2013年01月12日

Bクラスチームの展望5〜楽天編〜

 今日はパリーグ4位の楽天です。

 5月下旬から約2ヶ月間3位の座を守り、その後もCS争いには一応加わったものの、全体的に爆発力に欠け、最終的に4位のまま終わるというシーズンでした。昨オフはシブチン補強だったため、長打力不足は全く解消されるはずもなく、2ケタ本塁打の選手がゼロ。当然の結果に終わりました。

 聖澤の打撃が向上した以外、野手陣の成果は乏しかったですが、先発投手陣に改善の兆しが見えました。高卒ルーキー・釜田の7勝は誰しも想定外だったでしょう。他に美馬が規定投球回に達して8勝、左腕・塩見もローテーションの一角に食い込みました。2人とも投球内容に関して星野監督にしばしば叱責を受けましたが、十分来季に期待が持てる内容だったと思います。

 楽天のチーム成績を見て、12球団最少の本塁打(52本)は誰しも目につきます。ここを解消しない限り、長期的に安定したチームを作るのは絶対不可能です。もうひとつ目につくのが、投手起用人数が12球団最少であること。完投数が12球団2位ですから、先発陣を中心にゲームを作り、最小限の継投で勝ってきたということがデータから見えてきます。

 ただしこれは、先発陣が強力だったのではなく、救援陣にもうひとつ信頼が置けなかったというほうが大きな理由でしょう。例えば守護神・青山は球団新記録の22セーブを挙げたものの、4敗を喫しており安定感にはやや疑問符も。中継ぎ陣もラズナー・ハウザー・片山といずれも安定感にはやや欠けるところがありました。

 もうひとつの課題は捕手陣。正捕手の嶋は昨年7月に星野監督から最大級の侮辱を受けており、信頼度が不足している模様です。そうでなくてもおそらく2年後には国内FA権の取得が予想されます。嶋の後継者を準備する必要があると言えるでしょう。




 今オフの楽天は、珍しく大型補強に動きました。メジャー通算434本塁打のジョーンズ、同61本塁打のマギーをダブルで獲得したのです。これまでの楽天の自前の外国人といえば「安物買いの銭失い」状態そのものでしたので、これは期待したいですね。

 問題は、外国人がうまく日本になじめるか、ここに尽きるでしょう。メジャーで抜群の実績を残した外国人が、日本で全く使い物にならない例は数えきれません。したがって、ジョーンズ・マギーが失敗だった時の次善策を講じておく必要があります。やっぱり日本人の大砲が最低1枚は欲しいところです。

 あとは若い先発投手陣が独り立ちできれば面白そうです。彼らは6回まで好投しても7回に突如乱れるなど、特にスタミナ面での力不足を感じました。楽天に必要なのは6回を無難に2失点で抑える投手ではなく、9回を3〜4失点で完投してくれる投手です。彼らがどこまで適応できるか、こちらも楽しみです。

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