバント失敗でともにダブルプレー。

 3回表、九国は無死1塁で今度は送りバントを敢行しますが、エラーでオールセーフとなり無死1、2塁。ここでの犠打は3塁で封じますが、2番中上息吹が右中間を真っ二つに破る2点タイムリー三塁打、さらに3番大島諄士のタイムリーで九国が3点を先制しました。

 クラーク先発は背番号3の辻田旭輝で、140キロ台を連発して直球でもバンバン空振りを奪ってはいましたが、北海道大会と同様に制球はアバウト。わりと低めに決まっていた序盤こそ九国打線を抑え込みましたが、3回は高めに浮いた直球を捉えられてしまいました。

 九国は背番号1の左腕・香西一希が先発。球速は最速130キロ台前半といったところですが、球質が非常に良くテレビ画面で見る以上に威力がありそう。制球も良く、結果的に今日は無四球で、92球で完投することになります。

◇ 九国が危なげなく逃げ切り

 4回裏に内野ゴロの間に1点を返したクラークですが、5回表に2死満塁から押し出し四球ですぐに突き放されてしまいます。ここでクラークはレフトから背番号1の2年生左腕・山中麟翔がマウンドへ、辻田はファーストに回ります。山中は6番白井賢太郎から三振を奪い、大ピンチを最少失点で切り抜けました。

 クラークはレフト・センター方向に4つくらい大飛球を放ち、カメラもまるでホームランかのような打球の追い方をしましたが、いずれもフェンス手前で失速。風に戻された影響もありましょうが、九国の打球が良く伸びたのを見ると、パワー不足という面もあるでしょう。

 九国は注目の1年生の4番・佐倉俠史朗にもタイムリーが出て10安打5得点。ですが、九州大会で見せた打力よりも、投手力と守備力が光る勝ち方と言えそうです。4回裏の1失点も、ヒット性の鋭い当たりを好捕して内野ゴロにしたものでした。

◇ 課題が多いクラーク

 九国の打線が過大評価気味であることは戦前から誰しも感じ取っていたとは思いますが、それを補って余りあるほどに、守備陣が非常に安定していました。これが偶然でなく実力であるのなら、センバツで十分に上位進出が目指せるでしょう。

 一方のクラークは、救援したエースの山中が期待通りだった以外はあまり良いところナシ・・・。1回裏と3回裏の無死1塁のチャンスをともに併殺で潰してしまい、流れに乗り損ねたのも大きいですが、それ以上に攻守ともレベルアップが必要であることが明確になりました。

 3回表の失点につながった犠打処理のミスにボーク、攻めては犠打併殺が2回。辻田も甲子園の先発マウンドを勝ち取るには、制球力の向上が欠かせません。

 全国レベルの体感という意味ではもう1試合くらいやりたかったところですが、キッチリと課題が浮き彫りになったことで冬の過ごし方が見えてきたのではないでしょうか。  
Posted by ik1004 at 22:09Comments(7)高校野球

2021年11月15日

北海は長崎総科大付と対戦

高校サッカー選手権組み合わせ

◇ 長崎総科大付と対戦

 北海は1回戦からの登場で、長崎総科大付との対戦が決まりました。後述しますが初戦は12月29日となるので、見られない社会人は少なくないでしょう。

 北海は札幌のブロックリーグ1部所属ですが、プリンス参入戦(プリンス北海道プレーオフ)で東海大札幌・北海道栄・旭川実(Bチーム)を破り、来年のプリンス復帰を決めています。しかも3試合無失点で、改めて守備力の高さを証明しました。

 総付は、国見を率いて数多くの実績を残した名将・小嶺忠敏監督が率いる強豪です。インターハイにも出場し、0−3で敗れ初戦敗退ですが、相手が優勝校の青森山田なので参考外でしょう。長崎ブロックリーグでは首位で、プリンス九州参入戦に駒を進めています。

 北海が点の取り合いを挑むのはほとんど無理。1−0で勝つかPK勝ちか、いずれにせよ総付の攻撃陣を無失点に抑えることができるかどうかが、北海勝利のカギと言えそうです。

◇ 日程変更の功罪

 「高校サッカーの日程が酷い」「連戦は避けるべきだ」などなど、近年SNSでこうした声が高まっていることを受けてか、今年からは日程が大幅に変更されました。連戦がなくなり、最低でも中1日の間隔が空くようになったのです。

 その代わり弊害も起きています。開会式と東京B代表の開幕戦が12月28日に行われ、29日に1回戦15試合が行われるのです。年末年始休暇に入っている人も少なくありませんが、普通に出勤日という社会人も多いのでは? 少なくとも我が社は営業していますし、もうリタイアしていますが父親の会社も出勤でしたね。

 昨年までは30日が開会式、31日が1回戦でしたので、多くの社会人が観戦可能でした。

 視聴率の観点から日本テレビとしてはありがたくないはずですが、どうやら今年からリクルートをはじめパートナー企業が何社か加わったらしいので、それで実現が可能になったのでしょう。

 アスリートファーストだの言うなら、酷暑の中8日間で決勝まで最大6試合を戦うインターハイの鬼畜日程のほうを何とかしたほうがいいと思います。もっとも、選手権に比べて注目度が低くスポンサーが集まりにくいので、日程に余裕を持たせるのは難しいとは思いますけど。  
Posted by ik1004 at 22:22Comments(0)サッカー

2021年11月12日

クラークは九国と対戦

神宮大会組み合わせ

 組み合わせ自体は半月以上前に決まっていましたが、本日九州大会が終了したので、対戦相手がようやく決まりました。

 てか、九州では11月中旬になっても普通に試合ができるんですなあ。北海道では雪が降ってもおかしくない季節なのに。ちなみに、エスコンフィールドで屋根を開放した状態で試合をやったとすれば、観客たちはちょうど今くらいの寒空の中での観戦を余儀なくされますが、どうするんでしょ。閉めっぱなしにはできないと聞いていますけど。

◇ 対戦相手は九国

 クラークは1回戦からの登場で、1日目第2試合、すなわち20日(土)の11時に登場予定です。対戦相手は九州国際大付(福岡)。

 九国は福岡大会も九州大会も大差ゲームの連続ですが、そういえば2014年にもそんなことがあったような…。ちなみにその九国をきりきり舞いさせた東海大四の西嶋亮太投手は、すでに引退しています。今年6月から、同じ東海大四出身の長谷川倫樹監督が指揮する小樽双葉で外部コーチを務めているそうです。

 当時の九国はプロ注目選手をズラリと並べたパワー野球でしたが、今は全員野球のチームに変貌を遂げています。クラークのほうもヒグマ打線のようにガンガン打つ野球とは少し変わって、つなぎを意識した打撃に変わっています。面白い試合が見られるかもしれません。

 フラグとなっては困りますので小声で話しますが…。大差ゲームの連続である九国ですが、映像を見る限りではそこまで圧倒的な力があるわけじゃない気がします。もちろんクラークが勝てるかどうかは全く別の問題ですが。

◇ 大学の部は慶応

 大学の部は東農大北海道オホーツクが7年ぶりの出場。風張蓮(DeNA)、井口和朋(日本ハム)、玉井大翔(日本ハム)と好投手3枚を擁して4強入りした2014年以来の神宮大会出場です。

 対戦相手は、まさかの慶応大学! ソフトバンク2位指名の正木智也、オリックス4位指名の渡部遼人らを擁する言うまでもない強豪で、加えて球場の雰囲気が慶応の応援一色にもなりそうなので非常にやりにくい相手です。

 直近の対戦では、2019年に東海大北海道が初戦突破後の2回戦で、慶応大に0−9で7回コールド負けしています。北海道勢は六大学とは通算4回対戦して1勝3敗…って1回勝ってるのかよ! って感じですが、1986年に札幌大が明治大を3−2で破っています。

 北海道勢はいつも第4試合で寒くて薄暗い中で試合をしているイメージがありますが、今回は六大学が相手なので、明るくて暖かくて観客もそこそこ多い第3試合で試合ができますね。21日(日)の第3試合(13時30分)予定です。  
Posted by ik1004 at 22:29Comments(2)高校野球

2021年11月08日

新庄節を検証する

 新庄剛志新監督の「新庄節」が止まりません。一見するとふざけているだけのようにも見えますが、内憂外患の今年ですら辛うじて5位に浮上できたのに、これで最下位に沈みでもしたら、一気に求心力を失うでしょう。

 その程度のことは新庄監督は百も千も万も承知のはず。ゆえに、ふざけているのではなく本気であると考えられます。

 全国的に話題になっている新庄節ですが、北海道のテレビ番組では文字通り「新庄一色」。今年の日本ハムがグラウンド内でも外でも問題だらけだったことなんか、忘却の彼方となっています。今のところ球団側の目論見は成功していると言えるのではないでしょうか。

◇ ファンが選ぶスタメン試合

 もちろん全試合ではなく「たまに」ですが、ツイッターでファンから打順を公募する私案を披露しました。これも一見するとふざけているように見える方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし「ふざけないで」真面目に考えたはずの打順が、ファンに批判されているのも事実。「4番清宮幸太郎」とか「開幕投手斎藤佑樹」とか、どれだけファンを失望させ、他球団ファンを歓喜させたか計り知れません。

 もちろんファンが考えたオーダーが失敗に終わり「ああ、やっぱり監督が正しかった」となることもあり得るでしょう。どうなるか、見ものではあります。

◇ 選手全員を一度は一軍に

 もちろん一軍の試合に出場することができない育成選手を除いて、ということだとは思いますが、高卒ルーキーの若手も含め、全員一軍の舞台に立たせることを「ここで約束します」と宣言しました。

 例えば2007年、高卒ルーキーの坂本勇人(巨人)は4試合に出場して3打数1安打2打点1盗塁と一軍の空気に肌で触れ、翌年には早くも全144試合に出場と主力に育ちました。

 2018年、同じく高卒ルーキーの村上宗隆(ヤクルト)は一軍で6試合、14打席を経験し、翌2019年以降は今年まで3年連続全試合出場中、今年は本塁打王のタイトルまで獲得しました。

 二軍で経験を積ませるのも重要ですが、一軍のレベルを体感すること、空気を味わうことも重要なのだと思います。ゆえに、新庄監督の方針は一理あるものでしょう。

◇ 優勝なんか目指さない

 新庄新監督の「優勝なんか一切、目指しません。僕は!」発言に度肝を抜かれた方も多いかもしれません。

 しかしこれには続きがあり「高い目標を持ちすぎると、選手はうまくいかないと僕は思っている。1日1日、地味な練習を積み重ねて、シーズンを迎えて、それで何げない1試合、何げない1日を過ごして、勝ちました。勝った、勝った、勝った、勝った、それで9月あたりに優勝争いをしていたら、『さあ! 優勝を目指そう』と気合の入り方は違うと思うので、そういうチームを目指していきたい」とのこと。

 日本ハムが来年優勝を目指せるようなチーム状況でないことは、賢愚みな知るところ。それをいきなり序盤から鞭を入れてレースの先頭を目指したところで、前半戦が終わらないうちに息切れするのがオチというものでしょう。

 ちなみに、新庄監督の恩師でもある野村克也監督は、1998年オフに阪神の監督に就任するにあたって「来年の目標は?」と問われ「最下位脱出」と答えています。優勝どころかAクラスを口にすることもありませんでした。実際に阪神は最下位に終わっており、高すぎる目標を掲げることの無意味さを新庄氏もよく分かっているのではないでしょうか。  
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2021年11月03日

新庄伝説をおさらいする

 最後の最後で連勝してなぜか5位に浮上できた日本ハムですが、ぺんぺん草一本生えない焼け野原状態の日本ハム。今の日本ハムより下の順位になるというのは、東大に合格するくらいの難易度だと思いますが・・・。西武さん、東大合格おめでとうございます。

 それはさておき、新庄剛志新監督には淀んだ空気の一変、それから新球場・エスコンフィールドでの客寄せが期待されていると思われます。仮にコロナ禍が収まったとしても、今のままでは平日に閑古鳥が鳴きそうですから。

 今日は「前回記事」に引き続き、新庄伝説をいくつかピックアップしました。ご存知のエピソードもそうでないものも、改めて楽しんでみてくださいませ。

◇ ハリーが喝!

 2002年7月、新庄がジャイアンツに所属していた時のこと(アメリカのジャイアンツです、念のため)。

 新庄「だって俺エーペだもん。え? エーペ知らないの? 英語ペラペラってことだよ」

 張本「喝! 何がエーペだ。アーペですよ。アホなことをペラペラしゃべるから」

 大沢親分、横で苦笑い。新庄氏が宇宙人発言をする、張本勲氏が喝を入れる。これがこの頃の風物詩でした。この一連のやり取りにマジレスするのは無粋というものです。

 ちなみにメジャー3年目の2003年になると、張本氏の「日本に帰って来いよぉ」というコメントが増えていきます。

◇ 好きな打順は?

 阪神時代のこと。たしか2000年頃だったと記憶していますが、足が速く長打力もあった新庄は野村克也監督からこう問われたのだとか。

 野村「お前、打ちたい打順はあるか?」

 新庄「6番」

 野村「・・・1番とか3番とか4番と言ってほしかった」

◇ 平凡な打球をジャンピングキャッチ

 普通の外野フライも小ジャンプして捕球することがあった新庄。それが面白いというファンもいましたが、少年野球関係者から「小学生に悪影響を与える」と苦情も入ったのだとか。実際、技術のない子がそんなプレーを真似したら、エラーしたり後逸したりすることも起きるでしょう。

 ある日の札幌ドームでの試合、いつものように平凡なセンターライナーを小ジャンプしてキャッチ。すかさず連れが「バ〜カ!」と大声でヤジったところ、その試合では小ジャンプはやらなくなってしまいました。

 野次は褒められたものではありませんが、小ジャンプキャッチもあまり多用しないほうがいいものですね。

◇ これからはパリーグです

 2003年オフに日本ハムが新庄の獲得を発表、日本球界に復帰することになりましたが、その時のセリフはあまりに有名でしょう。

「これからはメジャーではありません。セリーグでもありません。パリーグです!」

 新庄見たさに札幌ドームに来るファンが増えましたが、たしかに最初はいわゆる「にわか」が多かったですね。例えば投手が2塁に牽制偽投すると「2塁に誰もいないのに投げようとした!」と笑った女性ファンが隣にいたことがあります。

 それは偽投っていうんだよ! というツッコミを辛うじて呑み込みましたが、そういうファンの数は年を追うごとに確実に減ってきた印象があります。15年前に「にわか」だったファンは、いつの間にかファイターズの屋台骨を支えるファンへと昇華していたのです。

 「誰でも最初はにわか」は魔法の合言葉。新庄監督は、またにわかファンを増やすことができるでしょうか。注目したいと思います。  
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2021年10月29日

新庄監督はどうなのか?

 日本ハムの次期監督といえば、代表監督も務めた稲葉篤紀氏が本命であると長らく言われてきましたが、ひっくり返って新庄剛志氏の就任が正式に発表されました。

◇ 新庄が監督でいいの?

 結論から言えば「別にいいんでないの?」と思いますね。諸手を挙げて大賛成! とは言いませんけれども。

 そもそも、申し訳ないですが稲葉氏や小笠原道大氏では、今のボロボロになった日本ハムを立て直す保証が全くありません。「毒にも薬にもならない」ならまだしも、ますます地盤沈下する可能性のほうが高いのではないでしょうか。

 いくら東京五輪の金メダル監督とはいえ、稲葉氏はプロ野球では新人監督となります。小笠原氏はヘッドコーチや二軍監督としての実績はありますが、もちろん一軍監督となれば初挑戦となります。

 誰も好んで沈没船に乗りたがらないのでしょう。日本ハム次期監督候補の名前には、監督として実績を残した方の名前が全然見えてきません。どうせ未経験者しか候補がいないのなら、新庄氏に託すのも一策ではないでしょうか。少なくとも劇薬ではありそうですので。

◇ 意外な新庄氏の一面

 メッツ時代の2003年のシーズン後半、古巣ジャイアンツ戦のこと。出塁した新庄が一塁手から「(契約が切れるので)来年はどうするんだい?」と聞かれ「ムービースター」と答え「Movie star? アッハッハッ」というやり取りが、ピンマイクを通じて日本でも放送されたのは記憶に新しいかもしれません。

 ほかにも新庄氏と言えば「Gパンが履けなくなるから下半身に筋力を付けたくない」「所得税のことを考えずに年俸全部を高級車につぎ込んでしまった」などなど、珍行動・珍発言を思い起こす方が多いでしょう。

 しかし能ある鷹は爪を隠すもの、実は練習熱心で努力家だったという証言は至る所で聞かれます。また礼儀に対しても厳しく、例の万波中正に対する人種差別発言など、栗山英樹監督はなあなあで済ませましたが、新庄氏なら絶対に許さないと思います。

 幼い男の子が「新庄〜!」と何度も呼び捨てで叫んだのを「新庄"さん"でしょ」と、ファンの子にまで礼儀を教える姿を見たことがあります。

 もちろん試合中の采配がどうかは想像もつきません。毎年のように優勝を争うチームであれば新庄氏の就任は反対ですが、外壁も内装もガタガタの今の日本ハムを立て直すには、新庄氏のような劇薬が必要とは思いませんか?

◇ まだまだ五里霧中

 本命視されていた稲葉氏がGM職となったのは、「夫人の問題」のせいで選手の猛反対にあったため、と一部週刊誌に報道されました。いかにもあり得そうな話ではありますが、いずれにせよこんな報道が出ること自体、日本ハムの凋落ぶりを如実に示しています。

 チームからいなくなることが熱望されていた吉村浩氏は、GM職だけを稲葉氏に譲り渡し、自らは統括本部長専任になることが発表されました。これでは何も変わらないでしょう。北海道中からの溜息が聞こえてきますね。

 内憂外患、五里霧中・・・いや五里闇中か。新庄氏がこの暗黒を振り払うことができれば大したものですが、はてさてどうなりますやら。  
Posted by ik1004 at 21:56Comments(2)プロ野球

2021年10月24日

下馬評覆す! 北海が2年ぶりの全国へ

(高校サッカー 北海道大会決勝)

 旭川実 0−0 北海

  前半(0−0)
  後半(0−0)
延長前半(0−0)
延長後半(0−0)
  PK(4−5)
シュート(11−4)

 旭川実は今夏インターハイで1勝を挙げており、プリンスリーグでもコンサドーレU-18に次ぐ2位。言うまでもない、北海道高校サッカーの王者です。もちろんシードで全道大会2回戦から登場、北星学園大付・とわの森三愛を撃破し、昨日の準決勝では駒大苫小牧を4−0で破っています。勝てば3年ぶりの選手権出場となります。

 対する北海は、せっかく復帰したプリンスから陥落し、選手権は札幌地区予選からの出場。3勝を挙げて全道大会に駒を進め、函館大谷・札幌創成・札幌光星を撃破し、準決勝では昨年の覇者で今夏インターハイ出場の札幌大谷を2−1で破りました。チャンスを多く作られながらも、堅守で守り切った良い試合でした。勝てば2年ぶりの選手権出場となります。

 厚別競技場は昨日までの寒さから一転して18度ほど。しかし残念ながら、両校に配布されたチケットを持つ方以外の入場は不可となっています。

◇ 前半

 旭川実のフォーメーションはおそらく4-4-2、攻撃力が自慢のチームです。北海はおそらく3-4-2-1で、守備力に特徴のあるチーム。守備時はWBが下りて5バックになるフォーメーションです。

 試合開始直後から旭川実が北海ゴールに襲いかかりますが、シュートは枠を捉えることができません。そんな中前半8分、北海はMF桜庭平良(2年)が右足で鋭いシュートを放ちますが、ブロックにあって減速し、ゴールネットを揺らすことはできませんでした。

 旭川実は準決勝では4得点中3点をセットプレーで物にしており、DF盒凝豸磧3年)のロングスローも使って攻め立てますが、北海はボールホルダーに複数人で素早く寄せ、決定的なチャンスをほとんど作らせません。北海は前線でプレスをあまりかけず、守備時は陣形をキープすることを優先しているようでした。

 攻撃の回数そのものは旭川実より少ない北海ですが、前半の決定機の数では上回っていたと思います。カウンターの精度は高く、シュートで終わるかコーナーキックを勝ち取る率は高かったです。ともあれ両校ともゴールは割れず、0−0で折り返しました。全体的には、志向するサッカーを実現できている北海ペースと言えそうです。
 
◇ 後半

 後半5分、激しいプレスで相手DFのショートパスをカットした旭川実のFW柏木楓雅(3年)が右足シュートを放ちますが、わずかにゴール左に外れます。北海も直後の6分にGKとあわや1対1のチャンスを作りかけますが、素早く戻ったMF中村大剛(3年)に阻まれ奪われてしまいました。前半より攻守の切り替えが激しい出だしとなります。

 25分、右サイドを突破した北海がゴール前にクロスを放り込み1点もののチャンスを迎えますが、旭川実のGK関蓮楠(3年)が判断良く飛び出しパンチング! こぼれ球をミドルシュートしますが、これは枠の外に外れました。

 31分、旭川実はCKからMF樫山一生(2年)が合わせますが、北海DF陣の守備に阻まれます。35分の北海のCKは、合わせれば1点ものでしたが、惜しくも合わせることができませんでした。36分、旭川実のMF居林聖悟(3年)の左足ミドルは、枠内ですが威力を欠きキャッチされました。38分も旭川実はDF大井来流(3年)の中央突破からこぼれ球を居林が右足でシュートしますが、こちらは枠外に外れました。

 AT1分、右サイドを突破した旭川実が絶妙なクロスを上げますが、柏木のヘッドは北海DFに阻まれ決定機を逃しました。旭川実の波状攻撃を防いだ北海が、延長戦に持ち込みます。

◇ 延長戦・PK

 延長前半6分、自陣からのカウンターで途中出場のMF渡辺健斗(2年)がドリブルで運んで左足ミドルを放ちますが、北海のGK伊藤麗生(3年)が好セーブ。得たCKで混戦の中頭で合わせますが、クロスバー直撃で惜しくもゴールはなりません。

 延長後半も旭川実が攻め立てますが、サイドも中央も固めた北海の守備陣をこじ開けるには至らず、試合はPK戦に突入します。

旭川実 ○○○×○ 4
北 海 ○○○○○ 5

 旭川実4人目のキックに対し、北海のPK専用のGK神宮快哉(3年)がギリギリまで動きを見極めたうえで好セーブ! 北海は5人全員が決めてこのリードを守り切り、2年ぶり11回目の全国切符を物にしました。

◇ 総評

 北海が5バック気味でサイドを固めてきて、守備時はボランチも素早く下がって中央を固め、穴が少ないというゲームでした。しかしいわゆる「ドン引き」とは全く異なり、カウンター時はWBが素早く攻撃参加するので、少ない人数で薄い攻撃をするわけではありませんでした。

 旭川実守備陣の球際の粘りにあい無得点に終わったとはいえ、得点のにおいは幾度も感じられ、守備重視ながら良い攻撃も見せられていたと思います。

 一方の旭川実は、カウンター時の押し上げが全体的に遅く、北海の帰陣を許して攻めあぐねるシーンが目立ちました。サイド攻撃は影を潜め、ロングボールによる裏抜け狙いが多くなり、やすやすとはね返されるシーンも多かったように思います。

 昨年の決勝でも札幌大谷の堅い守りを崩せず0−1で敗れた旭川実。引き気味の相手を崩す攻撃のアイディアを増やせるかどうかが、今後の課題になるでしょう。

◇ おまけ

 高校サッカーのほうはお互いの意地と意地がぶつかった素晴らしい試合になりましたが、その影響で14時開始のJリーグの札幌−福岡戦と少しカブってしまうことになりました。

 勝てばJ1残留が確定する試合でしたが、こちらも0−0の引き分け。前節では2位の横浜FMに1−2で逆転負けしたとはいえ、70分くらいまでは内容で圧倒した素晴らしいゲームでした。

 それに比べて今日は、お互いに決定機を1つずつ外し合った末のドローで、シュート数は福岡の半分以下で中身スカスカ。コロナ禍で資金面で苦境に陥り、選手数を削減したことで選手層が薄くなってしまった影響があるでしょう。特にワントップに光明が全く見えません。

 それにしても、ATを含めて200分以上も得点の入らないサッカーを見続けたわけで…。高校のほうは気持ちが入った好ゲームでしたが、Jリーグのほうは途中で頭が痛くなってきましたわ。EVEを飲みました。  
Posted by ik1004 at 20:29Comments(0)サッカー

2021年10月20日

現代野球に必須の三軍

 アメリカではメジャー・3A・2A・1A…という巨大なピラミッドが形成されており、その頂点にいるのが大谷翔平らがいるメジャーリーグです。1Aやその下にもたくさんリーグがありますが、ややこしいのでここでは省略します。それくらい、圧倒的な選手層があります。

 それに比べて日本プロ野球は圧倒的に選手層が薄く、ちょっと一軍で怪我人が続出したら二軍の試合編成に影響が出るほどの貧弱なものです。2019年の星孝典コーチ(西武)など、二軍の捕手不足という信じられない理由で一時的に現役復帰しています。

 一軍と二軍しか持ってない球団も多い中、最近ようやく三軍を持つ球団が増え始めています。今日の記事はこの三軍についてです。

◇ 三軍のメリットとは?

 もちろん選手の出場機会を増やすことがメリットです。二軍レベルにも達していない若手はもちろん、故障から復帰する選手が試合勘を養う場としても使われています。

 一軍の公式戦に出場可能な登録選手は各球団70人が上限ですが、現在のところ育成選手には上限がありません。ソフトバンクや巨人などは20名前後の育成選手を抱えていますので、90人くらいの大所帯です(これでもアメリカよりは圧倒的に少ないですが)。

 一軍の登録人数が29人なので、故障者を差し引いても残り61人すべてを二軍戦に出場させるのは難しく、三軍創設はもはや必要不可欠になりつつあります。

◇ 三軍を持っている球団は?

 2021年9月末現在、三軍という名前の組織を持っているのは、ソフトバンク・巨人・広島・西武の4球団。ただし広島は故障者の調整が主となっており、2020年シーズンから三軍が創設された西武も若手育成が主体。対外試合を積極的に行っているのはソフトバンクと巨人のみです。

 このほか、三軍という名前ではありませんが、楽天と阪神も「育成チーム」などの名前で三軍と同様の組織を持っています。広島や西武とは違い、社会人チームなどとの交流試合も多く行われています。

 2021年から三軍を導入予定だったオリックスは、コロナ禍の影響で延期になった模様。しかし二軍とは別に試合が行われていますので、オリックスは事実上三軍組織を持っていると言えるでしょう。2022年から三軍を正式に導入するかどうかは、現時点で情報がありません。

 まとめますと、ソフトバンク・西武・オリックス・楽天・巨人・阪神・広島の7球団が三軍か事実上の三軍を持っている。西武と広島以外は、積極的に試合をこなしている、ということができるでしょう。

◇ 結局は資金力が物を言う

 対外試合をたくさん行う三軍を創設した場合、コストは年間3億円程度と言われています。もちろん安い出費ではありませんが、裏を返せば三軍を持つデメリットは金銭面だけなのです。

 三軍を持てば育成選手が増え、戦力外通告を受ける選手が毎年多数現れますが、これはやむを得ないことでしょう。私は戦力外になった選手の面倒を見る必要はないという考えです。

 多数の戦力外通告は無責任だ! と主張する人も少数いらっしゃるようですが、山口鉄也や千賀滉大のような育成出身選手を歴史に埋もれさせるほうがはるかに無責任でしょう。

 ちなみにソフトバンクや巨人は、全員ではないにせよ戦力外になった選手の再就職の面倒をかなり見てやっているようです。これも資金力があればこそ、ですね。

◇ ところで日本ハムは?

 ここまで日本ハムの「に」の字も出てきていませんが、それも当然です。三軍もそれに近い組織も何も持っていないのですから。

 少し前までは「少数精鋭」と称して育成選手を1人も保有しておらず、二軍の競争原理を放棄して少数の選手に出場機会を与えることを優先してきました。2010年前後まではそれで問題なかったようですが、現在はご覧の有様。

 1億歩ほど譲って、他球団よりも突出してスカウティングや育成能力が優秀であれば少数精鋭も通用するのかもしれませんが、清宮幸太郎の現状を見ればそれもダメだということがお分かりいただけるでしょう。

 FAでの補強に消極的である以上、育成でカバーしなくてはならない球団なのですが、三軍を創設するという話は今のところ聞いたことがありません。  
Posted by ik1004 at 21:44Comments(0)プロ野球

2021年10月16日

栗山監督は退任したが・・・

 日本ハムの栗山英樹監督の退任の噂はずっと流れていましたが、今日16日に正式発表されました。10年間お疲れさまでした。

 ま、別段驚くことは何もありませんので、淡々とまとめようと思います。

◇ 栗山監督の功績

 就任初年度である2012年にリーグ優勝、16年に日本一に輝くなど、最初の5年間で4度のAクラス。このタイミングであれば、名将として惜しまれつつ退任する絶好のチャンスでした。このあたりから「栗山氏は辞めたがっているけれど球団上層部(吉村とか)が引き留めている」という噂が流れ始めます。

 2017年からの5年間は3位が1回、あとはBクラスです(今年のBクラスは確定済み)。後述するような問題が顕在化し始めます。

 栗山監督の最大の功績は、大谷翔平を入団させて投打二刀流を成功させたことでしょう。日本球界を経由せず直接渡米すると表明している大谷を翻意させた理由は、二刀流を認めたからにほかなりません。

 入団拒否の可能性が大いにあり、現代プロ野球では全く前例のない二刀流を認めるという2つの重大なリスクを背負ったうえで、二刀流を成功させたことに意義があります。いくら私が栗山否定派だといっても、ここだけは大いに認めるところであります。

 そんなリスクを背負う覚悟もないくせに「日本球界に行くんなら、ウチも指名しとった。彼の将来は本人が決めることだけど、ちょっと大きな問題になる。これをやったんであれば、ドラフトの意味がない」と低レベルなイチャモンをつけた某監督もいましたけど。もちろん「大きな問題」とやらにはなっていません。

◇ 栗山野球の崩壊

 私は優勝した時ですら栗山監督の采配は全く評価していません。今年だって、伊藤大海の勝ち星を消すような酷い采配を見せられております。継投ミス、人選ミス、動きすぎ、動かなさすぎ、数え上げればきりがありません。

 他球団ファンにとっても理解しやすいのは、2012年の斎藤佑樹の開幕投手。これは栗山監督の就任初戦だったわけですが、さっそく「実力以外の何かで選手起用を決める」ことをファンに宣言した瞬間でもありました。

 昨年1年間、全く成績が上がらない清宮幸太郎を一軍に帯同させ続けたのは記憶に新しいことでしょう。贔屓なのか何なのかは宇宙人栗山氏にしか理解できないところではありますが、こういう選手起用を10年間続けた方なのです。結局斎藤や清宮の偏重起用の恩恵を受けたとは全然思えませんよね?

 ここ数年の低成績は、戦力補強を怠った球団側の責任によるところが大きいのは事実です。しかし、与えられた戦力で最善を尽くしているとはお世辞にも言えないのもまた事実でしょう。

◇ 吉村を早く追放せよ

 日本ハムファンなら誰しもご存知だと思いますが、ここ数年の低成績の元凶は、栗山監督以上に吉村浩GMによるところが大きそうです。

 GMというのはゼネラルマネージャーの略ですが、どういう権限があるのかは各球団により異なります。吉村の場合、GMとチーム統括本部長を兼職しているので、チーム編成の実質的な責任者である可能性が高いと考えられています。実際にどんな権限が与えられているかが公開されているわけではないので、断言はできませんが。

 つまり、どんなに主力が他球団に移籍しても大した補強もしなかったこと、使えない外国人選手ばかり連れてくること、コスパが下がった選手を容赦なく放出して選手の年齢構成がいびつになったこと、これらはすべて吉村に最大の責任がある(可能性が極めて高い)わけです。

 次期監督は稲葉篤紀氏なのか小笠原道大氏なのか知りませんけど、吉村が居座っているうちは劇的な改革は望めないのではないでしょうか。ファンが「吉村辞めろ」と声を上げる必要がありそうですね。

 新球場エスコンフィールドの最新情報が小出しに追加されていますけど・・・「そんなんどうでもいいから、ホームラン打てる選手連れてこいや」と誰もが思っていることでしょう。残念ながら、栗山氏が辞めただけで解決するような軽い問題ではありません。  
Posted by ik1004 at 22:49Comments(0)プロ野球

2021年10月12日

クラークが秋初優勝

(秋季全道大会決勝)
クラーク 100 001 100=3
旭 川 実 000 001 000=1

(クラ)辻田(5.1)、山中(2.2)、辻田(1)−麻原
(旭実)佐々木(8)、五十嵐(1)−河内、鈴木

 試合終盤ちょびっと(北海道弁)しか見られませんでしたので、試合経過を簡単に振り返ります。

 1回表、犠打エラーなどで1死2、3塁のチャンスを作ったクラークは、4番麻原草太のレフト前タイムリーで1点先制、しかしレフトからの好返球により2塁走者の生還は阻止しました。

 ここから投手戦が続きますが、6回表に1死満塁から6番越智飛王の犠牲フライでクラークが追加点、しかしその裏旭川実も4番河内秀仁のタイムリーで1点を返し2−1。ここでクラークはエース山中麟翔に交代し、なおも続く1死1、2塁のピンチを凌ぎました。

 7回表、内野安打とけん制悪送球で1死2塁のチャンスを作ったクラーク、カウント0B2Sと追い込まれながら1番白取太郎が甘く入った球を捉えてレフト前タイムリーを放ち3−1。

 9回裏、先頭打者をフルカウントから歩かせたところで、先発の辻田旭輝が再登板します。これは驚きの采配でしたが的中し、打者3人をキッチリ抑えてゲームセット。

◇ 夏の北大会初戦敗退からの立て直し

 クラークは全道大会では1回戦から登場で、しかも駒大苫小牧・北海・立命館慶祥・東海大札幌・旭川実と優勝候補を立て続けに撃破しています。秋は初優勝で、2016年夏以来の甲子園出場を確実にしました。

 昨夏の独自大会では優勝しましたがコロナ禍のため甲子園への切符は得られず、今夏は支部予選こそ突破するものの、北北海道大会で同じ空知支部の滝川西に4−8で敗れまさかの初戦敗退でした。

 8月上旬、クラークはチーム全員で帯広に合宿に来ていた亜細亜大の練習を見学したことで、自らの甘さに気づいたとのこと。技術だけでなく精神面を強化して秋の戦いに臨んだそうです。

 神宮大会は…中止にならないことを祈りますが、とりわけ投手陣がどこまで全国でやれるか見てみたいですね。豆知識ですが、北海道勢が神宮大会で初めてコールド勝ちしたのは1998年の駒大岩見沢(10−1海星)で、佐々木監督が指揮しています。  
Posted by ik1004 at 21:41Comments(4)高校野球

2021年10月11日

北海から4人が指名! 2021ドラフト

 全道大会決勝は、あえなく順延に。ちなみに、明日だと試合がほぼ見られないことが確定なのですが…。

ドラフト指名者一覧(日刊スポーツ)

 今年は事前に1位指名を公表する球団が少なかったですが、それは絶対的な目玉が乏しく、指名の分散が予想されたことが影響しているのかもしれません。

 そんな中、最速157キロ左腕の隅田知一郎(西日本工大←波佐見高)は事前の個人的な予想を上回り、ヤクルト・広島・巨人・西武の4球団に指名され、西武が交渉権を獲得しました。

 小園健太(市和歌山高)は阪神・DeNAの2球団に指名され、DeNAが交渉権をゲット。外れ1位では山下輝(法政大←木更津総合高)がヤクルト・広島の2球団に指名され、ヤクルトが交渉権を獲得して2年連続のくじ引き2連敗は阻止しました。

◇ 日本ハムの指名は?

 昨年はスカスカ戦力の穴埋めをするため、大半が大学・社会人卒の指名となりましたが、今年は1位で高校生の達孝太(天理高)を単独指名しました。もちろん良い投手ですけど、うまく育ったとしてもあまりにメジャー志向が強いので、数年後にはメジャーに逃げられそうですね。

 2位以下も高校生の指名が多く、全体では9名中5名が高卒ですが、上位5人に限ると4人が高卒です。育成を除く本指名9人は12球団最多ですが、FAなどの補強に消極的なのでドラフト以外にチームを強くする手段がないということでしょうか。

 本指名のポジション別は、投手6人、内野手3人。つまり捕手と外野手はゼロです。補強ポイントが投手と内野手であるのは素人目にも明らかですけど、ここまで偏るとは思いませんでした。

 7位指名は、小学3年〜中学3年までを北海道で過ごした松浦慶斗(大阪桐蔭高)。少なくとも春先までは上位指名がありそうな雰囲気でしたが、甲子園で悪かったためか? 評判を落としてしまった印象があります。しかし、この順位まで残っていたのは僥倖ではないでしょうか。今の日本ハムに育成力があるかどうかは分かりませんが、きちんと育てれば化ける素材でしょう。

◇ 北海道関連の指名

 最速150キロ左腕の木村大成(北海高)はソフトバンク3位指名でした。これは予想通りの順位でしたが、ビックリしたのは巨人育成10位の大津綾也(北海高)。木村とバッテリーを組んだ捕手ですが、指名漏れを予想していたのでこれは嬉しいですね。木村・川村に加えて古谷優人や小林珠維もいて、ソフトバンクは道産子王国が形成されつつあるのかもしれません。

 巨人育成1位の鈴木大和(北海学園大←北海高)は俊足の外野手。ソフトバンク育成2位の川村友斗(仙台大←北海高)は長距離砲の外野手。どちらも2016年、高校2年時に甲子園で準優勝を経験しているメンバーです。

 というわけで、北海高校からは大量4人が指名されたわけであります。先輩面するつもりは一切ありませんけど、鈴木大和君は一応私と同じ大学でもありますね。

 前述の木村と素晴らしい投手戦を演じた田中楓基(旭川実高)はロッテの育成1位指名。ロッテは2019年に育成指名した本前郁也の育成にも成功していますので、育成とはいえ期待したくなります。

◇ 主な指名漏れ選手

 高校生では最速147キロ右腕前川佳央(札幌日大高)ら3人が指名漏れ。高卒ではちょっと厳しいと感じていましたので、残念ですが妥当な結果なのかもしれません。

 北海の準優勝メンバーでは、大西健斗とバッテリーを組んだ佐藤大雅(富士大←北海高)が指名されず、2年後の指名を目指すそうです。社会人では山本龍之介(SUBARU←日本大←札幌日大高)らが指名されませんでした。毎年感じますが、やっぱりプロは指名されるだけでも相当厳しい世界ですね。  
Posted by ik1004 at 22:01Comments(0)プロ野球

2021年10月10日

決勝は北北海道対決に

(秋季全道大会準決勝 第1試合)
国際情報 001 020 000=3
旭 川 実 000 211 00X=4

(情報)三浦隼(8)−三浦翼
(旭実)黒木(2)、五十嵐(2)、佐々木(5)−河内、鈴木、河内

 1回戦から登場の札幌国際情報は、全道大会で3試合連続コールド勝ち。中でも13打席連続出塁中、全道での打率が10割の1番高根稜真の活躍が際立ちます。本来エースの小泉太陽が腰痛のためベンチ外、急遽背番号1を背負うことになった右横手投げの三浦隼太郎が支部予選から全試合で先発しています。

 2回戦から登場の旭川実は、2試合連続1点差勝ちで勝ち上がってきました。今日は背番号7の2年生右腕・黒木巴瑠が4試合目の先発マウンドに上がりました。背番号2の鈴木恋斗が2回戦で負傷し、準々決勝以降は背番号3の河内秀仁がマスクをかぶっています。

 準決勝から急遽有観客に切り替わり、国際情報はブラスバンド部隊も駆けつけました。日常が戻りつつあって嬉しいですが、ワクチンのコロナ感染予防効果は半年程度で大幅に低下するという研究結果があるので、全く気を抜けないのは言うまでもありません。

◇ シーソーゲームに

 旭川実ベンチが3回表に早くも動き、2回1安打無四死球無失点だった黒木が左翼に回り、一塁から背番号10の2年生左腕・五十嵐翼がマウンドへ、そして河内が一塁に回って前述の鈴木がマスクをかぶることになりました。しかし国際情報は2番三田村康生のセンター前タイムリーで1点を先制します。

 4回裏、6番丹代佳成の送りバントが内野安打になり1死1、2塁のチャンス、7番五十嵐の強烈なライト前ヒットで満塁…と思いきや、まさかの返球エラーでランナーがそれぞれ進塁、旭川実がまず同点に追いつきます。

 続いて途中出場の8番鈴木のタイムリーで2−1と逆転、死球で満塁となりさらに1番宮優大がレフトフライ、これを1年生の左翼手・尾崎来飛がノーバウンド送球でアウト! 旭川実に傾きかけた流れを再び引き戻しました。

 5回表、旭川実は準々決勝で完投した2年生エース・佐々木聖和を投入、正捕手の鈴木を引っ込めて河内が再びマスクをかぶります。しかしこの回も4回表に続いて犠打処理のミスからピンチを招き、6番三浦翼のライト前2点タイムリーで国際情報が3−2と再逆転しました。

 5回裏、旭川実は1死満塁で6番丹代の意表を突く初球スクイズで同点に追いつき、3−3同点で折り返します。

◇ 旭川実が競り勝つ

 6回裏、旭川実は2死から敵失で出塁すると、ディレードスチールで2塁に進み、今日は好守が目立つ2番弓削智也の遊ゴロを悪送球、一塁手が捕球し損ねる間に2塁走者の宮が一気にホームイン! 国際情報の拙守に付け込んで4−3と旭川実がまた逆転しました。

 7・8回裏と得点圏に走者を送って攻め立てた旭川実ですが、追加点を奪うには至りません。一方の国際情報は7・8回表と三者凡退。9回表に1死満塁の大チャンスを作りますが、後続が倒れてゲームセット。最後も二塁手・弓削の好守備が光りました。

 旭川実は2017年、昨年に続く3度目の決勝進出ですが、いずれも惜敗しておりまだ優勝はありません(ただしセンバツ出場は2度あり)。決勝進出で満足する選手は1人もいないはず、目標は優勝のみでしょう。


(秋季全道大会準決勝 第2試合)
東海大札幌 100 000 000=1
.クラーク  000 013 10X=5

(東海)門別(6)、唐川(2)−唐川、菊地
(クラ)辻田(9)−麻原

 2回戦から登場の東海大札幌は旧チームでも主力だった、プロ注目の黄金バッテリーが新チームにも健在です。最速149キロのエース左腕・門別啓人は秋3試合目の先発マウンド。捕手を務める唐川侑大は4番を打ち、秋は2試合マウンドにも上がっている多才な選手です。

 1回戦から登場のクラーク記念国際も前評判の高いチーム。先発マウンドは秋4試合目の登板となる、背番号3の2年生右腕・辻田旭輝(あさひ)。制球力などに課題を残すも、最速140キロ超のストレートが魅力の速球派投手です。

◇ 試合は投手戦に

 1回表に捕逸で1点を先制した東海大札幌ですが、その後は再三チャンスを作りながら得点を奪えません。

 一方のクラーク、1巡目は門別の速球に苦戦する場面も目立ちましたが、2巡目になって対応してきます。4回にこの試合初の長打が出て、5回裏には7番越智飛王の二塁打から9番新岡真輝のレフト前タイムリーで同点に追いつきました。

 第1試合に比べると両チームの守備力が高く、非常に引き締まった良い試合になりました。

◇ クラーク打線が力を発揮

 6回裏も二塁打と死球で1死1、3塁のチャンスで6番藤野侑真が前進守備の内野の後ろにポトリと落ちる勝ち越しタイムリー、さらに7番越智が変化球を捉え、センターオーバーの2点タイムリー二塁打となり4−1とクラークが初めてリードを奪いました。

 3回まで5安打を放った東海大札幌ですが、4〜7回は1安打と沈黙。試合の主導権を失った東海大札幌は、7回頭に門別をライトに回し、捕手の唐川がマウンドに上がります。この唐川も最速143キロを誇る好投手ですが、代わり端に2番金原颯に三塁打を浴び、暴投で1点を失いました。

 8回表1死1、2塁のチャンスも逃した東海大札幌、反撃はならずこのままゲームセットとなりました。辻田は142球、7安打2四球11奪三振の完投で、全道大会で3試合に先発していたエース・山中麟翔の温存に成功。クラークは秋初めての決勝進出です。


 さて明日は朝の天気が微妙ですが、10時から旭川実−クラークの決勝戦です。北北海道勢同士の秋決勝は…私の調査によれば、1968年の釧路第一5−1北見柏陽以来ですね。

 明日はドラフトでもあります。仕事の合間に記事2本分を書くことになりますので、アップはだいぶ遅くなると思います。あらかじめご了承ください。  
Posted by ik1004 at 17:40Comments(2)高校野球

2021年10月07日

斎藤佑樹引退 高校の試合を振り返る

 日本ハムの斎藤佑樹(33歳)が引退を表明しました。色々言いたいことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、別に不祥事を起こしたわけでもなく、素直に「お疲れさまでした」という言葉を贈って然るべきではないでしょうか。

 今日は斎藤の高校時代の思い出の一戦を振り返ります。ただし、4日連続完投が不当に美談化されているあの試合じゃなくて、その前年の神宮大会です。この試合と翌年センバツで痛い目にあったことが、夏の優勝につながった面はあるかもしれません。

(2005年神宮大会高校の部 準決勝第1試合)
.早稲田実  200 100 000=3
駒大苫小牧 000 002 30X=5

(早実)斎藤(8)−白川
(駒苫)岡田(3.1)、田中(5.2)−小林

 この頃の神宮大会は、4日間で終わらせる過密日程でした。1回戦から登場した駒苫は清峰・高岡商と破って3連戦目となり、先発投手は背番号11の2年生左腕・岡田雅寛。早実は2回戦からの登場で岐阜城北を破って勝ち進み、中1日でエースの斎藤が先発しました。

 本来は神宮第2球場での試合が予定されていましたが、地元東京の人気校である早実と、甲子園連覇の駒苫という注目度の高い試合であるということで、急遽神宮(第1)球場での試合に変更されました。

◇ 早実が先行

 岡田はいきなり2四球で不安のある立ち上がり。バントで送って1死2、3塁となり4番主将の後藤貴司を3球三振に打ち取りますが、7番から打順を上げた1年生の5番小澤秀志の二遊間への当たりが遊撃三木悠也のグラブの下をスルリと抜けて2者が生還しました(記録は失策)。

 この試合の解説を務めたのは箕島元監督の尾藤公氏でしたが、ちょっと厳しい判定ではないかと述べています。

 早実先発の斎藤、好投手であることは私も認識していましたが、今みたいに東京大会の中継をネットで見られるわけではなく、YouTubeで投手の映像がゴロゴロ転がっている時代でもなく、この試合が初見でした。

 ゆったりとしたモーションから常時140キロ前後(最速145キロ)の威力のある直球にフォークが切れ、スライダーとカーブもしっかりコースに決めてきました。2005年当時、初回を見た私の感想は「これは点が入らない。せいぜい2〜3点くらい、最大限うまくいっても5点が精一杯」でした。

◇ 田中が救援して雰囲気が一変!

 4回表の早実、内野安打で1死1塁という場面で、8番白川英聖が右中間を破るタイムリー二塁打で3点目! ここで駒苫は岡田が降板し、甲子園優勝投手であるエース田中将大がマウンドに向かいます。これで早実の応援一色だった球場の空気がガラリと変わりました。

 なおも続く1死2塁のピンチを連続三振で切り抜け、5回表も148キロを計測するなど3者連続三振! このイニングで、田中は松坂大輔の持つ高校公式戦の通算奪三振数(208)を上回りました。最終的に458まで記録を伸ばしましたが、さすがに江川卓の531には及びませんでした。

 ちなみに豆知識として、実は田中は北海道内よりも全国大会のほうが奪三振率が高いです。この神宮大会でも28回2/3を投げて47奪三振という桁外れのピッチングを見せつけました。

◇ 駒苫反撃開始

 田中が躍動感あふれる素晴らしいピッチングを見せ、野手陣が奮起します。6回裏、先頭打者の4番本間篤史が直球をレフトスタンドに運び、まず1点を返しました。さらに今大会絶好調の5番奥山雄太がレフト前ヒット、完全に逆球の暴投・・・。斎藤は駒苫の圧力に苦しんでいたかもしれません。

 それでも連続三振で2死2塁までこぎつけたのはさすが。打席には打撃の良い8番田中。カウント1B2Sと追い込みながら、決め球のスライダーがやや甘くなりセンター前タイムリーヒットで1点差! この1点は大きく、当時の私も思わず「よしっ!」と声が出たものでした。

 7回表、早実は2番小柳竜巳の二塁打と暴投で2死3塁のチャンスを作りますが、田中は147キロ直球で3番檜垣皓次朗を空振り三振に打ち取り、大声で吼えました。完全な余談ですが、檜垣は早実卒業後に札幌在住の時期があり、札幌ドームで斎藤や中村勝らをよく応援していたそうです。

 その裏、今大会初出場の代打小崎達也が振り逃げで出塁して無死1塁、しかし2番三谷忠央は送りバント失敗併殺。2死走者なしとなり、チャンスは潰えたかに見えました。

◇ 早実、悔やまれる配球

 3番中澤竜也がヒットで出塁してけん制悪送球で2塁へ。4番本間に対しては、なぜか前の打席でホームランを打たれた直球を意固地に続けましたが、今も疑問の配球です。結果は137キロ直球を振り抜かれ、3塁線を鋭く破るタイムリー二塁打でとうとう同点に追いつきました!

 斎藤は何度か首を振っていたので、この配球はおそらく斎藤が望んだものだったものだとは思いますが・・・。

 さらに5番奥山が140キロ直球を捉えてこの日3安打目となるライト前タイムリー、これで奥山は今大会11打数8安打、打率.727となりました。6番鷲谷修也も138キロ直球をレフト前に運んでこの回3点目、5−3で駒苫が試合をひっくり返しました。ここでも直球勝負が裏目に出ています。

 いつも冷静で温厚に見える斎藤ですが、もともとはマウンドでカッカしやすい性格だったのを矯正したとのこと。そんな斎藤の性格・エースとしての意地、そんなものが垣間見えたイニングとなりました。

 この試合、田中は最速149キロを計測、打者19人に対して被安打2、四死球1、無失点、13奪三振で、高校No.1投手が誰であるかを改めて証明しました。素晴らしい投球だった斎藤が完全に霞んでしまうほどでしたが、翌年夏にリベンジを果たすことになります。  
Posted by ik1004 at 21:36Comments(0)高校野球

2021年10月04日

秋季大会4強出揃う

(秋季全道大会1回戦)
クラーク記念国際4−1駒大苫小牧
滝川西5−0苫小牧中央
札幌国際情報13−1遠軽(5回コールド)
白樺学園9−4帯広工

(同2回戦)
旭川実5−4函館工(延長11回)
立命館慶祥3−1北照(延長11回)
東海大札幌10−3札幌静修(7回コールド)
士別翔雲2−1知内
旭川明成5−0滝川西
クラーク記念国際6−2北海
札幌国際情報15−3釧路江南(5回コールド)
白樺学園2−1札幌第一

(同準々決勝)
クラーク記念国際5−1立命館慶祥
旭川実3−2旭川明成
札幌国際情報18−0士別翔雲(6回コールド)
東海大札幌6−1白樺学園

 本来5月下旬あたりに行われる運動会が、おそらくコロナ禍で延期になったのでしょう、我が家の真向かいにある小学校で今頃行われておりました。平日のため観戦する保護者の数は少なく、しかも立っての応援。おまけに学校の前を通ると給食を調理する匂いが漂っていたので、お弁当はないのでしょう。

 あと得点板も見当たりませんでした。勝ち負けなしの運動会は味気ないとしか思えませんが、おそらく運動会のための練習時間もあまり確保できず、開催するだけで精一杯だったのだと思われます。来年こそは通常通り開催できると良いですが・・・。

 通常とは違う開催になったのは高校野球も同じ。2年連続無観客での開催のため見に行き損ねましたが、ともあれ10日日曜日の準決勝のカードはこうなりました。

09:30 旭川実−札幌国際情報
12:10 クラーク記念国際−東海大札幌

 準決勝はJCOM札幌、JSPORTS、センバツLIVE、およびNHKラジオでようやく生中継があります。たぶんどれで見ても同じ映像・同じ実況だとは思いますが、ネット中継は数十秒の遅れが発生するので、早く結果を知りたい方はたぶんJCOMかJSPORTSのほうが良いでしょう。

 決勝は平日の11日月曜に行われますが、プロ野球のドラフトと同日です。決勝に残った高校から選手が指名された場合、関係者はたいへん忙しい思いをすることになります。北海道高野連は、もうちょっといろいろ考えたほうが良いのでは?

 21世紀枠候補は、優勝しなければ公立の札幌国際情報になりそうです。雪国の高校らしく、冬場は駐車場や駐輪場などを活用して工夫しながら練習しています。日高リトルシニアから選手を引っ張ってきているので困難克服にはあまり当てはまらないと思いますが、進学校ではあります。  
Posted by ik1004 at 21:05Comments(2)高校野球

2021年09月30日

年齢相応の健康と体力

 年をとればとるほど、健康に関する話題が増える…らしいです。当ブログではたぶん数回しかその話題はしていないはず。

 しかし私もあと数日で不惑の年齢になります。初老とも言います。どちらも分からない方はいらっしゃらないことを信じて、話を進めます。

◇ 大病知らずだが

 一応私は(もちろん生まれた直後は除いて)一度も入院したことがなく、大きな怪我も病気もしたことがない、たいへん健康体な人間です。健康診断でもこれといった異常はありません。しかし、それが将来の健康を担保するものではないことは、よーく理解しています。

 まだ老眼は来ていませんが、飛蚊症は発症していて軽く鬱陶しい毎日。ちなみに緑内障になりかけと診断を受けているので、目薬で眼圧を抑え込んでいます。

 1年くらい前、左膝だけ曲げたときに痛みが走るようになりました。曲げなければ痛みはありませんし、右膝はまったくの無事です。放っておけば治るかと思いきや、加齢のせいなのか、全然治りませんでした。

◇ 湿布作戦大発動!

 もちろんグルコサミンみたいな、怪しげなサプリメントの世話になどなりません。こういう時は湿布大作戦。1ヶ月くらい寝るときだけ左膝に湿布を貼ってみたのですが、冷湿布も温湿布も効かない! 今まではたいていの痛みは湿布で治ったのに。

 そこで湿布より少し高いのですが「ロキソニンテープ」なるものを使ってみたところ・・・3週間くらいで痛みが引きました。ロキソニンの効果なのか、湿布も含めて継続的に貼り続けたのが良かったのかは分かりませんが、一応ご参考までに。

 ホッと一息をついたのもつかの間、今度は右手を握った時に軽い痛みが走るようになりました。こちらも握らなければ大丈夫で、左手はまったくの無事。そして放っておいても全然治りません。

 湿布大作戦を2ヶ月ほど続けて痛みは3分の1くらいまで軽減しましたが、まだ完治しておりません。これも加齢によるガタなのでしょうか。

◇ そして私は歩き続ける

 私の健康法はウォーキング。最近はアプリを使って走行距離などを把握しており、自分の身体能力もなんとなく分かるようになってきました。ウォーキング時の私のスピードは、計算すると時速5.5kmくらいのようです。速いのか遅いのかはよく分かりません。

 先日は自宅から最短距離で約7.7km離れた某小学校まで歩いたのですが、9kmくらいまではさほど疲れを感じず楽しく歩けるものの、10kmあたりからは疲れてきて時速4.5kmくらいに落ちる、ということも分かりました(その日は12.16km歩いたと記録されています)。

 これは40歳前後の男性の体力としてどうなのか、よく分かりません。でも私がスポーツジムとかに絶対行かないのは、他人と比べたくないから。自分のペースで楽しく運動するのが一番だと思います。

 ・・・そう思ってわざわざ通行人の少ない道を選んで歩いているのに。先日は山本という誰もいないところ(失礼)を散歩していたら、東雁来に向かって車で走行していた知人にバッチリ目撃されていました。

 ちなみに散歩なのにバスやJRや地下鉄を使うのも私の得意技。自宅周辺だけ散歩しても飽きるので、遠方まで歩いて帰りに公共交通機関を使ったり、場合によってはバスで目的地に行って散歩して地下鉄で帰ったり。金はかかりますが、スポーツジムよりは安いですからね。  
Posted by ik1004 at 22:40Comments(0)自分のこと

2021年09月26日

グラウンド内も悲惨 日本ハム

 「グラウンド外の出来事」でファンが離れている日本ハムですが、グラウンド内でもファンが呆れる成績となっています。例えば本塁打数はこうなっています。

近藤 健介 8本(リーグ21位)
王  柏融 8本
矍澄〕歓痢8本
野村 佑希 4本(リーグ38位)
ロドリゲス 4本
淺間 大基 4本

 いや〜草しか生えませんねwww

 昨日(9月25日)の試合終了時点で、なんと2ケタ本塁打の選手がゼロ! チーム本塁打王がリーグ21位って(笑)

 115試合消化して8本塁打がチーム最多って、プロ野球ワーストだったりしないのでしょうか。さすがにデータは持っておりませんが。

 北海道のマスコミは忖度しまくりで甘口過ぎるので私が書きますけど、グラウンド内外がこの有様で北広島に行くのか!? ファンが一番求めるのはボールパークなんかじゃないんですけどね。  
Posted by ik1004 at 12:13Comments(0)プロ野球